80 / 124
第四章 犯罪者共は学をつける
79.セルフ喧嘩
しおりを挟む
「僕は考えたんだよ。キュキュちゃんがケルベロスの亜人であると分かった今、多重人格をコントロールするのは無理なのではないかとね。」
数週間前。ベリオット冒険者学校の校庭でいつも通り訓練に励んでいたユンが、思いついたよう言葉を吐く。
キュキュの正体が発覚してからしばらく、ヘサの言う通り人格のコントロールに励んできたが、結果は全く持って出ていない。なればこそユンの発言はキュキュの興味を引くものであり、それは横で腹筋をしていたシャルルにしても同じだった。
「どういうことですか?急に全てをひっくり返すような事を言わないでください。」
「いやさ、ケルベロスってことはキュキュちゃんの三つの人格は同じ体を共有しているだけの他人なわけじゃん?他人をコントロールするってのは無理な話だと思うんだよね。僕らもほら、ガジュをコントロールしろって言われても無理じゃん?」
「まぁそれはそうですね。」
「だからさ、キュキュちゃんがキュキュちゃんを従わせればいいんだよ。別人格をコントロールするんじゃなくて、別人格に干渉しようとするの。丁度僕らがガジュの手綱を握ってるみたいにさ。」
その言葉と共にキュキュの頭にいつもの光景が思い浮かぶ。ハクアを殺そうと暴れ回るガジュと、それを両脇で押さえ込むユンとシャルル。確かにあの状況を自分の体の中で再現できれば、別人格が暴れてもなんとかなるかも知れない。そう思い、キュキュは尊敬する変人に問いを投げる。
「え、えと……わ、私はどうすればいいんでしょうか。」
「別人格が発現した時に、今のキュキュちゃんが意識を保てるようになろう。そしてその為には、とにかく別人格を発現させまくることです!やーいやーい!超絶可愛いケモ耳少女ちゃんやーい!」
ユンが流れるようにキュキュを褒めちぎり、第二人格が発現する。こうして、キュキュの人格干渉訓練が幕を開けたのであった。
◇◆◇
そうして今。時は創立祭に戻り、キュキュは訓練の成果を遺憾なく発揮していた。
「わ、私はそんなこと求めていません!べ、別に誰も殺したくないです!」
「甘えた事を言うな!己が背負った罪を自覚しろこの痴れ者!」
瞳の色を目まぐるしく変えながら、右に左に首を振り回して自分自身と喧嘩する様はあまりにも珍妙。ラナーナはこの意味不明な現状を必死に咀嚼し、息を整えながら魔法を構える。
「これは……一体どういう事なのかしら。あたしはあんた、いやあんた達?を倒せばいいわけ?」
「すみませんすみません。ちょっと複雑な事情を抱えていまして……。すぐに落ち着かせるので待ってください。すみません!」
「落ち着くのは貴様だ!複雑な事情など何もない、ただ目の前の敵を全て殺す!それこそが贖罪であり、正当な行為である!」
「あぁもう、黙ってください!!!」
左手とは違ってしっかりと実態のある右手がキュキュ自身の頬をぶん殴り、自分で自分を黙らせる。
第二人格を発現しては罵倒され、第三人格を発現してはボコボコにされる。そうした地獄の訓練の結果、キュキュはどの人格が発現している間でも、元の人格を同時に発現させることが出来るようになった。といっても体の操作権はほとんどなく、ただ口を挟んだり軽く殴ったりできる程度。当初の目的である『コントロール』というレベルには到底達していない。
「と、とにかく……今はまずラナーナさんを倒してください。こ、殺さない程度に!」
「殺さない程度に……?はっ!愚か愚か!私を止めてみたくば止めてみるがいい!」
「なんかよく分からないけど、向かってくるなら相手してあげるわよ……手加減なしでね!風の精霊よ!その高潔と知性に満ちた聡き魂を呼び覚まし、我が魔力を糧として貫き通せ!狂風の槍!!!」
左手のモヤを槍に変化させ、一切止まることなく突進するキュキュ。そしてそれを迎え撃つように風の槍が空を舞う。炎の時とは違い的確にキュキュの心臓を狙って飛来する槍を避けながら、暴走する自分を抑え込む。果てしなく重労働だが、放っておけば自身かラナーナが死んでしまう。やれることは、全てやらなければ。
「うぅ……。とにかくもっと落ち着いて下さい!」
「べぶっ!」
キュキュはかろうじて動かせる右腕で必死に自分の足をぶっ叩き、自分で自分をこけさせる。これで取り敢えずラナーナの魔法は回避出来たが、結局問題は解決していない。
「うぁ……愚か者め!なぜそのような忌まわしき身の上で私の邪魔をする!」
「え、えっと……!分かりました。ラナーナさんを殺しても構いません。か、構いませんから槍じゃなくて槌を使って下さい。そ、それなら邪魔しませんから!」
「何?ふむ、いいだろう。私の目的は贖罪を果たすこと。その方法はさいして問題ではない!」
三人目の自分は極めて頑固な性格だ。いくら口を挟めるからといってこれを制御するのはやはり不可能。キュキュはそう判断し、改めてラナーナへ向かっていく。自分を抑えられないならば、自分が自分の行いを相殺すればいい。そう考え、キュキュはラナーナに向かって振り下ろされる自分の左手と共に右手を伸ばす。
「殺す!全てを圧殺することこそが贖罪!」
「ら、ラナーナさん!とにかく全力で体を守って下さい!わ、私があなたを全力で守ります!」
「はぁ!?なんかよく分からないけど頼むわよ!」
「は、はい!【強化】!!!」
ラナーナの良いところは、人の言う事を素直に聞けるところである。魔法を唱えるのは時間的に不可能だったのだろう、ラナーナが両手を前に出し、そこに大鎚が飛来するより早くキュキュの右手が触れる。
別人格が発現している時でも、キュキュ自身が意識を保てる。それは即ち【凶化】を使っている時でも【強化】を使うことが出来る事を意味しており、それこそが自分をコントロールする上での唯一の活路だとキュキュは自覚していた。【凶化】で攻撃した相手の体を【強化】で強化し、過剰な攻撃力を高めた防御力で相殺する。この方法が、キュキュなりの最適解だ。
「うぅ……。ごめんなさい、ごめんなさい。い、生きてますか?ごめんなさい!」
「はっはっはっ!贖罪は果たした!はっはっはっ!!!」
「いった……あぁもう!何で私はいつもこんな目にあってるのよ!」
人智を超えた防御力であっても、人智を超えた攻撃力は防ぎきれず。攻撃を喰らったラナーナは、丁度負傷もせず動けもしない程度のダメージを負い、その場に倒れ込む。
こうしてキュキュは、誰一人傷つける事なく戦闘に勝利したのであった。
数週間前。ベリオット冒険者学校の校庭でいつも通り訓練に励んでいたユンが、思いついたよう言葉を吐く。
キュキュの正体が発覚してからしばらく、ヘサの言う通り人格のコントロールに励んできたが、結果は全く持って出ていない。なればこそユンの発言はキュキュの興味を引くものであり、それは横で腹筋をしていたシャルルにしても同じだった。
「どういうことですか?急に全てをひっくり返すような事を言わないでください。」
「いやさ、ケルベロスってことはキュキュちゃんの三つの人格は同じ体を共有しているだけの他人なわけじゃん?他人をコントロールするってのは無理な話だと思うんだよね。僕らもほら、ガジュをコントロールしろって言われても無理じゃん?」
「まぁそれはそうですね。」
「だからさ、キュキュちゃんがキュキュちゃんを従わせればいいんだよ。別人格をコントロールするんじゃなくて、別人格に干渉しようとするの。丁度僕らがガジュの手綱を握ってるみたいにさ。」
その言葉と共にキュキュの頭にいつもの光景が思い浮かぶ。ハクアを殺そうと暴れ回るガジュと、それを両脇で押さえ込むユンとシャルル。確かにあの状況を自分の体の中で再現できれば、別人格が暴れてもなんとかなるかも知れない。そう思い、キュキュは尊敬する変人に問いを投げる。
「え、えと……わ、私はどうすればいいんでしょうか。」
「別人格が発現した時に、今のキュキュちゃんが意識を保てるようになろう。そしてその為には、とにかく別人格を発現させまくることです!やーいやーい!超絶可愛いケモ耳少女ちゃんやーい!」
ユンが流れるようにキュキュを褒めちぎり、第二人格が発現する。こうして、キュキュの人格干渉訓練が幕を開けたのであった。
◇◆◇
そうして今。時は創立祭に戻り、キュキュは訓練の成果を遺憾なく発揮していた。
「わ、私はそんなこと求めていません!べ、別に誰も殺したくないです!」
「甘えた事を言うな!己が背負った罪を自覚しろこの痴れ者!」
瞳の色を目まぐるしく変えながら、右に左に首を振り回して自分自身と喧嘩する様はあまりにも珍妙。ラナーナはこの意味不明な現状を必死に咀嚼し、息を整えながら魔法を構える。
「これは……一体どういう事なのかしら。あたしはあんた、いやあんた達?を倒せばいいわけ?」
「すみませんすみません。ちょっと複雑な事情を抱えていまして……。すぐに落ち着かせるので待ってください。すみません!」
「落ち着くのは貴様だ!複雑な事情など何もない、ただ目の前の敵を全て殺す!それこそが贖罪であり、正当な行為である!」
「あぁもう、黙ってください!!!」
左手とは違ってしっかりと実態のある右手がキュキュ自身の頬をぶん殴り、自分で自分を黙らせる。
第二人格を発現しては罵倒され、第三人格を発現してはボコボコにされる。そうした地獄の訓練の結果、キュキュはどの人格が発現している間でも、元の人格を同時に発現させることが出来るようになった。といっても体の操作権はほとんどなく、ただ口を挟んだり軽く殴ったりできる程度。当初の目的である『コントロール』というレベルには到底達していない。
「と、とにかく……今はまずラナーナさんを倒してください。こ、殺さない程度に!」
「殺さない程度に……?はっ!愚か愚か!私を止めてみたくば止めてみるがいい!」
「なんかよく分からないけど、向かってくるなら相手してあげるわよ……手加減なしでね!風の精霊よ!その高潔と知性に満ちた聡き魂を呼び覚まし、我が魔力を糧として貫き通せ!狂風の槍!!!」
左手のモヤを槍に変化させ、一切止まることなく突進するキュキュ。そしてそれを迎え撃つように風の槍が空を舞う。炎の時とは違い的確にキュキュの心臓を狙って飛来する槍を避けながら、暴走する自分を抑え込む。果てしなく重労働だが、放っておけば自身かラナーナが死んでしまう。やれることは、全てやらなければ。
「うぅ……。とにかくもっと落ち着いて下さい!」
「べぶっ!」
キュキュはかろうじて動かせる右腕で必死に自分の足をぶっ叩き、自分で自分をこけさせる。これで取り敢えずラナーナの魔法は回避出来たが、結局問題は解決していない。
「うぁ……愚か者め!なぜそのような忌まわしき身の上で私の邪魔をする!」
「え、えっと……!分かりました。ラナーナさんを殺しても構いません。か、構いませんから槍じゃなくて槌を使って下さい。そ、それなら邪魔しませんから!」
「何?ふむ、いいだろう。私の目的は贖罪を果たすこと。その方法はさいして問題ではない!」
三人目の自分は極めて頑固な性格だ。いくら口を挟めるからといってこれを制御するのはやはり不可能。キュキュはそう判断し、改めてラナーナへ向かっていく。自分を抑えられないならば、自分が自分の行いを相殺すればいい。そう考え、キュキュはラナーナに向かって振り下ろされる自分の左手と共に右手を伸ばす。
「殺す!全てを圧殺することこそが贖罪!」
「ら、ラナーナさん!とにかく全力で体を守って下さい!わ、私があなたを全力で守ります!」
「はぁ!?なんかよく分からないけど頼むわよ!」
「は、はい!【強化】!!!」
ラナーナの良いところは、人の言う事を素直に聞けるところである。魔法を唱えるのは時間的に不可能だったのだろう、ラナーナが両手を前に出し、そこに大鎚が飛来するより早くキュキュの右手が触れる。
別人格が発現している時でも、キュキュ自身が意識を保てる。それは即ち【凶化】を使っている時でも【強化】を使うことが出来る事を意味しており、それこそが自分をコントロールする上での唯一の活路だとキュキュは自覚していた。【凶化】で攻撃した相手の体を【強化】で強化し、過剰な攻撃力を高めた防御力で相殺する。この方法が、キュキュなりの最適解だ。
「うぅ……。ごめんなさい、ごめんなさい。い、生きてますか?ごめんなさい!」
「はっはっはっ!贖罪は果たした!はっはっはっ!!!」
「いった……あぁもう!何で私はいつもこんな目にあってるのよ!」
人智を超えた防御力であっても、人智を超えた攻撃力は防ぎきれず。攻撃を喰らったラナーナは、丁度負傷もせず動けもしない程度のダメージを負い、その場に倒れ込む。
こうしてキュキュは、誰一人傷つける事なく戦闘に勝利したのであった。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる