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ゴウキ・ファミリー
勇者クレア達 その3
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クレア達は呆然自失となりながら、刀鍛冶を店を出た。
自分達が超掘り出し物と思って購入したそれが詐欺に使われていたナマクラだと知った衝撃は計り知れなかった。
クレア達は伝説エクスカリバーの存在とその姿を王城図書館にある書物で知ったが、店主曰く実はその書物は王城にしか無いのではなく、少数ではあるが世界中に出回っているらしい。
そして刀剣に興味のある者であれば、その存在は大概は知っているだろうという。だからこそエクスカリパーという偽物が出回り、被害者も多く出たのである。
世代を越えた若者に被害者が出るとは思わなかったと店主は笑っていたが、クレア達は到底笑えるものではなかった。
何しろ彼女達はこの遠征にて貴族から貰った依頼料の大半をそのエクスカリパーに費やしてしまったのだから、無気力になるのも無理はない。大変な遠征ではあったが、報酬がそこそこまとまって貰えたことが救いとなっていたのだ。
本来彼女らは金にはそこまで執着しないが、セントラルギルドの搾取によってうまく買い出しも出来ず、資金繰りはそれほど良好とは言えなかった。だからこそ、この大金を詐欺によって失ってしまったことは耐えがたいほどの精神的ダメージを負わせることになる。
「買い物するときの注意。お買い得だと思ったやつは・・・特に高い買い物をする時は、それが本当に買って良いものかしっかりと吟味しないと駄目だ」
クレアはかつてゴウキに言われた言葉を思い出していた。
これだと思う掘り出し物を見つけたときや、良い取引を持ち掛けられたときも、ゴウキがパーティーにいたときは念入りに購入前の品物を取り調べていた。
「冒険者間の騙し騙されるってのは、普通にあるもんらしいからな。調べるにこしたことはねぇ」
商品は自分を疑われたことで気分を害し、その場から立ち去った者もいた。
そのたびにクレアは疑ってしまい申し訳ない気持ちになったが、それでもゴウキは相手がどのような態度に出ようと、変わることなく徹底して取引の場には立ち会っていた。
実際それで付き合いの無くなった商人や冒険者もいたが
「高い買い物で疑ってかかるのはある程度仕方がねぇことだ。それが嫌だというのなら、元々性格的に縁が無かったか、そいつにやましいことがあるってことだ」
とゴウキは言って譲らなかった。
これについてもリフトとしばしば衝突していたが、それでもゴウキの念入りの下調べのお陰で、彼がいる間は詐欺に遭うことはなかった。
だからだろうか・・・クレアは冒険者に対する詐欺の件数は多いなどという事実を知りもしなかったのである。
ゴウキは疑り深い、その程度にしか考えていなかったことを、クレアは今このとき初めて後悔していた。
自分達が超掘り出し物と思って購入したそれが詐欺に使われていたナマクラだと知った衝撃は計り知れなかった。
クレア達は伝説エクスカリバーの存在とその姿を王城図書館にある書物で知ったが、店主曰く実はその書物は王城にしか無いのではなく、少数ではあるが世界中に出回っているらしい。
そして刀剣に興味のある者であれば、その存在は大概は知っているだろうという。だからこそエクスカリパーという偽物が出回り、被害者も多く出たのである。
世代を越えた若者に被害者が出るとは思わなかったと店主は笑っていたが、クレア達は到底笑えるものではなかった。
何しろ彼女達はこの遠征にて貴族から貰った依頼料の大半をそのエクスカリパーに費やしてしまったのだから、無気力になるのも無理はない。大変な遠征ではあったが、報酬がそこそこまとまって貰えたことが救いとなっていたのだ。
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「買い物するときの注意。お買い得だと思ったやつは・・・特に高い買い物をする時は、それが本当に買って良いものかしっかりと吟味しないと駄目だ」
クレアはかつてゴウキに言われた言葉を思い出していた。
これだと思う掘り出し物を見つけたときや、良い取引を持ち掛けられたときも、ゴウキがパーティーにいたときは念入りに購入前の品物を取り調べていた。
「冒険者間の騙し騙されるってのは、普通にあるもんらしいからな。調べるにこしたことはねぇ」
商品は自分を疑われたことで気分を害し、その場から立ち去った者もいた。
そのたびにクレアは疑ってしまい申し訳ない気持ちになったが、それでもゴウキは相手がどのような態度に出ようと、変わることなく徹底して取引の場には立ち会っていた。
実際それで付き合いの無くなった商人や冒険者もいたが
「高い買い物で疑ってかかるのはある程度仕方がねぇことだ。それが嫌だというのなら、元々性格的に縁が無かったか、そいつにやましいことがあるってことだ」
とゴウキは言って譲らなかった。
これについてもリフトとしばしば衝突していたが、それでもゴウキの念入りの下調べのお陰で、彼がいる間は詐欺に遭うことはなかった。
だからだろうか・・・クレアは冒険者に対する詐欺の件数は多いなどという事実を知りもしなかったのである。
ゴウキは疑り深い、その程度にしか考えていなかったことを、クレアは今このとき初めて後悔していた。
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