夫に売られていた不憫な魔導師は年下冒険者と使い魔に溺愛される

如月紫苑

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第二章 年下冒険者は俺の痛みを受け止める

※16 使い魔の契約

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「一年中発情期なのかもね」
 暫く精霊も大人しく俺に耳を掻かれていたが、伸び上がって首を舐め始める。今度は明らかに俺を感じさせる愛撫の舌使いに変わっている。鎖骨をなぞられて喘ぎ声が出る。濡れた鼻先が俺の匂いを嗅ぐように動く。
「レン体きつい?」
 少し彼の体重が俺の上に圧し掛かってくる。首を舐めるに加えて僅かに甘噛みし始める。
 
――――『も』ってなんだろう。……あぁ、でもこれはまずいのかな。精霊でも獣姦になっちゃうかな。あー……、でも、精霊の舌は凄く……ザラザラしていて、気持ちがいい。獣姦でもいいかな……

 俺は両腕をその大きな猫の頭に回して再び喘ぐ。
「クウナ」
 精霊のくぐもった声に蕩けだした意識を集中させる。
「クウナ。俺の名。呼んで」
「……クウ……ナ」
 名を口にした瞬間、精霊の体が発光する。獣の手足は長く伸び始め、人間の形となる。手足の指先は短毛の黒い毛が生えていて少しだけ指が太い獣のままだ。
「クウナ?」
 彼が上半身を持ち上げると大きな黄金の瞳の若い青年が俺を見つめ返す。髪は毛並みと同じで金色と黒のサビ模様だ。笑っている顔はほんの少し肉食獣の強さが滲んでいるのに、大きな目は可愛い。まだ少し若い体で非常にしなやかに引き締まっている。そして人間の男性器よりも先端が僅かに尖った、真っ赤で長い男性器。その先端は体液で濡れ、ぷくっと透明な雫がエロく膨らんでいく。
「……クウナは人型もイケメンなんだね」
「レン、俺を使い魔にする」
「俺と契約してくれるの?」
「した。名を教えた」

――――え、今ので俺って精霊の使い魔が出来ちゃったって事なの?

 使い魔がいる魔導師は一流だとされている。精霊の使い魔はその更に上だ。流石に自分の能力に見合っていない。
 俺は慌てて彼の肉針から視線を上げる。
「ちょっと待って、クウナ。俺は強い魔導師じゃ――――」
 クウナの口が再び俺の喉に吸い付く。獣の指先が俺の服の裾から入り込み、俺の上半身を這いまわる。乳首に触れるとその小さな突起を転がし始める。尖ってくると嬉しそうに喉を鳴らす。
 彼の手が俺のズボンを掴み、ゆっくりと引っ張り下ろされる。
「……はっ」
 期待の混じった吐息が唇から漏れる。すでに完全に反り返った俺の陰茎を見るとクウナの口元が綻び、目を細める。
「甘える、契約したから」
 彼は敏感な陰茎を掴み、物珍しそうに彼の手の中で跳ねる俺のものを眺める。頭を僅かに左に傾ける。
「人間、皆こういう形?」
 『人間は初めて』だというその意味合いの言葉を呟き、まだ興味深そうに俺の陰茎を握っては放す彼を大人しく見る。そんなセリフを囁かれると不安はないとは言い切れないが、傷付いていた小モンスターを守って保護するような心の持ち主には酷くされるとはあまり思えない。何よりも俺自身クウナの次の行動に興味がある。
 そして彼の粗い舌やその長い男性器はどんな快感を生み出すのか非常に興味がある。
「クウナは俺に触れたいの?」
「うん。レンと交尾する」
 飾らないストレートな言い方に、俺は少し笑う。欲求不満なのはクウナもかな、と思いながら目を閉じて彼の愛撫に身を任せる。
 これは利害の一致だ。リースとは違い、恩や二人の関係をさほど気にしないでもいい相手。そしてリースに見られていない今がこの悲しくなるほど溜まった性欲を発散するチャンスだ。クウナの方は何を考えているかまだよく分からないが、セックス自体は大歓迎だ。

ザラリ…… グプッ

 獣の粗い舌が優しく俺の亀頭を舐め、ゆっくりと竿を根元まで飲み込む。
「これがレンの味。覚える」
 長い舌を絡めるように巻き付け、頭を上下して俺の陰茎を口で扱く。久し振りの熱い快感に喘ぎ声が止まらない。ザラリと敏感な亀頭を舐められると自然とその気持ち良さに腰が逃げる。彼の口内がずっと俺の陰茎を扱きながら吸い付いている。横向きになって腰が引いた俺の下半身に吸い付き、彼は執拗に俺の竿を愛撫する。
 クウナの大きめの獣の手が俺の太腿を掴むと大きく持ち上げて開かされる。グポンと音がして彼の口が離れ、口を俺のお尻の割れ目に押し付ける。ザラリザラリと後ろの性器官を長い舌で舐められる。
「ん、ふっ、……あ、あっ、ん……」
 久し振りの感覚に体が歓喜するように震える。太い獣の爪先が少しだけ穴に沈み込む。その周りを舐められ、力が抜けたのを確認されながら指が少しずつ入り込んでくる。横からもう一本隙間から無理矢理滑り込んでくる。そして優しく、だが力強く俺の穴を左右へと引っ張り開けられる。
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