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第二章 ドロドロに垂れ流れる欲望
16 従順な玩具
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◇
「エン、大丈夫?」
静かに目を覚ますとレイの心配そうな声がすぐ横でする。体内の奥がずくずくとまだ脈打っていてすぐに状況を思い出す。肉棒が立ち上がりそうなのを堪える。俺は起き上がろうとするとレイが慌てて手を貸してくれる。
「……俺、生きている。狼は?」
取り敢えずこの兄弟を欺く事が出来れば問題ない。
「モンスターは逃げた。……すまん、護れなかった」
カインが心から悔しそうに眼を伏せる。
俺が無言で顔を伏せたままでいるとレイは俺が放心していると勘違いをしたのかそっと抱き締めてくれる。体はそれなりに綺麗に拭かれているのは彼がしてくれたのだろう。
体が軽くブルッと震える。奥の方がまだ濡れている。少し中途半端な抱かれ方に熱が籠る。レイの香りに鼓動が速くなる。
「体、痛むか?」
俺は無言で頭を振る。カインの足を見てみると何重にも布が巻いてある。
「君達がモンスターで怪我したのも、討伐失敗したのも初めて見た」
「……すまん。討伐を失敗していなければエンがあんなモンスターに……」
カインの暗い声に頭を振る。
「それはいい。君達でも負けるんだってびっくりしているだけだ。怪我見せて」
「私達も、たまには討伐出来ないのがいる。先程のモンスターは遠くに逃げたようだよ」
レイの声に頷きながらカインの脛の布を解く。大きく引き裂かれて痛そうだ。俺を追いかけて無理をしたのだろう、熱を持って少し変色している。
「ヒールはあまり得意じゃないんだ。だが少しは出来る」
彼の傷に手を翳し、以前一度だけ見た事ある術式を唱えながらそれっぽく演じる。抑えた魔力で傷を治していく。少しだけ軽い傷が残るようにする。
「凄い……あんなに酷かった怪我だったのに楽になったよ。エンはこんな事も出来るのか。助かるよ。ありがとうな」
カインが少し微笑んで俺の頭を撫でる。
「レイの怪我は?」
「私の事は心配しないでいい。打ち身だけで済んだし」
俺はそれに少し微笑む。
「お腹、空いた」
カインが何か簡単な物を作ってくれる。俺はレイの膝枕で横になりながら星空を無言で見上げている。
――――なんで俺は人型何だ? 人間社会に紛れ込む為? 人間を誘惑する為? 人間を――――
止まらない思考に眉毛を顰めながら色々と考えていく。モンスターである事はほぼ確定したようなものだ。それに対して一番感じるのは、『安堵』。
レイの視線が横に流れてカインの手元を見る。俺はその隙にレイとカインを盗み見る。
――――二人はまだ気付いていないが、少し警戒を強めた方がいいかもな。まだ英雄達には用がある
いつも以上に腹が空いている。
カインが作ったご飯を大量に平らげるのを見て二人はびっくりするが少し安心したような表情をする。
また二人に挟まれて横になる。なかなか寝ない隣に困るが静かにしているとやがて二人共軽く微睡んでくる。それを感じるとカインにだけスリープを掛ける。
上半身を起こし、レイを揺り起こす。カインを起こさないようにという身振り手振りで少し離れた場所までレイを誘導する。彼は無言のまま付いてくる。
――――レイは本当に従順しやすい性格だな
俺はすぐ目の前に立つ綺麗な男を見上げる。金髪が月明りで輝いている。股間に手を這わせると新葉の色の目を閉じて吐息を吐く。
「レイを精子でグジョグジョに汚したい」
彼は無言でシャツを脱ぐ。本当に綺麗な身体をしている。俺はその体に沿って手を滑らせる。ズボンの中に両手を滑り込ませて彼のお尻を強く掴む。弾力の良いお尻が掌に吸い付いてくる。割れ目に沿って指を滑らせると彼が呼吸を飲む。
「っ」
「自分で脱いで体見せてよ」
レイは俺から少し体を離すと全裸になる。肉棒が期待で下腹部にくっつく程反り立っている。顔によく合う体だ。見えるところの筋肉よりも隠れた場所の筋肉がしっかりとしている。
「横になって」
彼が潤んだ目で俺を見る。興奮してくる。本当に従順で可愛い。
「エン、大丈夫?」
静かに目を覚ますとレイの心配そうな声がすぐ横でする。体内の奥がずくずくとまだ脈打っていてすぐに状況を思い出す。肉棒が立ち上がりそうなのを堪える。俺は起き上がろうとするとレイが慌てて手を貸してくれる。
「……俺、生きている。狼は?」
取り敢えずこの兄弟を欺く事が出来れば問題ない。
「モンスターは逃げた。……すまん、護れなかった」
カインが心から悔しそうに眼を伏せる。
俺が無言で顔を伏せたままでいるとレイは俺が放心していると勘違いをしたのかそっと抱き締めてくれる。体はそれなりに綺麗に拭かれているのは彼がしてくれたのだろう。
体が軽くブルッと震える。奥の方がまだ濡れている。少し中途半端な抱かれ方に熱が籠る。レイの香りに鼓動が速くなる。
「体、痛むか?」
俺は無言で頭を振る。カインの足を見てみると何重にも布が巻いてある。
「君達がモンスターで怪我したのも、討伐失敗したのも初めて見た」
「……すまん。討伐を失敗していなければエンがあんなモンスターに……」
カインの暗い声に頭を振る。
「それはいい。君達でも負けるんだってびっくりしているだけだ。怪我見せて」
「私達も、たまには討伐出来ないのがいる。先程のモンスターは遠くに逃げたようだよ」
レイの声に頷きながらカインの脛の布を解く。大きく引き裂かれて痛そうだ。俺を追いかけて無理をしたのだろう、熱を持って少し変色している。
「ヒールはあまり得意じゃないんだ。だが少しは出来る」
彼の傷に手を翳し、以前一度だけ見た事ある術式を唱えながらそれっぽく演じる。抑えた魔力で傷を治していく。少しだけ軽い傷が残るようにする。
「凄い……あんなに酷かった怪我だったのに楽になったよ。エンはこんな事も出来るのか。助かるよ。ありがとうな」
カインが少し微笑んで俺の頭を撫でる。
「レイの怪我は?」
「私の事は心配しないでいい。打ち身だけで済んだし」
俺はそれに少し微笑む。
「お腹、空いた」
カインが何か簡単な物を作ってくれる。俺はレイの膝枕で横になりながら星空を無言で見上げている。
――――なんで俺は人型何だ? 人間社会に紛れ込む為? 人間を誘惑する為? 人間を――――
止まらない思考に眉毛を顰めながら色々と考えていく。モンスターである事はほぼ確定したようなものだ。それに対して一番感じるのは、『安堵』。
レイの視線が横に流れてカインの手元を見る。俺はその隙にレイとカインを盗み見る。
――――二人はまだ気付いていないが、少し警戒を強めた方がいいかもな。まだ英雄達には用がある
いつも以上に腹が空いている。
カインが作ったご飯を大量に平らげるのを見て二人はびっくりするが少し安心したような表情をする。
また二人に挟まれて横になる。なかなか寝ない隣に困るが静かにしているとやがて二人共軽く微睡んでくる。それを感じるとカインにだけスリープを掛ける。
上半身を起こし、レイを揺り起こす。カインを起こさないようにという身振り手振りで少し離れた場所までレイを誘導する。彼は無言のまま付いてくる。
――――レイは本当に従順しやすい性格だな
俺はすぐ目の前に立つ綺麗な男を見上げる。金髪が月明りで輝いている。股間に手を這わせると新葉の色の目を閉じて吐息を吐く。
「レイを精子でグジョグジョに汚したい」
彼は無言でシャツを脱ぐ。本当に綺麗な身体をしている。俺はその体に沿って手を滑らせる。ズボンの中に両手を滑り込ませて彼のお尻を強く掴む。弾力の良いお尻が掌に吸い付いてくる。割れ目に沿って指を滑らせると彼が呼吸を飲む。
「っ」
「自分で脱いで体見せてよ」
レイは俺から少し体を離すと全裸になる。肉棒が期待で下腹部にくっつく程反り立っている。顔によく合う体だ。見えるところの筋肉よりも隠れた場所の筋肉がしっかりとしている。
「横になって」
彼が潤んだ目で俺を見る。興奮してくる。本当に従順で可愛い。
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