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魔-武器っ!!
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しおりを挟む麗「紅蓮」
紅「ん?なんだマスター」
麗「紅蓮って魔武器だよね?
それなのになんでドラゴン?」
紅「普通に考えてマスターが色々規格外なことしたからだろ?」
麗「試してみただけなのに……」
紅「それが規格外って言うんだ!
誰がバカみたいな量の魔力を注いで複写精製と強化精製をやるんだ!
全く、神器以上の能力が搭載されたせいで神に呼び出されて魔武器の俺がマスターのお目付け役されたし……
そもそも俺は産まれたばっかの赤ん坊だぞ?
赤ん坊にマスターのお目付け役を任せるとかあの神は頭わいてんじゃねぇのか!?
何が、『君には世界の常識と知識をあげるから麗嘩ちゃんをよろしくね☆』だ!マジふざけんなよ!?」
Oh……紅蓮がものっそい怒ってる(´・ω・`; )
主に糞神に対してだけど……
産まれたばっかで何の説明もなしに主のお目付け役を丸投げされちゃあそう怒りたくもなるよね~
麗「まぁまぁ紅蓮さんや、これでも食べて落ち着いて下さいな」
紅「もぎゅっ………!!!」パァァァ((*゚∀゚*))
麗「どう?落ち着いた?」
紅「!!」(*゚∀゚)*。_。)(*゚∀゚)*。_。)コクコク
顔を綻ばせながらコクコク頷く紅蓮にひと安心。
怒りを納めるのにも甘い物!って思って、大量に作ってボックスにしまっておいたシュークリームを取り出した瞬間ミニサイズにして紅蓮のお口に押し込んだのですよ(*´∀`*)
いや~怒ったときはやっぱ甘いもんだよね☆
で、シュークリームがいたく気に入ったらしい紅蓮に催促されてミニシュークリームを量産して食べさせてたらいつの間にか魔武器を見せる順番になってたwww
名前呼ばれるまで気付かなかったよね~(笑)
『カグラ、それは魔武器で間違いないか?』
麗「あ、はい。複写と強化の魔武器精製を同時にしたら喋るドラゴンに……あの、すみま… 『素晴らしい!!』へ?」
『複写と強化の魔武器精製を同時にした結果が知性のある生き物になるとは!
この発見は魔武器研究の歴史上この上ない快挙だ!
全魔武器研究員がこの快挙に打ち震え、こぞって魔武器研究で成果をあげようとするだろう!』
麗「……そうですか」
何かめっちゃ目をキラキラさせて話すベレッツァ先生は絶対受けだと思ったよね(*´艸`)
だってさ、さっきまで無表情なのに眼光鋭くガン見してきた美人が瞳をキラキラさせて無邪気な笑顔を浮かべて話し始めたんだよ?
可愛すぎかっ!!
ベレッツァ先生の可愛いさに悶えたいけど、レオ並みのブリザードな睨みがハーベスト先生から送られてて出来ないっ
分かります!
可愛いベレッツァ先生の笑顔他の人に見せたくないっていう嫉妬ですね!
(*´艸`)プマイデス
けど、この天使な笑みは私のせいじゃないジャマイカ!!
だだドラゴンが産まれちゃただけじゃん!
理不尽だヽ(♯`Д´)ノ
とか思ってるけど、ここでそれを言ったら試合終了(笑)になりかねないと思う。
なのでよそ行き用の笑顔を浮かべて、
麗「魔武器の確認は済みましたよね?
それでは失礼致します」
ってベレッツァ先生の話をぶったぎってレオ達の所に逃げ帰りました。
麗「ただいま~」
ミ「おかえり~」
リ「色々言いたいことはあるけど……おかえりなさい」
うん、2人とも安定した可愛さですなぁ( ´∀`)
もう抱きつくもんね!私は癒されたいんだ!
だってもはや魔武器作っただけで疲れちゃったんだもん(ゝω・´ )テヘッ
さっきはベレッツァ先生に萌えてテンションアゲアゲだったけど、私のライフはもうゼロなのよ(笑)
私の腕の中から一生懸命背伸びをして頭を撫でてくれてるミアと、口では早く離しなさいって言っててもさりげなく抱き締めてくれるリサにガチで癒された。
応援ありがとうございます!
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