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第2章
ストロベリーブロンド 2
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sideアイ
「お隣の席の夏 紅花さんも行くように説得して欲しいのよ~」
ニコル先生はふふふ、と可愛らしく笑って言った。
「夏さんも守護者希望なんですか!」
同じクラスで隣の席の人と同じ夢を持っているなんて、なんだか嬉しいなぁ。
「ええ、彼女すごく優秀なのよ、もちろんラッセルさんもだけれどね。だからこそ2人にこの合宿に参加してもらいたいのよ~」
「はい!します、参加します!」
「ふふふ、そう言って貰えてよかったわ。でも、さっき言った通り夏さんを説得できないとラッセルさんも参加出来ないの」
「説得…ですか。本人は行きたくないと行っているんですか?」
「そうなのよ、話もあまり聞いてくれなくて…」
「そうなんですか………」
私は不思議に思った。
守護者を目指しているなら研修生になれるチャンスを蹴るなんてしないはず。
もしかしたら、「行きたくない」のではなく「行けない」理由があるのかもしれない。
「ニコル先生、私に任せてください!」
私は自信たっぷりに言った。
「もしかして何か考えがあるの?」
「何も無いです!」
٭❀*
職員室から出て改めて、『守護者研修生希望者募集要項』と書かれたプリントを読み返す。
守護者研修生と言うのは、見習いの学生のこと。
研修生になると、実際に守護者と共に『オニ』の処理をしたり、トレーニングをしたりする。
私はまだただの学生なので、研修生になれるチャンスがあるなら絶対に掴みたい。
そのためにはこの合宿に絶対に参加したい。
「説得、かぁ」
隣の席の夏 紅花ちゃんは、ストロベリーブロンドの髪が可愛らしいアイドルのような女の子だ。
さっきはすっかり忘れていたけど、今日私紅花ちゃんにすご~く見られていたんだった。
理由は、全くわからないけど。
万が一嫌われていたら説得どころか話も出来ないのでは……!?
そんな考えが頭の中を行ったり来たりして不安になる。
職員室前をうろうろしているとノアが小走りでやって来た。
「ごめん、友達見つけたから話してた…………何してるんだ?」
「 ! 何でもないよ…」
動き回って考えているところを見られてしまった。
「もう話は終わったのか?」
「うん、お待たせ。じゃあ行こっか」
下駄箱へ向かって歩き出した所を止められた。
「ちょっと待って、紹介したい人がいるんだ」
ノアは下駄箱とは反対方向の1年生の教室の方向に歩き出す。
「お友達?」
「ああ、昔からパーティとかでよく会う奴とそいつの幼馴染なんだけど、前からアイを紹介するって言ってあるのにまだだからさ」
その人の話はノアから聞いたことがあった。
確か、ピャーチ国で有名なゲーム会社の御曹司だとか。
そんなすごい人に私を紹介するって言うのもおかしな話だと思うけど、ノアは紹介する気満々のようだ。
ノアは1年1組の教室を覗いてため息をついた。
「あいつらもう居ない。帰ったみたいだ」
「じゃあ紹介は今度だね」
ゲーム会社の御曹司くん、少し見てみたいと思ったけどいないならしょうがないか。
仕方なく、私とノアは生物部の部室に向かった。
「お隣の席の夏 紅花さんも行くように説得して欲しいのよ~」
ニコル先生はふふふ、と可愛らしく笑って言った。
「夏さんも守護者希望なんですか!」
同じクラスで隣の席の人と同じ夢を持っているなんて、なんだか嬉しいなぁ。
「ええ、彼女すごく優秀なのよ、もちろんラッセルさんもだけれどね。だからこそ2人にこの合宿に参加してもらいたいのよ~」
「はい!します、参加します!」
「ふふふ、そう言って貰えてよかったわ。でも、さっき言った通り夏さんを説得できないとラッセルさんも参加出来ないの」
「説得…ですか。本人は行きたくないと行っているんですか?」
「そうなのよ、話もあまり聞いてくれなくて…」
「そうなんですか………」
私は不思議に思った。
守護者を目指しているなら研修生になれるチャンスを蹴るなんてしないはず。
もしかしたら、「行きたくない」のではなく「行けない」理由があるのかもしれない。
「ニコル先生、私に任せてください!」
私は自信たっぷりに言った。
「もしかして何か考えがあるの?」
「何も無いです!」
٭❀*
職員室から出て改めて、『守護者研修生希望者募集要項』と書かれたプリントを読み返す。
守護者研修生と言うのは、見習いの学生のこと。
研修生になると、実際に守護者と共に『オニ』の処理をしたり、トレーニングをしたりする。
私はまだただの学生なので、研修生になれるチャンスがあるなら絶対に掴みたい。
そのためにはこの合宿に絶対に参加したい。
「説得、かぁ」
隣の席の夏 紅花ちゃんは、ストロベリーブロンドの髪が可愛らしいアイドルのような女の子だ。
さっきはすっかり忘れていたけど、今日私紅花ちゃんにすご~く見られていたんだった。
理由は、全くわからないけど。
万が一嫌われていたら説得どころか話も出来ないのでは……!?
そんな考えが頭の中を行ったり来たりして不安になる。
職員室前をうろうろしているとノアが小走りでやって来た。
「ごめん、友達見つけたから話してた…………何してるんだ?」
「 ! 何でもないよ…」
動き回って考えているところを見られてしまった。
「もう話は終わったのか?」
「うん、お待たせ。じゃあ行こっか」
下駄箱へ向かって歩き出した所を止められた。
「ちょっと待って、紹介したい人がいるんだ」
ノアは下駄箱とは反対方向の1年生の教室の方向に歩き出す。
「お友達?」
「ああ、昔からパーティとかでよく会う奴とそいつの幼馴染なんだけど、前からアイを紹介するって言ってあるのにまだだからさ」
その人の話はノアから聞いたことがあった。
確か、ピャーチ国で有名なゲーム会社の御曹司だとか。
そんなすごい人に私を紹介するって言うのもおかしな話だと思うけど、ノアは紹介する気満々のようだ。
ノアは1年1組の教室を覗いてため息をついた。
「あいつらもう居ない。帰ったみたいだ」
「じゃあ紹介は今度だね」
ゲーム会社の御曹司くん、少し見てみたいと思ったけどいないならしょうがないか。
仕方なく、私とノアは生物部の部室に向かった。
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