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本編
仲直り
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私はジョッシュ隊長への挨拶もそこそこにノアさんの部屋へと連れていかれた。
「俺は別にガードルートの行動を制限したいわけじゃない」
「…その、わかってます。今のは違うんです。ノアさん」
「…でも、俺はもう6人目は我慢出来そうにない。ガードルート」
「ええっと…私の話聞いてないですよね?さっきはジョッシュ隊長に内緒話を聞いていただけで他意はありません」
私はノアさんの首元を掴んで屈んでもらうと耳元で言った。
「ガードルート?」
「こういうことです。ちょっと…そのはばかりのある話題だったので耳元近くになっただけです」
そのまま頬にキスをした。ノアさんはふうっと息をつく。ようやく落ち着いてくれたみたい。
「悪かった。つい…熱くなった」
「私も配慮が足りませんでした。ジョッシュ隊長も未婚男性ですもんね。あまり…その近づいたらいけなかったです。ごめんなさい」
「…いや、俺が悪いよ。仕事上での会話もあるし、これからは気にしないように…気を付ける」
ふふっと私は笑って屈んでくれたままの顔に近づいた。
「やきもち焼いてくれました?」
「そうだな…これがやきもちか…自分でも驚いてる」
少し顔を赤くして照れくさそうに笑うノアさん、可愛い。
「えっと、私はパメラさんの時に経験したので、わかってもらえてうれしいような複雑な気持ちです」
「なんで複雑なんだ?」
「パメラさんの時、ノアさんは悪くないのにすごくすごく嫌だったからです。だからそういう気持ちにした自分がいけないなって反省しました」
「ガードルート」
とろける蜂蜜色の目が私を熱く見つめた。
「だから、心配かけないように気を付けますね。他の恋人のことも…許してくれて本当にありがとうございます」
「…いや、何度も言うがガードルートは悪くない。勘違いして…本当に悪かった」
私は唇にちゅっとキスをすると首に手をかけて抱きしめた。
「大丈夫です。なんにも気にしなくても大丈夫です。大好きです。ノアさん」
「…ありがとう。ガードルート。それにしても、何の内緒話だったんだ?」
私はあ、と口に手を当てた。
「怒らないですか?」
「なんで俺がガードルートに怒るんだ?」
「ノアさんのことだったんです。その…あまり言われたくない二つ名があるって聞いて。ノアさんのことだからなんでも知りたくて…ごめんなさい」
「ああ、そんなことか」
ふっと蜂蜜色の目を細めた。
「そんなことなんですか?」
私は首を傾げる。ジョッシュ隊長が大げさだったんだろうか?
「紅の鬼神だろ?まあ、あまり呼ばれて嬉しい名前じゃないが」
「…えっと、ノアさんは黒髪で蜂蜜色の目をしていると思うんですけど…」
「…敵の血の色だよ。ガードルート。…俺の目のことをそんな風に思っていたんだな」
そう言うと衝撃的な二つ名を吹き飛ばすような熱いキスをくれた。
「俺は別にガードルートの行動を制限したいわけじゃない」
「…その、わかってます。今のは違うんです。ノアさん」
「…でも、俺はもう6人目は我慢出来そうにない。ガードルート」
「ええっと…私の話聞いてないですよね?さっきはジョッシュ隊長に内緒話を聞いていただけで他意はありません」
私はノアさんの首元を掴んで屈んでもらうと耳元で言った。
「ガードルート?」
「こういうことです。ちょっと…そのはばかりのある話題だったので耳元近くになっただけです」
そのまま頬にキスをした。ノアさんはふうっと息をつく。ようやく落ち着いてくれたみたい。
「悪かった。つい…熱くなった」
「私も配慮が足りませんでした。ジョッシュ隊長も未婚男性ですもんね。あまり…その近づいたらいけなかったです。ごめんなさい」
「…いや、俺が悪いよ。仕事上での会話もあるし、これからは気にしないように…気を付ける」
ふふっと私は笑って屈んでくれたままの顔に近づいた。
「やきもち焼いてくれました?」
「そうだな…これがやきもちか…自分でも驚いてる」
少し顔を赤くして照れくさそうに笑うノアさん、可愛い。
「えっと、私はパメラさんの時に経験したので、わかってもらえてうれしいような複雑な気持ちです」
「なんで複雑なんだ?」
「パメラさんの時、ノアさんは悪くないのにすごくすごく嫌だったからです。だからそういう気持ちにした自分がいけないなって反省しました」
「ガードルート」
とろける蜂蜜色の目が私を熱く見つめた。
「だから、心配かけないように気を付けますね。他の恋人のことも…許してくれて本当にありがとうございます」
「…いや、何度も言うがガードルートは悪くない。勘違いして…本当に悪かった」
私は唇にちゅっとキスをすると首に手をかけて抱きしめた。
「大丈夫です。なんにも気にしなくても大丈夫です。大好きです。ノアさん」
「…ありがとう。ガードルート。それにしても、何の内緒話だったんだ?」
私はあ、と口に手を当てた。
「怒らないですか?」
「なんで俺がガードルートに怒るんだ?」
「ノアさんのことだったんです。その…あまり言われたくない二つ名があるって聞いて。ノアさんのことだからなんでも知りたくて…ごめんなさい」
「ああ、そんなことか」
ふっと蜂蜜色の目を細めた。
「そんなことなんですか?」
私は首を傾げる。ジョッシュ隊長が大げさだったんだろうか?
「紅の鬼神だろ?まあ、あまり呼ばれて嬉しい名前じゃないが」
「…えっと、ノアさんは黒髪で蜂蜜色の目をしていると思うんですけど…」
「…敵の血の色だよ。ガードルート。…俺の目のことをそんな風に思っていたんだな」
そう言うと衝撃的な二つ名を吹き飛ばすような熱いキスをくれた。
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