142 / 155
第142話・町長の家にて1
しおりを挟む
リリィ率いる悪魔軍とゼロは、荒野の中をのんびりと進軍する。
遠~くのほうに建物があるかな~、ぐらいしか見えない状況なので緊張感もなにもない。
ここまで障害物がないと敵襲も一目瞭然だからみんなでのんびりだ。
なんて、俺しか考えていないようだが。
サタンからこの先に町があり、そこを拠点に広げていってはとのことなんだけど・・・戦争にきたわけじゃないから、リリィ様戦法が通用して初めて勝利なんだけどどうだろうか。
「ルシファー様万歳!」
「「「ルシファー様万歳!!!リリィ様万歳!!!」」」
なんの問題もなかった。
町に着いたら、当然のように警戒状態の悪魔軍兵士が現れた。
その悪魔軍兵士はリリィをみるや即平伏で、ご用件は?との事。
リリィは皆に伝えたい事があるから、全員集めてくれる?と無理難題を吹っ掛ける。
町にいた人全員が集まったのか、すごい人数が出てきてリリィに平伏。
そして、リリィは七大悪魔の側近二人がルシファー様を監禁しているために、このような争いが起こっている。今こそ私達が立ち上がり、ルシファー様こそが悪魔の頂点だ!という同士を集めていると演説。
これに、町にいた悪魔の民大熱狂。
ゼロはリリィを感情のない目で見ていた。
ここで悪魔の国を考えてみよう。
悪魔の国ってルシファーを神とした宗教団体にしか見えないような・・・いやそうに違いない。
リリィが民衆の前に立っただけで大熱狂。これもどうなんだとしか思えないのだが、なぜにルシファーじゃなく、ルシファーの娘が出てきただけで全員平伏するのかも教えてほしい。
絶対的支配者のカリスマを持つルシファーじゃなくて、娘だろ?
さらに怖いのは、リリィが言った言葉を全員が簡単に信じ込んでいる。
ルシファー様が「この町をお前に任す」と言ったから、私の町な!とリリィが嘘をつくとしよう。
この町の住人は「はい!全てリリィ様のものです!!!」と喜んで全てを差し出すだろう。
悪魔とは、なんとチョロいのだろうか。こんなチョロい奴らと、イーリス王国は昔に互角の戦争を繰り広げたのか・・・
「ゼロ、なにか失礼な事を考えているだろ」
「はっ!いや、全く!リリィよかったな、みんな仲間になってくれて!」
いつの間にか、俺の前に来てジト目をしてきたリリィに冷や汗をかきながら繕う。
ここら一帯が全員悪魔で、リリィの配下だ。対して、人間俺一人ってことは簡単に亡き者にされてしまう。
「まあ、許すけどな。次行くぞ」
「は、はい」
とりあえず占領(?)した町から一番近い町と二番目に近い町も占領(?)してきた。
悪魔のみんなは、リリィがきたら即平伏。言われた事にはYESで答える。
これ、俺いらなくない?
日が傾きだしたので、最初に占領(?)した町へ戻り泊る事になった。遠くで見守っていた王国軍は悪魔の国から退いて行った。
・・・俺は!?
俺も人間よ!と心で涙を浮かべる。
リリィ、シル、ゼロ、サタンは悪魔の町長らしき人の家で歓待を受ける。
リリィと町長はルシファーの素晴らしさを語り合い、シルとサタンは頷くのを繰り返す。い、居場所がないとゼロは萎縮する。
「話は変わりますが、そちらの人間の方がリリィ様の夫候補でしょうか?」
「なっ!違う!!!私はそんなこと微塵も思ってない!」
町長の言葉に、リリィが全力で否定する。
今日も全力の否定ありがとうございます!
「そうでしたか、私は人間と悪魔が手と手を取り合うというルシファー様の意見に賛成なのです。リリィ様が率先し、人間と婚姻を結んだとなれば、私達悪魔も人間と手と手を取り合うことに躊躇なぞしないでしょう」
「そ、そうか・・・」
リリィが赤面し、なにかを考え込むように俯く。ずっと頷いていただけのサタンが、リリィへ声を掛ける。
「我もいいと思うぞ、ルシファー様のためを思うならすぐにでもするべきだ」
おいサタン。お前今まで黙って頷いてただけのくせに、何言ってんだ!リリィが困ってんだろ!
「私もいいと思います」
俺はシルのほうを向き、責めるような目で見る。
おい!シルまで何言ってんだ!お前なんか喋ってる姿がないに等しいのに、こんなときだけ!
町長が思いついたようにしゃべり出す。
「リリィ様のルシファー様への想い、しかと見せてもらいました。
今日はリリィ様とゼロ様、同じベッドで寝てみてください」
・・・
なにがどうなったら、寝てみてくださいになるんだ?頭が痛い。
「分かった・・・」
リリィよ、そんな小さい声で返事するキャラじゃないだろ?
そして俺の意志はないんか~い!ないよな~。ここに七大悪魔のサタン様がいて、悪魔の総本山で決定したことだもんな~。
俺の意見は聞かれることなく、自然な流れかどうか知らないが、俺とリリィは一緒の部屋へ入る。月明りがさす部屋には、当然のようにベッドが一つ。
リリィはガチガチでもう手がつけられないほど。俺もリリィの緊張が伝わってきて、変な緊張感が・・・
と言っている場合じゃない、明日も占領(?)戦だ!という気持ちでリリィに提案する。
「リリィ」
ビクっとリリィがする。リリィさん、あんまり過剰に反応されても困るんですが・・・
「もう寝よう。明日も戦わなきゃいけないんだろ?」
「あ、ああ!そうだな!」
二人でベッドへ入る。
遠~くのほうに建物があるかな~、ぐらいしか見えない状況なので緊張感もなにもない。
ここまで障害物がないと敵襲も一目瞭然だからみんなでのんびりだ。
なんて、俺しか考えていないようだが。
サタンからこの先に町があり、そこを拠点に広げていってはとのことなんだけど・・・戦争にきたわけじゃないから、リリィ様戦法が通用して初めて勝利なんだけどどうだろうか。
「ルシファー様万歳!」
「「「ルシファー様万歳!!!リリィ様万歳!!!」」」
なんの問題もなかった。
町に着いたら、当然のように警戒状態の悪魔軍兵士が現れた。
その悪魔軍兵士はリリィをみるや即平伏で、ご用件は?との事。
リリィは皆に伝えたい事があるから、全員集めてくれる?と無理難題を吹っ掛ける。
町にいた人全員が集まったのか、すごい人数が出てきてリリィに平伏。
そして、リリィは七大悪魔の側近二人がルシファー様を監禁しているために、このような争いが起こっている。今こそ私達が立ち上がり、ルシファー様こそが悪魔の頂点だ!という同士を集めていると演説。
これに、町にいた悪魔の民大熱狂。
ゼロはリリィを感情のない目で見ていた。
ここで悪魔の国を考えてみよう。
悪魔の国ってルシファーを神とした宗教団体にしか見えないような・・・いやそうに違いない。
リリィが民衆の前に立っただけで大熱狂。これもどうなんだとしか思えないのだが、なぜにルシファーじゃなく、ルシファーの娘が出てきただけで全員平伏するのかも教えてほしい。
絶対的支配者のカリスマを持つルシファーじゃなくて、娘だろ?
さらに怖いのは、リリィが言った言葉を全員が簡単に信じ込んでいる。
ルシファー様が「この町をお前に任す」と言ったから、私の町な!とリリィが嘘をつくとしよう。
この町の住人は「はい!全てリリィ様のものです!!!」と喜んで全てを差し出すだろう。
悪魔とは、なんとチョロいのだろうか。こんなチョロい奴らと、イーリス王国は昔に互角の戦争を繰り広げたのか・・・
「ゼロ、なにか失礼な事を考えているだろ」
「はっ!いや、全く!リリィよかったな、みんな仲間になってくれて!」
いつの間にか、俺の前に来てジト目をしてきたリリィに冷や汗をかきながら繕う。
ここら一帯が全員悪魔で、リリィの配下だ。対して、人間俺一人ってことは簡単に亡き者にされてしまう。
「まあ、許すけどな。次行くぞ」
「は、はい」
とりあえず占領(?)した町から一番近い町と二番目に近い町も占領(?)してきた。
悪魔のみんなは、リリィがきたら即平伏。言われた事にはYESで答える。
これ、俺いらなくない?
日が傾きだしたので、最初に占領(?)した町へ戻り泊る事になった。遠くで見守っていた王国軍は悪魔の国から退いて行った。
・・・俺は!?
俺も人間よ!と心で涙を浮かべる。
リリィ、シル、ゼロ、サタンは悪魔の町長らしき人の家で歓待を受ける。
リリィと町長はルシファーの素晴らしさを語り合い、シルとサタンは頷くのを繰り返す。い、居場所がないとゼロは萎縮する。
「話は変わりますが、そちらの人間の方がリリィ様の夫候補でしょうか?」
「なっ!違う!!!私はそんなこと微塵も思ってない!」
町長の言葉に、リリィが全力で否定する。
今日も全力の否定ありがとうございます!
「そうでしたか、私は人間と悪魔が手と手を取り合うというルシファー様の意見に賛成なのです。リリィ様が率先し、人間と婚姻を結んだとなれば、私達悪魔も人間と手と手を取り合うことに躊躇なぞしないでしょう」
「そ、そうか・・・」
リリィが赤面し、なにかを考え込むように俯く。ずっと頷いていただけのサタンが、リリィへ声を掛ける。
「我もいいと思うぞ、ルシファー様のためを思うならすぐにでもするべきだ」
おいサタン。お前今まで黙って頷いてただけのくせに、何言ってんだ!リリィが困ってんだろ!
「私もいいと思います」
俺はシルのほうを向き、責めるような目で見る。
おい!シルまで何言ってんだ!お前なんか喋ってる姿がないに等しいのに、こんなときだけ!
町長が思いついたようにしゃべり出す。
「リリィ様のルシファー様への想い、しかと見せてもらいました。
今日はリリィ様とゼロ様、同じベッドで寝てみてください」
・・・
なにがどうなったら、寝てみてくださいになるんだ?頭が痛い。
「分かった・・・」
リリィよ、そんな小さい声で返事するキャラじゃないだろ?
そして俺の意志はないんか~い!ないよな~。ここに七大悪魔のサタン様がいて、悪魔の総本山で決定したことだもんな~。
俺の意見は聞かれることなく、自然な流れかどうか知らないが、俺とリリィは一緒の部屋へ入る。月明りがさす部屋には、当然のようにベッドが一つ。
リリィはガチガチでもう手がつけられないほど。俺もリリィの緊張が伝わってきて、変な緊張感が・・・
と言っている場合じゃない、明日も占領(?)戦だ!という気持ちでリリィに提案する。
「リリィ」
ビクっとリリィがする。リリィさん、あんまり過剰に反応されても困るんですが・・・
「もう寝よう。明日も戦わなきゃいけないんだろ?」
「あ、ああ!そうだな!」
二人でベッドへ入る。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる