花は風と共に散る【美醜逆転】

本編

小鳥

私はミッキー君の上で体をくねらせた。
久しぶりのデートだからか、すごく動きが性急になっている。
「ガードルートさんっ、気持ち良いですか？」
「んっ…はあ…はああ…うんっ…きもちい」
ミッキー君はどうやら私を下から貫くのがお好みみたいで今は私は彼を見下ろして体の上に跨がり彼のものを秘所で呑み込んでいる。さっきからずっと動いているのにぜんぜん動きが衰えない。

「ずっとこうしたかった。…なかなか予定も合わせられないし、仕事なんて嫌だな」
すこし子供じみたことを言い出したミッキー君に私は体を倒してキスをする。
「ダメだよ。騎士の制服着てるミッキー君格好良いもの。出来たらずっと騎士でいて欲しい」
「そんなこと言ってくれるのはガードルートさんだけだ」
予備動作なくすっと私を抱えながら体を起こす。私の体を上下する動きはずちゅずちゅという音と共にずっとあるままだ。
ミッキー君、ほんと顔に似合わず筋肉すごいよね。私は他の人よりは小柄だけど私より大きくて硬い胸に顔を寄せた。熱くてきもち良い。

「はあっ僕一度いきますね」
と言って動きを早めてくる。一瞬頭が真っ白になるような快感を経てお腹の中が温かくなる。
「ふ…きもちよかった…」
「ん、ガードルートさん、まだですよ」
え、と私が顔を上げるとにっこり微笑む。
「今日はいっぱいしましょうね」

ミッキー君はそのままの体勢で抜かずに3回すると快感でぐったりした私を横たえて、正常位のまま挿入してきた。
「み…ミッキーくん…もう…だめだよ…」
「まだ時間は大丈夫ですよ。今日はいっぱいするって決めてたんです。ガードルートさんの体がもう無理って言うまでしましょうね」
にこっと笑った茶色い目はどこまでも無邪気だった。