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やっぱり、この人の思考回路だけは理解出来ん所がある
しおりを挟む背後から聞こえた声に俺は悪感と背筋に感じる狙われている視線を感じて、嫌な予感を感じながら後ろを振り向くとそこには案の定、、、、
「久しぶりだね、朔ちゃん」
「、、ふ、楓斗さん、、、、!」
「そうだよ~、楓斗だぞっ♪」
「何で此処に!!?」
「たまたまこっちに用事があってさ~、、朔ちゃんは誰かとお出かけ?」
「ぇ、ぁ、まぁ、はい」
「そっかぁ、ここで会えるなんて運命かなぁ~」
「あはは、、、多分違うと思います」
気まずい。この前の半監禁事件からあんまり日は経ってないし、フユさん自身がまだ警戒してるから此処で戻って来たらまた修羅場になりそうと思う。
つうか、この人は気まずいとか思わねーのかな??て言うかなんで俺の事ちゃん付け???
と思っていると、急に真剣な表情になって俺の顔を見る楓斗さん。
ぇ?何?急に表情変えないで貰えます!?緩急激しくて怖いんですけど!!!!!!
「朔ちゃん、あのさこの前の事ちゃんと謝らせて、、」
「ぇ、、、」
「寝ている間に君に足枷付けて一方的に気持ちぶつけて監禁宣言して、、君の気持ちを考えませずに軽率で最低な行為をして本当にすみませんでした」
「!、、、」
「それに結果として君に朔ちゃんに怪我までさせて、、、、こんな俺嫌いになったよね。嫌いにならない訳がない。本当に大人の男に迫られるとか怖い以外の何者でもないし、、嫌いになっても構わないし」
真剣でだけど辛そうな表情をして俺に言った楓斗さん。まさかの謝罪で俺は驚いたと同時になんか嫌って思った。
謝罪は普通だけど、嫌いになったよね、何て言葉言って欲しくないって思ってしまう。何その言い慣れて当たり前だと思ってるんだろう。俺がそう思ってるって思われてるのかな??、、、、何かヤダな。
俺は少し考えてから口を開く。少し声のトーンを低くする。
「ッ、、、、確かに監禁された事とかはビックリはしました。でも、、、、俺に気持ちを伝えてくれたのは嬉しかったです。俺の事を好きなんだって分かったし、、監禁する程俺が好きなんだって言う変な好意の確かめ方だったけど、、伝えてくれた事自体は嬉しい以外ないです。素直に誰かに気持ちを伝えられる事は本当に嬉しいし素敵な事だから」
「あと嫌いには、、、なってないです。確かにビックリしたけど、あの1回の出来事だけで嫌いになんてなりません。もっと貴方の事を知りたいって思いましたし、、、、付き合う付き合わない以前に気軽に話せる関係になりたいなって思います」
「あと、、嫌いになるならないは俺が決めます。気持ちの行き先がちょっと過激だっただけですもん。誰だってなる可能性はある。それにちゃんと反省してるんですし、、嫌いにはなりません」
「!、朔ちゃん、、本当に君は何回俺を好きにさせるのさ(泣)」
楓斗さんはそう言って俺の肩に手を置こうとした瞬間、楓斗さんの手首を掴む誰かの手が現れた。
一瞬で現れた!?ぇ!?何!?色々怖ッ!!
俺と楓斗さんはそちらに視線をすぐに向けるとそこには、、、、
「ハァ、ハァ、ハァ、、楓斗、朔羅に触んな」
「「フユさん/兄さん!」」
息を切らしたフユさんだった。力強く楓斗さんの手首を掴んでいた。俺と楓斗さんは驚きながら呼ぶ。フユさん全速力出来たな。流石と言うか何処から聞こえてたのかにもよるけど、、恐怖と言うか、、、、うん
「お前何で此処に居んだ」
「いやぁ、ちょっとこっちで用事がさ。まさかさくちゃんのおでかけ相手兄さんだったとは好都合だわ」
「何が好都合だ?まさかまた奪略発言か?聞く訳がないだろ」
「それもあるけど今兄さんにも言いたい事があるんだよ、寧ろ兄さんが主役の話」
「フユさんが主役の話??(俺にも用事があるかどうフユさんにもあるって事か?)」
「そう、!、、、、兄さん、俺兄さんの事好きだからさ、俺と付き合って?いや俺と結婚しよ?」
「「、、、、、、、、は?」」
楓斗さんの言葉に俺とフユさんは唖然となって開いた口が塞がらない状態になってしまう。笑顔でそれも嘘偽りない様な顔で言っている。
ぇ?ん?どー言う事?楓斗さん俺の事もう興味ないの?ぇ??ん???どう言う事!!?
俺はフユさんと楓斗さんの顔を行き来する様に見る。
「何冗談を、、お前は朔羅の事が」
「勿論、朔ちゃんの事も大好きだよ?それと同じぐらい兄さんの事も大好きって事!」
「、、、、それって兄としてではなく??(まぁでも既に答え決まってるのか)」
「うん、そうだよ~。うーん、簡単に説明すると、、朔ちゃんに向けてる感情は【結婚したい・番いたい・俺のモノにしたい・抱きたい】で、兄さんに向けてる感情は【結婚したい・怒られたい・俺のモノにしたい・抱きたい】って感情だからなぁぁ」
「ヒュッ、、そ、それ1つ以外同じ感情じゃねーか!!(思考回路がヤバいぞ!この男!)」
「そうだよ。兄さんに怒られて気付いたんだよね、俺。兄さんに怒られた時凄い快感を、、、それでさ俺兄さんの事が好きなんだぁって兄さんを自分のモノにしたいって思ってさぁ。朔ちゃんに何かをすれば兄さんは俺を怒る。だから、、兄さん俺と付き合って俺を怒ってよ~♡」
最後に語尾に♡が付いてた気がした。
と言うか何変な性癖に目覚めてるんだ??兄弟に拗らせてるとそう考えるのが普通なのか???俺は理解出来ない。と言うかフユさんはこれ聞いてどう思うんだ?
俺はそう思いながら隣に居るフユさんを見ると、、、、何を言われているのか理解し難い顔をしていた。分かるよ、フユさん、、、、
「、、、、冗談だろ?」
「んもぉ、冗談じゃないって!、、俺の本気見せるから、、朔ちゃんちょっとこっち来て」
「ぇ?、ぁ、はい」
俺はそう言って楓斗さんに近づいた瞬間、手を俺の腰に置いてグイッと近づけたと思ったら、、、、
チュッ
楓斗さんの唇が俺の唇に当たった。、、、、?俺と楓斗さんの唇同士が???それってキス?
、、、、、、、、キス!!?!?
気付いた楓斗さんは離れていて俺は目を大きく見開いたまま唖然とする。
俺が一歩後ろに退がった瞬間、楓斗さんの肩を力強く掴むフユさんの姿が視界に入った。フユさんの顔は怒っていて俺は少しビクッとなってしまう。
ガシッ
「おい、何してんだ」
「アハッ♡、兄さん怒った?♡、怒った?♡」
「当たり前だろう。目の前で恋人キスされて怒らない訳がないだろうが」
「ヤバぁッ♡、兄さんのマジギレマジ高ぶるッ♡」
「お前良い加減にしろよ」
「兄さんこそ♡、ちゃぁ~んと危機管理しなきゃダメだぞッ♡」 ガシッ
チュッ
突然フユさんの頭を掴んだかと思ったらそれを引き寄せてキスをした楓斗さん。
フユさんは驚いて目を見開いて俺もその様子を驚いて目を見開く。
何やってんの!!?俺にキスしたと思ったらフユさんにもしてる!!?!?
それになんか大量の♡の語尾が聞こえて来たし、何かヤバい。鳥肌立ってる。
「、、、、兄さん♡と朔ちゃん♡、はーやく俺のモンになってよ♡」
「楽しく気持ち良く、、、、愛してッ♡、抱いてッ♡、あげるからッ♡」
「「ゾワッッ」」
この時ばかりは俺とフユさんは同じ感情を抱いたと思う。その目はマジで欲望を孕んでいていつも俺を抱くフユさんの目をしていた。
いやでもフユさんよりかは何か悪感を感じるのだけど、、、、、、、、!、別にフユさんの目がヤバくないって庇ってる訳じゃねーからな!!あの人は俺の事が好きだって思ってくれてる目だし、、、、!!
「じゃ、またね~♡」
「、、、、フユさん、何か濃かったね、、って」
「、、、、、」
「唖然としてる。フユさんのこんな表情初めて見た」
「、、朔羅、手繋いでくれるか?」
「、、しょうがないな。クレープ食べてからね。食べたら車に戻ろうな」
「あぁ、、、、」
こりゃあ相当驚いてんな。まぁ、短期間で仕事の相棒、義理の弟から好意を向けられてたらどんな感情をすれば良いか分かんねーよな。その気持ちは分かる、一度に色んな感情が頭ん中で行き来すんだよな、、うん。
そんな事を思っていたらフユさんが少し小さい声でだけどはっきりと俺に声を問いかけて来た。
「朔羅、1つ聞いて良いか?」
「ん?何?何でも聞いて良いけど」
「、、、、いつも俺にいきなりキスされる時嫌じゃなかったか?」
「!、、、、、、、、嫌じゃねーよ。いきなりされんのはビックリはするけど、相手はフユさんだし、、嫌じゃない」
「、、、、本当か?」
「本当だわ。つうか、、、、恋人にキスされて嫌な時なんてないだろ、普通」
「!、、、、そうか、良かった」
俺の言葉に深く安堵した様な表情をしたフユさん。フユさんはさっき楓斗さんにキスをされた時どう思ったんだろう、どんな感情が芽生えたんだろう。だけど俺は感じる事も聞く事も出来ずそっとする事しか出来なかった。
俺はそう思いながらフユさんと一緒にクレープを食べる。
だけどちゃんと受け答えは出来ているから大丈夫かな。
・
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・
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・
・
・
「ただいま~」
「ただいま」
「「、、、、、、、、」」
気まずい!!
楓斗さんとの出来事があってからフユさんは心此処に在らずって感じで夜ご飯をぼーっとしてた。まぁ血は繋がってなくても兄弟に急にキスされて、こ、恋人である俺もキスされたら精神的にも参るのかな。いや、参るか。
まぁそれにフユさんの今の気持ちを分かりやすく言うと、、、、
血の繋がらない義理の弟は元々真似っ子な事にはあまり興味ない→自分の物を取ろうとしたりする事が多くなった→それから成人してまさかの恋人である俺事朔羅を好きになった→フユさん怒る→朔羅を連れ去られて半監禁される→その怒りを楓斗さんにぶつける→それが楓斗さんを目覚めさせる→そして今日告白される、Gaul+10年来の相棒にも好意を向けられている
「、、、、、、、、濃過ぎる短期間で味わって良いものじゃねー (ボソッ 」
俺はそう呟きながらソファに座るフユさんの隣に座ってピトッと肩をくっつける。
「、、、、フユさん、大丈夫?」
「、、、、、、、、朔羅、」
「?、なn 」 チュッ
フユさんの顔を覗いた瞬間、キスをされた。それも舌も入れられて、深く甘くそして濃いキスをされた。頭がぼーっとして抵抗出来なくてさっき楓斗さんにされたキスを上書きするかの様に長く口付けを続ける。
「プハッ、、、フユしゃん、満足しt 」
ギュッー
「まだ」
「、、、フユさん」
「何も言うな、このまま、、、」
「、、、、」
いきなり抱きしめたかと思ったら俺の首元に顔を埋めらフユさん。その力は強くてそれでいて何処か寂しそうで、いつものフユさんじゃないって思えて、、、、俺は今日はフユさんの願いを受け入れようかなと思った。
まだ頭の整理が出来てねーのかな。まぁ、しょうがねーよな。
俺はそう思いながらフユさんの頭をポンポンしてから撫でる。
「んッ、、、はぅッ、、、ひゃッ」
「朔羅、、朔羅、、、好きだ、好きだ」
「俺もッ、、好き、だよッ、、、ふぁッ、、ぁッ」
「朔羅、、、愛してる」
「あ゛ぅッ、、、んッ、、ひあッ」
「朔羅、、、離さないからな、絶対」
「、、、、ひゃあッ」
その日は手酷く抱かれた。いつも優しいけど今日は少し俺の声が枯れるぐらい俺を抱いた。だけどその行為に何も言わなかった。だって、、気持ち良かったし、、、、、、、、、、す、好きな相手のわがままはちゃんと全部聞いてあげるのも恋人の役目って何処かの本で読んだしね。
いや、メンバーだったっけ?まぁ、良いや。俺が辛い時に側に居てくれたのはフユさんだったからな。これぐらいなんて事ない。
「ただいま~」
「おかえり、朔羅」
次の日にはフユさんの様子は元に戻っていた。それなりに頭の整理が出来たんだと思う。
「、、、、またアイツからL○NEが来てんな。ハァ、今度会ったら腹パンでもするか」
「いきなり物騒な話すんなよ!?話し合いしろ!大人だろ!」
「ウザいんだからしょうがないだろ。俺の精神力に影響する」
「、、、、多分これにフユさんの精神力に何ら影響しないと思うよ。フユさんはポジティブな事には影響しないって俺分かってるし」
「どー言う事だ?」
「分かんなくて良いんじゃない。これは」
俺はそう言いながら、ポッキーを食べようと冷蔵庫から出してフユさんの隣に座る。
と言ってもフユさんって俺の知らん間にネガティブな事考えたりしてるからある意味抜け目ないんだよなぁ。つうか何でネガティブな事考えんだろ??
するとふと、思い出したかの様にフユさんが俺に話しかけて来た。スマホの画面を俺に見える様に見せて来た。
「そう言えば朔羅、昼に玲央から[朔に例のポッキー案件やって貰いました?]と言うL○NEが来ていたんだが」
「ブフッ ゲホゲホッ ケホケホッ (アイツ1週間も待ってねーじゃねーか!!何送ってんだよ!!)」
「それでポッキー案件とは何だ??」
「き、気にしないで、フユさんに言うことでもないしする事でもないから」
俺はそう言うって徐に立ち上がってフユさんから距離を取るが何かを察したのかフユさんも俺に素早く近づく。
玲央お前俺に恨みでもあるんか!!?
そして最終的に距離を詰められて、壁ドン状態になった。逃げられない状態になってしまった。
、、、、終わった
ドンッ
「朔羅、俺にやってくれないのか?」
「やらない!絶対にやらないから!←フラグ」
「そもそもフユさんにやっても刺さるかどうか分かんないし!←フラグ」
「フユさんが喜ぶとは思えない内容だし!←フラグ」
「それに俺がやっても何の面白みもないかもよ!!←フラグ」
「それでも朔羅やってくれ、、、、な?」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦、、今日は厄災なのでしょうか?それとも玲央は俺が嫌いなんでしょうか。
俺はそう思いながらフユさんの顔面が迫り来るのに耐えれず、、、、了承してしまう。それに言わずにバレた末路を考えただけで恐ろしい、、、、!
「ッ~~~、、分かったよ、、、ただし絶対に笑ったりしないでよね」
「あぁ、分かった」
そしてこのあと無事抱かれたのは言うまでも無くお分かりいただけると思う。玲央は許さないとこの日決めた。
「キスマまた付けた!」
「可愛かったから、、朔羅が俺の咥えてたのは可愛かったぞ」
「/////// 一々言わんで良i、、って、ちょッ」
カプッ カプッ
首に近い所を噛まれて少し恥じらってしまうのとまだ敏感だから感じてしまう。
「、、、、ふッ、、、んッ」
絶対に絶対にいつかこの男を押し倒してやる!!
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