(R18G完結)美しい蟲の精霊は飲んだくれ冒険者と番いたい

如月紫苑

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第四章 蟲の番いはイキ溺れる

※29 愛のある凌辱でイキ溺れて(前半)

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    ◇
 長時間の宴と言う名の顔合わせが終わる。途中で親が一度冒険者の相手をしに抜け、再び戻って来た時には少し髪の長さが変わっていた。再生したという事だろうか。俺が無言で見ていると親は俺の方を向いて少しだけ頷く。
「心配には及ばぬ」
――――あ、やっぱり再生してきたのか。再生は早いんだな
 ロカが俺の肩を叩いて微笑む。
「そろそろ行こう」
 親の方を振り返ると親は深々と頭を下げる。
「子を宜しく、アセン」
 ロカに付いて行くと彼の寝室へと戻る。
「やっと二人きりになれたな」
「はは、本当。結構時間かかったね」
 ロカは俺の肩に腕を回して俺に寄りかかる。彼の腰を抱き寄せ、ベッドに座る。触れている部分が気持ち良い。
「お疲れ様、ロカ。これからはお前が淫階のラスボスだな。おめでとう」
「ありがとう。アセンもお疲れ様。ふふ、これからは一緒にラスボスをするんでしょう?」
「そうだな。一緒だ」
 俺は彼の首筋に顔を埋める。ロカの香りを思いっきり吸い込む。彼のとても淫靡なフェロモン。
「ロカ、また蟲姿見せてくれないか」
 彼が俺の方を見る。俺はそれに微笑む。
「言っただろ。お前の蟲姿も好きだ。……蟲姿のお前と抱き合いたい」
 彼は嬉しそうに微笑む。ずっと俺に嫌われるんじゃないかと過度に怖がっていたロカだ。一番安心するのは実際に俺の体の反応を見て貰う事だろう。
「アセンは……本当に俺を幸せにしてくれる」
「お前も俺を幸せにしてくれるよ。ロカは日に日に魅力的になっていく。上限がないみたいだ」
――――本当にどんどん格好良くなっている。このダンジョンの影響だろうか。彼の……嫁にされたがっている俺がいる
 彼は服を脱ぎながらベッドから離れる。俺はロカの体を眺める。本当に彼は綺麗だと思う。綺麗で、卑猥な体だ。
 あの骨がパキパキするような音を鳴らしながら体が肥大していく。滑りが出てくる。
「……やっぱ、蟲姿も凄く好きだ」
 ロカが嬉しそうに身を捩る。
 俺が無言で服を脱いでいくのを、彼は見ている。裸になると彼が近寄る。俺の顔に擦り寄るのを抱き締める。触手が背中に回され。もっと彼に抱き寄せられる。
「愛してる、ロカ」
 触手が出ている口に自分の肉棒を近付ける。彼のその濡れた入り口に俺の肉棒が沈み込んでいく。大量に流れ出る白い体液が竿を伝って陰嚢を濡らしていく。その濃厚な体液に触れ、体が濡れていく程に軽度の痺れが皮膚に広がっていく。
 ゆっくりとロカの顔に体を押し付け、肉棒を彼の口元に沈み込ませる。ヌチャッと濡れたぬかるみが肉棒を飲み込む。触手が周りで蠢く。腰をゆっくりと押し付けるとまた大量の体液が口から溢れて陰嚢を伝う。緩めだが人間の姿をしたロカの体内とよく似た感触がする。
「……気持ちいい……」
 無意識に出た囁きに彼が嬉しそうに震える。触手が俺のお尻をゆっくりと押して、彼の口により深く飲み込まれていく。俺の上半身に触れている彼の皮膚が震える。舌を伸ばして皮膚を舐めると彼の甘い味が舌に絡みつく。
「……はぁ」
 俺の肉棒を飲み込んだ蟲の口は緩く動いている。蠢く触手の付け根が動く度に肉棒に当たって少し擦れ回るような快感を感じる。
 体が熱い。
 彼が欲しいと体の全細胞が煩く叫んでいる。肉棒が跳ね上がる。
「ロカ……俺に、種付けして……欲しい」
 彼の動きが一瞬止まり、すぐに触手が俺の体に巻き付く。彼の口元から肉棒が抜け出る。大きな尾をまた背後に回してきて押され、俺はそこに背を委ねる。
 一本の触手が急性に俺の亀頭をヌプンと飲み込む。陰嚢を持ち上げて優しく揉み回すのとはまた別の触手がすぐに尻の方に伸びてくる。優しく、だけど彼の興奮が伝わってくるような触り方で俺の穴に触れてくる。
ヌチャァ
 何度も穴の上を擦り回る。すぐに力が抜けるようにそこが痺れてくる。
 触手内の細毛が尿道口に引っかかる。少しだけ亀頭を揉まれるようにジュボジュボと動かされると体が震えてくる。
ドプン
 ロカはいつものようにすぐに俺の精子を飲み込む。
「……ぅ、あっ」
 触手の頭が軽く滑り入っては、またすぐに出る。またゆっくりと入ってくる。何度も入り口を優しく拡げてくる。俺の考えが変わらない内に俺の体を拓こうとしている。
ヌルルルル……
「ひっ、……ぁ、あっ、……あっ」
 ゆっくりと奥の方まで入っている。頭がバカになる。何も考えられない。
――――気持ちいい……もっと
 触手が激しく俺の中を畝りながら俺の腸内を内側から広げていく。体に力が入らず手足が彼の動きに合わせて揺れる。体が痺れるような場所に当たり体が跳ねる。喘ぐのが止まらない。触手の入っている縁をもう一本でツンツンと刺激される。
 肉棒に吸い付いている触手が緩やかに亀頭まで抜けてはまた深く咥え込み。中の細かな細毛の触感が敏感な先端を揉み回す。何度目か分からない精子を吸い出される。
「かっ、はっ……っ! ぁああ!」
 少し力が抜けた瞬間。緩くなった穴にもう一本が侵入してくる。きついのに、彼が体内を蠢き回ると激しい快感で体がされるがままになる。足が引き攣り、伸ばし、突き上げられると揺れる。
ズプッ ヌチャヌチャ ズシュ
 触手が交互に穴の中を突き、少し引いては、また突き入る。彼の分泌された体液が穴から溢れ床がびしょびしょに濡れている。
 足に巻き付いていた触手が膝を離し、近付いてきて無理矢理横からきつく引き伸ばされた穴に入ろうとしてくる。
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