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第20話・新しい武器とオッサンとの出会い1
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「ゼロ、お前覚えとけよ・・・」
「いや、俺がなにしたっていうんですか・・・」
俺、本当になにもしていませんよ!
「はぁ、ここへ来たってことは手紙見たんだろ?」
「はい、見ました」
「やっぱそうだよな!じゃあ風の杖を返すってことだな」
とりあえず武器を新調するにあたり、風の杖の支払いがなくなるだけでもありがたい。
「はい。ダンさんに風の杖を売っていただいたおかげで、今の俺がいると言っても過言ではないです。ありがとうございました」
風の杖をダンさんへ返す。
「そんなことを言ってくれるなんて嬉しいじゃねえか!じゃあ次の杖はこれだ、爆風の杖!ダブルマジックと同じレアだぞ!」
杖の先端に、芸術的な風の模様が描かれていて高級感がある。
いかにも上級風魔法使いが装備してそうだ。
でも、レアリティがダブルマジックと一緒ってことは相当な品じゃないのか?
「これ、相当な品ですよね?」
ダンさんがすごいにやけた顔になる。
「俺もつい最近手に入れたんだけどな。風魔法使いはユニーク武器を手に入れるまでは、爆風の杖を装備しとけば問題ないと言われているくらいの逸品だ」
ユニーク武器が手にはいるまでって、高LVの狩場までほぼ余裕では?
「そんなに強いんですか?」
「ああ、保証するぜ」
これはやばい。
レアのダブルマジックも、魔法使いにとっては絶対に欲しい装備のひとつだろう。ということは爆風の杖も同じように強いという事か。
「まあ、爆風の杖は50LV以上で真の力を発揮するらしいからがんばれ」
「その詳細は知らないんですか?」
「知らん!」
武器屋がそれでいいんかい!
「さて、こっからはお金の話だ。サティからダブルマジックを大金貨10枚で売ってもらったんだろう?なら同じ支払いにしよう。大金貨10枚で売る!但し、ゼロも強くなったから50日間、毎日金貨2枚を支払う契約でどうだ?」
「俺は、どんな条件を提示してこようが買おうと思ってましたよ」
「粋な事言ってくれるね!無謀な条件を出して来たらどうしてたんだ?」
「ダンさんは、そういうことを言いません」
金貨2枚分の銅貨200枚を支払う。金貨に換金しとけばよかった・・・
「さすがゼロだな、応援してるぞ!」
「ダンさん、わたくしも武器が欲しいのですが?」
「・・・」
ダンは無表情で固まる。
なんだ?ルリさんと確執でもあるのか?
「わたくしも武器が欲しいのですが」
「分かった分かった、弓だろ!」
カウンターの中から弓を取り出す。
「ほら、狩りの弓だ。お前のLVならこれぐらいで十分だろ」
「ありがとうございます」
ルリさんはニコッとした顔で裏ではなにがあったんだろう。
武器屋を出て、ルリさんと初心者の森へ行く。
「ルリさん、今日はワイルドドッグを狩ってみますか」
「はい。ですけど、私は範囲攻撃も回避スキルも持っていませんが大丈夫でしょうか?」
「とりあえず、ワイルドドッグが出てきたら2体は俺が倒しますので1体をまかせようかなと」
「分かりました。お任せください」
「ダブルウインドカッター」
2体のワイルドドッグは一瞬で光の泡になる。
爆風の杖からは火力あげときましたー!と言われてる気がする、いいね。
ワイルドドッグ1体は、ルリさんに向かう。
「スナイプ!」
ワイルドドッグの足を的確に射抜き怯ませて、
「ダブルショット!」
2つの矢が頭を貫き光の泡に変える。
うーん、狩りの弓には動物補正があるのかもな。
「やりましたよ!ゼロさん」
「ばっちしですね!このまま狩りましょう。強くなってきたら、ワイルドドッグを同時に2体相手にするという事で」
「はい!」
ルリさんはLV5になった。新しいスキルの"集中"を手に入れていた。
集中を使ってみると一定時間、視力強化、動体視力強化、攻撃力強化、クールタイム低下が手にはいるらしい。
自己強化スキルか~、俺も欲しいな~。
日没間際、さらに1LV上げLV6に上がっていた。
冒険者協会に帰ってきて精算をする。
今日はルリさんと食堂へ降りていく前に、精算アイテムをポーチに詰め込んだから忘れてないよ!
ルリさんの精算が終わり、俺の精算の番になる。
「ゼロさん、順調ですか?」
「はい、順調です」
「それはよかったです。いきなり長期間のクエストをお願いしてしまったので、心配しておりました」
このクエストのおかげでルリさんと知り合えたし、俺としてはとても感謝している。
早急にルリさんのLVを上げて、身内で狩りとかもしてみたいな~と思っていると、マリさんから声がかかる。
「では精算いたします。あ、悪魔の心臓196個・・・ゼロさん聞いてもいいですか?」
「はい、なんでしょう?」
「ゼロさんは、ルリさんに付き添って丸1日狩りに行っている。で、間違いありませんね」
その次の言葉は予測できる・・・
冒険者協会の転移陣から悪魔の森へ行ったゼロさんをなんたらかんたら・・・だろ?
「私は!冒険者協会の転移陣から悪魔の森へ行ったゼロさんを見ておりません!」
ですよね・・・とゼロは項垂れる。
「ゼロさん!どうなってるんですか!もう、言い逃れはできませんよ!状況証拠も挙がっているんですよ!」
「マリ、落ち着け。とりえあず精算して頭を冷やすんだ」
協会長が裏から出てきて抑え込んでくれる。
ふー、やっと協会長らしいことをしてくれたとゼロは感謝した。
「いや、俺がなにしたっていうんですか・・・」
俺、本当になにもしていませんよ!
「はぁ、ここへ来たってことは手紙見たんだろ?」
「はい、見ました」
「やっぱそうだよな!じゃあ風の杖を返すってことだな」
とりあえず武器を新調するにあたり、風の杖の支払いがなくなるだけでもありがたい。
「はい。ダンさんに風の杖を売っていただいたおかげで、今の俺がいると言っても過言ではないです。ありがとうございました」
風の杖をダンさんへ返す。
「そんなことを言ってくれるなんて嬉しいじゃねえか!じゃあ次の杖はこれだ、爆風の杖!ダブルマジックと同じレアだぞ!」
杖の先端に、芸術的な風の模様が描かれていて高級感がある。
いかにも上級風魔法使いが装備してそうだ。
でも、レアリティがダブルマジックと一緒ってことは相当な品じゃないのか?
「これ、相当な品ですよね?」
ダンさんがすごいにやけた顔になる。
「俺もつい最近手に入れたんだけどな。風魔法使いはユニーク武器を手に入れるまでは、爆風の杖を装備しとけば問題ないと言われているくらいの逸品だ」
ユニーク武器が手にはいるまでって、高LVの狩場までほぼ余裕では?
「そんなに強いんですか?」
「ああ、保証するぜ」
これはやばい。
レアのダブルマジックも、魔法使いにとっては絶対に欲しい装備のひとつだろう。ということは爆風の杖も同じように強いという事か。
「まあ、爆風の杖は50LV以上で真の力を発揮するらしいからがんばれ」
「その詳細は知らないんですか?」
「知らん!」
武器屋がそれでいいんかい!
「さて、こっからはお金の話だ。サティからダブルマジックを大金貨10枚で売ってもらったんだろう?なら同じ支払いにしよう。大金貨10枚で売る!但し、ゼロも強くなったから50日間、毎日金貨2枚を支払う契約でどうだ?」
「俺は、どんな条件を提示してこようが買おうと思ってましたよ」
「粋な事言ってくれるね!無謀な条件を出して来たらどうしてたんだ?」
「ダンさんは、そういうことを言いません」
金貨2枚分の銅貨200枚を支払う。金貨に換金しとけばよかった・・・
「さすがゼロだな、応援してるぞ!」
「ダンさん、わたくしも武器が欲しいのですが?」
「・・・」
ダンは無表情で固まる。
なんだ?ルリさんと確執でもあるのか?
「わたくしも武器が欲しいのですが」
「分かった分かった、弓だろ!」
カウンターの中から弓を取り出す。
「ほら、狩りの弓だ。お前のLVならこれぐらいで十分だろ」
「ありがとうございます」
ルリさんはニコッとした顔で裏ではなにがあったんだろう。
武器屋を出て、ルリさんと初心者の森へ行く。
「ルリさん、今日はワイルドドッグを狩ってみますか」
「はい。ですけど、私は範囲攻撃も回避スキルも持っていませんが大丈夫でしょうか?」
「とりあえず、ワイルドドッグが出てきたら2体は俺が倒しますので1体をまかせようかなと」
「分かりました。お任せください」
「ダブルウインドカッター」
2体のワイルドドッグは一瞬で光の泡になる。
爆風の杖からは火力あげときましたー!と言われてる気がする、いいね。
ワイルドドッグ1体は、ルリさんに向かう。
「スナイプ!」
ワイルドドッグの足を的確に射抜き怯ませて、
「ダブルショット!」
2つの矢が頭を貫き光の泡に変える。
うーん、狩りの弓には動物補正があるのかもな。
「やりましたよ!ゼロさん」
「ばっちしですね!このまま狩りましょう。強くなってきたら、ワイルドドッグを同時に2体相手にするという事で」
「はい!」
ルリさんはLV5になった。新しいスキルの"集中"を手に入れていた。
集中を使ってみると一定時間、視力強化、動体視力強化、攻撃力強化、クールタイム低下が手にはいるらしい。
自己強化スキルか~、俺も欲しいな~。
日没間際、さらに1LV上げLV6に上がっていた。
冒険者協会に帰ってきて精算をする。
今日はルリさんと食堂へ降りていく前に、精算アイテムをポーチに詰め込んだから忘れてないよ!
ルリさんの精算が終わり、俺の精算の番になる。
「ゼロさん、順調ですか?」
「はい、順調です」
「それはよかったです。いきなり長期間のクエストをお願いしてしまったので、心配しておりました」
このクエストのおかげでルリさんと知り合えたし、俺としてはとても感謝している。
早急にルリさんのLVを上げて、身内で狩りとかもしてみたいな~と思っていると、マリさんから声がかかる。
「では精算いたします。あ、悪魔の心臓196個・・・ゼロさん聞いてもいいですか?」
「はい、なんでしょう?」
「ゼロさんは、ルリさんに付き添って丸1日狩りに行っている。で、間違いありませんね」
その次の言葉は予測できる・・・
冒険者協会の転移陣から悪魔の森へ行ったゼロさんをなんたらかんたら・・・だろ?
「私は!冒険者協会の転移陣から悪魔の森へ行ったゼロさんを見ておりません!」
ですよね・・・とゼロは項垂れる。
「ゼロさん!どうなってるんですか!もう、言い逃れはできませんよ!状況証拠も挙がっているんですよ!」
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