異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~

ぱつきんすきー

文字の大きさ
81 / 84

81 天使? 聖女? いいえ誤解です(別視点)

しおりを挟む

ジェニー「スキニー? どうしたの、しっかりして!」

クロエ「お嬢が倒れた! そして、なんか光ってた!」

ケイト「え!? お嬢のお尻・・・」

プリシラ「しっぽ、しっぽが生えてますわよ?」

アレッタ「なんだいなんだい? 進化でもしたってのかい?」


夕暮れ間近の時間帯

ミランダの教会にたどり着き、その建物の中に入って数歩

急にスキニーの体が輝きだしたと思ったら、意識をなくして急に倒れ込んでしまいました

それもただ倒れただけではありません

なんと、今までなかったしっぽまで生えているではありませんか

それも周到なことに、お洋服にはキレイにしっぽ穴まであいています


ジェニー「とにかく、この子をちゃんとしたところで寝かせてあげたいわ」
ジェニー「どこかにいい場所ないのかしら」

そんな話をしていた時でした

女性「それなら、孤児院の空き部屋を使ってくださいな」

その女性は全身濃紺の修道服のようなモノを身にまとっていて、

いかにもシスターといった雰囲気の、若い人族のようでした


アレッタ「悪いねクラリッサ、そうさせてもらうよ」

クラリッサ「いいのよ、気にしないで。部屋は空いているのだし」
クラリッサ「それにここは、あなたの家でもあるんだから」

どうやらアレッタとそのシスター、クラリッサは親しい仲のようです


クラリッサ「それよりも、その倒れているお方は?」
クラリッサ「天使様なのでしょうか? それとも聖女様なのかしら?」

アレッタ「え? 天使?」

ケイト「聖女様? お嬢が?」

プリシラ「ないですわ。それはないですわ」

クロエ「お嬢はたぶん、外国のお金持ちだよ~?」

ジェニー「スキニーが天使とか聖女とか、さすがにそこまでは思っていないけど・・・」


クラリッサ「先程のまばゆいばかりの御光。尊いお方の御力を感じました」
クラリッサ「きっと神に連なるお方か、それに準ずるお方なのではないかと存じます」

アレッタ「ホントかね~。ただの気のイイ、ちょっとお間抜けなカワイイお嬢様って感じなんだけどね~」

プリシラ「たしかに少しばかり、お間抜けさんかもしれませんわね」

ケイト「見た目はただのカワイイお嬢様ですよね。ちょっと言動は変わってるけど・・・」

クロエ「いきなり凄いことはじめるよね~」


ジェニー「それはともかく、スキニーをその空いている部屋に寝かせてあげたいわ」

クラリッサ「ご案内します。どうぞこちらです」

ジェニー「ありがとう。助かるわ」

クラリッサ「いえいえ。彼女には、いつまででも、この教会にご逗留いただきたいものですわ」



ワタシが神とのやり取りの後に記憶を飛ばしている間、こんな会話が繰り広げられていました


もしも本人が目覚めていたのなら、喜び勇んでいたことでしょう

そして、きっとこんな感じのリアクションをしたことでしょう

「ワタシが女神? いやそんな大したことないですってばぁ~」(誰も女神とまでは言っていません)

「そしてカワイイと言ってくれた人、ありがとうなのです!」
「あとでコッソリ、なにか美味しいモノをあげましょう!」



そんな感じで知らぬ間に、とりあえずの居場所もゲットしたワタシなのでした

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります

モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎ 飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。 保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。 そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。 召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。 強制的に放り込まれた異世界。 知らない土地、知らない人、知らない世界。 不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。 そんなほのぼのとした物語。

私と母のサバイバル

だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。 しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。 希望を諦めず森を進もう。 そう決意するシェリーに異変が起きた。 「私、別世界の前世があるみたい」 前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

処理中です...