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第二章 ユギ村の災害
25.ガジュ先生の魔物講座
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「ガジュってさぁ……実は中々の二面性の持ち主だよね。シャルちゃんやキュキュちゃんを悪く言えないよ?」
「シャルは別に二面性があるわけではありません!メガホンがないとちょっとその……勢いが落ちるだけです!」
「はいはい。あっ、ちょっとキュキュちゃん何その蜂蜜!どっから貰ってきたのさ!」
「すみませんすみません手が止まらないんです、すみません。あまりに食べたすぎてダラさんに土下座しましたすみません。」
ハクア達も居なくなり随分とスペースの広くなったダラ宅。その居間にガジュ達は腰掛け、戦闘の準備を始めていた。といってもユンは無気力に寝転がり、キュキュは蜂蜜の瓶に顔を突っ込んでいるから、真面目に動いているのはシャルルとガジュだけ。ガジュはその腑抜けた様子に呆れながらも勢いよく立ち上がる。
「いいか、三人共。俺達の目標であるスノアスキュラの情報を整理するぞ。よく聞いておけ。」
スノアスキュラ討伐。目下最大の目標たるそれに向け、ガジュはこの短時間で相当な情報を入手した。魔物の情報は元からある程度覚えているが、実際の被害や村の状況はダラへの聞き込みが情報源。集まった情報の正確さは充分といえるだろう。
「二ヶ月前、ここユギ村北西の森にスノアスキュラが出現し、この村から朝が消えた。これはスノアスキュラの能力、【結界】が原因だ。」
「【結界】?何やらスキルのような言い方をしますね。シャルは魔物に詳しくありませんが……魔物にもスキルがあるんですか?」
「ない、って事になっているが上位種の魔物達はほぼ全て、スキルのような超常的能力を保有している。【結界】もその一つで、スノアスキュラの体を支柱として円状に囲まれた部分の環境を劇的に変化させる能力だ。恐らくここユギ村はその力によって、より極北の人が住めない限界地域と同じ環境に変化させられている。」
「どういうこと?スノアスキュラの体を支柱にしてって事は何、スノアスキュラは村の周囲を高速移動でもしてるの?」
「違う。スノアスキュラは魔物の中でもかなり特殊な生態を持つ個体……いや違うか。スノアスキュラは百体が一体、群体の魔物だ。」
そう言ってガジュは背後に置いていた麻袋を手に取る。不自然に歪な形をしたその袋にガジュは手を突っ込み、不快そうな表情をしながら一匹の魔物の死体を取り出した。
「これはさっきお前らがシチューを楽しく頬張っている間に俺が殺してきたスノアスキュラだ。こいつらはこういう小さな個体百体で構成されていて、五時間以内にに百体全部を殺さなければ何体死んでいようが百体に戻る。出没したら騎士団が総出で始末にかかるほど面倒くさい生物だ。」
「何その気持ち悪い生態……。じゃあ何この村の周辺にはその手のひらサイズの蜘蛛が百体も潜んでいるってこと?」
「そういうことだ。北西の森で出現したってのもあくまで百分の一が目撃されただけだろうな。こいつは馬小屋の近くで蠢いていた。村全体の気候が変わっているから、こいつらは綺麗に村を取り囲むように生息しているんだろう。」
蜘蛛というだけあって見た目の悪いスノアスキュラの死体をガジュは袋に詰め直し、今度は村の地図を机に広げる。これは単なる魔物の討伐ではなくハクアとの競争にも近いもの。綿密な作戦こそが最重要だ。
「今日は俺達もハクア達も移動で疲れているからな。討伐は明日の朝から、といっても暗くて時間が分からないから寝て起きたらだな。その頃には俺が倒した一体分も生まれているはずだ。スノアスキュラは単体だと雑魚の部類だし、相手はハクア達だから……五時間経っても百体殺しきれないという事はないだろう。」
「ということはスノアスキュラを討伐する事は大前提、大事なのは百体のうち何体をシャル達が討伐出来るか。ってことですか。」
「そういう事だ。金剛等級冒険者であるハクア達よりも多く倒せたら、間違いなく脱獄囚の汚名は注がれる。あの麻袋を蜘蛛の死体でパンパンにして、冒険者協会に叩きつけるぞ。」
流石はシャルル。極めて素早い理解でガジュの発言を捕捉してくれる。
彼女の言う通り、明日ガジュ達が行うのは一種のタイムアタック。剣士、魔道士、治癒士、極めてバランスの取れた金剛等級冒険者三人組より多くスノアスキュラを討伐し、名を上げる。それを全員に理解させた上で、ガジュは仲間達に目を向けた。
「その為には色々と小細工が必要な訳だが……特にシャルルとキュキュにはかなり働いて貰うことになる。」
「え……すみませんすみません蜂蜜に夢中であまり聞いていませんでしたすみません。私に何か御用でしょうか。」
「お前実は熊の獣人なんじゃないだろうな……。まぁいい、今からの作戦はしっかり聞いておけよ。俺の予想ではハクア達は最初の出現地点である北西の山に入ってスノアスキュラを討伐しに行くはずだ。」
「北西の山?スノアスキュラはそこら中にいるんでしょ?あんまり意味がないんじゃ……。」
「そこがスノアスキュラの厄介なとこだ。あいつらは人里に偏在して環境を変化させた後、徐々に【結界】を狭くして人を喰い殺す。」
スノアスキュラは滅びを産む災害種。これまでにも各地の村が奴らの被害に遭い滅ぼされているが、そのお陰で奴らに関する情報は出現の度に正確性を増している。
「【結界】の中と外の境目は非常に分かりにくくなっている上、内側から【結界】の外に出ようとすると視界を奪われるなどして阻まれるようになっている。だから何も知らない村人達は【結界】の中にいつの間にか閉じ込められ食い殺される訳だ。雪の中に隠れた蜘蛛を見つけることもなくな。」
「それと山に登ることにどういう関係が?」
「【結界】はスノアスキュラを支柱にして球状に展開されている。つまり、一番高い位置にいるスノアスキュラを討伐すれば、【結界】の境目を確認し易いんだ。だからハクア達は山に登り、【結界】を目視して芋づる式にスノアスキュラを討伐するつもりだろう。」
ガジュは地図に雑な円を書き、北西の山の位置の下に物を入れ込んで地図に立体感を持たせる。そうして出来上がった歪な円こそが、スノアスキュラの【結界】予想図だ。
「あいつらのやり方はスノアスキュラ討伐において最も一般的なやり方だ。だが俺達はその逆を行く。シャルルの機動力と、キュキュの習性で……あいつらを上回るぞ。」
恐らくこの難解な説明を理解したのはシャルルだけだろう。ガジュはそんな確信に近いものを抱きながら、笑みを浮かべていた。
「シャルは別に二面性があるわけではありません!メガホンがないとちょっとその……勢いが落ちるだけです!」
「はいはい。あっ、ちょっとキュキュちゃん何その蜂蜜!どっから貰ってきたのさ!」
「すみませんすみません手が止まらないんです、すみません。あまりに食べたすぎてダラさんに土下座しましたすみません。」
ハクア達も居なくなり随分とスペースの広くなったダラ宅。その居間にガジュ達は腰掛け、戦闘の準備を始めていた。といってもユンは無気力に寝転がり、キュキュは蜂蜜の瓶に顔を突っ込んでいるから、真面目に動いているのはシャルルとガジュだけ。ガジュはその腑抜けた様子に呆れながらも勢いよく立ち上がる。
「いいか、三人共。俺達の目標であるスノアスキュラの情報を整理するぞ。よく聞いておけ。」
スノアスキュラ討伐。目下最大の目標たるそれに向け、ガジュはこの短時間で相当な情報を入手した。魔物の情報は元からある程度覚えているが、実際の被害や村の状況はダラへの聞き込みが情報源。集まった情報の正確さは充分といえるだろう。
「二ヶ月前、ここユギ村北西の森にスノアスキュラが出現し、この村から朝が消えた。これはスノアスキュラの能力、【結界】が原因だ。」
「【結界】?何やらスキルのような言い方をしますね。シャルは魔物に詳しくありませんが……魔物にもスキルがあるんですか?」
「ない、って事になっているが上位種の魔物達はほぼ全て、スキルのような超常的能力を保有している。【結界】もその一つで、スノアスキュラの体を支柱として円状に囲まれた部分の環境を劇的に変化させる能力だ。恐らくここユギ村はその力によって、より極北の人が住めない限界地域と同じ環境に変化させられている。」
「どういうこと?スノアスキュラの体を支柱にしてって事は何、スノアスキュラは村の周囲を高速移動でもしてるの?」
「違う。スノアスキュラは魔物の中でもかなり特殊な生態を持つ個体……いや違うか。スノアスキュラは百体が一体、群体の魔物だ。」
そう言ってガジュは背後に置いていた麻袋を手に取る。不自然に歪な形をしたその袋にガジュは手を突っ込み、不快そうな表情をしながら一匹の魔物の死体を取り出した。
「これはさっきお前らがシチューを楽しく頬張っている間に俺が殺してきたスノアスキュラだ。こいつらはこういう小さな個体百体で構成されていて、五時間以内にに百体全部を殺さなければ何体死んでいようが百体に戻る。出没したら騎士団が総出で始末にかかるほど面倒くさい生物だ。」
「何その気持ち悪い生態……。じゃあ何この村の周辺にはその手のひらサイズの蜘蛛が百体も潜んでいるってこと?」
「そういうことだ。北西の森で出現したってのもあくまで百分の一が目撃されただけだろうな。こいつは馬小屋の近くで蠢いていた。村全体の気候が変わっているから、こいつらは綺麗に村を取り囲むように生息しているんだろう。」
蜘蛛というだけあって見た目の悪いスノアスキュラの死体をガジュは袋に詰め直し、今度は村の地図を机に広げる。これは単なる魔物の討伐ではなくハクアとの競争にも近いもの。綿密な作戦こそが最重要だ。
「今日は俺達もハクア達も移動で疲れているからな。討伐は明日の朝から、といっても暗くて時間が分からないから寝て起きたらだな。その頃には俺が倒した一体分も生まれているはずだ。スノアスキュラは単体だと雑魚の部類だし、相手はハクア達だから……五時間経っても百体殺しきれないという事はないだろう。」
「ということはスノアスキュラを討伐する事は大前提、大事なのは百体のうち何体をシャル達が討伐出来るか。ってことですか。」
「そういう事だ。金剛等級冒険者であるハクア達よりも多く倒せたら、間違いなく脱獄囚の汚名は注がれる。あの麻袋を蜘蛛の死体でパンパンにして、冒険者協会に叩きつけるぞ。」
流石はシャルル。極めて素早い理解でガジュの発言を捕捉してくれる。
彼女の言う通り、明日ガジュ達が行うのは一種のタイムアタック。剣士、魔道士、治癒士、極めてバランスの取れた金剛等級冒険者三人組より多くスノアスキュラを討伐し、名を上げる。それを全員に理解させた上で、ガジュは仲間達に目を向けた。
「その為には色々と小細工が必要な訳だが……特にシャルルとキュキュにはかなり働いて貰うことになる。」
「え……すみませんすみません蜂蜜に夢中であまり聞いていませんでしたすみません。私に何か御用でしょうか。」
「お前実は熊の獣人なんじゃないだろうな……。まぁいい、今からの作戦はしっかり聞いておけよ。俺の予想ではハクア達は最初の出現地点である北西の山に入ってスノアスキュラを討伐しに行くはずだ。」
「北西の山?スノアスキュラはそこら中にいるんでしょ?あんまり意味がないんじゃ……。」
「そこがスノアスキュラの厄介なとこだ。あいつらは人里に偏在して環境を変化させた後、徐々に【結界】を狭くして人を喰い殺す。」
スノアスキュラは滅びを産む災害種。これまでにも各地の村が奴らの被害に遭い滅ぼされているが、そのお陰で奴らに関する情報は出現の度に正確性を増している。
「【結界】の中と外の境目は非常に分かりにくくなっている上、内側から【結界】の外に出ようとすると視界を奪われるなどして阻まれるようになっている。だから何も知らない村人達は【結界】の中にいつの間にか閉じ込められ食い殺される訳だ。雪の中に隠れた蜘蛛を見つけることもなくな。」
「それと山に登ることにどういう関係が?」
「【結界】はスノアスキュラを支柱にして球状に展開されている。つまり、一番高い位置にいるスノアスキュラを討伐すれば、【結界】の境目を確認し易いんだ。だからハクア達は山に登り、【結界】を目視して芋づる式にスノアスキュラを討伐するつもりだろう。」
ガジュは地図に雑な円を書き、北西の山の位置の下に物を入れ込んで地図に立体感を持たせる。そうして出来上がった歪な円こそが、スノアスキュラの【結界】予想図だ。
「あいつらのやり方はスノアスキュラ討伐において最も一般的なやり方だ。だが俺達はその逆を行く。シャルルの機動力と、キュキュの習性で……あいつらを上回るぞ。」
恐らくこの難解な説明を理解したのはシャルルだけだろう。ガジュはそんな確信に近いものを抱きながら、笑みを浮かべていた。
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