愛して、キスして、繋がって(BL短編まとめ)

ゆめゆき

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男の子どうしの、激しい快感に喘ぐセックス


「じゃあ、行ってくるね。冷蔵庫のケーキ、二人で食べていいからね」
「はあい」
 母の言葉を、僕は上の空で聞いていた。
 ケーキなんかどうでもよかったのだ。


 玄関で母を見送り、部屋に戻ると、りおくんが待っている。
「どのくらいで帰ってくる?」
「たぶん、一時間…半くらい…いや、一時間かも」
 シャツのボタンをはずしながら訊くりおくんに、僕は記憶をたどりながら答えた。
 デパートまで15分くらい。母はいつも大体買うものが決まっていて、買い物が早い。
「短いな…」
 りおくんが、苦虫をかみつぶしたような顔をした。ボタンを全てはずし終えて、シャツを脱ぎ捨てる。薄く、だが、うっすらと胸筋が盛り上がったりおくんの上半身に、僕は生唾を飲む。
 りおくんと僕は、先週初めてセックスをした。その時の、音、匂い、触感、強い快感を思い出す。
 その夜も、快感が忘れられなくて、アナルを使った自慰をして、それからほぼ、毎日、僕はりおくんを思いながら自慰をした。
 僕もりおくんも全て脱ぎ捨てて、全裸になると、りおくんはぶつかるようにキスをしてきて、そのままベッドに押し倒された。二人重なり合う。
「あ…っ♡気持ちいい」
 早くもりおくんが興奮した声で呟く。お互い立ち上がりかけたペニス同士が擦れあい、快感が走った。
「ああん…♡」
「やば…いいよ…っ♡」
 りおくんが激しくペニスを擦りつけてくる。先走りが分泌され始め、ぬるぬるしてくる。それがまた、気持ちいい。
 りおくんと僕のペニスは完全に勃起した。先週見た時より、りおくんのおちんちんはたくましくなっている気がして、ドキドキした。あれが僕のお尻に入って、中を擦ると、すごく気持ちいいことを、僕はもう知っていた。
「ね、もう入れていい?」
「うんっ♡早く、早く入れて…♡」
 りおくんと僕ははあ、はあ、と激しい呼吸をして、お互いを求めた。
 僕は腰の下に座布団を折って入れ、大きく足を広げてりおくんに全てをさらけ出すと、りおくんは自分のものを扱いて僕のアナルにあてがった。先走りで滑るのを、支えて入れてくる。
「あ…っ♡」
「くっ…んん…♡」
 亀頭が入った。もう、かなり気持ちよくて、僕は胸が熱くなって、身をよじった。
「あん♡ああん…♡ああ…あん…♡」
「ん…あ…っ♡渚、気持ちいい?」
「ああん…♡気持ちいい…っ気持ちいいよ…っ♡」
「俺も気持ちいい…っ」
 りおくんのペニスがさらに入ってくる。
「う…ああ…♡渚、苦しくない…?」
「苦しくない…気持ちいい…っ♡」
 りおくんが来る前に、僕はしっかり準備してあった。
 りおくんは苦し気に息を荒くしながら、ゆっくり僕の中にペニスを深く入れてくる。気持ちいい。
「全部、入ったよ渚」
「ん…っ♡」
 りおくんはしばらく、動くのを我慢して僕にキスをしたり、髪をなでたりしてくれた。
 僕は、初めてセックスした時から、居間にある家族共用PCで、こっそり男どうしのセックスについて調べていた。りおくんもそうしたのだろう。体位とか、お互いにたくさん気持ちよくなる方法とか…。滑りをよくするローションは手に入れることができなかったので、女性用の乳液やハンドクリームを準備した。それを買うのさえ恥ずかしくて、エッチに使うのがばれるんじゃないかと思ってドキドキしてしまった。
「渚、動いていい?」
「ん…♡」
 りおくんが僕の両足を両肩に担ぎあげて、ゆっくりと、腰を前後に動かしだす。りおくんのペニスが僕の中に入ったり、出たりを繰り返す。中をぬるぬると擦られて、とても気持ちいい。僕は自分のおちんちんを扱いた。りおくんの手がぎゅっと添えられて、快感が強まる。
「ああん…♡あっ…♡あっ…♡」
 りおくんがペニスを出し入れするペースが速まってくる。深く入れるときには力強く僕の中を突いた。
「渚…渚…っ♡渚の中、すげえ気持ちいい…っ♡」
「りおくん…っ♡あんっ♡ああんっ♡気持ち…いい…っ♡」
 りおくんが、僕のペニスを扱いてくれるので、僕は自由になった両手でりおくんの首に手を回し、キスをねだった。りおくんが応じて、半身を倒してきて僕の唇をペロペロとなめ、舌を差し入れてきて、深く口づけた。チュブッチュブッとエッチな音が鳴る。
「ん…ふん…♡」
 口中をいやらしくなめられ、舌を絡めあい、互いに吸い合う。りおくんのペニスは僕の中で色々に動いた。深く、浅く。上へ、下へ。”前立腺”を探してくれているんだ。と僕は思った。
「はっ…♡はあ…っ♡気持ちいいとこ、あったら言って」
「ああん…っ♡全部、全部気持ちいいよ…♡」
 本当に、全部気持ちいい。汗ばんだ肌をぴったりくっつけて、アナルにりおくんのペニスがずっぽり入って、激しく中をかき混ぜたり、突いたりする。でも、確かに特に気持ちがいい箇所がある。
「ん…っ♡今の…♡すごく気持ちいい…っ♡」
「こう?」
 りおくんが、激しく呼吸しながらもほくそ笑むように言って、僕をドキドキさせる。りおくんのペニスが、その場所を突いてくる。強い快感が走る。
「あ…っ!あん♡あんん…♡」
「渚!いい?」
「いい…っ♡すごいっ♡りおくんのおちんちんが当たるの…っ♡気持ちいい…っ♡」
 りおくんのペニスがいいところを、かすめ、突き、ぐりぐりと押しつぶす。僕は気持ちよさに我を忘れた。お尻が気持ちいい。おちんちんもじんじんする。
「あん…っ♡ああん…っ♡ああん…っ♡ああ…っ♡」
「はあ…っ♡はあ…っ♡渚…渚…っ」
 たくさん、たくさん中を擦られて、突かれる。次第に、絶頂が近づいてくる。もったいなくて、もっとゆっくりしたいけど、早く射精したい欲望も強くなってくる。僕はイクために、快感に集中した。りおくんに激しく突かれて、どんどん気持ちよさが強くなる。あ、くる。とわかった。
「ああっ♡あ…♡…イク…イッちゃう…!」
「俺も!イキそうっ♡イクッ♡」
「イって…♡イって…っ♡一緒に、一緒にイこうっ♡」
「あ、あ、あ♡ああー…っ♡」
 りおくんが、苦し気に呻いて射精したのがわかった。僕の中をえぐるように突きながらたっぷり射精している。
「あん♡ああ……っ♡ああ…っ♡」
 僕も、お尻の奥にりおくんの精液が広がるのを感じながら、びゅっ、びゅっ…と射精する。汗まみれの肌と肌をくっつけて、射精と、その余韻の気持ちよさに何もかも忘れて浸った。
 しばらくして、現実が戻ってくる。りおくんのペニスが抜かれて、最後の快感に僕は、んん…と喘いだ。
 お互い、荒い息の中、身支度をする。まだ、少し時間はあるけど、見つかるのは怖い。
 お腹に飛んだ精液を、ティッシュで拭っていると、りおくんにキスされた。「んん…♡」しばし、お互いの唇を貪る。唇を離すと、服を着ながらりおくんが呟いた。
「超気持ちよかった…」
「ほんと?」
「うん…」
 深くため息をつく。
「じゃー、行くわ」
「うん…」
 ドアのところで、バイバイと手を振ると、「また」とどこか思わせぶりに言って、りおくんは去った。
 また。
 単に、また学校でってことかな。それとも、また、セックスしようって意味?
 母が帰宅する前に、りおくんとのセックスの痕跡を消さなければ。僕は服を着て、窓を開けた。
 一度、他のことを何も考えずに、りおくんとたっぷりセックスを楽しみたい。
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