愛して、キスして、繋がって(BL短編まとめ)

ゆめゆき

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男の子どうしの、とっても気持ちいいセックス

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「うわ、すげ…っ」
 りおくんのせっぱつまった声。ごっくん、と生唾を飲む音も聞こえた。
 僕の部屋だ。僕たちは、外出中の親に内緒で、二人きりで、いわゆるアダルトビデオを観ていた。クラスメイトから回ってきたものだ。
 テレビのサイズが小さめなのと、悪いことをしているような感覚から、自然と画面にかぶりつきになり、身を寄せ合って、というかほとんど密着して鑑賞する。りおくんの息が荒い。夢中で観ているのがわかる。あんまり近いから、不快ではなくむしろさわやかな、若い汗の匂いもする。僕はドキドキした。
 画面では、仰向けになって大きく足を広げた女の人が、あそこに男の人のペニスをずっぽり入れられ、出したり入れたりを繰り返されて、それに合わせて「ああん♡ああん♡」と甲高く喘いでいる。ぴちゃ!ぴちゃ!と、濡れた肌と肌がぶつかり合う音も聞こえる。結合部がアップにされると、男の人の太くてごつい指が、ペニスは動かしながら、結合部の少し上をくにくにともみこんだ。「ああああん♡」女の人がいっそう甘やかな声を上げる。一応モザイクはかかっているが、はじめてセックスを観る僕には、ほとんど丸見えって感じだった。
「すげ…マジすげーな…」
「う、うん…すごい…」
 りおくんは、きっと画面の男の人のように、女の人のあそこにおちんちんを入れたり、おっぱいを揉んだりしたいんだと思う。でも、僕は…。
 女の人の顔が映ると、その表情はうっとりと目を細め、眉根を寄せて、グロスが塗られてピンク色の口でせわしなく息をして、「あっ♡あっ♡あっ♡」と甘い声を上げている。「あん!スゴイぃ♡いっちゃう~♡あっ♡」
 女の人がすごく、気持ちよさそうで、僕はそれがうらやましかった。
 いいな…僕も…。
 僕も…こんな風に愛されて気持ちよくなりたい…。
 隣のりおくんの様子を見ると、胡坐をかいた足をもじもじと動かしていて、その中心は不自然に盛り上がっていた。
 りおくんのペニスが勃起して、制服のずぼんの布を押し上げているんだ…。僕のも、勃ってしまっていて、僕はそれを隠そうとやっぱり、もじもじと正座をして上着をひっぱった。
 ビデオ…DVDは、クライマックスにさしかかったみたいだった。女の人のあそこに出し入れするペニスの動きがどんどん早くなり、「ああん♡イクイクイクイクッ♡」と、切なげに、叫ぶみたいに、女の人が言う。「ああ~~~~♡」男の人の腰が力強く女の人に押し付けられて、離れる。「ハア…♡ハア…♡」足を広げたままの女の人のあそこから、白い液体がトロリとこぼれた。
「あーー!トイレ貸して!」
「う、うん」
 りおくんはダッシュでトイレに向かった。勃起したおちんちんを手で扱いて射精するためだろう。僕は手伝ってあげたい…と思って、それがすごくエッチなことだと自覚して、恥ずかしくなった。
 僕も、りおくんが戻ってくる前に、自慰をして興奮をおさめなきゃと思って、ズボンとパンツを半分下ろしてベッドに座ると、ティッシュをそばに用意して、カチカチに立ち上がったおちんちんを上下に擦った。さっきの映像のいやらしさと、もし、このおちんちんを扱いている手がりおくんのだったら…と思うと、すごくエッチな気分になって、あっという間に射精してしまった。
「はあ…♡はあ…♡」
 今までも、自慰をしたことはあったけど、こんなに濃いのがこんなにたくさん出るのは初めてだったし、こんなに気持ちがいいのも初めてだった。
 それでも、まだ僕のおちんちんは硬さを残していて、もう一度出したいと思ったけど、りおくんが戻ってきたら恥ずかしいので、手早く身支度を整えて、雑誌を眺めてなんでもないふりをした。
 しばらくして、りおくんが戻ってきて、なんとなく二人でDVDじゃないテレビを見たり、漫画を読んだりした後、「じゃー、今日はありがと」と、りおくんは言って、デッキからDVDを取り出すと、そそくさと帰っていった。次に貸すのは誰だろう?そいつは一人で観るのだろうか。りおくんの家はお母さんが専業主婦で、部屋にDVDデッキもないので僕のところに来たのだ。二人で観るなんて…。



 その夜、僕は夕方観たDVDの男の人をりおくんに、女の人を自分に置き換えた妄想をしながら、また自慰をした。
 りおくんのことは、ずっと好きだった。幼馴染で幼稚園からずっと一緒に遊んでたし、親同士も付き合いがあって、夏休みなどしょっちゅう家族ぐるみで遊びに行った。活発なりおくんに僕はいつもくっついて行った。ずっと、りおくんが大好きだったけど、これが恋愛感情だと気がついたのは、今年、クラスメイトになってからだった。
 クラスが一緒になるのは初めてだった。委員会の用事で女子と話しているりおくんが、いっそう男っぽく見えて、僕はドキっとしてしまった。
「んん…ん♡りおくん…♡」
 妄想の中で、全裸になった僕とりおくんは向かい合ってねっとりといやらしいキスをして、りおくんは僕の平らな胸を撫でさすって、乳首をいじったり口で吸ったりした。そして、僕はりおくんのペニスを手で扱いて、口に含みしゃぶる。現実では、僕は自分の親指をしゃぶってみた。
「んんん~♡」
 りおくんのおちんちん…どんな味なんだろう…。
 DVDでは、女の人はペニスをしゃぶりながら、自分のあそこをいじっていた。僕も親指をしゃぶりながらおちんちんを扱く。気持ちいい…。それから、実際に僕とりおくんがセックスするとしたら…男同士でする場合はお尻の穴を使うことは知っていた…後ろに手を伸ばして、肛門に触れてみる。
「あ…ん…♡」
 こんなことをするのは初めてだったけど、結構気持ちがいい。更に人差し指を差し入れてみる。お尻の穴はぎゅっとしまってなかなか入らない。ぐりぐりとこじあけるように指を入れる。
「あんん…♡」
 もし、これがりおくんのおちんちんだったら…。そう思うと興奮して、僕は右手の指を肛門に出し入れし、左手の方でおちんちんを扱いて、悶えまくった。
 射精して…射精して…射精して…僕は4回も出して、ようやく心地よい疲労に包まれて眠りに落ちた。



 それから20時間後、信じられないことに僕のお尻の穴をりおくんのおちんちんが激しく擦り上げていた。
「あっ…く…ううん♡りおくんのおちんちんがこすれて…中気持ちいいよおっ♡はあ…っ♡ああん♡ああん♡」
 僕の部屋のベッドの上で、二人裸になって、僕は仰向けになり足を広げ、その上にりおくんが覆いかぶさって、おちんちんを僕のお尻の穴にずっぽりと差し入れていた。
 両親はまだ帰らない。この家に二人きり。邪魔するものは何もなかった。
「俺も、すげーいい…♡ハア…渚、かわいい」
「あんっ♡あっあっ♡いっぱい…いっぱい突いて…♡」
 渚、かわいい、なんて言われて、僕の気持ちは更に高まった。
 お腹側の奥に、当たるとすごく気持ちよくなってしまう場所があって、そこに当たると、快感が増して、僕はどんどんエッチになっていく…。いっぱい擦られて、いっぱい突かれて、いっぱい気持ちよくなりたい!りおくんにも気持ちよくなってほしい!幸い、りおくんは、僕のお尻の穴がすごく気持ちいいみたいだった。息を弾ませながら、苦し気に呻いて、それがとてもセクシーで、僕の中に激しくおちんちんを出しいれする。
 しかも、りおくんはペニスで僕のお尻を突き上げながら、空いた手で、僕のおちんちんを扱いてくれて、舌を絡めてキスもしてくれる。
 お互い、たくさん汗をかいて、気持ちよくなることに夢中になった。これ以上ないと思っていた快感が、更にどんどん高まっていく。
「あっ…♡あっ…♡あっ……♡りおくん♡りおくん♡」
「渚っ♡うっ……はあっ…♡渚っ…♡」
 どのくらい、お互い腰を振り、舌を絡めあい、むさぼりあっただろう。ついにりおくんが言った。
「あ…っ♡やばいっ出るっ…!」
「あんっ♡出して…♡出して…っ♡」
 コンドームはつけていなかった。ということは、りおくんが射精すると、僕の中にりおくんの精液が注ぎ込まれることになる。僕は期待が高まって、下腹にずくん!と快感を感じた。僕も出る…。射精しちゃう…!
「ああっ♡りおくんっ♡りおくんっ♡ああああっああっ♡んんんん~~~♡」
 りおくんにお尻を犯されながら、僕はいっぱい射精した。どくん、どくん、と長く射精は続いて、僕の精液がりおくんの手のひらに出され、こぼれた。
「んあっ♡イクッ!渚っ♡んううううっ♡ああっ♡」
 それから少しだけ遅れて、りおくんも射精に至った。僕のお尻の奥にぐいぐいとペニスを押し込み、僕の中で脈動しながら、長く長く射精する。僕は快感の余韻に浸りながら、うっとりとそれを味わった。
「ああああ…♡ああああ…♡ああーーー♡」
 苦しげなりおくんの声。でも、これはセックスの時特有の喘ぎで、すごく、すごく気持ちいいんだということがわかる。
 射精が収まると、りおくんはおちんちんを抜かずに、そのまま僕の上に倒れこんできて呼吸を整えた。
「ハア♡ハア♡ハア…♡」
「うんん…♡」
 汗みずくの熱い肌と肌を密着させて、僕たちはセックスの余韻に浸った。お互いの性器はまだ萎えていない。もう、一回…もう何回かしたいけど…。
 たぶん、そろそろ両親のどちらかが帰ってくる時間だった。
「りおくん…」
「ん…」
 りおくんも察したようで、名残惜しそうに僕のお尻からぬるりとおちんちんを引き抜いた。抜かれる瞬間、思いもよらなかった快感が走り、「んんっ…♡」と僕は呻いた。
 脱ぎ散らかした衣服を身に着けながら、りおくんは「すげえ、気持ちよかった…」と呟いた。
「僕も…」
「また、しような」
「うん…!」
 りおくんは、「じゃあ、またな!」といつものように帰っていった。二人でセックスしたのが嘘みたいだった。
 数十分前、りおくんが昨日とは別のDVDを持って遊びに来た。デッキにそれを入れようとしたりおくんを止めて、僕の方からセックスに誘ったのだった。「見るだけより、セックス、してみたくない?」不思議そうな顔で振り返ったりおくんに、「ね…お願い…」と、僕はすがるように手を引き、ベッドに二人で倒れこんだ。そこから先は、お互い夢中で、服を脱ぎ、おちんちんを扱きあって、僕はりおくんのおちんちんをなめて…。途中で、りおくんが「いいのか」と聞いたのをうっすら覚えている。
(りおくんと、セックスしちゃった…すごく、すごく気持ちよかった)
 僕は裸でベッドに座り込んだままぼんやりさっきまでのことを思い出していた。
(また、しようって、言ってた…)
 次のりおくんとのセックスのことを考えると、期待で胸が熱くなった。
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