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第43話・アーチャーは覚醒する2
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「ゼロさん、やりましたよ!」
ルリさんは、全力の笑顔で俺に駆け寄ってくる。
一方的な虐殺でひいちゃいました、とは言えない状況だ。
かっこよかったのも事実だしな!
「ルリさん、見てましたよ!コボルトリーダーになにもさせず倒す姿は圧巻でした!」
「でも、ヘイストがないとソロは厳しそうです・・・」
「アーチャーのソロは怯ませるか確殺前提の戦いになると思うので、ボスと相性が悪いんですよね。そうなると、過剰にLVを上げ装備を揃えてからがセオリーになりますかね」
「ゼロさんは、ソロで倒したんですよね?」
「俺は風魔法強化の杖とか、ダブルマジックなどの装備が完璧だったことに加えて、風魔法がオールマイティな魔法だったことが倒せた理由ですね」
ルリさんはゼロさんですものね。と訳の分からない納得をしてくれた。
コボルトリーダーを倒したことで、LV16にもなったそうだ。
「コボルトリーダーを倒したことで、LV16になり新しいスキルが手に入りました」
「どういうのですか?」
「速射というスキルです」
まさか自己強化スキルでは?
「とりましょう!」
「は、はい」
ルリさんに速射というスキルを使用してもらうと、集中と同じく一定時間能力向上系の自己強化のようだ。そして、矢を放つ速度が通常の2倍ぐらいに早くなった。
そのうえで、ヘイストをかけると手がつけられないほどに早くなった・・・
ルリさんはキラキラした目で俺のほうを見てくる。
ど、どういう反応をすればいい?さっきのコボルトリーダーを倒す姿にもひいてしまったのに!
「きちんとした武器が手に入れば、ソロでもコボルトリーダーを倒せそうですよね?」
ルリさんに聞かれる。
「そ、そうですね。そのスキルは手に入るべくして入ったのでしょう。ヘイストほどの速度は手に入らないでしょうけど、武器で火力を上げ速射で攻撃速度を上げれば、コボルトリーダーも倒せそうですね」
「ですよね!」
やはり師匠が言ったとおりのスキル仕様で間違いないだろう。
欲しいと思ったスキルが手に入ったり、強化されていくとしか考えられない。
コボルトリーダーのドロップ品は木の箱でお察しだった。
だけど、ルリさんは楽しそうにしていた。
そんなルリを見るだけで、とても嬉しい気持ちになるゼロだった。
ルリさんと冒険者協会まで戻る。
「ではルリさん、俺はレイナのLV上げに行ってきます」
「分かりました、お気をつけて」
レイナはすでに冒険者協会で待っていてくれた。
「すみません、遅くなりました」
「いえ、私が手伝ってもらうのだから待つわよ」
「時間が惜しいのですぐに下々のダンジョンに向かいましょう、ヘイスト」
「え、体がすごく軽い」
レイナはヘイストを掛けられたのが初めてらしい。
「じゃあ走っていきましょう」
「ええ」
歩いて行くと1時間ほどかかっていた気がするが、ヘイスト状態の俺達は圧倒的に早く着いたと思う。これがヘイストだ!
「ゼロ、あなたはどこまで強くなったの?」
レイナはヘイストのすごさに驚愕の顔を浮かべる。
「師匠のおかげでだいぶ強くなれまして」
今度は師匠なのね。と笑われてしまう。
今回は嘘じゃないんです!とは言えないけども。
下々のダンジョンの玄関で、インターホンを押す。
ピンポーン。
「はーい!下々のダンジョンですが、どなたですか??」
ん?前と違う受け答えだ。何と答えるべきか、と迷っているとレイナが答える。
「剣士と、魔法使いよ。食い逃げ犯を倒しにきたわ!」
「そうでしたか、扉の鍵を開けますのでどうぞ~」
ガチャ。
本当に変わったダンジョンだな。
今日も下々のダンジョンは盛況だ。
ただ、運よく狩っていない食い逃げ犯の部屋を見つける。
「レイナ、俺も狩りをがんばってきたんだ。今、その成果を見せる」
ディレイスペルはダブルウインドブレイド3つを用意済みだ。
爆風の杖が風を纏いだす。
「ダブルウインドブレイド!ディレイスペル解放、ウインドブレイドsix!」
レイナに全力を見せたかったから、最大火力を叩き込む。
爆風の大型刃8本はゴゴゴと地面に切り裂き跡を残しながら、食い逃げ犯に襲い掛かる。
食い逃げ犯は成すすべなく立ち尽くしながら、8本のウインドブレイドを受けると跡形もなく消し飛んでいた。
いつもの捨て台詞的も聞こえてこなかった。
よし!1確だ!
「ゼロ・・・あなたはどこまで強くなってしまったの?」
不安気に俺へ問いかけてくる。
「これは俺が放てる最大火力の魔法だ。この魔法を見てもらえば分かるだろうが、レイナと俺の差は開いたかもしれない。だが、レイナには俺の横に立って最強を目指してほしい!」
ゼロはレイナへ手を差し伸べる。
レイナはゼロの強さに追いつけるだろうか、と手を取るのに戸惑う。
ゼロのように短期間で圧倒的な強さを身に着けることは、私にはできない。
私にできることといえば毎日狩りに行って、一歩一歩地道に強くなることだけだ。
たとえ、そんなことしかできない私でも・・・ゼロと一緒に最強になりたい!
「ゼロ・・・分かったわ。必ずあなたの横に立ってみせる!それまで待っててくれる?」
「待つことなんてしない。俺がレイナを迎えに行って、横に立たせる。それで俺とレイナは最強だ!」
「うん・・・うん。私もがんばるから、ゼロと一緒に最強になりたい!」
「ああ、共に最強を目指そう!」
ゼロの手を、涙を浮かべながらレイナは強く握る。
レイナはいい子だし、努力家だし、美人で素敵な女性だ。
こんな子と一緒に最強を目指すのは、最高に楽しいはずだ。
俺は最強で最高のギルドを作って、レイナと最強になってやると決意を新たにした。
ルリさんは、全力の笑顔で俺に駆け寄ってくる。
一方的な虐殺でひいちゃいました、とは言えない状況だ。
かっこよかったのも事実だしな!
「ルリさん、見てましたよ!コボルトリーダーになにもさせず倒す姿は圧巻でした!」
「でも、ヘイストがないとソロは厳しそうです・・・」
「アーチャーのソロは怯ませるか確殺前提の戦いになると思うので、ボスと相性が悪いんですよね。そうなると、過剰にLVを上げ装備を揃えてからがセオリーになりますかね」
「ゼロさんは、ソロで倒したんですよね?」
「俺は風魔法強化の杖とか、ダブルマジックなどの装備が完璧だったことに加えて、風魔法がオールマイティな魔法だったことが倒せた理由ですね」
ルリさんはゼロさんですものね。と訳の分からない納得をしてくれた。
コボルトリーダーを倒したことで、LV16にもなったそうだ。
「コボルトリーダーを倒したことで、LV16になり新しいスキルが手に入りました」
「どういうのですか?」
「速射というスキルです」
まさか自己強化スキルでは?
「とりましょう!」
「は、はい」
ルリさんに速射というスキルを使用してもらうと、集中と同じく一定時間能力向上系の自己強化のようだ。そして、矢を放つ速度が通常の2倍ぐらいに早くなった。
そのうえで、ヘイストをかけると手がつけられないほどに早くなった・・・
ルリさんはキラキラした目で俺のほうを見てくる。
ど、どういう反応をすればいい?さっきのコボルトリーダーを倒す姿にもひいてしまったのに!
「きちんとした武器が手に入れば、ソロでもコボルトリーダーを倒せそうですよね?」
ルリさんに聞かれる。
「そ、そうですね。そのスキルは手に入るべくして入ったのでしょう。ヘイストほどの速度は手に入らないでしょうけど、武器で火力を上げ速射で攻撃速度を上げれば、コボルトリーダーも倒せそうですね」
「ですよね!」
やはり師匠が言ったとおりのスキル仕様で間違いないだろう。
欲しいと思ったスキルが手に入ったり、強化されていくとしか考えられない。
コボルトリーダーのドロップ品は木の箱でお察しだった。
だけど、ルリさんは楽しそうにしていた。
そんなルリを見るだけで、とても嬉しい気持ちになるゼロだった。
ルリさんと冒険者協会まで戻る。
「ではルリさん、俺はレイナのLV上げに行ってきます」
「分かりました、お気をつけて」
レイナはすでに冒険者協会で待っていてくれた。
「すみません、遅くなりました」
「いえ、私が手伝ってもらうのだから待つわよ」
「時間が惜しいのですぐに下々のダンジョンに向かいましょう、ヘイスト」
「え、体がすごく軽い」
レイナはヘイストを掛けられたのが初めてらしい。
「じゃあ走っていきましょう」
「ええ」
歩いて行くと1時間ほどかかっていた気がするが、ヘイスト状態の俺達は圧倒的に早く着いたと思う。これがヘイストだ!
「ゼロ、あなたはどこまで強くなったの?」
レイナはヘイストのすごさに驚愕の顔を浮かべる。
「師匠のおかげでだいぶ強くなれまして」
今度は師匠なのね。と笑われてしまう。
今回は嘘じゃないんです!とは言えないけども。
下々のダンジョンの玄関で、インターホンを押す。
ピンポーン。
「はーい!下々のダンジョンですが、どなたですか??」
ん?前と違う受け答えだ。何と答えるべきか、と迷っているとレイナが答える。
「剣士と、魔法使いよ。食い逃げ犯を倒しにきたわ!」
「そうでしたか、扉の鍵を開けますのでどうぞ~」
ガチャ。
本当に変わったダンジョンだな。
今日も下々のダンジョンは盛況だ。
ただ、運よく狩っていない食い逃げ犯の部屋を見つける。
「レイナ、俺も狩りをがんばってきたんだ。今、その成果を見せる」
ディレイスペルはダブルウインドブレイド3つを用意済みだ。
爆風の杖が風を纏いだす。
「ダブルウインドブレイド!ディレイスペル解放、ウインドブレイドsix!」
レイナに全力を見せたかったから、最大火力を叩き込む。
爆風の大型刃8本はゴゴゴと地面に切り裂き跡を残しながら、食い逃げ犯に襲い掛かる。
食い逃げ犯は成すすべなく立ち尽くしながら、8本のウインドブレイドを受けると跡形もなく消し飛んでいた。
いつもの捨て台詞的も聞こえてこなかった。
よし!1確だ!
「ゼロ・・・あなたはどこまで強くなってしまったの?」
不安気に俺へ問いかけてくる。
「これは俺が放てる最大火力の魔法だ。この魔法を見てもらえば分かるだろうが、レイナと俺の差は開いたかもしれない。だが、レイナには俺の横に立って最強を目指してほしい!」
ゼロはレイナへ手を差し伸べる。
レイナはゼロの強さに追いつけるだろうか、と手を取るのに戸惑う。
ゼロのように短期間で圧倒的な強さを身に着けることは、私にはできない。
私にできることといえば毎日狩りに行って、一歩一歩地道に強くなることだけだ。
たとえ、そんなことしかできない私でも・・・ゼロと一緒に最強になりたい!
「ゼロ・・・分かったわ。必ずあなたの横に立ってみせる!それまで待っててくれる?」
「待つことなんてしない。俺がレイナを迎えに行って、横に立たせる。それで俺とレイナは最強だ!」
「うん・・・うん。私もがんばるから、ゼロと一緒に最強になりたい!」
「ああ、共に最強を目指そう!」
ゼロの手を、涙を浮かべながらレイナは強く握る。
レイナはいい子だし、努力家だし、美人で素敵な女性だ。
こんな子と一緒に最強を目指すのは、最高に楽しいはずだ。
俺は最強で最高のギルドを作って、レイナと最強になってやると決意を新たにした。
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