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「〆雑炊でいい?うどんもあるけど」
満場一致で雑炊だった。お腹もほどよく満たされて、女性二人はもうしばらく箸を持っていない。
「兄ちゃんさー、俺あれ食べたいあれ」
「言うと思って用意してある」
「マジで。最高」
まったく似ていないので忘れていたが、そういえばこのふたりは兄弟なのだった。地黒でデカい、濃い顔のワイルドと、色白というほどでもないが黒くはない、くりっとした大きな目がきらきらしている王子様のようなほっそりした青年。似ていないと言うとよく言われると言っていた。
王子から出る「兄ちゃん」もなかなか新鮮味がある、きっと今日は彼のファンからしたら垂涎ものの会だろう。
「あれって何?」
彼とは鍋の間にすっかり打ち解けた。職業柄なのか、千紘は異様にコミュニケーション力が高い。百合もよく笑わせていた。
「来たら分かるよ。おいしいよ!」
来たらすぐに分かった。〆の雑炊は薄味で各自薬味で味を整えてということだったのだが、あきらかに量がおかしい鶏そぼろがついてきたので。
「ひゅー!俺これ大好き!」
「俺も」
正午は雑炊ではなく白ご飯をおかわりしてきてそこへ盛っている。いつの間に。というか酒を飲んでいないとはいえ三杯目ではないのか、本当によく食べるな。しかも人の後ろで器用に。
「わ、ほんとにおいしい」
「これお店でも食べられるよ」
「えっそうなんですか?じゃ今度ほんとに行きましょうよ」
「ほんと?行こう行こう、嬉しいなー」
百合はもう初めのぎこちなさがすっかり取れて、アルコールのせいもあるのかほんのり上気した頬でずっと笑みを浮かべている。そうしてリラックスしていると、上品な大人の美人という感じだ。智哉と並ぶと絵になる。
紗季の買ってきたチョコレートを食べて(そういえば、日本酒は百合が持ってきたらしい。少しだけでも飲ませてもらえばよかった)解散した。といっても紗季も百合も自宅へ帰るので、四人で揃って部屋を出ることになる。千紘は後片付けを引き受けてくれた。皿洗いをする王子か。
「紗季ちゃん近くなんだ?いいね、このあたり静かだし、広くてのんびりしてて」
「うちは狭いワンルームですけどね。百合さんはどのあたりですか?」
「私はねえ、智哉のお店の隣のマンションなの」
「あ、じゃあそこそこ距離ありますね」
車で送ってもらうからと言って、彼らは駐車場の方へ去っていった。たしかにあのヒールでは歩けまい。手を振って紗季達も歩き出す。十二月の冷えきった夜気が頬を刺して気持ちがよかった。
「楽しかったね。楽しかったし、おいしかった!」
「良かったわ」
「百合さんもいい人だったー。ライターさんかあ」
「ぐいぐい行ってたな」
「いける!と思って…ダメだったかな?」
「いやええやろ。楽しそうやったやん」
仕事上ライターやイラストレーター、フォトグラファーと話すことはあるが、個人的に知り合うのは初めてだ。小説も書くと言っていたから、仕事の幅が広い人なのだろう。教えるのは真っ赤になって拒まれたが、どんなものを書いているのだろうか。もっと仲良くなれば教えてくれるかな。
しかしきれいな人だった。顔立ちも雰囲気もクールで美人なのにリアクションがちょっとうぶで可愛くて、ふたつ上だそうだがあまり歳上という感じがしない。…ん?もしかして正午も自分に対してこんなふうに思っているのだろうか。
そこまで考えて思い出した。正午だ。繋いだ紗季の手ごとコートに突っ込んでご機嫌に隣を歩いている、しつけのなっていないこの子鹿だ。
「正午くん。…ああいうのはダメだからね」
「なんのことか分からん」
「こら!」
はぐらかす気もない雑なはぐらかし方でかわされる。
今日こそ言わねばと思っていたのに、部屋の玄関で抱きすくめられて真上から長々とキスをされて、本当はこのまま泊まっていきたいと耳朶を噛みながら囁かれて、紗季は腰砕けになった。
「…その声ずるいよ…」
「んー?」
よく聞こえませんなとでも言うような笑みを浮かべて、もう一度耳をぺろりと舐められる。
「何がずるいん」
「…っ分かっててやってるでしょ…!」
音量を落としたせいでかすれるのもまたかっこよくて、帰らないでほしくなってだめだ。まったく。まだ火曜日なのに。
「上がってええ?」
頷く以外に選択肢なんかない。いいえは今捨てた。
シャワーをと言ったが拒否された。
「紗季ちゃんの匂い、俺好きやもん」
言い返そうとしたが、紗季ちゃんは?と訊かれて言葉に詰まった。確かに正午の匂いは好きだ。安心する。
「安心か」
「だめなの?」
「だめやないけど。俺は紗季ちゃんの匂い嗅いだらエロい気持ちになる」
「…! だからすぐそういう…!」
ベッドで上にのしかかられて、キスと愛撫の合間にじゃれるように話す。さりげなく移動していった鼻先がふんふんと脇を嗅ごうとするので全力で阻止した。ぐいぐいと押された正午は抵抗なくごろんと転がって、二人向かい合うような体勢になった。
「なんで」
「…なんで…?!訊くまでもないでしょ、いいですか?ひとの嫌がることはやっちゃだめなんだよ?」
「俺は紗季ちゃんなら嫌やない」
あ、これは本気で言っている。胸元に頭を埋めて楽しそうだ。
「正午くんって、なんか、想像してたよりすごい…べったりだよね」
「かもな」
「そんなあっさり」
今もずっと、絶え間なく手が紗季の背中やお尻を撫でている。欲情が手のひらから流れ込んできそうな触り方で。足を挟めと言ってきて、ためらっていると手が太腿を持ち上げて正午の体に乗せた。ご丁寧に自分の位置を変えて、彼の腰骨あたりに上げた太腿が来るようにして。神経質ではまったくないのだが、妙に細かいときがあるのはなんなんだ。
「太腿好きすぎだし…」
「うん」
そう言いながらするすると紗季の服を脱がせ、下着だけの胸元にまた顔を埋める。うん、は可愛いからずるいと口に出しかけて、意識されるともったいないのでやめた。
「よく分かんないや…そんなにいいものだなんて思えない」
「ああそう」
「あんまり気にしなくなってきたけど、やっぱり太すぎると思うし…胸も小さすぎるし…」
もそもそ言いながら荷重をかけたくなくて浮かせた足は無言でがっちり元に戻され、しょうがねえなと言わんばかりのため息をつかれた。まともに目を合わせてきて、いつもの平然とした顔で言う。
「何がええかは俺が決める」
びっくり、というより虚を突かれて何も返せずにいると追撃が来た。
「紗季ちゃんは可愛い」
ちょっと得意そうに唇が歪められた。
「…よ…え、いや…。正午くんて…すごいね」
「普通や」
下から伸び上がってきてキスされて、何度も啄むキスがもどかしくなって正午の顎を手でとらえた。舌を入れて、それを吸われて、今度は正午の舌が入ってくる。深く唇を繋げたまま彼は身を起こして、再び紗季に覆い被さった。背の高い彼に頭からすっぽり包み込まれるようで、紗季はこうされるのがとても好きだ。
「あんま言われるのも嫌やろうけど」
顔の横に手をついて、高くから見下ろしてくる顔も好きなのだ。かっこいいとはあまり言われないと言っていたが、それでも紗季にはかっこいい。なるほど、そういうことか。
「酔っ払ってたときも可愛かったで」
「…!や、でも私かなり恥ずかしいこと言ったりしたり…」
「可愛かった言うとるやろ。それもや」
目を細めて、やから素でおればええってと続けられて、ちょっと胸がいっぱいになった。そうだった、この人はいつもそうだ。
「…酔っ払ってて、良かったかも」
そうでなければこうはならなかった。
彼は酒には注意などと野暮なことは言わずににやりと笑った。キスが落ちてきて、肩のところまで手を上げると察して正午が自分の手を重ねてくる。大きな手に縫い留められた気分で、首筋に鎖骨にキスと甘噛みを受けた。
満場一致で雑炊だった。お腹もほどよく満たされて、女性二人はもうしばらく箸を持っていない。
「兄ちゃんさー、俺あれ食べたいあれ」
「言うと思って用意してある」
「マジで。最高」
まったく似ていないので忘れていたが、そういえばこのふたりは兄弟なのだった。地黒でデカい、濃い顔のワイルドと、色白というほどでもないが黒くはない、くりっとした大きな目がきらきらしている王子様のようなほっそりした青年。似ていないと言うとよく言われると言っていた。
王子から出る「兄ちゃん」もなかなか新鮮味がある、きっと今日は彼のファンからしたら垂涎ものの会だろう。
「あれって何?」
彼とは鍋の間にすっかり打ち解けた。職業柄なのか、千紘は異様にコミュニケーション力が高い。百合もよく笑わせていた。
「来たら分かるよ。おいしいよ!」
来たらすぐに分かった。〆の雑炊は薄味で各自薬味で味を整えてということだったのだが、あきらかに量がおかしい鶏そぼろがついてきたので。
「ひゅー!俺これ大好き!」
「俺も」
正午は雑炊ではなく白ご飯をおかわりしてきてそこへ盛っている。いつの間に。というか酒を飲んでいないとはいえ三杯目ではないのか、本当によく食べるな。しかも人の後ろで器用に。
「わ、ほんとにおいしい」
「これお店でも食べられるよ」
「えっそうなんですか?じゃ今度ほんとに行きましょうよ」
「ほんと?行こう行こう、嬉しいなー」
百合はもう初めのぎこちなさがすっかり取れて、アルコールのせいもあるのかほんのり上気した頬でずっと笑みを浮かべている。そうしてリラックスしていると、上品な大人の美人という感じだ。智哉と並ぶと絵になる。
紗季の買ってきたチョコレートを食べて(そういえば、日本酒は百合が持ってきたらしい。少しだけでも飲ませてもらえばよかった)解散した。といっても紗季も百合も自宅へ帰るので、四人で揃って部屋を出ることになる。千紘は後片付けを引き受けてくれた。皿洗いをする王子か。
「紗季ちゃん近くなんだ?いいね、このあたり静かだし、広くてのんびりしてて」
「うちは狭いワンルームですけどね。百合さんはどのあたりですか?」
「私はねえ、智哉のお店の隣のマンションなの」
「あ、じゃあそこそこ距離ありますね」
車で送ってもらうからと言って、彼らは駐車場の方へ去っていった。たしかにあのヒールでは歩けまい。手を振って紗季達も歩き出す。十二月の冷えきった夜気が頬を刺して気持ちがよかった。
「楽しかったね。楽しかったし、おいしかった!」
「良かったわ」
「百合さんもいい人だったー。ライターさんかあ」
「ぐいぐい行ってたな」
「いける!と思って…ダメだったかな?」
「いやええやろ。楽しそうやったやん」
仕事上ライターやイラストレーター、フォトグラファーと話すことはあるが、個人的に知り合うのは初めてだ。小説も書くと言っていたから、仕事の幅が広い人なのだろう。教えるのは真っ赤になって拒まれたが、どんなものを書いているのだろうか。もっと仲良くなれば教えてくれるかな。
しかしきれいな人だった。顔立ちも雰囲気もクールで美人なのにリアクションがちょっとうぶで可愛くて、ふたつ上だそうだがあまり歳上という感じがしない。…ん?もしかして正午も自分に対してこんなふうに思っているのだろうか。
そこまで考えて思い出した。正午だ。繋いだ紗季の手ごとコートに突っ込んでご機嫌に隣を歩いている、しつけのなっていないこの子鹿だ。
「正午くん。…ああいうのはダメだからね」
「なんのことか分からん」
「こら!」
はぐらかす気もない雑なはぐらかし方でかわされる。
今日こそ言わねばと思っていたのに、部屋の玄関で抱きすくめられて真上から長々とキスをされて、本当はこのまま泊まっていきたいと耳朶を噛みながら囁かれて、紗季は腰砕けになった。
「…その声ずるいよ…」
「んー?」
よく聞こえませんなとでも言うような笑みを浮かべて、もう一度耳をぺろりと舐められる。
「何がずるいん」
「…っ分かっててやってるでしょ…!」
音量を落としたせいでかすれるのもまたかっこよくて、帰らないでほしくなってだめだ。まったく。まだ火曜日なのに。
「上がってええ?」
頷く以外に選択肢なんかない。いいえは今捨てた。
シャワーをと言ったが拒否された。
「紗季ちゃんの匂い、俺好きやもん」
言い返そうとしたが、紗季ちゃんは?と訊かれて言葉に詰まった。確かに正午の匂いは好きだ。安心する。
「安心か」
「だめなの?」
「だめやないけど。俺は紗季ちゃんの匂い嗅いだらエロい気持ちになる」
「…! だからすぐそういう…!」
ベッドで上にのしかかられて、キスと愛撫の合間にじゃれるように話す。さりげなく移動していった鼻先がふんふんと脇を嗅ごうとするので全力で阻止した。ぐいぐいと押された正午は抵抗なくごろんと転がって、二人向かい合うような体勢になった。
「なんで」
「…なんで…?!訊くまでもないでしょ、いいですか?ひとの嫌がることはやっちゃだめなんだよ?」
「俺は紗季ちゃんなら嫌やない」
あ、これは本気で言っている。胸元に頭を埋めて楽しそうだ。
「正午くんって、なんか、想像してたよりすごい…べったりだよね」
「かもな」
「そんなあっさり」
今もずっと、絶え間なく手が紗季の背中やお尻を撫でている。欲情が手のひらから流れ込んできそうな触り方で。足を挟めと言ってきて、ためらっていると手が太腿を持ち上げて正午の体に乗せた。ご丁寧に自分の位置を変えて、彼の腰骨あたりに上げた太腿が来るようにして。神経質ではまったくないのだが、妙に細かいときがあるのはなんなんだ。
「太腿好きすぎだし…」
「うん」
そう言いながらするすると紗季の服を脱がせ、下着だけの胸元にまた顔を埋める。うん、は可愛いからずるいと口に出しかけて、意識されるともったいないのでやめた。
「よく分かんないや…そんなにいいものだなんて思えない」
「ああそう」
「あんまり気にしなくなってきたけど、やっぱり太すぎると思うし…胸も小さすぎるし…」
もそもそ言いながら荷重をかけたくなくて浮かせた足は無言でがっちり元に戻され、しょうがねえなと言わんばかりのため息をつかれた。まともに目を合わせてきて、いつもの平然とした顔で言う。
「何がええかは俺が決める」
びっくり、というより虚を突かれて何も返せずにいると追撃が来た。
「紗季ちゃんは可愛い」
ちょっと得意そうに唇が歪められた。
「…よ…え、いや…。正午くんて…すごいね」
「普通や」
下から伸び上がってきてキスされて、何度も啄むキスがもどかしくなって正午の顎を手でとらえた。舌を入れて、それを吸われて、今度は正午の舌が入ってくる。深く唇を繋げたまま彼は身を起こして、再び紗季に覆い被さった。背の高い彼に頭からすっぽり包み込まれるようで、紗季はこうされるのがとても好きだ。
「あんま言われるのも嫌やろうけど」
顔の横に手をついて、高くから見下ろしてくる顔も好きなのだ。かっこいいとはあまり言われないと言っていたが、それでも紗季にはかっこいい。なるほど、そういうことか。
「酔っ払ってたときも可愛かったで」
「…!や、でも私かなり恥ずかしいこと言ったりしたり…」
「可愛かった言うとるやろ。それもや」
目を細めて、やから素でおればええってと続けられて、ちょっと胸がいっぱいになった。そうだった、この人はいつもそうだ。
「…酔っ払ってて、良かったかも」
そうでなければこうはならなかった。
彼は酒には注意などと野暮なことは言わずににやりと笑った。キスが落ちてきて、肩のところまで手を上げると察して正午が自分の手を重ねてくる。大きな手に縫い留められた気分で、首筋に鎖骨にキスと甘噛みを受けた。
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