『階段対策会議(※恋愛)――年上騎士団長の健康管理が過剰です』

星乃和花

文字の大きさ
3 / 9

第3話『私の心拍数が上がるたび、団長の“安全”が増える』

しおりを挟む
 夜の廊下は静かで、足音だけがやけに大きい。

 クラリスの手は、まだグラントの手の中にあった。
 その横を、顔色の悪い副団長ローレンが歩いている。

 「……団長。第三者の観察とは、具体的に何を」

 ローレンの声は“業務”の形をしていた。
 胃が痛いときの、あの声だ。

 「クラリスの“階段反応”を客観的に記録する」

 グラントは淡々と言う。

 クラリス(階段反応……)

 ローレン(階段反応……)

 ローレンは一瞬だけ天井を見上げ、深呼吸を一つした。
 たぶん神に祈っている。

 「……承知しました。では、記録係として――」

 「そうだ。ローレン、紙は」

 「……あります」

 ローレンは胸ポケットから小さな手帳を取り出した。
 取り出してしまった。胃薬の未来が確定した瞬間だった。

 「まず、階段から距離を取る。次に“人目の少ない動線”に移動する」

 グラントはクラリスの手を握ったまま、当たり前のように廊下の端へ寄せる。
 クラリスの脳は、そのたびに「近い」「温かい」「無理」と騒ぎ、口は「はい」しか言えない。

 (これは会議、これは会議……!)

 曲がり角を三つ。
 訓練場の裏手を抜け、倉庫と書類保管室の間の狭い廊下へ。

 確かにここは人が少ない。
 少なすぎて――

 (逃げ場もない……!)

 「ここだ」

 グラントが足を止める。

 「人目の少ない動線。夜間巡回と兼用できる」

 「……はい」

 クラリスは頷いた。頷くしかない。
 ローレンは手帳に何かを書き込みながら、目だけでクラリスに訴えてくる。

 ――大丈夫?(※大丈夫じゃないのは分かってる)

 クラリスは目で返す。

 ――大丈夫です(※大丈夫じゃない)

 グラントが、ふいに言った。

 「クラリス。今、心拍は」

 「えっ」

 「上がっているか」

 クラリスは固まった。

 (上がってます。あなたのせいで)

 「……ちょっとだけ……」

 「原因は」

 「……えっと……」

 クラリスが言葉を探していると、グラントは手元を見た。
 握っている手を、見た。

 そして真顔で言った。

 「手を握っているからか」

 クラリスの心臓が、正解を引かれた勢いで跳ねた。

 (そうです……! そうですけど、それを言わないで……!)

 「だ、だだだだいじょうぶです!」

 「“大丈夫”の根拠は」

 「……えっと……えっと……」

 ローレンが小声で助け舟を出す。

 「団長。クラリスは、緊張しやすいだけで――」

 「緊張の原因を排除すればよい」

 グラントは容赦なく、すべてを“対策”に変換する。

 「……手を離すか」

 クラリスの胸が、ひゅっと軽くなる。
 軽くなってしまった自分に、また動揺する。

 (離されたら寂しいとか、そういうの……違う……!)

 だがグラントは、クラリスの手を離そうとはしなかった。
 離そうとせず、むしろ握りを“調整”する。

 「圧が強いか?」

 「え……?」

 「握力を落とす」

 (そういう問題じゃ……)

 グラントは真剣だ。
 真剣に、恋を“握力調整”の話にしている。

 ローレンが、静かな絶望の声で手帳に書く。

 「……『手を握る圧を調整。効果:不明』」

 クラリスは、その記録の未来を想像してしまった。
 いつか騎士団の正式文書になる気がしてならない。

 ◻︎ ◻︎ ◻︎

 「次」

 グラントが言う。

 「再発時の即時対応。――実地訓練をする」

 「……訓練?」

 クラリスの声が裏返った。

 「呼吸が乱れたとき、どう報告するか。練習する」

 ローレンが手帳を閉じて、そっと開き直した。

 「団長。練習というのは、具体的に……」

 「クラリスが“乱れ”を自覚したら、その場で言う。以上だ」

 以上だ、ではない。
 クラリスは、乱れの原因がグラントそのものである以上、言えば言うほど深みにはまる。

 「……クラリス。今はどうだ」

 「えっ」

 「乱れているか」

 (今、乱れてます……!)
 でも言えない。

 「……ふ、普通です」

 グラントはクラリスの顔を見た。
 表情を観察する目。敵を見抜く目。優しいのに、容赦がない。

 「……普通ではない」

 「えっ?」

 「頬が赤い」

 クラリスの世界が終わった。

 「ささささ寒いだけです!」

 「この廊下は寒くない」

 (やめてください……! 正論の剣で……!)

 ローレンが咳払いをして、無理やり雰囲気を業務に戻す。

 「だ、団長。では“寒さ対策”も必要ですね」

 クラリスはローレンを見た。
 (今、助けてくれた……? それとも追い打ち……?)

 グラントは頷いた。

 「必要だ」

 ローレンは目を閉じた。
 (あ、追い打ちだった)クラリスは理解した。

 「明日から、クラリスに防寒具を支給する」

 「団長、いりません!」

 「必要だ。頬が赤くなる」

 「それは……!」

 言えない。恋です、とは。

 グラントは淡々と続けた。

 「支給品は私が選定する」

 ローレンが、死んだ目で手帳を開く。

 「……『防寒具:団長が選定(私情の混入を確認)』」

 クラリスはローレンの文字が見えた気がした。
 “私情”と書いてある気がした。錯覚だと思いたい。

 ◻︎ ◻︎ ◻︎

 「会議は終了だ」

 グラントが言う。

 クラリスは内心で万歳した。
 (終わった……!初回……!)

 だがグラントは、そこで終わらない。

 「クラリス。今夜は“再発”があった。対策の即時実施が必要だ」

 「……え?」

 「温かい飲み物を飲め。呼吸を整える」

 「団長室で」

 ローレンが小さく呻いた。

 「……団長室は、もう閉めてよろしい時間では……」

 「閉める前に必要だ」

 “必要”の万能感がすごい。
 必要と言われたら、誰も逆らえない。

 こうしてクラリスは、再び団長室へ連行された。

 ◻︎ ◻︎ ◻︎

 団長室は相変わらず整っていた。
 だが一つだけ、先ほどと違うものが増えていた。

 ――毛布。

 ソファの端に、ふかふかの毛布がきちんと畳まれて置かれている。
 クラリスは固まった。

 「……だ、団長。これは……」

 「防寒対策」

 即答。

 (早い……!対応が早すぎる……!)

 ローレンは顔を手で覆った。
 指の間からクラリスを見て、目で言う。

 ――逃げて。

 クラリスも目で返す。

 ――逃げたいです(でも逃げられない)

 グラントは机の上に湯気の立つカップを置いた。
 匂いで分かる。蜂蜜入りのハーブティーだ。

 ――それ、クラリスが好きなやつ。

 ――え……?

 クラリスが瞬きをした瞬間、胸がまた跳ねた。
 (好きって覚えてるの……?)

 グラントは何事もなく言った。

 「医務室の医官が、“温かい飲み物”と言った。蜂蜜は喉に良い」

 (合理……! これは合理……!)

 合理なのに、甘い。
 甘いから、苦しい。

 「飲め」

 「……はい」

 クラリスがカップを持つと、その手が少し震えた。
 それを、グラントが見逃さない。

 「手が冷えている」

 「寒いだけです」

 「毛布を使え」

 「……い、いえ、私は――」

 「拒否の理由は」

 またそれだ。
 拒否の理由は「照れるから」「胸が苦しいから」「好きだから」――全部言えない。

 クラリスは観念し、毛布を膝に掛けた。

 その瞬間。

 グラントが、ごく自然に、毛布の端を整えた。
 クラリスの膝の上で、しわを伸ばすみたいに。

 指先が触れるか触れないかの距離。
 触れないのに、触れたみたいに熱い。

 クラリスは息を止めた。

 「……乱れた」

 グラントの声が落ちる。

 「ち、違っ……!」

 「今、呼吸が止まった」

 (それはあなたが……!)

 ローレンが限界の顔で言った。

 「団長。あの。クラリスは、緊張しているだけで……」

 「緊張の原因は」

 ローレンが口を閉じた。
 原因を言えば、この世界が終わる。

 グラントは、しばらく沈黙した。
 沈黙の間も、クラリスは毛布の下で心臓が忙しい。

 そしてグラントは、やっと“仮説”を口にした。

 「……私が近いからか」

 クラリスの顔が熱くなる。

 ローレンが天井を見上げた。
 たぶん二回目の祈り。

 クラリスは、必死に“業務”へ逃げた。

 「団長、会議は終了したはずです。私はもう、休息を取りますので……」

 「休息は義務だ」

 グラントは頷き、まっすぐ言う。

 「だから、帰るまで送る」

 「……え?」

 「夜道は危険だ」

 危険。危険。危険。
 恋が危険扱いされている。

 「本部内です!宿舎は目の前です!」

 「目の前でも危険はある」

 「……」

 クラリスは言葉を失った。
 危険は、たぶん目の前にいる。

 ◻︎ ◻︎ ◻︎

 数分後、クラリスはグラントとローレンに挟まれて廊下を歩いていた。
 しかも、手はまた握られている。

 (どうして戻った……!?)

 「団長……手は……」

 「転倒防止」

 「私、転びません」

 「転ぶ可能性はゼロではない」

 ローレンが小声で囁く。

 「……クラリス、頑張って。団長は“可能性”が好きだから」

 (慰めにならない……!)

 宿舎の扉が見えたとき、クラリスは本気でほっとした。
 ここまで来れば――

 「待て」

 グラントが足を止めた。

 「……はい?」

 「明日からの運用を決める」

 (まだ何か増えるんですか……!?)

 グラントはローレンを見た。

 「副団長。告知文を作成しろ」

 ローレンの顔が凍った。

 「……何の告知文でしょう」

 グラントは、平然と言った。

 「“経理兼給仕クラリスの健康管理のため、団長が動線を調整する”」

 クラリスの魂が抜けた。

 「だ、だめです!それは!それは噂が!」

 「噂は危険ではない」

 「危険です!!私の社会的生命が!!」

 クラリスが初めて大きい声を出した。
 言った瞬間、空気が止まった。

 グラントが、目を細める。
 ほんの少しだけ、困った顔をする。

 「……社会的生命、とは」

 (説明できない……!乙女心がバレるとか言えない……!)

 クラリスが詰まっていると、ローレンが間に入った。

 「団長。告知は控えましょう。クラリスは、その……“目立つのが苦手”です」

 「そうか」

 グラントは即座に受理した。
 受理が早い。けれど、結論はまだ残っている顔だ。

 「では、別案」

 (別案があるの!?)

 グラントはクラリスの手を、少しだけ握り直した。
 強くはない。けれど、逃げない程度に。

 「私の“直接管理”にする」

 クラリスは固まった。

 「……直、接……」

 「毎朝、体調を確認する。昼も確認する。夜は会議をする」

 「毎日……?」

 「当然だ」

 当然ではない。
 でもグラントの顔は“当然”でできている。

 クラリスは、必死に最後の防波堤を立てた。

 「……団長。それは、私のためではなく――団長の負担になります」

 言った瞬間、胸が痛んだ。
 本当は、負担になってほしくない。
 でも、それ以上に、これ以上近づかれたら隠せない。

 グラントは黙った。
 しばらく、クラリスを見ていた。

 そして、静かに言う。

 「負担ではない」

 ローレンが息を呑む音がした。

 グラントは続ける。

 「私は……」

 そこで言葉が途切れた。
 グラントが、自分の言葉を探している。

 クラリスの心臓が、また跳ねる。

 (今、何て言うの……?)

 グラントは、ほんの少し眉を寄せ、結局こう言った。

 「……効率がいい」

 ローレンが目を閉じた。
 (違う!今のは効率じゃない!)という顔だ。

 クラリスは笑うべきか泣くべきか分からず、ただ頷いた。

 「……そうですか」

 グラントは頷き返す。
 そして、まっすぐ言った。

 「明日から運用開始だ。――クラリス、逃げるな」

 最後の一言が、胸の奥に刺さった。
 逃げるな。
 それは、体調管理の話のはずなのに、心の話みたいだった。

 クラリスは、宿舎の扉の前で小さく息を吸って、吐いた。

 「……逃げません」

 言った瞬間、グラントの目がほんの少しだけ柔らかくなる。
 それだけで、クラリスはもうだめだった。

 (私、これ……隠せなくなる……)

 扉を開ける前に、クラリスは気づいてしまった。

 明日から増えるのは“安全”だけじゃない。
 ――グラントが、クラリスの日常に入り込む量。

 そして、その日常は、きっと甘くて、苦しい。

(つづく)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎ 王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。 ……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。 追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。 無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」 騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!

天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎ ギルドで働くおっとり回復役リィナは、 自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。 ……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!? 「転ばないで」 「可愛いって言うのは僕の役目」 「固定回復役だから。僕の」 優しいのに過保護。 仲間のはずなのに距離が近い。 しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。 鈍感で頑張り屋なリィナと、 策を捨てるほど恋に負けていくカイの、 コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕! 「遅いままでいい――置いていかないから。」

『噂が先に婚約しましたが、私はまだ“練習相手”のつもりです(堅実護衛が半歩前から離れません)』

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全8話+後日談1話⭐︎ 舞踏会が苦手な伯爵令嬢ルシアは、社交の“空気圧”に飲まれて流されがち。 ――そして致命的に、エスコートされると弱い。 そんな彼女の“練習相手”に選ばれたのは、寡黙で堅実、おおらかな護衛隊出身の男ロアン。 半歩前を歩き、呼吸の乱れを見抜き、必要なときだけ手を差し出す彼の優しさは、甘い言葉ではなく「確認」と「対策」でできていた。 「怖くない速度にします」 「あなたが望めば、私はいます」 噂が先に婚約しても、社交界が勝手に翻訳しても――守られるのは、ルシアの意思。 なのに最後の一曲で、ルシアは言ってしまう。 「……ロアンさんと踊りたい」 堅実すぎる護衛の甘さに、流され注意。 噂より先に“帰る場所”ができてしまう、異世界ほの甘ラブコメです。

守護契約のはずが、精霊騎士の距離が近すぎて心拍がもちません―― 距離ゼロで溺愛でした。

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済:全8話⭐︎ ーー条項:心拍が乱れたら抱擁せよ(やめて) 村育ちの鈍感かわいい癒し系ヒロイン・リリィは、王都を目指して旅に出たはずが――森で迷子になった瞬間、精霊騎士エヴァンに“守護契約”されてしまう! 問題は、この騎士さまの守護距離が近すぎること。 半歩どころか背後ぴったり、手を繋ぐのも「当然」、心拍が乱れたら“抱擁条項”発動!? 周囲は「恋人だろ!」と総ツッコミなのに、本人たちは「相棒です!」で通常運転。 守護(と言い張る)密着が止まらない、じわ甘コメディ異世界ファンタジー!

ゆるふわな可愛い系男子の旦那様は怒らせてはいけません

下菊みこと
恋愛
年下のゆるふわ可愛い系男子な旦那様と、そんな旦那様に愛されて心を癒した奥様のイチャイチャのお話。 旦那様はちょっとだけ裏表が激しいけど愛情は本物です。 ご都合主義の短いSSで、ちょっとだけざまぁもあるかも? 小説家になろう様でも投稿しています。

山賊な騎士団長は子にゃんこを溺愛する

紅子
恋愛
この世界には魔女がいる。魔女は、この世界の監視者だ。私も魔女のひとり。まだ“見習い”がつくけど。私は見習いから正式な魔女になるための修行を厭い、師匠に子にゃんこに変えれた。放り出された森で出会ったのは山賊の騎士団長。ついていった先には兄弟子がいい笑顔で待っていた。子にゃんこな私と山賊団長の織り成すほっこりできる日常・・・・とは無縁な。どう頑張ってもコメディだ。面倒事しかないじゃない!だから、人は嫌いよ~!!! 完結済み。 毎週金曜日更新予定 00:00に更新します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

完結·異世界転生したらアザラシ? でした〜白いモフモフでイケメン騎士たちに拾われましたが、前世の知識で医療チートしています〜

恋愛
ネットでアザラシを見ることが癒しだった主人公。 だが、気が付くと知らない場所で、自分がアザラシになっていた。 自分が誰か分からず、記憶が曖昧な中、個性的なイケメン騎士たちに拾われる。 しかし、騎士たちは冬の女神の愛おし子を探している最中で…… ※小説家になろう、Nolaノベルにも投稿しています ※完結まで毎日投稿します

虚弱姫はコワモテ将軍の筋肉に触りたい

隙間ちほ
恋愛
◼︎無骨な英雄×病弱な筋肉フェチ姫 ◼︎辺境伯の末娘エルナは、領軍の英雄マテウスとの結婚が決まった。政略結婚――のはずが、実は姫は将軍の熱烈なファン。姫がノリノリで嫁ぐ一方、当のマテウスは「か弱い姫君に嫌われている」と思い込み、距離を取ってしまう……。 ◼︎筋肉と鼻血とすれ違いラブコメ。 ◼︎超高速展開、サクッと読めます。

処理中です...