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sequence:42『連休』
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「まあ、目と鼻の先に店員が居たら流石に手は出し難いわよね」
そういう枝里に愛は頷きながらこう答えた。
「そうですね。だから一人で食べることが無いわけじゃないのよ」
そうこうしているうちに食事も終わり、昼休憩になる。
ご飯は既に家庭科の授業で食べ終わっているので、涼と愛が二人で話をしていた。
勿論、聞かれにくい場所として屋上に居た。
愛は誰も来ていないことを確認しつつこう問いかける。
「ねえ、涼はここ二日で女の子として過ごしてきたわけじゃない。それってどんな感じなの?」
「そうだね。周りが女子だらけの中で男子は僕一人だけ。典型的なラノベって感じだけど」
そんな涼に、愛はこう突っ込む。
「ラノベは異世界転生がメインで学園物……ましてやロボットが出てくるようなSF物はあまり受けないわよ」
「もしそういう作品があるなら読んでみたい、って顔をしてるけど。ロボットっぽい物が出る作品ならあった」
そういう涼に、愛はこういった。
「へえ、意外と詳しいのね」
「僕は女子力高い系男子なだけで、れっきとして男の子だからね。そういうのにも興味はある」
そんな涼に、愛は頷きながらいった。
「好きだもんね、男の子ってそういうのが」
「まあ、基本的にはそうなるかな。アメリカだとそういう区分けがダメらしいけど」
そう付け加える涼に、愛は突っ込んだ。
「別にここは日本だし、そういうのは気にしない方がいいわ。というか、その知識はどこからくるのよ」
「律が伝説的なスカイアーツ乗りだから、海外のこともちょくちょく聞くんだ」
そう答えた涼に、愛は驚いたようにこういった。
「律は日本で活動していたはずよ」
「そりゃ、彼女は自衛隊と協力していたからね。でも、海外から会いに来る人が居るらしくて」
そんな涼に、愛は納得したように頷いた。
「なるほど、海外から人が来るのね」
「それに、彼女もたまには羽根を伸ばしたい時もあるからね。秋休みを利用して海外旅行してたらしいよ」
すると、愛は涼にこう聞いた。
「秋休みだけなの……?」
「それ以外の大型連休は大体僕が律の家に行って料理作ってたし、年に一度って決めてるんじゃないかな」
そう推測する涼に、愛はこう問いただす。
「ということは、正月はどうしてるの?」
「正月は東京の実家に集まる感じだね。律の家は家族が集まれるほど広くはないからね」
涼の言葉に愛は頷いた。
「格納庫が下にある影響で、それなりに庭が広いって聞いたわね」
「そうなんだよね。だから家のスペースが広く取れなかったんだ」
そういう枝里に愛は頷きながらこう答えた。
「そうですね。だから一人で食べることが無いわけじゃないのよ」
そうこうしているうちに食事も終わり、昼休憩になる。
ご飯は既に家庭科の授業で食べ終わっているので、涼と愛が二人で話をしていた。
勿論、聞かれにくい場所として屋上に居た。
愛は誰も来ていないことを確認しつつこう問いかける。
「ねえ、涼はここ二日で女の子として過ごしてきたわけじゃない。それってどんな感じなの?」
「そうだね。周りが女子だらけの中で男子は僕一人だけ。典型的なラノベって感じだけど」
そんな涼に、愛はこう突っ込む。
「ラノベは異世界転生がメインで学園物……ましてやロボットが出てくるようなSF物はあまり受けないわよ」
「もしそういう作品があるなら読んでみたい、って顔をしてるけど。ロボットっぽい物が出る作品ならあった」
そういう涼に、愛はこういった。
「へえ、意外と詳しいのね」
「僕は女子力高い系男子なだけで、れっきとして男の子だからね。そういうのにも興味はある」
そんな涼に、愛は頷きながらいった。
「好きだもんね、男の子ってそういうのが」
「まあ、基本的にはそうなるかな。アメリカだとそういう区分けがダメらしいけど」
そう付け加える涼に、愛は突っ込んだ。
「別にここは日本だし、そういうのは気にしない方がいいわ。というか、その知識はどこからくるのよ」
「律が伝説的なスカイアーツ乗りだから、海外のこともちょくちょく聞くんだ」
そう答えた涼に、愛は驚いたようにこういった。
「律は日本で活動していたはずよ」
「そりゃ、彼女は自衛隊と協力していたからね。でも、海外から会いに来る人が居るらしくて」
そんな涼に、愛は納得したように頷いた。
「なるほど、海外から人が来るのね」
「それに、彼女もたまには羽根を伸ばしたい時もあるからね。秋休みを利用して海外旅行してたらしいよ」
すると、愛は涼にこう聞いた。
「秋休みだけなの……?」
「それ以外の大型連休は大体僕が律の家に行って料理作ってたし、年に一度って決めてるんじゃないかな」
そう推測する涼に、愛はこう問いただす。
「ということは、正月はどうしてるの?」
「正月は東京の実家に集まる感じだね。律の家は家族が集まれるほど広くはないからね」
涼の言葉に愛は頷いた。
「格納庫が下にある影響で、それなりに庭が広いって聞いたわね」
「そうなんだよね。だから家のスペースが広く取れなかったんだ」
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