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第六章 試練の迷宮
116.手に職が欲しい
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「ちょっとユン!もっとこっちに寄ってください!スキルが使えません!」
「そうは言うけどねシャルちゃん。僕はもう歩くのもやっとな訳だよ……。あ、無理。吐く。」
ガジュの背中に乗っていたユンが背後を振り返り、足元に何かしらの水滴が降りかかる。ガジュには分かる。この個体混じりの臭い液体の正体は突き止めてはならないものだ。
「ユンは通常の人間と変わらない性能で作られているんですよね。ワールドによる加護で与えられていた魔力や筋力を奪われたからといって、ここまで動けなくなるのはユン自身の怠惰による問題では?」
「痛い所をつかないでよ……。それより早く前進、前進。急がないとワールドが覚醒しちゃうって。」
「ユンに配慮して少し速度を落としているんですがね。」
シャルルがそう言って【投獄】いや【正義の執行者】を発動し、ガジュ達の体が転移していく。
現在シャルルは印を描いた所に転移する従来の【投獄】と、目視範囲のどこにでも転移できる【正義の執行者】を使い分けている。今回のようにシャルルが印を描いていないダンジョン深部を目指す場合であれば、後者を使うのが適切だろう。
目下最大の目標はワールドを叩きのめすこと。そしてそのワールドは恐らく試練の迷宮深部を目指している、というユンの想定に基づき、ガジュ達は今突き進んでいる。
「レザ達が無事だといいがな……。」
「う~んジュノがいるから大丈夫じゃないかなぁ。レザやラナーナはともかく、あの子は曲がりなりにも魔族だからね。」
『クリミナル』一同はここに勢揃いしているが、ハクア達『カイオス』は違う。完全無欠たるワールドが逃げた先のアルカトラ二層を絶賛攻略中の彼女達は、今最も危うい存在と言えるだろう。
ハクアの顔に先ほどのような混乱は見られないが、代わりに不安の色が目立っている。
「そもそももしワールドに遭遇したとして勝てるのか?俺とガジュは魔族と契約したが、未だその力を実感していない。何となく力が湧いている感覚はあるが……。」
「俺も同じくだ。精神が格段に安定したキュキュや、スキルが強化されたシャルルと違って、特段変化を感じない。ただ何となく力が湧いてるだけ。ハクアの表現そのままの感覚だ。」
数多くの魔族を倒してきたガジュ達ではあるが、今回の相手は始祖の魔族ワールド。ガジュが自分より格上だと認識していたかつてのユンと同等、あるいはそれ以上の力を持つ存在である時点で、力でゴリ押すような戦い方は不可能だろう。
だがガジュ達のそんな心配をよそに、ユンは違う点を懸念していた。
「僕的には倒した後の方が心配なんだよね。魔族が死ぬと、アスパの件の時みたくその能力の影響も全部解消されるんだけどさ。ワールドの場合は能力の影響が大きすぎて、倒すと世界が激変する可能性がひっじょーーーーーに高い!」
「ワールドの能力の影響が消えるってなると……魔族が自然発生しなくなるとかそんな感じか?いや、もしかしてお前の存在が消えるのか!?」
「ううん、僕みたいな完全に個体として存在してるものは消えないと思うよ。消えるのはもっと概念的なもの。それこそガジュのいった『魔族が自然発生する』って現象とか、『人はスキルを持って生まれてくる』とかその他諸々全部消える。後多分この試練の迷宮も、『入る度に構造が変わる』とか『魔物がすぐ復活する』とかの現象が消えて何の変哲もないただの洞窟になるかな。」
「はぁ!?そんなのまであいつの影響なのかよ!」
「うん。歴代のワールドの依代はかなり好き勝手やってるからね。僕も本当は色々やりたかったんだけど何せアルカトラにいたからさぁ。【創造】は僕のスキルじゃなくワールドの力だからカナンに縛られてこそいなかったけど、所詮檻の中だしさぁ。あ、そうそう皆さんご存知、始祖の冒険者ユノも依代の一人だよ!」
相変わらず吐瀉物と冷や汗を撒き散らしつつ、平然と新事実を告げるユン。数百年の歴史があるワールドの依代だから、ユンが軽く話した以外にも色々とあるのだろうとは思っていたが、まさかここまでとは思っていなかった。
ガジュは大きくため息をつき、背中のユンを睨みつける。
「ユン、一度知ってることを全て話せ。これまでワールドの依代は何をやって来たんだ。」
「うーんとね。最初の依代は混沌を好む最低な性格をしていて、動物に魔力を振り撒いて魔物にしたり、ゴブリンなんかの特殊な魔物を作ったりしたんだよ。で、二代目のユノが非常に道義的で、その魔物達を倒すべく人々に『スキル』という概念を与え、魔物の巣となっていたアルカトラのようなダンジョンを片っ端から攻略したり、人々を鍛える為に試練の迷宮を作ったりした。その二人に比べると後の依代達は変わったことしてないかなぁ。皆思い思いに殺したり救ったり。ワールドがそういう自由な行動を求めてたからね。」
「てことはワールドを倒すと俺達はスキルも魔力も失うのかよ……。」
「まぁそういうことだね。全ての人類がフラットな状態になって、それこそ筋肉のあるガジュや剣術に長けたハクアが最強の部類になるんじゃない?」
その言葉を聞き、ガジュの頭に妙な期待感が生まれる。散々スキルの不便さで無能と罵られてきた身だ、最強になれるとなると心が躍るが、これはそう単純な話ではない。
シャプナなどがいい例だが、この世にはスキルや魔力を資本として職を得ている人間が多くいる。それらが消失すれば全人口のかなりの割合が職を失うだろう。
冒険者にしてもそう。個体は消えないという話だから、魔物が突如消滅するような事はなく、冒険者達が一斉に職を失う事こそないだろうが、それはあくまでも残党狩り。新たな魔物が生まれなくなれば、いつか仕事は尽きる。
ガジュがどれほど強くなろうと無職になってしまえば意味はない。
「どうする?ここで僕を見捨てれば、ガジュは無能と罵られながらも職を守れるよ?」
「今更馬鹿な事聞くな。最優先はお前を助けることだ。無職になるならクルトにでも雇って貰うさ。あいつのパン屋なら世界がどうなろうが儲かるだろ。」
「いいかもしれませんねそれ。もういっそ皆でパンを捏ねましょう。ん、着きましたよ。試練の迷宮二層です。」
目まぐるしく変わっていた景色が急に止まり、ガジュ達は魔物の死体が転がる森の中で足を止める。いつの間に階段を降りていたのか分からないぐらいには高速の転移だったが、恐らくシャルルはこの死体と血を頼りに進んでいたのだろう。
ジュノ達は魔物を蹴散らしながら進軍しているわけで、彼らを追いかけるのにこれ以上便利な痕跡はない。
「おいレザ!ラナーナ!ジュノ!無事か!?」
ハクアが大きく声を上げ、周囲を捜索し始める。ただでさえダンジョンの内部はごちゃごちゃとしているというのに、ここは森。痕跡が残っているとはいえ、三人を見つけるのは至難の技だ。
ガジュがそう思いながらハクアと共に辺りを見渡すと、奥から血まみれの人間が二人現れる。
「ハクア……。よかった、ガジュもユンも無事だったんだな。残念ながら……こっちは壊滅だ。」
「おいレザ!何があった!?」
「ジュノが……ジュノが魔族らしき奴に乗っ取られた。僕ら程度じゃ、成す術もなかったよ。」
血塗れのラナーナを抱えたレザがその場に倒れ込み、ガジュ達は最悪の事態を確信していた。
「そうは言うけどねシャルちゃん。僕はもう歩くのもやっとな訳だよ……。あ、無理。吐く。」
ガジュの背中に乗っていたユンが背後を振り返り、足元に何かしらの水滴が降りかかる。ガジュには分かる。この個体混じりの臭い液体の正体は突き止めてはならないものだ。
「ユンは通常の人間と変わらない性能で作られているんですよね。ワールドによる加護で与えられていた魔力や筋力を奪われたからといって、ここまで動けなくなるのはユン自身の怠惰による問題では?」
「痛い所をつかないでよ……。それより早く前進、前進。急がないとワールドが覚醒しちゃうって。」
「ユンに配慮して少し速度を落としているんですがね。」
シャルルがそう言って【投獄】いや【正義の執行者】を発動し、ガジュ達の体が転移していく。
現在シャルルは印を描いた所に転移する従来の【投獄】と、目視範囲のどこにでも転移できる【正義の執行者】を使い分けている。今回のようにシャルルが印を描いていないダンジョン深部を目指す場合であれば、後者を使うのが適切だろう。
目下最大の目標はワールドを叩きのめすこと。そしてそのワールドは恐らく試練の迷宮深部を目指している、というユンの想定に基づき、ガジュ達は今突き進んでいる。
「レザ達が無事だといいがな……。」
「う~んジュノがいるから大丈夫じゃないかなぁ。レザやラナーナはともかく、あの子は曲がりなりにも魔族だからね。」
『クリミナル』一同はここに勢揃いしているが、ハクア達『カイオス』は違う。完全無欠たるワールドが逃げた先のアルカトラ二層を絶賛攻略中の彼女達は、今最も危うい存在と言えるだろう。
ハクアの顔に先ほどのような混乱は見られないが、代わりに不安の色が目立っている。
「そもそももしワールドに遭遇したとして勝てるのか?俺とガジュは魔族と契約したが、未だその力を実感していない。何となく力が湧いている感覚はあるが……。」
「俺も同じくだ。精神が格段に安定したキュキュや、スキルが強化されたシャルルと違って、特段変化を感じない。ただ何となく力が湧いてるだけ。ハクアの表現そのままの感覚だ。」
数多くの魔族を倒してきたガジュ達ではあるが、今回の相手は始祖の魔族ワールド。ガジュが自分より格上だと認識していたかつてのユンと同等、あるいはそれ以上の力を持つ存在である時点で、力でゴリ押すような戦い方は不可能だろう。
だがガジュ達のそんな心配をよそに、ユンは違う点を懸念していた。
「僕的には倒した後の方が心配なんだよね。魔族が死ぬと、アスパの件の時みたくその能力の影響も全部解消されるんだけどさ。ワールドの場合は能力の影響が大きすぎて、倒すと世界が激変する可能性がひっじょーーーーーに高い!」
「ワールドの能力の影響が消えるってなると……魔族が自然発生しなくなるとかそんな感じか?いや、もしかしてお前の存在が消えるのか!?」
「ううん、僕みたいな完全に個体として存在してるものは消えないと思うよ。消えるのはもっと概念的なもの。それこそガジュのいった『魔族が自然発生する』って現象とか、『人はスキルを持って生まれてくる』とかその他諸々全部消える。後多分この試練の迷宮も、『入る度に構造が変わる』とか『魔物がすぐ復活する』とかの現象が消えて何の変哲もないただの洞窟になるかな。」
「はぁ!?そんなのまであいつの影響なのかよ!」
「うん。歴代のワールドの依代はかなり好き勝手やってるからね。僕も本当は色々やりたかったんだけど何せアルカトラにいたからさぁ。【創造】は僕のスキルじゃなくワールドの力だからカナンに縛られてこそいなかったけど、所詮檻の中だしさぁ。あ、そうそう皆さんご存知、始祖の冒険者ユノも依代の一人だよ!」
相変わらず吐瀉物と冷や汗を撒き散らしつつ、平然と新事実を告げるユン。数百年の歴史があるワールドの依代だから、ユンが軽く話した以外にも色々とあるのだろうとは思っていたが、まさかここまでとは思っていなかった。
ガジュは大きくため息をつき、背中のユンを睨みつける。
「ユン、一度知ってることを全て話せ。これまでワールドの依代は何をやって来たんだ。」
「うーんとね。最初の依代は混沌を好む最低な性格をしていて、動物に魔力を振り撒いて魔物にしたり、ゴブリンなんかの特殊な魔物を作ったりしたんだよ。で、二代目のユノが非常に道義的で、その魔物達を倒すべく人々に『スキル』という概念を与え、魔物の巣となっていたアルカトラのようなダンジョンを片っ端から攻略したり、人々を鍛える為に試練の迷宮を作ったりした。その二人に比べると後の依代達は変わったことしてないかなぁ。皆思い思いに殺したり救ったり。ワールドがそういう自由な行動を求めてたからね。」
「てことはワールドを倒すと俺達はスキルも魔力も失うのかよ……。」
「まぁそういうことだね。全ての人類がフラットな状態になって、それこそ筋肉のあるガジュや剣術に長けたハクアが最強の部類になるんじゃない?」
その言葉を聞き、ガジュの頭に妙な期待感が生まれる。散々スキルの不便さで無能と罵られてきた身だ、最強になれるとなると心が躍るが、これはそう単純な話ではない。
シャプナなどがいい例だが、この世にはスキルや魔力を資本として職を得ている人間が多くいる。それらが消失すれば全人口のかなりの割合が職を失うだろう。
冒険者にしてもそう。個体は消えないという話だから、魔物が突如消滅するような事はなく、冒険者達が一斉に職を失う事こそないだろうが、それはあくまでも残党狩り。新たな魔物が生まれなくなれば、いつか仕事は尽きる。
ガジュがどれほど強くなろうと無職になってしまえば意味はない。
「どうする?ここで僕を見捨てれば、ガジュは無能と罵られながらも職を守れるよ?」
「今更馬鹿な事聞くな。最優先はお前を助けることだ。無職になるならクルトにでも雇って貰うさ。あいつのパン屋なら世界がどうなろうが儲かるだろ。」
「いいかもしれませんねそれ。もういっそ皆でパンを捏ねましょう。ん、着きましたよ。試練の迷宮二層です。」
目まぐるしく変わっていた景色が急に止まり、ガジュ達は魔物の死体が転がる森の中で足を止める。いつの間に階段を降りていたのか分からないぐらいには高速の転移だったが、恐らくシャルルはこの死体と血を頼りに進んでいたのだろう。
ジュノ達は魔物を蹴散らしながら進軍しているわけで、彼らを追いかけるのにこれ以上便利な痕跡はない。
「おいレザ!ラナーナ!ジュノ!無事か!?」
ハクアが大きく声を上げ、周囲を捜索し始める。ただでさえダンジョンの内部はごちゃごちゃとしているというのに、ここは森。痕跡が残っているとはいえ、三人を見つけるのは至難の技だ。
ガジュがそう思いながらハクアと共に辺りを見渡すと、奥から血まみれの人間が二人現れる。
「ハクア……。よかった、ガジュもユンも無事だったんだな。残念ながら……こっちは壊滅だ。」
「おいレザ!何があった!?」
「ジュノが……ジュノが魔族らしき奴に乗っ取られた。僕ら程度じゃ、成す術もなかったよ。」
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