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この二人は会わせてはいけなかったのだ。
アレクサンドリアに辛い記憶をよみがえらせてしまう。
「ウォルシュさん、聖女様にはお帰りいただいて下さい。」
「そんな…わたくし達、大切なお話しがあるのではございませんか?」
聖女が食い下がる。
大切なお話って例の?あんまりお話合いたくないなー。
「ごめんなさい。なんの話しか知らないけど、自分の事も思い出せない状況なので、諦めて下さい。」
「大丈夫ですわ。一度、ゆっくり、二人きりで、お話しすればきっと思い出すはずですわ。」
怖い。
頬を高揚させにじり寄って来る。鼻息が荒い。
「無理!気分が悪い!帰って!あーあー頭が割れるように痛いーーー。(棒読み)」
「た、大変です。さぁさ、聖女様お帰り下さい。」
ウォルシュさんが追い出す。
「ちょ…ちょっと、離して!無礼でしょっ!待って、大事な話があーるーのー!あーー。」
嵐のように去って行った。
…明日も来るのかな?
アレクサンドリアはまだ拳を握りしめ、唇を噛みしめたままだ。
「…サンディ?辛かったね。」
ぶわっと堰を切ったように涙が溢れる。
「悔しい!悔しいっ!なんであれが聖女なの?本当に聖女っていったいなんなの?」
私はベッドに顔を埋めて声を押し殺して泣いているアレクサンドリアの頭をそっと撫でた。
なぜだか自然に私の妹だと思えた。可愛く大切な妹の悲しみが少しでも和らぐようにと。
しばらくして顔をあげると、
「はぁー…やっと泣けた気がするわ。子供達の手前っていうのもあったけど。シオンちゃんの前でも。…だって、シオンちゃんのほうがもっと大変で辛かっただろうから。
今は昔のシオンちゃんみたいで素直に泣けたみたい。」
照れくさそうに笑った。
気をきかせてくれたのか、いつの間にか席を外していたテリオス君がお茶の用意をしてくれた。
「どうぞ、落ち着きますよ。」
この香りはハーブティーだな。
ウォルシュさんも戻ってきて
「申し訳ございませんでした。今後はこのような事が無いよう、警備の者をもっと配備いたしましょう。」
それがいいわ。明日からアポ無しの人は帰ってもらって。
魔法についてもっと教えて欲しいな。前世の世界では無かった物だから。
「そういえば、ウォルシュは光属性でしたわよね。」
は?
そんな尊いお方が家に?
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嵐のように去って行った。
…明日も来るのかな?
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ぶわっと堰を切ったように涙が溢れる。
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今は昔のシオンちゃんみたいで素直に泣けたみたい。」
照れくさそうに笑った。
気をきかせてくれたのか、いつの間にか席を外していたテリオス君がお茶の用意をしてくれた。
「どうぞ、落ち着きますよ。」
この香りはハーブティーだな。
ウォルシュさんも戻ってきて
「申し訳ございませんでした。今後はこのような事が無いよう、警備の者をもっと配備いたしましょう。」
それがいいわ。明日からアポ無しの人は帰ってもらって。
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「そういえば、ウォルシュは光属性でしたわよね。」
は?
そんな尊いお方が家に?
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