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第三章 真実の刃
18 奴隷商
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◇
辺境の町に入ったのは昼過ぎだ。今日もお得意様の依頼が入っている。この依頼が終われば一度人里を離れる。王の関連者に見付かりにくい山中へと移動する事にしたのだ。
グンギはまた町と山の境目で俺達を待っている。寂しそうに俺達を見送っていたのを見て心が痛む。依頼を早く終わらせて戻ってあげたい気分だ。
ゼノはまだ自分の変化に戸惑っているのか、恥ずかしいのか、俺とはずっと目を合わせずに横を歩く。
彼のそんな様子が可愛くって優しい気持ちになっていたがすぐに周りの空気に意識が向く。
路地を通る俺達に商人や町人達の視線がいつも以上に集まる。
「なぁ、あいつ、なんか見覚えないか?」
「とっかで見た気がするが……どこだったかな」
興味の視線がねっとりと絡み付いてくるようだ。
――――マズいな。この町はやたらとゼノの外見を気にしている。何かのイベントで王子を見た事があるのか?
ゼノの肩が強張る。ひそひそとした声は追い掛けてくるが、まだ直接的な結びつきはされていない。今はまだただの『見覚えがあるかも』程度に留まっている。
「大丈夫だ。まだ誰もお前が誰かだとは気付いていない」
彼の方へと身を乗り出し、小さく耳元で囁く。ゼノは周りを気にして顔を逸らして隠す。
――――ゼノもそろそろ今後どうしたいのか決めないといけないな。あとで少し話すか?
俺はゼノの肩に腕を乗せて自分の方へと引き寄せ、そのまま歩く。人が多い町中で肩を組まれてゼノは俺を鋭く睨むが腕は外さない。
「お前は俺の恋人だ。他人にもそう分かるような振りをしろ。下手に隠れるよりいいぞ」
彼は黙って下唇を噛むが素直に俺の方へと寄せる。その恋人の距離を演じる必死さに笑いを噛み殺しながら依頼先の建物へと足を運ぶ。
ここは有名な被服問屋。真っ白で大きなこの建物は裏の顔の方で有名である。
奴隷商。
新興派と貴族派が資金と権力を流し込み、使い捨ての兵と奴隷を売買する為の窓口となっている。
本音は、ここにはゼノを連れて来たくはなかった。だが山の方でまた暗殺部隊の気配を僅かに感じたのだ。置いてくる訳にはいかなかった。
「……嫌な気分になるかもしれない。ここの依頼は裏の嫌な仕事だ。王政にも関連してくる。何も言うな。文句があるならば帰ってから全部聞く」
「……分かった」
大きく頑丈な扉の前で俺は彼に耳打ちをする。
俺は彼の肩に腕を回したまま扉を押し開ける。
中から被服の染色剤の匂い、そして体臭と汗の匂いの混じった空気が澱んでいる。
この依頼は元々は王の紹介から始まり、何年も経つ今でも続いている。今回はゼノがいるので断りたいが逆に断る事で完全に王子と俺との関係が問われてしまうのは避けたい。さくっと終わらせて町を離れるのが一番だと判断したのだ。
――――無事に終わればいいが
いつも裏庭の方で俺の仕事が行われる。
男の身長ほど高い塀が裏庭を囲っている。庭の中央には檻が三つ並び、その横には着飾った奴隷商と商人三人が護衛に守られて俺を待っている。
「いつもここまでお越しいただきありがとうがざいまし。今回はこやつらが対象となりまし。早速能力ある者の選別をお願いしまし」
何故かいつも『す』が『し』になっている奴隷商は、ふくよかな手を揉み合わせて卑しい笑みを浮かべる。それに軽く頷き護衛をちらっと見る。五人、傭兵上がりだろう。三人は腕が立つ。二人は筋肉の見せかけだ。
ゼノを真後ろに控えさせ、檻を見る。
年に数回、奴隷の選別に関わる。奴隷制度に賛成はしていないが、この業界は俺のお得意様ではある。元々王が奴隷商に借りを作ったので俺が紹介された。傀儡師は他人の隠れた潜在能力や可能性を嗅ぎ取る力を持っている。その能力で闘技場、暗殺部隊、兵、そして魔導師の才能がある奴隷を探し出す。それぞれ奴隷商、国、貴族、軍へと売られていく。それ以外の才能が見当たらない者達は普通の家や性奴隷として売られる。嫌いな業界だが、断れない。
各檻に八人ずつ、二十四人。痩せた男や体のしっかりした者達は汚い布を腰に巻き付けたのみで押し込まれている。目に鋭い光がある者もいればすでに目が死んでいる者もいる。この者達はもうすでに別の選別を経て、今は俺の前にいる。
俺が選別するのは潜在能力、その者の持っているポテンシャルのみだ。実際の働きや使える能力とは限らない。
一つ目の檻を開けられ、八人が俺の前に並ぶ。その一人一人の目を覗き込んで確認していく。
「……こいつは覚えれば弓矢が得意。足は速い、持久力は普通。腕力弱い」
横で俺の言葉一句一句記録していく奴隷商を尻目に背後の商人達の会話に耳を向ける。
「――――益々対立が激化しているらしいよ。第一王子派と中立派が血を流し合う寸前ですって」
「いや、むしろ裏では手を組んで王を引き摺り落とそうとしているって噂も聞いたぞ」
「中立派が? それが本当ならば中立派は誰を推すんだよ、あの妾?」
「だから中立派も第一王子を推すって事だろ」
「いや、中立派は第二王子だろ。色々と都合いいし」
「じゃあやっぱり最初の噂の中立派と新興派が手を組む方が正しいのかしら? でも失踪した第二皇子はまだ生死すら分かっていないのでしょう?」
「表向きはそうだけど、実際に生きていると思うか? あの正妃と第一王子がシアン王子を生かしておくわけないだろ」
「だが王都では顔確認が更に厳しくなってきたのだって、まだ第二皇子が見付かっていない証拠でしょう」
「確かにな。王子が生きていれば利用価値は壮絶だよな。どの派閥も必死になって我先に見付けようとするさ」
俺は淡々と奴隷達を選別判定しながらその会話に聞き入る。目立たないように控えているゼノも会話を気にしているのが分かる。
彼の心が流れ込んでくる。悲しみと困惑……だが以前よりも強い反抗心。そして怒り。
俺は最初の八人の選別判定を終えて素早くゼノに視線を送る。彼は俺と目を見合わせるが以前のような冷たい視線ではない。
もう完全に俺と貴族達を欺いている共犯だ。
――――もうこの泥沼の権力争いの火蓋が切られそうだ。一旦この国から出た方がいいのだが、ゼノはもしかしたら……
噂は真実と噂を織り込み、人々を翻弄する。だが真実だろうが嘘だろうが、ゼノの命を狙っているのは確実だ。
奴隷商は俺の判定に満足そうに何度も頷き、次の檻を開けるよう護衛達に手を振る。ぞろぞろと生気のない奴隷達が出てくる。
辺境の町に入ったのは昼過ぎだ。今日もお得意様の依頼が入っている。この依頼が終われば一度人里を離れる。王の関連者に見付かりにくい山中へと移動する事にしたのだ。
グンギはまた町と山の境目で俺達を待っている。寂しそうに俺達を見送っていたのを見て心が痛む。依頼を早く終わらせて戻ってあげたい気分だ。
ゼノはまだ自分の変化に戸惑っているのか、恥ずかしいのか、俺とはずっと目を合わせずに横を歩く。
彼のそんな様子が可愛くって優しい気持ちになっていたがすぐに周りの空気に意識が向く。
路地を通る俺達に商人や町人達の視線がいつも以上に集まる。
「なぁ、あいつ、なんか見覚えないか?」
「とっかで見た気がするが……どこだったかな」
興味の視線がねっとりと絡み付いてくるようだ。
――――マズいな。この町はやたらとゼノの外見を気にしている。何かのイベントで王子を見た事があるのか?
ゼノの肩が強張る。ひそひそとした声は追い掛けてくるが、まだ直接的な結びつきはされていない。今はまだただの『見覚えがあるかも』程度に留まっている。
「大丈夫だ。まだ誰もお前が誰かだとは気付いていない」
彼の方へと身を乗り出し、小さく耳元で囁く。ゼノは周りを気にして顔を逸らして隠す。
――――ゼノもそろそろ今後どうしたいのか決めないといけないな。あとで少し話すか?
俺はゼノの肩に腕を乗せて自分の方へと引き寄せ、そのまま歩く。人が多い町中で肩を組まれてゼノは俺を鋭く睨むが腕は外さない。
「お前は俺の恋人だ。他人にもそう分かるような振りをしろ。下手に隠れるよりいいぞ」
彼は黙って下唇を噛むが素直に俺の方へと寄せる。その恋人の距離を演じる必死さに笑いを噛み殺しながら依頼先の建物へと足を運ぶ。
ここは有名な被服問屋。真っ白で大きなこの建物は裏の顔の方で有名である。
奴隷商。
新興派と貴族派が資金と権力を流し込み、使い捨ての兵と奴隷を売買する為の窓口となっている。
本音は、ここにはゼノを連れて来たくはなかった。だが山の方でまた暗殺部隊の気配を僅かに感じたのだ。置いてくる訳にはいかなかった。
「……嫌な気分になるかもしれない。ここの依頼は裏の嫌な仕事だ。王政にも関連してくる。何も言うな。文句があるならば帰ってから全部聞く」
「……分かった」
大きく頑丈な扉の前で俺は彼に耳打ちをする。
俺は彼の肩に腕を回したまま扉を押し開ける。
中から被服の染色剤の匂い、そして体臭と汗の匂いの混じった空気が澱んでいる。
この依頼は元々は王の紹介から始まり、何年も経つ今でも続いている。今回はゼノがいるので断りたいが逆に断る事で完全に王子と俺との関係が問われてしまうのは避けたい。さくっと終わらせて町を離れるのが一番だと判断したのだ。
――――無事に終わればいいが
いつも裏庭の方で俺の仕事が行われる。
男の身長ほど高い塀が裏庭を囲っている。庭の中央には檻が三つ並び、その横には着飾った奴隷商と商人三人が護衛に守られて俺を待っている。
「いつもここまでお越しいただきありがとうがざいまし。今回はこやつらが対象となりまし。早速能力ある者の選別をお願いしまし」
何故かいつも『す』が『し』になっている奴隷商は、ふくよかな手を揉み合わせて卑しい笑みを浮かべる。それに軽く頷き護衛をちらっと見る。五人、傭兵上がりだろう。三人は腕が立つ。二人は筋肉の見せかけだ。
ゼノを真後ろに控えさせ、檻を見る。
年に数回、奴隷の選別に関わる。奴隷制度に賛成はしていないが、この業界は俺のお得意様ではある。元々王が奴隷商に借りを作ったので俺が紹介された。傀儡師は他人の隠れた潜在能力や可能性を嗅ぎ取る力を持っている。その能力で闘技場、暗殺部隊、兵、そして魔導師の才能がある奴隷を探し出す。それぞれ奴隷商、国、貴族、軍へと売られていく。それ以外の才能が見当たらない者達は普通の家や性奴隷として売られる。嫌いな業界だが、断れない。
各檻に八人ずつ、二十四人。痩せた男や体のしっかりした者達は汚い布を腰に巻き付けたのみで押し込まれている。目に鋭い光がある者もいればすでに目が死んでいる者もいる。この者達はもうすでに別の選別を経て、今は俺の前にいる。
俺が選別するのは潜在能力、その者の持っているポテンシャルのみだ。実際の働きや使える能力とは限らない。
一つ目の檻を開けられ、八人が俺の前に並ぶ。その一人一人の目を覗き込んで確認していく。
「……こいつは覚えれば弓矢が得意。足は速い、持久力は普通。腕力弱い」
横で俺の言葉一句一句記録していく奴隷商を尻目に背後の商人達の会話に耳を向ける。
「――――益々対立が激化しているらしいよ。第一王子派と中立派が血を流し合う寸前ですって」
「いや、むしろ裏では手を組んで王を引き摺り落とそうとしているって噂も聞いたぞ」
「中立派が? それが本当ならば中立派は誰を推すんだよ、あの妾?」
「だから中立派も第一王子を推すって事だろ」
「いや、中立派は第二王子だろ。色々と都合いいし」
「じゃあやっぱり最初の噂の中立派と新興派が手を組む方が正しいのかしら? でも失踪した第二皇子はまだ生死すら分かっていないのでしょう?」
「表向きはそうだけど、実際に生きていると思うか? あの正妃と第一王子がシアン王子を生かしておくわけないだろ」
「だが王都では顔確認が更に厳しくなってきたのだって、まだ第二皇子が見付かっていない証拠でしょう」
「確かにな。王子が生きていれば利用価値は壮絶だよな。どの派閥も必死になって我先に見付けようとするさ」
俺は淡々と奴隷達を選別判定しながらその会話に聞き入る。目立たないように控えているゼノも会話を気にしているのが分かる。
彼の心が流れ込んでくる。悲しみと困惑……だが以前よりも強い反抗心。そして怒り。
俺は最初の八人の選別判定を終えて素早くゼノに視線を送る。彼は俺と目を見合わせるが以前のような冷たい視線ではない。
もう完全に俺と貴族達を欺いている共犯だ。
――――もうこの泥沼の権力争いの火蓋が切られそうだ。一旦この国から出た方がいいのだが、ゼノはもしかしたら……
噂は真実と噂を織り込み、人々を翻弄する。だが真実だろうが嘘だろうが、ゼノの命を狙っているのは確実だ。
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