(R18完結)傀儡師(かいらいし)は闇の中で啼く肉壺を激しく愛す

如月紫苑

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第三章 真実の刃

※23 快楽の先に

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「ぁっ……、はっ……ジークっ」
「愛している、ゼノ」
 彼の硬くなった陰茎が腹部に当たる。彼の興奮が目に見えて感じられるのが、物凄く嬉しい。
 優しく乳首に甘噛みを繰り返すと彼の陰茎が嬉しそうに体液を滲ませる。
 体をまさぐって、左乳首を唇で、右唇を指先で優しく弄る。俺の舌の動きに合わせて彼の腰がもどかしそうに揺れる。執拗に弄られ、彼の小さく尖がった蕾は卑猥な赤さに色付く。

ぐにゅ ぷるんっ ぐにゅ ぷるんっ
 
 彼の尻を両手で掴み、揉み廻す。弾力のいい尻肉が俺の手で押し潰され、抵抗するように押し返す。
「ふっ……んん……ん、……はっ、ぁっ」
 俺に尻を強く揉まれ、乳首を執拗になぶられている。それに小さな喘ぎ声で気持ち良さそうに目を閉じている。跨った腰を無意識にか、前後に揺らしている。

――――凄くいい表情をしているな……俺までもっと気持ち良くなってくる
 
 濡らした指で彼の後孔を何度も擦り回すと、入れやすい体制にしてくれる。
 ズプッと指先を入れると彼が息を飲む。
「……遠慮……するな、って」
 初めて上に乗る彼が痛がらないようにゆっくりと指を動かしていたら少し不満そうに文句を言われる。俺は笑いを噛み殺しながら一気に指の根元まで突き入れる。
「ぅあっ! ……あっ」
 ゼノは全身を痙攣させながら俺の上半身に体重を預ける。彼の体を両腕で抱き締めながら、両手の指で優しく体を拓いていく。交互に、時には同時に指を突き入れ、掻き回す。
「我慢出来なくなったら跨げ」
 彼の耳元で優しく囁く。
「……もう……、今でも……っ。……っ、ジーク……挿れて欲しいっ」
 ゼノの熱く、切羽詰まった声に理性が飛びそうになる。指を抜き、彼の腰を掴む。彼は俺の肉棒の根元を支え、自ら腰を落とし始める。

グプッ ズ…… ズププ

「……ぁああっ! ジークの、あっ、が……どんどん……、ぅあっ、……んああ! 挿入ってくる!」
 ゼノは体を震わせ、喉を反らす。
 濡れて真っ赤に充血した乳首がツンと立ち上がっている。その卑猥な光景に視線を奪われながら下から彼の熱い体内を突き上げる。俺の腹部の両脇にある彼の腿が激しく痙攣をする。
「ジー……クっ、ちょっと待っ……! ぁああっ!」
 突然彼の肉襞が痙攣するように収縮をして俺の肉棒をきつく締める。
「あっ……ぁ……ぁっ……」
 体液が結合部からグヂュッと溢れる。ゼノは背中を反らしてガタガタ全身を鳴らしながら震えている。
「……っ……気持ちいいっ」
 囁きながら彼の下半身を支え、下から激しく突き上げる。

グヂュッ グポ グポッ ヂュポ

 深く抉る度にゼノが震え、喘ぐ。恍惚とした表情で垂れた唾液が俺の胸の上にポタポタと落ちてくる。
 彼は俺の上に覆い被さって熱い吐息を吐きながら俺の唇を舐めなぞる。奥を激しく捏ねるように突くと俺の首にしがみ付いて自らも腰を打ち落とす。
 濡れた音と熱い体液が下腹部を濡らす感覚にぞくぞくする。

――――だめだ、すぐイキそうっ

 俺と体を重ねる事に感じ、ゼノが悦んでくれている。その事に身が震えるほど幸せを感じる。
 彼の腰を掴み直し、欲望のままに下半身を動かす。
「ジー……ク! ……ジーク!」
 ゼノは腰を浮かせ、身震いをすると再び俺の胸の方まで薄くなった精液を放つ。ギュッと肉壁が俺の肉棒を揉み廻す。脈打つように彼の体内が痙攣をする。両腿が俺の上半身をきつく締め付ける。
「俺も、イク」
 小さく呻くと彼の舌を絡めとる。
「ん、んんんっ……!」
 喉の奥で彼の喘ぎ声が振動する。
 愛おしい息吹の震え。
 俺は彼の一番奥まで自分を埋めると愛の証をその体内の奥深くに注ぐ。

ビュルルルッ ドプッ ドプッドプッ

 俺の魔力の混じった精液が彼の肉襞の隙間まで入り込む。それに更に快感を感じて脱力したゼノの体がガタガタと震える。
 長く続いていた射精が止まった後も彼から離れたくない。
 ゼノの後頭部を優しく抱き寄せたまま、ずっと口付ける。擦り合わせた舌の表面がくねり、なぞり、絡み付く。濡れた粘膜を舌で愛撫しながらその気持ち良さに酔いしれる。
 やっと舌を解放する頃にはゼノは倒れるように俺にその身体を預けてくれる。
「ゼノの気持ちが、凄く、嬉しい。君は俺のものだ」
 彼は頭を持ち上げて俺を見る。素直でとてもいい微笑みだ。
「……私の気持ちが分かるのか?」
「あぁ。俺を物凄く幸せな気持ちにさせてくれる」
 ゼノの呼吸はまだ少し荒いが、表情は落ち着いている。彼を拾ってから、多分、今一番静かで落ち着いているのだろう。やっと全てのしがらみを忘れ、彼が彼でいるひと時。
「愛している、ゼノ」
「私もジークを、愛している」
 彼の背中を優しく擦っていたがその言葉に力強く彼を抱き締める。彼は一瞬その強さに身じろぐが、俺を抱き返してくれる。
「俺は簡単にはくたばらねぇよ」
 彼の首筋に顔を埋め、彼の香りに包まれながら俺は安心した心地良さに目を閉じた。

――――幸せだ

 まだ体が弱っているのだろう。少しずつ抗えない眠さが沈み込んでくる。

――――ゼノ……、愛している……

 そして暗闇に呑まれる。
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