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第二章 肉体の誘惑
22 求めるモノと求められるモノ
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「ケイ……どこ行く?」
「星屑の衝突地。知っている?」
彼は頷き、少し私に近付いてしゃがむ。
「悪い場所。行くの、ダメ」
「うん、そうみたいだね」
私は少し微笑む。
「行かない?」
フユウに聞かれて頭を振る。
「私は……その衝突地に行かなきゃいけない理由があるの。何も説明されず利用される為だから、ある意味奴隷ね。あなたほど酷い状況じゃないけど、それでも行かないという選択肢はないわ」
「ケイも奴隷?」
私はどう答えようかと言葉を選びながら答える。
「透明な首輪が嵌められている、他人には分からない奴隷」
「あいつは、飼い主? 恋人?」
予想しなかった質問に少し苦笑する。
「恋人じゃないわ。とても優しくっていい男だけどね」
カチャ
「どうしているかと心配していたが、随分と打ち解けたな」
カレルがドアから入ってくる。フユウが裸に近い格好で私の近くにいるのを見て少し複雑な表情をする。
「おかえりなさい」
彼は無言で竜人に服を投げて渡す。気のせいか少し機嫌が悪い。
「ありがとう、カレル」
「いいさ」
「カレル、彼はフユウ。彼にも衝突地は悪い場所だからダメって言われちゃった」
「悪い場所だからな」
「でも……行かなきゃいけない」
私は少し悲しい表情で窓を見る。
――――星屑は、私にも何か影響があるのかな?
隣でフユウが裸になって着替え始める。意識してそちらを見ないようにしているとカレルが私の荷物を持ってベッドから退かしてくれる。
「朝早く出よう。この町はあまり長居しない方がいい」
彼がベッドのシーツを持ち上げて私が最初に滑り込む。
「お前はそっちな」
フユウは頷くとベッドの上に座る。
「おやすみなさい、フユウ」
「……おや……すみ」
少し言いにくそうにその単語を返す。今まであまり誰かに『おやすみ』『おはよう』は言った事ないのだろう。
「おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ、お嬢ちゃん」
カレルの腕に抱かれながら伝わってくる彼の鼓動に目を閉じる。
外ではまだガラの悪い連中が騒ぎ、叫び、物の割れる音や喧嘩の声が聞こえる。それに時折首をすくめる。
「……寝られない?」
カレルの低い声が耳元をくすぐる。
「ごめん、起こしちゃった?」
「美女を抱き締めてすぐに爆睡出来るほどスれてねぇよ」
「ふふふ、さっきので足りなかった?」
「お嬢ちゃん相手だともっとしたくなるんだよ」
彼は首を少し甘噛みする。そのまま手が私のズボンに侵入してくる。
「……ねぇ!」
「少し触るだけだ。挿れねぇから」
流石に隣のベッドを気にして小さな声で抗議するが、低い声で熱く囁かれると奥から力が抜けてくる。指先が下腹部をなぞり、徐々に足の間へと下がっていく。
――――求められている
それに物凄い安堵と、嬉しさと、興奮を覚える。
「星屑の衝突地。知っている?」
彼は頷き、少し私に近付いてしゃがむ。
「悪い場所。行くの、ダメ」
「うん、そうみたいだね」
私は少し微笑む。
「行かない?」
フユウに聞かれて頭を振る。
「私は……その衝突地に行かなきゃいけない理由があるの。何も説明されず利用される為だから、ある意味奴隷ね。あなたほど酷い状況じゃないけど、それでも行かないという選択肢はないわ」
「ケイも奴隷?」
私はどう答えようかと言葉を選びながら答える。
「透明な首輪が嵌められている、他人には分からない奴隷」
「あいつは、飼い主? 恋人?」
予想しなかった質問に少し苦笑する。
「恋人じゃないわ。とても優しくっていい男だけどね」
カチャ
「どうしているかと心配していたが、随分と打ち解けたな」
カレルがドアから入ってくる。フユウが裸に近い格好で私の近くにいるのを見て少し複雑な表情をする。
「おかえりなさい」
彼は無言で竜人に服を投げて渡す。気のせいか少し機嫌が悪い。
「ありがとう、カレル」
「いいさ」
「カレル、彼はフユウ。彼にも衝突地は悪い場所だからダメって言われちゃった」
「悪い場所だからな」
「でも……行かなきゃいけない」
私は少し悲しい表情で窓を見る。
――――星屑は、私にも何か影響があるのかな?
隣でフユウが裸になって着替え始める。意識してそちらを見ないようにしているとカレルが私の荷物を持ってベッドから退かしてくれる。
「朝早く出よう。この町はあまり長居しない方がいい」
彼がベッドのシーツを持ち上げて私が最初に滑り込む。
「お前はそっちな」
フユウは頷くとベッドの上に座る。
「おやすみなさい、フユウ」
「……おや……すみ」
少し言いにくそうにその単語を返す。今まであまり誰かに『おやすみ』『おはよう』は言った事ないのだろう。
「おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ、お嬢ちゃん」
カレルの腕に抱かれながら伝わってくる彼の鼓動に目を閉じる。
外ではまだガラの悪い連中が騒ぎ、叫び、物の割れる音や喧嘩の声が聞こえる。それに時折首をすくめる。
「……寝られない?」
カレルの低い声が耳元をくすぐる。
「ごめん、起こしちゃった?」
「美女を抱き締めてすぐに爆睡出来るほどスれてねぇよ」
「ふふふ、さっきので足りなかった?」
「お嬢ちゃん相手だともっとしたくなるんだよ」
彼は首を少し甘噛みする。そのまま手が私のズボンに侵入してくる。
「……ねぇ!」
「少し触るだけだ。挿れねぇから」
流石に隣のベッドを気にして小さな声で抗議するが、低い声で熱く囁かれると奥から力が抜けてくる。指先が下腹部をなぞり、徐々に足の間へと下がっていく。
――――求められている
それに物凄い安堵と、嬉しさと、興奮を覚える。
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