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1章
4話 ありえない!預貯金ゼロの元帥
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帝国暦二九九年の記念祭から、ひと息おいたある日のこと。
私は筆頭書記官として、いつものように殿下の執務室に控えていた。
王宮の奥、石畳の回廊を抜けた最深部に構える執務室は、ただの政務の場にとどまらず、帝国の中枢そのものを象徴する空間である。
高窓から射す陽光は、磨かれた石壁を乳白に染め上げ、天井の梁の陰影をくっきりと浮かび上がらせていた。
光は一本の筋となって床を渡り、最奥に腰かけるユリウス殿下の姿を照らし出す。
机に並んだ公文書は端正に整えられ、まるでその秩序そのものが殿下の統治を映しているかのようだった。
中央には応接用のソファと卓が置かれている。
革張りの深紅のソファは年月を経ても艶やかで、ここに腰かけるだけで一幕の劇が始まるかのようだ。
右手には私の定位置があり、帳簿や調書が整然と積み上げられている。
対する左手は本来なら外交官の席であるが、彼が兼任の任務で不在がちのため、自然と“傾国の元帥”ヴァルター閣下の席と化していた。
その日もまた、正午付近には扉が開き、彼が姿を現した。
重厚な扉の金具がかすかに軋み、廊下の光とともに細身の影が差し込む。
名誉元帥とはいえ実務に追われることはほとんどなく、軍議に顔を出して助言を与えたり、殿下の随行として場を圧倒したり――実質は飾りに近い役職である。
だが彼は毎日執務室へ顔を出す。理由は一つ。放っておけば食事を平然と抜いてしまうため、殿下が「昼は必ず共に取れ」と命じているからだ。
そんな彼が、扉をくぐるなり第一声を放つ。
「殿下、欲しいものがあるのだが」
執務机に向かっていた殿下は筆を止め、青の瞳を細める。
窓の光を受けたその眼差しは、澄んだ水底を覗くように冷ややかで美しかった。
「ん? なんだ?
……ああ、そういえば昨日ドン・ペリニヨンを庫に入れさせたな。そろそろ冷えてるんじゃないか?」
「いや……家が欲しい」
私のこめかみがぴくりと跳ねた。
また始まった……。
「……家が欲しい、か。」
殿下は眉をわずかに寄せる。
「……お前、家が欲しいと言われて一つ返事で買えると思うか?」
――いやいや、殿下。
閣下の軍馬2頭分の値段の礼装も、訓練所の冷暖房も、湯殿までもを、“一つ返事”で揃えてきたでしょうに。
私は机の下でひそかに舌を打った。
「そもそもだ、ヴァルター。お前、給金はどうしている?」
殿下の問いは鋭く、空気が張り詰める。
「……無い」
低い声で簡潔に返す。黄金の瞳は一片も揺らがない。
「無い、だと?」
沈黙を埋めるように、私は慌てて調べを始めた。羽根ペンを取る手に力がこもり、羊皮紙に置いた指先がかすかに震える。
やがて閣下は、懐から通帳を取り出す。
「……確認したのだが、引き出せなかった」
「……なんだと?」
殿下の眉間にしわが寄る。
思わず私は通帳を受け取り、目を走らせた。帝都大銀行に預けられた名誉元帥口座――残高は、確かにゼロ。
「なぜだ?」と殿下。
「……わからない」と閣下。
殿下は続きを詮索しかけたが、時計を見やるとすぐに立ち上がり、羽織を整え直し短く告げる。
「すまない、外せぬ用件がある。レオン、調べておけ」
青のマントが翻り、彼は閣下を伴って部屋を後にした。
「……。」
私はくさくさとしながら、昼食の時間すら惜しみ、記録と照合を続けた。
やがて判明したのは、かつて閣下が保護していた者の存在だった。
彼女のために引き出し権限を残したままにしていた結果、その、主のいないはずの侍女が今も毎月――まるで租税のように――全額を引き出し続けていたのだ。
「……酷いな」
丁度一時間後に戻って来た殿下に報告すると、怒りとも呆れともつかぬ色がその声に滲んでいた。
私はため息を胸の内に収める。殿下は考え込むように視線を泳がせ、やがて静かに問う。
「……待て。ヴァルター、お前は以前タウンハウスを持っていなかったか?」
唐突な問いに、閣下は視線を伏せて答える。
「随分前に、売った」
私は帳簿を繰り、記録を探した。確かに売却の記録が残っている。売却先は帝都の孤児院。立地の良さを見込まれながら、二束三文で譲ってしまっていた。
ユリウス殿下は長い吐息を洩らす。
「……本当にお前は」
その間に、ヴァルター閣下が一つの包みを私に渡した。
「レオン書記官、これを」
差し出されたのは、一人前のランチセットだった!
陶器の蓋を開けた瞬間、甘やかなソースの香りが鼻をくすぐった。ステーキはまだ温もりを保ち、茸のソテーは黄金色の油をまとって艶やかに光っている。スープの湯気が立ち昇り、窓の光と重なってゆらめいた。
「……殿下、こんな高級店の……!」
思わず声が裏返った。
「いや、私ではない。ヴァルターが勝手に頼んだだけだ」
殿下は唇の端を上げる。
「閣下、ありがとうございます!」
私が感激を隠せず言うと、ヴァルターはわずかに微笑んだ。
……支払いは、きっと殿下だろう。
けれど、このさりげない気づかいは、まぎれもなく閣下のものだ。
求められるより先に動き、言葉にせずとも意を汲む。
きっと――そういう人だからこそ、殿下もそばにいて心地よいのだろう。
しかしその気づかいは、常に殿下にだけ、過剰なまでに注がれている。
……殿下でなければ、誤解しかねないほどに。
もっとも――それをどう受け止めておられるかは、殿下のお心の内だけが知っている。
私は美味に舌鼓を打ちつつ、現状に考えを巡らせる。
ヴァルター閣下は、ご自身の兄の住まう侯爵家――侍女三十人が仕える大豪邸だ――に、もう五年も居候である。さらに昼食は毎日殿下と共に摂るゆえ、お金を使う機会など本当の意味でほとんど無いだろう。
(……それで“家が欲しい”とは。いやはや、閣下。何を今さら)
私は湯気の立つスープを口に運びながら、堪えきれず問いを投げた。
「閣下……正直、家など要らないのでは?」
短く沈黙したのち、ヴァルターは珍しく真剣な声音で答える。
「もうすぐ、義姉様は臨月を迎える。
流石に、いつまでも居候というのは……申し訳が立たない」
その言葉に、私は思わず匙を止めた。
――この人は本当に、金にも家にも頓着しない。
自分自身の欲というわけではなかったのだ。
殿下も静かに頷く。
「そうだったな。しかしながら帝国の名誉元帥がその辺の下宿を借りるのも不格好だろう」
その青の双眸には面白げな光が宿る。
「……それで、その欲しい家とやらは、どこにある?」
閣下は子どものように真剣な声音で答えた。
「北の居住区に出ていると聞いた。」
殿下はグラスの縁を指でなぞりながら、静かに笑う。
「ふむ……人伝ての手配は骨が折れるし、後々の面倒を招くこともある。そういった仲介を通すのも悪くはないだろう。……よし、一度、実地を見に行ってみるとしよう」
――結局、買う気満々ではありませんか殿下!
私は心中で天を仰いだ。
私は筆頭書記官として、いつものように殿下の執務室に控えていた。
王宮の奥、石畳の回廊を抜けた最深部に構える執務室は、ただの政務の場にとどまらず、帝国の中枢そのものを象徴する空間である。
高窓から射す陽光は、磨かれた石壁を乳白に染め上げ、天井の梁の陰影をくっきりと浮かび上がらせていた。
光は一本の筋となって床を渡り、最奥に腰かけるユリウス殿下の姿を照らし出す。
机に並んだ公文書は端正に整えられ、まるでその秩序そのものが殿下の統治を映しているかのようだった。
中央には応接用のソファと卓が置かれている。
革張りの深紅のソファは年月を経ても艶やかで、ここに腰かけるだけで一幕の劇が始まるかのようだ。
右手には私の定位置があり、帳簿や調書が整然と積み上げられている。
対する左手は本来なら外交官の席であるが、彼が兼任の任務で不在がちのため、自然と“傾国の元帥”ヴァルター閣下の席と化していた。
その日もまた、正午付近には扉が開き、彼が姿を現した。
重厚な扉の金具がかすかに軋み、廊下の光とともに細身の影が差し込む。
名誉元帥とはいえ実務に追われることはほとんどなく、軍議に顔を出して助言を与えたり、殿下の随行として場を圧倒したり――実質は飾りに近い役職である。
だが彼は毎日執務室へ顔を出す。理由は一つ。放っておけば食事を平然と抜いてしまうため、殿下が「昼は必ず共に取れ」と命じているからだ。
そんな彼が、扉をくぐるなり第一声を放つ。
「殿下、欲しいものがあるのだが」
執務机に向かっていた殿下は筆を止め、青の瞳を細める。
窓の光を受けたその眼差しは、澄んだ水底を覗くように冷ややかで美しかった。
「ん? なんだ?
……ああ、そういえば昨日ドン・ペリニヨンを庫に入れさせたな。そろそろ冷えてるんじゃないか?」
「いや……家が欲しい」
私のこめかみがぴくりと跳ねた。
また始まった……。
「……家が欲しい、か。」
殿下は眉をわずかに寄せる。
「……お前、家が欲しいと言われて一つ返事で買えると思うか?」
――いやいや、殿下。
閣下の軍馬2頭分の値段の礼装も、訓練所の冷暖房も、湯殿までもを、“一つ返事”で揃えてきたでしょうに。
私は机の下でひそかに舌を打った。
「そもそもだ、ヴァルター。お前、給金はどうしている?」
殿下の問いは鋭く、空気が張り詰める。
「……無い」
低い声で簡潔に返す。黄金の瞳は一片も揺らがない。
「無い、だと?」
沈黙を埋めるように、私は慌てて調べを始めた。羽根ペンを取る手に力がこもり、羊皮紙に置いた指先がかすかに震える。
やがて閣下は、懐から通帳を取り出す。
「……確認したのだが、引き出せなかった」
「……なんだと?」
殿下の眉間にしわが寄る。
思わず私は通帳を受け取り、目を走らせた。帝都大銀行に預けられた名誉元帥口座――残高は、確かにゼロ。
「なぜだ?」と殿下。
「……わからない」と閣下。
殿下は続きを詮索しかけたが、時計を見やるとすぐに立ち上がり、羽織を整え直し短く告げる。
「すまない、外せぬ用件がある。レオン、調べておけ」
青のマントが翻り、彼は閣下を伴って部屋を後にした。
「……。」
私はくさくさとしながら、昼食の時間すら惜しみ、記録と照合を続けた。
やがて判明したのは、かつて閣下が保護していた者の存在だった。
彼女のために引き出し権限を残したままにしていた結果、その、主のいないはずの侍女が今も毎月――まるで租税のように――全額を引き出し続けていたのだ。
「……酷いな」
丁度一時間後に戻って来た殿下に報告すると、怒りとも呆れともつかぬ色がその声に滲んでいた。
私はため息を胸の内に収める。殿下は考え込むように視線を泳がせ、やがて静かに問う。
「……待て。ヴァルター、お前は以前タウンハウスを持っていなかったか?」
唐突な問いに、閣下は視線を伏せて答える。
「随分前に、売った」
私は帳簿を繰り、記録を探した。確かに売却の記録が残っている。売却先は帝都の孤児院。立地の良さを見込まれながら、二束三文で譲ってしまっていた。
ユリウス殿下は長い吐息を洩らす。
「……本当にお前は」
その間に、ヴァルター閣下が一つの包みを私に渡した。
「レオン書記官、これを」
差し出されたのは、一人前のランチセットだった!
陶器の蓋を開けた瞬間、甘やかなソースの香りが鼻をくすぐった。ステーキはまだ温もりを保ち、茸のソテーは黄金色の油をまとって艶やかに光っている。スープの湯気が立ち昇り、窓の光と重なってゆらめいた。
「……殿下、こんな高級店の……!」
思わず声が裏返った。
「いや、私ではない。ヴァルターが勝手に頼んだだけだ」
殿下は唇の端を上げる。
「閣下、ありがとうございます!」
私が感激を隠せず言うと、ヴァルターはわずかに微笑んだ。
……支払いは、きっと殿下だろう。
けれど、このさりげない気づかいは、まぎれもなく閣下のものだ。
求められるより先に動き、言葉にせずとも意を汲む。
きっと――そういう人だからこそ、殿下もそばにいて心地よいのだろう。
しかしその気づかいは、常に殿下にだけ、過剰なまでに注がれている。
……殿下でなければ、誤解しかねないほどに。
もっとも――それをどう受け止めておられるかは、殿下のお心の内だけが知っている。
私は美味に舌鼓を打ちつつ、現状に考えを巡らせる。
ヴァルター閣下は、ご自身の兄の住まう侯爵家――侍女三十人が仕える大豪邸だ――に、もう五年も居候である。さらに昼食は毎日殿下と共に摂るゆえ、お金を使う機会など本当の意味でほとんど無いだろう。
(……それで“家が欲しい”とは。いやはや、閣下。何を今さら)
私は湯気の立つスープを口に運びながら、堪えきれず問いを投げた。
「閣下……正直、家など要らないのでは?」
短く沈黙したのち、ヴァルターは珍しく真剣な声音で答える。
「もうすぐ、義姉様は臨月を迎える。
流石に、いつまでも居候というのは……申し訳が立たない」
その言葉に、私は思わず匙を止めた。
――この人は本当に、金にも家にも頓着しない。
自分自身の欲というわけではなかったのだ。
殿下も静かに頷く。
「そうだったな。しかしながら帝国の名誉元帥がその辺の下宿を借りるのも不格好だろう」
その青の双眸には面白げな光が宿る。
「……それで、その欲しい家とやらは、どこにある?」
閣下は子どものように真剣な声音で答えた。
「北の居住区に出ていると聞いた。」
殿下はグラスの縁を指でなぞりながら、静かに笑う。
「ふむ……人伝ての手配は骨が折れるし、後々の面倒を招くこともある。そういった仲介を通すのも悪くはないだろう。……よし、一度、実地を見に行ってみるとしよう」
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