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40話目 バトルロワイアル② 接敵
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「洞窟ないんじゃないの?これ。」
丘を下り始めて2時間ほどが経過した。
別に私たちは砂漠に行きたいわけではないので西側に向かって下る。
2時間歩いたが私たちは一度も戦いをしていない。
別にプレイヤーに会っていないわけではない。
結構な数のプレイヤーとすれ違っているし、今もどこかで戦いをしている音が聞こえる。
しかし、私たちは戦いたくて歩いているわけではない。
逆に今戦うのは危険だという判断をとっている。
だから無視。
洞窟を探しながらプレイヤーにも目を光らせ、先に自分たちが相手を確認する。
そしてあらかじめ持ってきておいた迷彩柄のマントを羽織ることで隠れてもばれにくい。
そうして避けてきた。
まあ、さすがにずっと隠れるのは厳しい。
ということで、今私たちは接敵しています。
「さあ、お嬢ちゃんたち。あなたたちは2人かな?」
いま向かい合っている相手はおじさん3人組。
人数では圧倒的にこっちが不利だ。
「嬢ちゃんたちほかのお仲間は?もう死んじゃったのかな??」
「ユウヒ、相手の言葉をあまり聞かないほうがいいよ。」
「わかってる。」
私たちは相手に聞こえない程度の声でコミュニケーションをとる。
相手の煽りや喧嘩に乗るというのは戦場においてあまりいいことではない。
相手に流れをつかまれてはだめなのだ。
「俺たちはね?すでにいろいろなパーティーを倒してきたんだ。多分君たちはそのマントで姿を隠しながら2時間生き延びたんだろう。でもそんなに戦場は甘くないんだよ!!」
なんだ偉そうに。
そんなことわかってるわ。
でもこういう言葉はメアリーにも言われたが気にしてはいけない。
基本的にこういうのは時間稼ぎが多い。
……、ほら。やっぱり。
「右後ろの特に大きな木の一つ左。枝の上。」
「了解。」
再び小さな声で今度は私がメアリーに声をかける。
パシュッっと短い音とともに矢が私たちをめがけて飛んでくる。
それをメアリーは右手でつかみ、握りつぶす。
このイベントのパーティー最大人数は4人。
前情報として、ほかのチームの状況をサイトで確認できる。
それを見る限りほとんどのチームが4人で、3人で組んでいるチームなんてほとんどいなかった。
ということは3人出てきた時点でもう1人が隠れていると考えるのが普通だ。
だからひたすらに周りを警戒していた。
「時間稼ぎたかったの?」
「っ!?」
多分ほかのパーティーにも同じことをやっていたのだろう。
ごっつい男3人衆が前に出て目を引く。
その間に1人が場所をとって後ろから弓矢で攻撃。
そしてパーティーはどこから飛んできたのかわからない攻撃で混乱。
その間に残りの3人で倒す。
よくあるパターンだ。
でもそんなものにやられるほど私は弱くはないと思うし、メアリーもいろいろなゲームでそこらへんは経験しているだろう。
「多分ほかのパーティーには通じたんだろうけど、私たちにそんなものは通じないよ。」
私はさっと双剣を引き抜く。
メアリーも背中に背負った大剣を引き抜いて戦闘の構えを見せる。
それを見たおじさん4人衆も多少の構えを見せる。
しかし、多分まだ私たちを侮っているのだろう。
へらへらしている。
「近くに別のパーティーがいるかもしれないからさっさと終わらせるよ。」
「了解。」
私はまず後ろのほうにいる弓使いを投げナイフで牽制する。
基本的に隠れながら遠距離で攻撃するプレイヤーは1発打つたびに場所を変える。
それは今戦っている相手も例外ではない。
だから左後ろのほうに場所を移したのだ。
しかし、私はしっかりそれを追っていた。
"お前の居場所はわかっているからな。"という意味を込めて短剣を飛ばしたのだ。
飛ばした短剣の行先を相手が追っている間にメアリーは自慢の脚力を使って一気に相手のほうへ飛びよる。
大剣使いの動きではないだろう。
まるで片手剣を持っているかのような動きで相手を翻弄する。
負けじと私も前に行きたいがおとなしく私は後ろの弓使いの相手をする。
全体が見れるプレイヤーがいるというのは極めて強い。
戦局を見極めてそこに正しく援護の射撃を行う。
これをされると行動の幅が狭まるし、後ろからいつ攻撃が来るのかわからないので警戒をそっちにも咲かないといけない。
だから私は前方の3人をメアリーに任せてサクッと後ろを対応するのだ。
これはあらかじめ決めていた手の1つであるので言葉を発することなく行動に移した。
私はそこまで脚力が強いわけではないので普通にスキルを使って相手のほうへ行く。
弓使いも私と似たようなスキルを持っているのだろう。
木の枝と枝をぴょんぴょんと飛び回っている。
結構鬱陶しい。
しかし、空中ジャンプはどうやら使えないようだったので私のほうが素早く移動できる。
接近戦まで持ち込めればこっちのもんだ。
私は相手の目の前まで行き、弓を蹴り飛ばして相手から攻撃手段を奪う。
相手はそれを受けて隠し持っていたナイフを取り出して私の足に突き刺そうとする。
それを何とか右手の短剣で受け止めた私は左手の短剣を刺しやすいように持ち替え、突き刺した。
私は右利きだったので左だと多少威力は落ちてしまうが、それに関しては練習をしてきた。
問題なくその短剣は首元に突き刺さり、相手はそのまま地面に倒れこむように落下した。
多分倒せたと思うのだが、念のため地面に倒れている相手の首をサクッと刎ねた。
メアリーのほうはどうだろう。
このパターンはこの前ユウヒと打ち合わせた。
ほかにも何とかパターンを決めて打ち合わせをしたのだけど、今の場合は私が前方でユウヒが後方。
パターンAかな?別にそういう名前は決めてないから今決めたけど。
とりあえず大剣を引き抜いて一気に相手のほうまで近づく。
大剣のいいところは1発1発に力を籠められるところだし、刃渡りが長いのでまとめて攻撃もできる。
しかも牽制もしやすい。
だから私は大剣が大好きだ。
大剣を握りしめている間は私も一人の立派な剣士だ。
このゲームでは鍛冶師としてのほうがメインだけど大剣だっておろそかにはしていない。
足に力を入れて思いっきり踏ん張る。
私は多分キャラメイクミスったと思う。
小さくて軽い体で大剣を振るうと体が持っていかれるのだ。
だからできるだけ軽い素材で新しく大剣を作った。
軽いと攻撃力が落ちちゃうのでものすごい軽いふうにはできないけど、一般的に売っているものよりは軽い。
それでも体は持っていかれる。
だから私はひたすらに足を鍛えたのだ。
腰を落とし、低い姿勢を取ったら大剣を大きく振るう。
私はいきなり首を狙わない。
腕を狙う。
腕を先に落として武器を使えないようにするのが私の戦い方。
別のゲームでそれをやっていた時に趣味が悪いだとか大剣使いの戦い方ではないといわれたが、戦いに正しい戦い方などあるのだろうか。
私はこれが正しいし、一番強いと本気で思って行動しているのだ。
勝手に縛り付けないでほしい。
(多分一気に3人は無理そうだ。距離がある。)
そう考えたので私は一番手前の斧を持ったモヒカン男に目をつける。
斧を握っている腕を刎ね、大剣を軽く持ち直したら頭から縦に大剣を振り下ろす。
「まず1人!」
邪魔にならないように倒した相手を遠くへ蹴飛ばす。
残りの2人は私から見てほぼ一直線に並んでいる。
なので大剣の握り方を変え、地面を強くけったら突き刺すように攻撃する。
私の体の軽さのせいであまり力は乗らないけれど、強く地面を蹴ったことによりすごいスピードで突っ込んでくる大剣を防げるはずもなく、大剣はそのまま2人の胸を突き刺した。
「はい、終わり。」
「メアリーなかなかごつい戦い方するね。」
「え?ちょっと!見てたなら手伝ってくれてもいいんじゃないの!?」
「見たか今の戦い方?」
「見た。俺メアリーちゃんって知らなかったんだけどあの動きは大剣使いじゃないだろ。」
「ユウヒちゃんもやばいけどメアリーちゃんもなかなかだよな。」
その言葉に映像を見ていたイベント参加者でないプレイヤーたちは大きくうなずいた。
第2回目イベント開始からまだ3時間も経過していない。
このイベントはいったいどのような展開を迎えるのだろうか……。
丘を下り始めて2時間ほどが経過した。
別に私たちは砂漠に行きたいわけではないので西側に向かって下る。
2時間歩いたが私たちは一度も戦いをしていない。
別にプレイヤーに会っていないわけではない。
結構な数のプレイヤーとすれ違っているし、今もどこかで戦いをしている音が聞こえる。
しかし、私たちは戦いたくて歩いているわけではない。
逆に今戦うのは危険だという判断をとっている。
だから無視。
洞窟を探しながらプレイヤーにも目を光らせ、先に自分たちが相手を確認する。
そしてあらかじめ持ってきておいた迷彩柄のマントを羽織ることで隠れてもばれにくい。
そうして避けてきた。
まあ、さすがにずっと隠れるのは厳しい。
ということで、今私たちは接敵しています。
「さあ、お嬢ちゃんたち。あなたたちは2人かな?」
いま向かい合っている相手はおじさん3人組。
人数では圧倒的にこっちが不利だ。
「嬢ちゃんたちほかのお仲間は?もう死んじゃったのかな??」
「ユウヒ、相手の言葉をあまり聞かないほうがいいよ。」
「わかってる。」
私たちは相手に聞こえない程度の声でコミュニケーションをとる。
相手の煽りや喧嘩に乗るというのは戦場においてあまりいいことではない。
相手に流れをつかまれてはだめなのだ。
「俺たちはね?すでにいろいろなパーティーを倒してきたんだ。多分君たちはそのマントで姿を隠しながら2時間生き延びたんだろう。でもそんなに戦場は甘くないんだよ!!」
なんだ偉そうに。
そんなことわかってるわ。
でもこういう言葉はメアリーにも言われたが気にしてはいけない。
基本的にこういうのは時間稼ぎが多い。
……、ほら。やっぱり。
「右後ろの特に大きな木の一つ左。枝の上。」
「了解。」
再び小さな声で今度は私がメアリーに声をかける。
パシュッっと短い音とともに矢が私たちをめがけて飛んでくる。
それをメアリーは右手でつかみ、握りつぶす。
このイベントのパーティー最大人数は4人。
前情報として、ほかのチームの状況をサイトで確認できる。
それを見る限りほとんどのチームが4人で、3人で組んでいるチームなんてほとんどいなかった。
ということは3人出てきた時点でもう1人が隠れていると考えるのが普通だ。
だからひたすらに周りを警戒していた。
「時間稼ぎたかったの?」
「っ!?」
多分ほかのパーティーにも同じことをやっていたのだろう。
ごっつい男3人衆が前に出て目を引く。
その間に1人が場所をとって後ろから弓矢で攻撃。
そしてパーティーはどこから飛んできたのかわからない攻撃で混乱。
その間に残りの3人で倒す。
よくあるパターンだ。
でもそんなものにやられるほど私は弱くはないと思うし、メアリーもいろいろなゲームでそこらへんは経験しているだろう。
「多分ほかのパーティーには通じたんだろうけど、私たちにそんなものは通じないよ。」
私はさっと双剣を引き抜く。
メアリーも背中に背負った大剣を引き抜いて戦闘の構えを見せる。
それを見たおじさん4人衆も多少の構えを見せる。
しかし、多分まだ私たちを侮っているのだろう。
へらへらしている。
「近くに別のパーティーがいるかもしれないからさっさと終わらせるよ。」
「了解。」
私はまず後ろのほうにいる弓使いを投げナイフで牽制する。
基本的に隠れながら遠距離で攻撃するプレイヤーは1発打つたびに場所を変える。
それは今戦っている相手も例外ではない。
だから左後ろのほうに場所を移したのだ。
しかし、私はしっかりそれを追っていた。
"お前の居場所はわかっているからな。"という意味を込めて短剣を飛ばしたのだ。
飛ばした短剣の行先を相手が追っている間にメアリーは自慢の脚力を使って一気に相手のほうへ飛びよる。
大剣使いの動きではないだろう。
まるで片手剣を持っているかのような動きで相手を翻弄する。
負けじと私も前に行きたいがおとなしく私は後ろの弓使いの相手をする。
全体が見れるプレイヤーがいるというのは極めて強い。
戦局を見極めてそこに正しく援護の射撃を行う。
これをされると行動の幅が狭まるし、後ろからいつ攻撃が来るのかわからないので警戒をそっちにも咲かないといけない。
だから私は前方の3人をメアリーに任せてサクッと後ろを対応するのだ。
これはあらかじめ決めていた手の1つであるので言葉を発することなく行動に移した。
私はそこまで脚力が強いわけではないので普通にスキルを使って相手のほうへ行く。
弓使いも私と似たようなスキルを持っているのだろう。
木の枝と枝をぴょんぴょんと飛び回っている。
結構鬱陶しい。
しかし、空中ジャンプはどうやら使えないようだったので私のほうが素早く移動できる。
接近戦まで持ち込めればこっちのもんだ。
私は相手の目の前まで行き、弓を蹴り飛ばして相手から攻撃手段を奪う。
相手はそれを受けて隠し持っていたナイフを取り出して私の足に突き刺そうとする。
それを何とか右手の短剣で受け止めた私は左手の短剣を刺しやすいように持ち替え、突き刺した。
私は右利きだったので左だと多少威力は落ちてしまうが、それに関しては練習をしてきた。
問題なくその短剣は首元に突き刺さり、相手はそのまま地面に倒れこむように落下した。
多分倒せたと思うのだが、念のため地面に倒れている相手の首をサクッと刎ねた。
メアリーのほうはどうだろう。
このパターンはこの前ユウヒと打ち合わせた。
ほかにも何とかパターンを決めて打ち合わせをしたのだけど、今の場合は私が前方でユウヒが後方。
パターンAかな?別にそういう名前は決めてないから今決めたけど。
とりあえず大剣を引き抜いて一気に相手のほうまで近づく。
大剣のいいところは1発1発に力を籠められるところだし、刃渡りが長いのでまとめて攻撃もできる。
しかも牽制もしやすい。
だから私は大剣が大好きだ。
大剣を握りしめている間は私も一人の立派な剣士だ。
このゲームでは鍛冶師としてのほうがメインだけど大剣だっておろそかにはしていない。
足に力を入れて思いっきり踏ん張る。
私は多分キャラメイクミスったと思う。
小さくて軽い体で大剣を振るうと体が持っていかれるのだ。
だからできるだけ軽い素材で新しく大剣を作った。
軽いと攻撃力が落ちちゃうのでものすごい軽いふうにはできないけど、一般的に売っているものよりは軽い。
それでも体は持っていかれる。
だから私はひたすらに足を鍛えたのだ。
腰を落とし、低い姿勢を取ったら大剣を大きく振るう。
私はいきなり首を狙わない。
腕を狙う。
腕を先に落として武器を使えないようにするのが私の戦い方。
別のゲームでそれをやっていた時に趣味が悪いだとか大剣使いの戦い方ではないといわれたが、戦いに正しい戦い方などあるのだろうか。
私はこれが正しいし、一番強いと本気で思って行動しているのだ。
勝手に縛り付けないでほしい。
(多分一気に3人は無理そうだ。距離がある。)
そう考えたので私は一番手前の斧を持ったモヒカン男に目をつける。
斧を握っている腕を刎ね、大剣を軽く持ち直したら頭から縦に大剣を振り下ろす。
「まず1人!」
邪魔にならないように倒した相手を遠くへ蹴飛ばす。
残りの2人は私から見てほぼ一直線に並んでいる。
なので大剣の握り方を変え、地面を強くけったら突き刺すように攻撃する。
私の体の軽さのせいであまり力は乗らないけれど、強く地面を蹴ったことによりすごいスピードで突っ込んでくる大剣を防げるはずもなく、大剣はそのまま2人の胸を突き刺した。
「はい、終わり。」
「メアリーなかなかごつい戦い方するね。」
「え?ちょっと!見てたなら手伝ってくれてもいいんじゃないの!?」
「見たか今の戦い方?」
「見た。俺メアリーちゃんって知らなかったんだけどあの動きは大剣使いじゃないだろ。」
「ユウヒちゃんもやばいけどメアリーちゃんもなかなかだよな。」
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