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近衛 慶秋
おかず交換
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「ねぇ、市橋さん...おかず交換しない?」
「え?」
「いつも用意されたものって既製品だから手作りのものって憧れるんだよね」
お重の中身はなかなか豪勢...高級弁当って奴だよねコレ..5000円くらいするんじゃ...近衛め美味そうなもの食ってやがる、なんなんだ?こいつの家ブルジョワか?
「良いかなぁ...好きなの幾つかとって良いから、そのハンバーグと卵焼き...」
くっ...その高そうな海老とかローストビーフとか美味しそう...キラキラして見える...
「海老とかローストビーフとか何でも選んで良いよ」
とニコニコ近衛が言ってくる...くっ...
「ううっ...じゃあそれと交換で...」
高級弁当に負けた...だって海老とローストビーフ美味しそうなんだもん!食いしん坊には酷だわぁ...
お弁当箱の蓋側を皿がわりに海老とローストビーフを入れて貰い、ハンバーグと卵焼きをその空いた所へ置いてやる。
くぅ...海老もローストビーフも美味い...私の作ったハンバーグより絶対美味いのに物好きな...
と食べている姿をじっと見られてたよ!
「幸せそうにご飯食べるんだね、市橋さんは」
「うっ」
ニコニコと近衛はそんなことを言い出す。
「良いよね、しえちゃん食べる事好きだけど痩せてるし」
いや...実は全部胸に栄養がいってるだけなのだ、他が太らんのだよ。
「じゃあ僕も...卵焼き美味しいなぁ...」
交換した卵焼きを食べると恍惚とした表情を見せる...あのパウンドケーキを食べた時と同じだ。
「ねぇしえちゃん、一体何入ってるのよ?」
「ただの卵焼きだよ...」
ひよりがそんな事を言うが、確かに美味いとは思うが、プロ程じゃない至って普通の卵焼きだぞ???
次にハンバーグを食べると、更に表情が崩れとても良い笑顔を見せるのだ。
「美味しいなぁ...市橋さん」
イケメンだし蕩ける様なその目で見られりゃ通常の女子はイチコロだろう...しかし瞳の奥にある『何か』のせいでやはりざわりとするものが走る...怖い、しかし今の状況は逃げられない。
私はまるで蛇に睨まれた蛙の如く固まったままお昼が過ぎていくだけだった。
「え?」
「いつも用意されたものって既製品だから手作りのものって憧れるんだよね」
お重の中身はなかなか豪勢...高級弁当って奴だよねコレ..5000円くらいするんじゃ...近衛め美味そうなもの食ってやがる、なんなんだ?こいつの家ブルジョワか?
「良いかなぁ...好きなの幾つかとって良いから、そのハンバーグと卵焼き...」
くっ...その高そうな海老とかローストビーフとか美味しそう...キラキラして見える...
「海老とかローストビーフとか何でも選んで良いよ」
とニコニコ近衛が言ってくる...くっ...
「ううっ...じゃあそれと交換で...」
高級弁当に負けた...だって海老とローストビーフ美味しそうなんだもん!食いしん坊には酷だわぁ...
お弁当箱の蓋側を皿がわりに海老とローストビーフを入れて貰い、ハンバーグと卵焼きをその空いた所へ置いてやる。
くぅ...海老もローストビーフも美味い...私の作ったハンバーグより絶対美味いのに物好きな...
と食べている姿をじっと見られてたよ!
「幸せそうにご飯食べるんだね、市橋さんは」
「うっ」
ニコニコと近衛はそんなことを言い出す。
「良いよね、しえちゃん食べる事好きだけど痩せてるし」
いや...実は全部胸に栄養がいってるだけなのだ、他が太らんのだよ。
「じゃあ僕も...卵焼き美味しいなぁ...」
交換した卵焼きを食べると恍惚とした表情を見せる...あのパウンドケーキを食べた時と同じだ。
「ねぇしえちゃん、一体何入ってるのよ?」
「ただの卵焼きだよ...」
ひよりがそんな事を言うが、確かに美味いとは思うが、プロ程じゃない至って普通の卵焼きだぞ???
次にハンバーグを食べると、更に表情が崩れとても良い笑顔を見せるのだ。
「美味しいなぁ...市橋さん」
イケメンだし蕩ける様なその目で見られりゃ通常の女子はイチコロだろう...しかし瞳の奥にある『何か』のせいでやはりざわりとするものが走る...怖い、しかし今の状況は逃げられない。
私はまるで蛇に睨まれた蛙の如く固まったままお昼が過ぎていくだけだった。
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