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アイドルの宿命なのかもしれないな、、、、これも、トホホ
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「客、多くね?朔」
「まぁ、女性陣達の宣伝効果もあったんじゃない?と言うか女性陣が張り切るに張り切ってるから」
「なぁ、朔ヤバい、今外見て来たけどまだお客さん居る」
「純は顔を青ざめないでよ。多分あと10分ぐらいしたら収まるから」
2日目開始で既に10人以上のお客様を相手にしている。まぁその分売り上げも良いんだけどね。因みに預かった服はちゃんと空き教室に保管しているのでご安心を。
「因みにだけどさ、既に3人女子軍ダウンしてるんだけど」
「マジ?それはヤバいわ。まぁ、一人一人のメイクなんて疲れるに決まっているわな」
まぁ、そのあとは俺の予想通り客足も落ち着き、昼前には数人程度に収まった。
休憩をしながら、次のお客様達を見ようと廊下を出ると、
「ヤッホ~、朔ちゃん」
「朔、こんにちは」
「朔~、会いたかったよ~」
「朔君、ヤッホ」
「!、楓斗さん、秋人さん、夏人さん、それに、氷織!」
4人が居て、俺はビックリして目を見開く。確かに来るとは思ってたけど一緒に来るとは、流石に予想はしてなかった。
「朔ちゃん赤ずきんちゃんなの?!可愛い!超似合ってる!」
「人があんまり居ない時間に来たけど、丁度朔が居たのは良かった」
「そうなんだ、楓斗さんありがとう。似合ってるでしょ」
「そ、それは朔が年長さんの時にやった最初期中の最初期の女装!まさかまた見れるとは、、、、眼福」
「ごめんね、朔君。氷織、寝不足ハイだから、、コスプレ屋なんだっけ、俺達も良い?」
「良いけど、、、、女装するの??」
「俺は全然良いよ~デカい男が女装したって違和感無くすぐらいには技術力あるでしょ、朔ちゃん」
「まぁ、出来るけど、、、、とりあえず、みんな椅子に座って服持って来るから」
「はーい」
「分かった」
「了解」
「分かったよ」
何て会話をしてから俺は4人に合う服を撮りに行く。すると、いきなり首根っこを掴まれて引っ張られる。
グイッ
「朔!何あのイケメン!知り合い!!?」
「グエッ、司、アレはフユさんの兄弟。あと1人は普通に見た事あるでしょ、テレビで」
「司、朔苦しそうだから離せ パシッ にしてはマジでイケメンだな」
「千尋、痛い!」
「千尋、助かった。玲央~、糸~、とりあえず、手伝え」
「「りょうかーい」」
「俺も手伝うよ。それに1人は、、、、小倉楓先生なんでしょ」
「、、、、何で千尋それ知ってんの???」
「、、、、村瀬先生に朔達を救ったお礼として教えてくれた!」
「あの人、、、、もう」
「俺も手伝う!、(千尋って大人の男が好みなのかな、、)」
「ありがとう、お願いね司(焦んなくても良いのに、、、、)」
それから俺は主に秋人さんと楓斗さんを、玲央には氷織、糸には夏人さんにメイクなどをして貰った。
骨格などを隠す為の服などを選び、髪も輪郭を隠したりするのに使う。
そして完成したのは、、、、
「「「「「美人、」」」」」
「兄さん達超可愛いよ、、、、!美人、美女だよ!」パシャパシャパシャ パシャパシャパシャ
「まさか、自分がこんなに可愛い格好が出来るなんて、思わなかった」
「楓斗兄様、恥ずかしくないのかな。俺結構恥ずかしい、、、、氷織は?」
「夏人君、俺一応アイドルだから、、慣れるからしょうがないよ」
「今日の終わりまで貸し出し出来るからね。汚しちゃったら半額のクリーニング代貰うけど、お願いね」
「今日の為に色んなメイク方法を身に付けといて良かったわ、マジ」
「玲央、本当に頑張ってたもんね。僕も頑張ったから楽しかったけど」
「俺、良い経験が出来た、、、、マジ最高」
「千尋はそれしか言わないじゃん、、、、!って、そろそろ俺と千尋休憩じゃん」
「本当だ、確か純もだよね」
「YES!、、今から恋人の所行って来まーす」
「「「「「委員長にぶっ飛ばされれば良いのに」」」」」
「何で!!?!?」
何て揶揄ってから、次の出店に行こうとする楓斗さん達を見送る俺。
「じゃあ、変にナンパとかされない様にね」
「「「「される訳ないでしょ/だろ」」」」
「朔ちゃん、今日は来て良かった。朔ちゃんがクラスメイトのみんなと仲良くしてる所見ると、、、、小説を書くのが捗るなぁ」
「そう言われるのは嬉しいけど、、」
「朔、、、、やっぱり好きな人の可愛い姿を見ると嬉しくなるな。だが、少しは2人っきりになりたいとも思うんだがな」スリッ
「///// そうだね、、秋人さん」
「!秋人君!俺だって朔と2人っきりになりたいんだよ。それなのに、それなのに仕事があるんだから、、、、チッ」
「仕事があるのは良い事じゃん」
「兄様達も氷織もしょうがないなぁ笑、、、朔君と一緒に居れる時間があるのは嬉しいけど、たまには2人っきりも良いね」
「夏人さんまで、、まぁ、ちゃんと考えます」
そう言って、4人を見送ってから、ひと休憩していると、またまた身内の客の気配を感じる。
「さっちゃん!」
「夜月、、、、!それに、玲子さんに、麻央君、柚輝君と椿輝君も」
「来たよ~」
「、、、、5人で??」
「それがね、母さんは仕事、雅陽叔母さんは同窓会、雅之叔父さんも仕事でさ」
「私達は丁度時間があったから、来させて貰ったんだよね」
「俺は柚輝君と椿輝君に連れて来られて」
「無理矢理みたいに言うなよ、麻央。今日は子供と離れてリフレッシュしようぜ」
「そうそう、確か此処はコスプレ屋、女装とか男装出来るんでしょ?」
「うん、出来るけど、やるつもり??」
「さっちゃんの可愛さを見たら、断れないよ、俺」
まさかの兄姉の伴侶側が来るとは思わなかったけど、ちょっと嬉しいなと思いながら中に入れる。
「とりあえず柚輝君と椿輝君は糸で良いよね?、麻央君と玲子さんは他のクラスメイトで良い?」
「糸かぁ、全然良いよ。可愛く仕上げて欲しいな」
「絶対、俺と柚輝は美人系に仕上がるだろうな、、なぁ、糸」
「それは僕の技術力だから、期待しないでよね!お2人とも!」
「全然良いよ、朔君。寧ろ、朔君にやると、少し照れちゃうかもしれないし、私」
「分かるよ、玲子さん。朔君だと結構恥ずかしいしね、本当」
「良かった。じゃあ、、修~、柊月~お願い~」
「分かった~!!」
「了解したよ~!」
「で、さっちゃん、さっちゃんは俺だよね???」
「、夜月は玲央ね」
「何で!!?さっちゃん酷い!!鬼!!」
「おい、それ俺に失礼だろ、夜月」
「夜月、良いじゃん。朔は恥ずかしがってるんだって」
「そうそう、恥ずかしいから出来ないんだって解釈しなよ」
「私達と同じ様な感じなのよ。歳の近い子をするのが照れる年頃なのよ」
「そうだよ、夜月君。そう思っていた方が良いよ」
「みんな、、、、そうだよね!そうだって解釈するよ、、、、玲央、お願い」
「なんか、嫌々認められた感じで嫌だけど、了解」
「なんか、俺も変に恥ずかしがってやってないって立場になってるのは癪だけど、まぁ良いや」
俺はそう言って、その場から立ち去る。お客様達の客足がどうなっているのかも気になって、廊下を出る。
「美味っ、このアメリカンドッグ、美味くない?千尋」
「確かにそうだけど、3年生本格的なのやってるな、マジ」
「ねぇ、本当に居るのかな、末っ子組達」
「居るでしょ、女装だったけどあの顔は完全に末っ子組だったし!」
「ヤバいよね、中々学校が判明しなかったけど、此処だとは」
「写っているのに気付いてるの、私達以外にも居るから早めに行こう」
「、、、、なぁ、千尋、今の会話って、まさか」
「あぁ、そのまさか、かもしれない、司」
「ヤバいじゃん!今すぐ連絡じゃん!」
「分かってる!」
「うーん、昼が終わってるし、そろそろ良いとは思うんだけどなぁ~」
何て呟いていると、いきなり電話がかかってきた。
プルルルルッ プルルルルッ
「誰だ?、、って、千尋か」
ピッ
「もしもs 『朔、今すぐその場から逃げろ!』うるさっ、、、って、ハァ?」
「どう言う事?」
『今、そっちに朔達のファンが向かってる!多分SNSに投稿された写真に朔達が写ってたのをファンが気付いたっぽい!それに俺と司の目視でも後6人程度そっち向かってる!』
「、、、、マジ!?ヤバっ」
『マジヤバいの!とりあえず、変に騒ぎにならない様に1番写真に顔写ってた朔は逃げろ。俺達で玲央と糸の方守るから』
「分かった、頼んだ!」
電話を切り、一旦周りを見ようと廊下を見渡す。俺達のファンって事は外部の人間、、多分結構分かりやすい格好してるはず、、、、
右の方から丁度曲がって来た2人組の女性を発見、、、鞄に俺達のグッズのキーホルダーを発見し、すぐに俺はその場から立ち去る。
「とりあえず、教室に居る三都弥と柊月に連絡しておくか」
階段を降りながら俺はL○NEで2人に玲央と糸を頼んだ、と連絡する。
2人はすぐに「了解」、「任せて」と返信をしてくれた。
俺は安心して、人に会わない所を考える。
「にしても彼方此方に俺達のファンらしき人達が多い」
明らかにグッズを付けている人達を目視で確認出来てしまう為か下手に動けない。
「うーん、どうしよ、ぅ!ングッ」
悩んでいる俺の口元を覆って俺の何処かに引っ張る誰か。俺はまさかファン!?と思ったが、口を開放されて、後ろを見ると、、、、
「!、フユさん!?」
「シーッ」
「何で、」
「学校に向かっている途中で、黒崎、、いや、千尋に事情を聞いたんだよ」
「そう言うことか」
「とりあえず、誰にも見つからない所、朔羅は知っているか?」
「ぇ~、急に言われてもなぁ、、、、ぁ、体育用具室、なら見つからないかも、あそこあんまり人来ないし」
「よし、行くぞ」
「おう」
そうして俺はフユさんと一緒に靴に履き替えて外に出る。
体育館裏の体育用具室に向かう。
ガラッ
「此処なら、大丈夫だと思うけど、、、、千尋達からの連絡が来るまでは待っとくか」
「そうだな」
見つからない様に、扉を閉めると上の窓以外からの光しかなく、薄暗い。
「、、、、朔羅」
「?、何?フユさん」
「いや、改めて見るが、似合っているな、その格好」
「そう?まぁ、俺女装の技術もプロ級なんで!」
「何故ドヤ顔だ、、、、まぁ、やはりこの状況は、去年の事を思い出すな」
「去年?、、、、、、、、!、イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ、ヤらねーからな!今俺追われる身!」
フユさんの言っている事が理解して俺はすぐにフユさんから距離を離してそう言う。
ヤられたらたまったもんじゃない!!
「嫌なのか、朔は」
「いや、普通に汚れるし、そのまま戻らないじゃん」
「そこは安心しろ」
「アンタはただ俺とそう言う事したい、だけだろ」
「、、、、俺ただお前を愛したいだけ、なんだかな」
「!/////////、、、、なんだよ、それ」
「良いだろ、朔羅」チュッ
あぁ、本当に俺はこの男には引っ掻き回されているなぁ。
「ひッ、、ぁッ、、んぅッ」
「赤ずきんを犯している俺は、さながらオオカミだな」
「ふあッ、、、あぅッ、、んッ」
「顔がナカもトロトロ、だな」
「ぁッ、、、ひぅッ、、、ぁあッ」
「可愛い可愛い赤ずきんは、俺に食べられれば良いんだ」ガブッ
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
また今年もヤられました。抵抗なんて無意味なんだと理解した。
「朔、良かった無事で、、でもなんか少し疲労感ある?」
「ぁー、うん、まぁね」
「ファン達終わる直前の直前まで粘ってたから、僕ちょっと怖かった」
「アイドルに対する執着って此処までなんだと思ったと同時に、朔達が凄いと思ったよ」
「そうだぞ!三都弥、今後とも俺らを敬え!!」
「何で玲央が偉そうなんだよ」
「と言うか、楓斗さん達も協力してくれたんだって?ありがとう」
「良いの!良いの!愛しの朔ちゃん守れたんだから!」
「ファンが居るのは良い事だがいざこうなるのは大変だな」
「俺の場合は夏人君の護衛付きで何も出来なかったんだけどね」
「女装しててもトップアイドルだし、守らないと、、、、で、冬人兄様はいつまで笑ってるのさ」
「いや、クッ、、お前達の女装をまさか観れるとは思わなくてな笑」
「、、、、フユさんもやる?」
「やらない(真顔)」
「まぁでも、とりあえずは成功したんだし、良かったよね」
「そうだな!売り上げも良いらしいし、楽しかったし!」
「俺は委員長からの視線に耐えられなくて、ちょっと怖かったけど」
「良い加減治せよ、それ」
「修、無理だと思うけどな、俺は」
2年前までは絶対に無理だと思えたこの光景、好きな人と、沢山の友人と文化祭を楽しむ、そんな事が叶えられている。そう実感するとキューと胸が熱くなる。
「まぁ、女性陣達の宣伝効果もあったんじゃない?と言うか女性陣が張り切るに張り切ってるから」
「なぁ、朔ヤバい、今外見て来たけどまだお客さん居る」
「純は顔を青ざめないでよ。多分あと10分ぐらいしたら収まるから」
2日目開始で既に10人以上のお客様を相手にしている。まぁその分売り上げも良いんだけどね。因みに預かった服はちゃんと空き教室に保管しているのでご安心を。
「因みにだけどさ、既に3人女子軍ダウンしてるんだけど」
「マジ?それはヤバいわ。まぁ、一人一人のメイクなんて疲れるに決まっているわな」
まぁ、そのあとは俺の予想通り客足も落ち着き、昼前には数人程度に収まった。
休憩をしながら、次のお客様達を見ようと廊下を出ると、
「ヤッホ~、朔ちゃん」
「朔、こんにちは」
「朔~、会いたかったよ~」
「朔君、ヤッホ」
「!、楓斗さん、秋人さん、夏人さん、それに、氷織!」
4人が居て、俺はビックリして目を見開く。確かに来るとは思ってたけど一緒に来るとは、流石に予想はしてなかった。
「朔ちゃん赤ずきんちゃんなの?!可愛い!超似合ってる!」
「人があんまり居ない時間に来たけど、丁度朔が居たのは良かった」
「そうなんだ、楓斗さんありがとう。似合ってるでしょ」
「そ、それは朔が年長さんの時にやった最初期中の最初期の女装!まさかまた見れるとは、、、、眼福」
「ごめんね、朔君。氷織、寝不足ハイだから、、コスプレ屋なんだっけ、俺達も良い?」
「良いけど、、、、女装するの??」
「俺は全然良いよ~デカい男が女装したって違和感無くすぐらいには技術力あるでしょ、朔ちゃん」
「まぁ、出来るけど、、、、とりあえず、みんな椅子に座って服持って来るから」
「はーい」
「分かった」
「了解」
「分かったよ」
何て会話をしてから俺は4人に合う服を撮りに行く。すると、いきなり首根っこを掴まれて引っ張られる。
グイッ
「朔!何あのイケメン!知り合い!!?」
「グエッ、司、アレはフユさんの兄弟。あと1人は普通に見た事あるでしょ、テレビで」
「司、朔苦しそうだから離せ パシッ にしてはマジでイケメンだな」
「千尋、痛い!」
「千尋、助かった。玲央~、糸~、とりあえず、手伝え」
「「りょうかーい」」
「俺も手伝うよ。それに1人は、、、、小倉楓先生なんでしょ」
「、、、、何で千尋それ知ってんの???」
「、、、、村瀬先生に朔達を救ったお礼として教えてくれた!」
「あの人、、、、もう」
「俺も手伝う!、(千尋って大人の男が好みなのかな、、)」
「ありがとう、お願いね司(焦んなくても良いのに、、、、)」
それから俺は主に秋人さんと楓斗さんを、玲央には氷織、糸には夏人さんにメイクなどをして貰った。
骨格などを隠す為の服などを選び、髪も輪郭を隠したりするのに使う。
そして完成したのは、、、、
「「「「「美人、」」」」」
「兄さん達超可愛いよ、、、、!美人、美女だよ!」パシャパシャパシャ パシャパシャパシャ
「まさか、自分がこんなに可愛い格好が出来るなんて、思わなかった」
「楓斗兄様、恥ずかしくないのかな。俺結構恥ずかしい、、、、氷織は?」
「夏人君、俺一応アイドルだから、、慣れるからしょうがないよ」
「今日の終わりまで貸し出し出来るからね。汚しちゃったら半額のクリーニング代貰うけど、お願いね」
「今日の為に色んなメイク方法を身に付けといて良かったわ、マジ」
「玲央、本当に頑張ってたもんね。僕も頑張ったから楽しかったけど」
「俺、良い経験が出来た、、、、マジ最高」
「千尋はそれしか言わないじゃん、、、、!って、そろそろ俺と千尋休憩じゃん」
「本当だ、確か純もだよね」
「YES!、、今から恋人の所行って来まーす」
「「「「「委員長にぶっ飛ばされれば良いのに」」」」」
「何で!!?!?」
何て揶揄ってから、次の出店に行こうとする楓斗さん達を見送る俺。
「じゃあ、変にナンパとかされない様にね」
「「「「される訳ないでしょ/だろ」」」」
「朔ちゃん、今日は来て良かった。朔ちゃんがクラスメイトのみんなと仲良くしてる所見ると、、、、小説を書くのが捗るなぁ」
「そう言われるのは嬉しいけど、、」
「朔、、、、やっぱり好きな人の可愛い姿を見ると嬉しくなるな。だが、少しは2人っきりになりたいとも思うんだがな」スリッ
「///// そうだね、、秋人さん」
「!秋人君!俺だって朔と2人っきりになりたいんだよ。それなのに、それなのに仕事があるんだから、、、、チッ」
「仕事があるのは良い事じゃん」
「兄様達も氷織もしょうがないなぁ笑、、、朔君と一緒に居れる時間があるのは嬉しいけど、たまには2人っきりも良いね」
「夏人さんまで、、まぁ、ちゃんと考えます」
そう言って、4人を見送ってから、ひと休憩していると、またまた身内の客の気配を感じる。
「さっちゃん!」
「夜月、、、、!それに、玲子さんに、麻央君、柚輝君と椿輝君も」
「来たよ~」
「、、、、5人で??」
「それがね、母さんは仕事、雅陽叔母さんは同窓会、雅之叔父さんも仕事でさ」
「私達は丁度時間があったから、来させて貰ったんだよね」
「俺は柚輝君と椿輝君に連れて来られて」
「無理矢理みたいに言うなよ、麻央。今日は子供と離れてリフレッシュしようぜ」
「そうそう、確か此処はコスプレ屋、女装とか男装出来るんでしょ?」
「うん、出来るけど、やるつもり??」
「さっちゃんの可愛さを見たら、断れないよ、俺」
まさかの兄姉の伴侶側が来るとは思わなかったけど、ちょっと嬉しいなと思いながら中に入れる。
「とりあえず柚輝君と椿輝君は糸で良いよね?、麻央君と玲子さんは他のクラスメイトで良い?」
「糸かぁ、全然良いよ。可愛く仕上げて欲しいな」
「絶対、俺と柚輝は美人系に仕上がるだろうな、、なぁ、糸」
「それは僕の技術力だから、期待しないでよね!お2人とも!」
「全然良いよ、朔君。寧ろ、朔君にやると、少し照れちゃうかもしれないし、私」
「分かるよ、玲子さん。朔君だと結構恥ずかしいしね、本当」
「良かった。じゃあ、、修~、柊月~お願い~」
「分かった~!!」
「了解したよ~!」
「で、さっちゃん、さっちゃんは俺だよね???」
「、夜月は玲央ね」
「何で!!?さっちゃん酷い!!鬼!!」
「おい、それ俺に失礼だろ、夜月」
「夜月、良いじゃん。朔は恥ずかしがってるんだって」
「そうそう、恥ずかしいから出来ないんだって解釈しなよ」
「私達と同じ様な感じなのよ。歳の近い子をするのが照れる年頃なのよ」
「そうだよ、夜月君。そう思っていた方が良いよ」
「みんな、、、、そうだよね!そうだって解釈するよ、、、、玲央、お願い」
「なんか、嫌々認められた感じで嫌だけど、了解」
「なんか、俺も変に恥ずかしがってやってないって立場になってるのは癪だけど、まぁ良いや」
俺はそう言って、その場から立ち去る。お客様達の客足がどうなっているのかも気になって、廊下を出る。
「美味っ、このアメリカンドッグ、美味くない?千尋」
「確かにそうだけど、3年生本格的なのやってるな、マジ」
「ねぇ、本当に居るのかな、末っ子組達」
「居るでしょ、女装だったけどあの顔は完全に末っ子組だったし!」
「ヤバいよね、中々学校が判明しなかったけど、此処だとは」
「写っているのに気付いてるの、私達以外にも居るから早めに行こう」
「、、、、なぁ、千尋、今の会話って、まさか」
「あぁ、そのまさか、かもしれない、司」
「ヤバいじゃん!今すぐ連絡じゃん!」
「分かってる!」
「うーん、昼が終わってるし、そろそろ良いとは思うんだけどなぁ~」
何て呟いていると、いきなり電話がかかってきた。
プルルルルッ プルルルルッ
「誰だ?、、って、千尋か」
ピッ
「もしもs 『朔、今すぐその場から逃げろ!』うるさっ、、、って、ハァ?」
「どう言う事?」
『今、そっちに朔達のファンが向かってる!多分SNSに投稿された写真に朔達が写ってたのをファンが気付いたっぽい!それに俺と司の目視でも後6人程度そっち向かってる!』
「、、、、マジ!?ヤバっ」
『マジヤバいの!とりあえず、変に騒ぎにならない様に1番写真に顔写ってた朔は逃げろ。俺達で玲央と糸の方守るから』
「分かった、頼んだ!」
電話を切り、一旦周りを見ようと廊下を見渡す。俺達のファンって事は外部の人間、、多分結構分かりやすい格好してるはず、、、、
右の方から丁度曲がって来た2人組の女性を発見、、、鞄に俺達のグッズのキーホルダーを発見し、すぐに俺はその場から立ち去る。
「とりあえず、教室に居る三都弥と柊月に連絡しておくか」
階段を降りながら俺はL○NEで2人に玲央と糸を頼んだ、と連絡する。
2人はすぐに「了解」、「任せて」と返信をしてくれた。
俺は安心して、人に会わない所を考える。
「にしても彼方此方に俺達のファンらしき人達が多い」
明らかにグッズを付けている人達を目視で確認出来てしまう為か下手に動けない。
「うーん、どうしよ、ぅ!ングッ」
悩んでいる俺の口元を覆って俺の何処かに引っ張る誰か。俺はまさかファン!?と思ったが、口を開放されて、後ろを見ると、、、、
「!、フユさん!?」
「シーッ」
「何で、」
「学校に向かっている途中で、黒崎、、いや、千尋に事情を聞いたんだよ」
「そう言うことか」
「とりあえず、誰にも見つからない所、朔羅は知っているか?」
「ぇ~、急に言われてもなぁ、、、、ぁ、体育用具室、なら見つからないかも、あそこあんまり人来ないし」
「よし、行くぞ」
「おう」
そうして俺はフユさんと一緒に靴に履き替えて外に出る。
体育館裏の体育用具室に向かう。
ガラッ
「此処なら、大丈夫だと思うけど、、、、千尋達からの連絡が来るまでは待っとくか」
「そうだな」
見つからない様に、扉を閉めると上の窓以外からの光しかなく、薄暗い。
「、、、、朔羅」
「?、何?フユさん」
「いや、改めて見るが、似合っているな、その格好」
「そう?まぁ、俺女装の技術もプロ級なんで!」
「何故ドヤ顔だ、、、、まぁ、やはりこの状況は、去年の事を思い出すな」
「去年?、、、、、、、、!、イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ、ヤらねーからな!今俺追われる身!」
フユさんの言っている事が理解して俺はすぐにフユさんから距離を離してそう言う。
ヤられたらたまったもんじゃない!!
「嫌なのか、朔は」
「いや、普通に汚れるし、そのまま戻らないじゃん」
「そこは安心しろ」
「アンタはただ俺とそう言う事したい、だけだろ」
「、、、、俺ただお前を愛したいだけ、なんだかな」
「!/////////、、、、なんだよ、それ」
「良いだろ、朔羅」チュッ
あぁ、本当に俺はこの男には引っ掻き回されているなぁ。
「ひッ、、ぁッ、、んぅッ」
「赤ずきんを犯している俺は、さながらオオカミだな」
「ふあッ、、、あぅッ、、んッ」
「顔がナカもトロトロ、だな」
「ぁッ、、、ひぅッ、、、ぁあッ」
「可愛い可愛い赤ずきんは、俺に食べられれば良いんだ」ガブッ
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
また今年もヤられました。抵抗なんて無意味なんだと理解した。
「朔、良かった無事で、、でもなんか少し疲労感ある?」
「ぁー、うん、まぁね」
「ファン達終わる直前の直前まで粘ってたから、僕ちょっと怖かった」
「アイドルに対する執着って此処までなんだと思ったと同時に、朔達が凄いと思ったよ」
「そうだぞ!三都弥、今後とも俺らを敬え!!」
「何で玲央が偉そうなんだよ」
「と言うか、楓斗さん達も協力してくれたんだって?ありがとう」
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「いや、クッ、、お前達の女装をまさか観れるとは思わなくてな笑」
「、、、、フユさんもやる?」
「やらない(真顔)」
「まぁでも、とりあえずは成功したんだし、良かったよね」
「そうだな!売り上げも良いらしいし、楽しかったし!」
「俺は委員長からの視線に耐えられなくて、ちょっと怖かったけど」
「良い加減治せよ、それ」
「修、無理だと思うけどな、俺は」
2年前までは絶対に無理だと思えたこの光景、好きな人と、沢山の友人と文化祭を楽しむ、そんな事が叶えられている。そう実感するとキューと胸が熱くなる。
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※重複投稿
全十話完結済み
奇跡に祝福を
善奈美
BL
家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。
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