『使い捨てられた補助スキル持ち、迷宮の主になって制服妖怪と学園祭を始める』

葉月奈津・男

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全年齢対応・表現マイルドバージョン

第35話 最前線攻略者たち④ ~光の中でほどける輪郭~

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 続々と撃破されていく後詰。
 カルマが次の標的としたのはF班だった。

 マップ埋め係E班よりも下位にいるパーティだ。
 その主な役割は兵站。
 物資の輸送である。

 事前の予定から考えれば『64階層の最奥に行き、ダンジョンマスターのドロップアイテムを持ち帰る』であるから短期の探索。
 探索とも言えない地点往復でしかない。

 しかし、なにがあってもおかしくないのがダンジョン。
 万一の備えとして食糧、医薬品、予備の武器・防具を運んでおく。
 不要の用が彼等の役目だ。

 ハッキリ言って誰もが無駄だと思っている。
 そんな存在。

 なのに、活動が続けられているのは書類上の建前からだった。
 ダンジョン攻略は各学校を含む公的事業。
 当然に所管する省庁があり、監督している。

 普段のパーティ単位であれば、運用や活動はパーティごとの判断が尊重され、行政が口を挟むことはない。
 だが、今回のような大きなレイドでは事前・事後において審査が行われる。

 中でも厳しく問われるのは安全対策だ。
 つまるところ、『国家の貴重な財産である将来有望な探索者を保護するため』という名目のもと、『子供たちを危険な場所へ行かせるな!』と主張するいくつかの団体に対する言い訳のためだった。
『これだけ厳しく管理・指導をしたうえで活動を認めています』。あくまで自主性を尊重しつつ『安全には配慮するよう監督しているんですよ、政府は』というわけである。

 このため、レイド申請時に提出した『討伐計画書』には、この班のことが明記されていた。
 明記しているからには、『きちんと機能させていました』という体裁を整える必要がある。

 実際に動かしたという実績と、それを証明する行動記録が求められるのだ。
 動かさないで偽の書類や証拠を作るより、動かした方が簡単。
 ということで、活動が続いている。

 そんなわけで、内情は「いらない子」だった。
 安全を確保された道を、大量の物資が入った大きめのアイテムボックスを背負って進んでいる。
 戦闘があるわけでもなく、「安全に動かしました」と言うための退屈な時間を過ごしている。それが、後詰F班だった。



「だからなのだろうな。やたらピリピリしていたのは」
 危険はなくとも精神的に余裕がなかったのだろうと思う。

「だからって、他人に当たり散らす理由にはならないし、許されることでもないけどね!」
 同情はできないし、しない!

 彼等に対しても、カルマの愛想は尽きている。

    ◆37階層の追憶◆

 彼等が運ぶのは主力用だ。
 そう規定されている。

 しかし、事実として、その辺りは曖昧だった。
 全体で用意したものをテキトーに分けてあるだけなのだ。
『全体の物資から、適宜必要となるものを選別。なるべくコンパクトにまとめた上で運ぶ』ことになっている。

 なので、ときおり物の入れ替えが行われる。
 食糧しか入っていなかったり、薬品ばかりだったりがあるからだ。

 全体で集めた各種アイテムの保管のために、アイテムボックスを空けたい。
 などの要望が出たりするとそうなる。

 管理者がいい加減で、不都合が出たら暇そうなやつに作業を丸投げすればいい。
 その程度の考えで動いているのだ。
 で、この『暇な奴』が誰あろうカルマである。

「ホラ、ここ置いといてやるから、さっさと済ませろよ!」
「荷物拡げられると邪魔でしょうがないのよね!」
 例によって、手伝う気0。
 アイテムボックスを雑に並べて置くだけだ。

「予備の武器つってもさ、なんでもいいわけじゃねぇんだって!」
「体力回復とか傷用のポーションはあるの! 状態異常の回復と予防のポーション出してよ!」
「肉! ってしか言わなかった奴らが、さすがに飽きたから魚を喰いてぇとか言い出してんの! 魚素材どこ?!」
 アイテムの入れ替えをすると聞きつけた者たちが、押しかけてきた。
 欲しいものを自分で探すのは面倒がって動かないくせに、人にやらせるためなら動けるらしい。

「早くしろよ!」
「グズ!」
「サボんな役立たず!」
 罵声を飛ばすなら、その間に自分で探す方が早いと思うのだが・・・。

 罵るための口は動かすが、目的物を見つけるための手は動かさない。
 困った者たちである。

「・・・・・・」
 溜息を吐きたくなるが、耐えて手を動かす。

 慣れたつもりだが、『コレ』は地味に精神を削り取られる。
 耳に入って来るのは止められないが、言葉ではなく音として受け流すよう努める。
『努める』だけで、そんなことは無理なんだけども。

 殴られたり蹴られたりするよりも、楽だと思われがちだが違う。
 体についた傷や痛みはポーションで跡形もなく消せるが、削られた心を癒すのはポーションでも魔法でもできない。
 すり減ったままだ。

「なにをモタモタしてんだよ! うるさくて寝れやしねぇ」
 F班のものが、しびれを切らして出ている。
 だが・・・。

 やはり、文句を言うだけで手伝いはしない。
 耳元で怒鳴られて、精神がゴリゴリ削られる。

 なにより、「役立たず」。
 この音だけは、雑音にできなかった。
 意味に、胸がぎゅっと締めつけられるから。



「役に立つって、なんだったんだろうな?」
 ふと、問いを浮かべてみる。
『誰か』のために動くことか?
 それとも、『黙って耐える』ことか?

「ああ、両方だ」
 答えが見つかった。

『役立たず』ではない『彼ら』なら、『カルマの』ために働いてくれるだろう。
『妖怪』にされても、どんな端役を振られても、『黙って耐える』はずなのだ。

「次は、誰にしようか」
 問うでもない言葉の答えに、もう迷いはなかった。

 傍らでは白く冷たい指が、揺らぐことなくコマンドを操作している。
 蒼い河童が水を揺らし。
 赤い長い舌から、ぬめった音が静かに響く。
 茶色い泥の腕が、まだ見ぬ獲物を手招いている。

   ◇現在◇

 そのF班が
 通路を進んでいる。
 モンスターは他のパーティが駆逐し終えているとわかっているから、周囲への警戒は薄く、本隊に追いつくわけにもいかないから歩みは遅い。
 まるっきり気が抜けている。

「ダリィな」
「言わないで! よけいダルくなるから!」
「俺らは何してんのかねぇ?」
「レイド中だ!」
「ほんとかよ!」
 とてもそうは思えんぞ!
 全員が、そう感じている。

「俺たちは人型ドローンだ。荷物積まれて移動するだけ」
 リーダーが実も蓋もないことを言った。
 気が緩みまくっている。

「ロボットかよ!」
 ベクトルが反転したらしいメンバーが、いきなりキレた。
 床下まで落ち込んでいた者が突然屋根の上まで跳んだようだ。

「頭、悪すぎんだろ!」
 苛立たしげに吠えた。

「爆弾にされるよかいいだろ! 頭吹っ飛ばされたいのか!?」
 キレられたことでリーダーもキレたようだ。
 怒鳴り返している。

 気が緩んでいたのではなく、緩めていたのだ。
 気を張っていたのでは耐えられないから。

 「頭だけじゃねぇ! 全部消された奴もいるんだ! ダラダラ運べていることを感謝しろ! その荷物を積み込んだ奴はもういない!」
「・・・・・・」
 一瞬で場が静まり返った。
 緩んでいた気が、少しだけ緊張感を孕み、沈み込む。

「そ、それは・・・」
 言ったらおしまいだ。

 全員分かっている。
 みんなして口を噤んだ。
 多少は後ろめたい気持ちもあるらしい。

 カルマからすれば「だから?」ではあるとしても。

 いまさらだし。
 遅すぎた。
 いろいろと。



「ねぇ、なに、これ?」
 静まり返っていた周辺がにわかに騒がしくなった。
 甲高く忙しない音が響いてきている。

「後ろ?」
 音は彼らが来た方向から近付いてきているようだった。

「せ、戦闘用意!」
「え? モンスターなの?」
「他にあるかよ! どう考えても人間が出す音じゃねぇだろ!」
 もっともな理由だった。
 七人全員が武器を構える。

 そして・・・。


「ウソだろ?」
「ムリ」
 絶望した。

 現れたのは『大百足』。
 62階層のフロアボス。
 体長10メートル越えの『大きなムカデ』だ。

 物理攻撃はほとんど効かず、魔法の連打でしか倒せない相手。
 F班だけでは手数が足りないのだ。
 近接職メインだし、何より単純に人数が足りない。

 魔職メインのパーティを集めてようやく勝てる。
 そういう相手。

 なにより、実力が足りない。
 彼等の能力は単独だと45階層までが適正と評価されている。
 62階層は無理! となる。

「に、逃げるぞ」
「ど、どこへよ?!」
「知るか―!」
 彼等は逃走した。


 先頭に立ったのはリーダーだ。
「どこに?」の当てはなく、ただ一番広い通路を爆走する。

「おりゃぁぁぁぁ」
「・・・・・・」
 駆けていく背中を見送る視線がある。。

 メンバーが我先にと続く中、そっと抜け出た者がいた。
 自然な形で最後尾にいた女性メンバーだ。
 気配を消して、横道へと身を滑り込ませる。

「ガンバってね!」
 ムカデの注意を引くのを。

 願いは叶い、ムカデは身を潜めた横道を通り過ぎて行った。
 人数の多い方を優先したようだ。

「長居は無用ね。お先に失礼するわ」
 仲間たちの健闘を祈りつつ、身を翻して安全な63階層まで逃げるのだ。

「え?」
 動いてない。

 逃げたはずの足が浮いている。
 自分の足なのに、他人よりも遠い存在になっていた。

 床には赤い金属光沢が見えている。
『まるで』なにかの尻尾だ。
 あってはいけないことに、『大百足』同様、一人で立ち向かってはいけない『存在』を想起させる色と形。
 破壊の予感。

「え?」
 彼女の姿が揺らいだ。
 シルエットの形が変わる未来を予感させる。

 息が詰まったような音が漏れた。
 息が湿った音を立てて口から漏れた。

「エ?」
 逃げなきゃ。
 遅まきながら、そう考えて腕を動かした。

 動かない。
 感覚がなかった。

「あ、え、そんな」
 ガクガク震えながら気が付く。
 まったく痛みがないことに。

『ナニか』が明らかに消されている。
 きっと大事なモノのはずだった。
 それが無造作に、失われていく。

 なのに痛みがない。
 痛みだけじゃない。

 なにかが触れているようにも感じない。
 痛覚と触覚が麻痺している。
 手足を動かす指令を伝える神経もだ。

 意識はあり状況も理解できるのに。
 自力ではなんにもできないってこと。

「あ、や、た、たすけて」
 助けを求めてみるが、求めるべき相手はついさっき自分で見捨てている。

 今頃は、かなり遠くにいることだろう。
 自分だけ助かろうとした彼女は、自分だけで何とかしなくてはならない。
 そして、それは多分もうムリだ。

 ゴトン!

「い、いや、いやぁ・・・」
 なにかが落ちる音がした。
 無意識に追った目が見慣れないものを映した。

『なにか』が欠けた自分のシルエット。
 自分の輪郭が、光の中でほどけていくようだった。

 ゴト、ゴト、ゴトン!

 音が続く。
 女メンバーは目を閉じた。

 下に広がる光景を見たくない。
 認めたくない。

 そして、心のどこかで願った。
 今のうちに最後の一つも切り落として欲しいと。
 叶うことはなかったけれど。

 通路の空気が、幕のように揺れていた。
 次の役者を迎えるために

    ◇

『役立つ』者に退場は似合わない。
 かつて「役立たず」と言われたカルマが、それを望むことはない。
 舞台へ復帰を果たした『妖怪』たちが許さない。

 役に立つって、誰のため?
 誰が決める?
 それを問う者は、もう誰もいない。

 幕はまだ降りない。
 役者は、舞台に戻される。
 それが、カルマの迷宮だった。
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