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第三章 肉体を蝕む力
※38 精霊は竜人を挑発する
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そして再び訪れた夕暮れ。
荒野の大きな岩の麓で焚き火を起こす。簡単な食べ物で空腹を満たし、横になる。
フユウは火の向こう側に座り、私を見つめている。少しでも近付けば低い唸り声がする。呼吸はずっと荒いままだ。
誰の為の唸り声だろうか。
私への警告? 自分への警告?
「……大丈夫?」
彼は素直に頭を振る。
「大丈夫、じゃない。でも……我慢する」
炎に照らされた横顔は獲物を狙う獣のものだ。
体が悲鳴を上げるほど私を欲しがっている。
だが血を流すほど触れるのを堪えている。
私の為に葛藤するその姿は残酷なまでに甘く、美しく、興奮する。
触れたい。
彼の抑え付けている熱を全て私に流し込んで欲しい。
私は苦しそうな彼をじぃっと見つめる。
彼が本気だと知っているからこそ、私も簡単にはこの距離を縮められない。
夜は始まったばかりだ。
彼がどこまで耐えられるのか、その緊張した空気に私まで呼吸が荒くなる。
目を閉じて夜の寒さに身を捧げる。
◇
初めはフユウが堪えきれず私に触れているのかと思った。
膣の中を押し広げる感覚。子宮を軽く撫で回され、体が跳ねる。
頭の中で星屑の精霊が笑う。
それに目が覚め、急いでフユウの方を見る。
炎の向こうで強烈に印象的な目が熱に濡れているかのように光っている。そして精霊に犯される私を見ている。
「……ぁあ! ……っ、……ん、っう……」
グプ ヌチュ……
あの目に見えない精霊の体が、精霊のものが、フユウの熱に感化されて熱くなっている膣内に押し入ってくる。グチュッと濡れた音が漏れ、堪えきれない甘い喘ぎ声が漏れる。
「……んっ……、っふ……ぁん、んっ」
肉襞をグリュッとえぐられて腰が跳ね上がる。
フユウはずっとそんな私を見ている。身動きをせずに、じぃっと悶え、足の間を濡らし始める醜態を見ている。
バシッ バシ バシ バシッ
彼の尻尾が彼の背後の地面を叩く。
左を、右を、左を。まるで彼の興奮とイラつきを具体化しているみたいに強く地面を叩く。
鋭い爪が地面に食い込み、土を掴む。
震える唇から低い唸り声がする。
「……あっ、ぁあっ、……っ、……あ……っふ?」
いきなり精霊の動きが止まる。それこそまだ私を一度もイかせる前に。今までなかった反応につい少し不満げな声が出てしまう。
『楽しませて貰うぞ』
精霊の声がしたと思ったらいつも子宮に居座っている感触が和らぐ。
ジャリ
すぐ隣から砂踏み付ける音がする。ゆっくりと彼の顔を見上げる。
――――あぁ、フユウ
暗闇の中、彼の目だけが異様に光っている。
荒野の大きな岩の麓で焚き火を起こす。簡単な食べ物で空腹を満たし、横になる。
フユウは火の向こう側に座り、私を見つめている。少しでも近付けば低い唸り声がする。呼吸はずっと荒いままだ。
誰の為の唸り声だろうか。
私への警告? 自分への警告?
「……大丈夫?」
彼は素直に頭を振る。
「大丈夫、じゃない。でも……我慢する」
炎に照らされた横顔は獲物を狙う獣のものだ。
体が悲鳴を上げるほど私を欲しがっている。
だが血を流すほど触れるのを堪えている。
私の為に葛藤するその姿は残酷なまでに甘く、美しく、興奮する。
触れたい。
彼の抑え付けている熱を全て私に流し込んで欲しい。
私は苦しそうな彼をじぃっと見つめる。
彼が本気だと知っているからこそ、私も簡単にはこの距離を縮められない。
夜は始まったばかりだ。
彼がどこまで耐えられるのか、その緊張した空気に私まで呼吸が荒くなる。
目を閉じて夜の寒さに身を捧げる。
◇
初めはフユウが堪えきれず私に触れているのかと思った。
膣の中を押し広げる感覚。子宮を軽く撫で回され、体が跳ねる。
頭の中で星屑の精霊が笑う。
それに目が覚め、急いでフユウの方を見る。
炎の向こうで強烈に印象的な目が熱に濡れているかのように光っている。そして精霊に犯される私を見ている。
「……ぁあ! ……っ、……ん、っう……」
グプ ヌチュ……
あの目に見えない精霊の体が、精霊のものが、フユウの熱に感化されて熱くなっている膣内に押し入ってくる。グチュッと濡れた音が漏れ、堪えきれない甘い喘ぎ声が漏れる。
「……んっ……、っふ……ぁん、んっ」
肉襞をグリュッとえぐられて腰が跳ね上がる。
フユウはずっとそんな私を見ている。身動きをせずに、じぃっと悶え、足の間を濡らし始める醜態を見ている。
バシッ バシ バシ バシッ
彼の尻尾が彼の背後の地面を叩く。
左を、右を、左を。まるで彼の興奮とイラつきを具体化しているみたいに強く地面を叩く。
鋭い爪が地面に食い込み、土を掴む。
震える唇から低い唸り声がする。
「……あっ、ぁあっ、……っ、……あ……っふ?」
いきなり精霊の動きが止まる。それこそまだ私を一度もイかせる前に。今までなかった反応につい少し不満げな声が出てしまう。
『楽しませて貰うぞ』
精霊の声がしたと思ったらいつも子宮に居座っている感触が和らぐ。
ジャリ
すぐ隣から砂踏み付ける音がする。ゆっくりと彼の顔を見上げる。
――――あぁ、フユウ
暗闇の中、彼の目だけが異様に光っている。
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