目が覚めたら連続絶頂しないと出られない部屋にいたから頑張ってみた

蘭樹

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 目を覚ましたら真っ白な部屋にいた。

 大きめのベッドにふたりで寝かされていて、俺たち以外は誰もいない。ズボンに重みを感じ、ポケットに手を入れるとスマホが入っていた。立ち上がりベッドのそばにある机に向かうと、1枚の紙と潤滑ゼリーの袋が置いてあった。

[連続絶頂しないと出られない部屋]
・ここは受けが連続絶頂しないと出られない部屋です

 …何だこの雑な説明は。かぎかっこの中で全部理解できるのにこの説明文いる?

「…悠里?」

 海斗も目を覚ましたらしい。しゅっとした輪郭に切れ長の目、ツンと高い鼻、いつ見ても綺麗な顔には惚れ惚れしてしまう。

 海斗とは高校生の時に出会い、大学生になった今は都内で同棲している。

 正直、海斗とは真剣なセックスをしたことがなかった。セックス自体は何度もしたが、あまりうまくいったことがないのだ。俺も海斗もお互いの身体を求めていたがなかなか満足できずにいた。

 どうしたら海斗が興奮してくれるのか。昨日、海斗がレポートを書いている途中に寝落ちてしまった時、こっそりパソコンの履歴を覗き見た。履歴には大量のハメ撮り系のゲイビデオがあった。それを提案してみようと思いながら眠りにつき、目を覚ましたらこの部屋にいた。

 それなら今、試してみるしかない。ポケットの中からスマホを取り出し、カメラのアプリをタップした。


「悠里、ここ…どこ?」

 海斗がぼうっとした目でこっちを見てくる。寝起きなのにこんなにかっこいい…じゃなくて。この部屋のことを説明しないと。

「おはよ。ねえこれ見て」

 机に置かれていた紙を持ってベッドに向かう。

「連続絶頂しないと出られない部屋…?」
「らしい。しかも俺が」
「お前が…?」
「…連続でイかないとだめだって」
「そうか…」

 困った顔をしている海斗に、録画画面になっているスマホを差し出した。

「何?」
「ねえ、これで撮っててよ」
「どういうこと?」
「いいから」

 そのまま無理やり海斗にスマホを握らせる。怒られるかも。でもいいや。この部屋から出たいという気持ちよりも、海斗を興奮させたい気持ちの方が強くなっている。

「撮ってて」
「何で?」
「いいから、まだ俺に触らないで、お願いだから見てて」

 向けられているスマホのレンズを見つめながら自分のズボンのチャックを下ろす。海斗が息を呑む音が聞こえたが、気にせずゆっくりと服を脱いでいった。

「ゆう…」
「見てて、ね?」

 一糸まとわぬ姿になり、潤滑ゼリーの封を開ける。ゼリーを中指にまとわせるのもわざとらしくゆっくりと。左手を後ろについて身体のバランスをとり、秘部が海斗によく見えるよう脚を開いた。息を吐きながらゆっくりと秘部にそれを埋めていく。

「ん…っあ…」
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