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後日談9『執事長が“許可”を乱用し始める(そして私が許可を出す側になる)』
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最近、ユリウスが札を使わなくなった。
札が減ったのは、ありがたい。
あれは心臓に悪い。
悪いのに嬉しくて、さらに悪い。
——代わりに増えたものがある。
「許可」です。
(札より危険なのでは?)
その朝、私は食堂で紅茶を口に運びながら、嫌な予感を抱いていた。
ユリウスが、清楚な顔で近づいてきたからだ。
「お嬢様」
「……何ですの」
「本日もお美しいです。——許可を」
私はカップを止めた。
「何の許可ですの」
「褒める許可です」
(褒めるのに許可が必要!?)
「……勝手に褒めていらっしゃるでしょう」
「お嬢様が“許可”をくださると、より丁寧に褒められます」
(丁寧に褒めるって何。怖い)
私は目を細めた。
「却下です」
「承知しました」
即答。
なのに、引かない顔。
清楚な顔で、引かない。
ユリウスは淡々と紅茶を注ぎ直し、さらりと言った。
「では、控えめに褒めます」
「それも却下です」
「承知しました。では——」
彼が少しだけ間を置いた。
その間が怖い。
間が怖いのに、心臓が待ってしまう。
「“見ている”許可を」
「……見ている許可?」
「はい。お嬢様を見ていても、不敬ではないという許可です」
(何を言っているのこの人)
私はカップを置いた。
令嬢として。落ち着いて。
「執事長」
「はい」
「あなたは執事長です」
「はい」
「見ているのは業務です」
「では、業務ではない方も」
(やめて!!)
私は息を吸って、吐いて、そして言った。
「却下です」
「承知しました」
承知しました、と言いながら、普通に見ている。
目が合う。
私の心臓が、また働く。
朝食後、私は執務室へ。
ユリウスが隣に座る。隣が通常運転。
私は帳簿に集中しようとした。
——のに。
「お嬢様」
「……何ですの」
「本日は、隣に座る許可を」
(今さら!?)
「あなたの常駐位置は確定でしょう」
「はい。ですが——許可をいただくと、嬉しいので」
(嬉しいとか言うな!)
私はペンを握りしめた。
握りしめたまま、負けた声で言った。
「……許可します」
ユリウスの目が柔らかく細まった。
「承知しました」
……このやり取り、何?
私は赤くなった頬を誤魔化すために帳簿をめくった。
すると、紙が少しだけずれた。
ユリウスがすっと手を伸ばし、紙を整える。
整えながら、いつもの声。
「お嬢様。許可を」
また!?
私は警戒した。
「何の」
「触れてもよい許可を」
私は固まった。
(触れるって、紙でしょう!?
紙でしょうけど!!
言い方が!!!)
私は声が出ない。
出ないのに、ユリウスは待つ。
清楚に。逃げ道を塞いで。
私は……苦し紛れに言った。
「……紙なら」
「紙“なら”ですね」
ユリウスが、さらりと確認する。
確認するな。
確認されると、条件が生まれる。
「……紙なら、許可します」
「承知しました」
ユリウスが紙を整える。
整える指先が、私の指先に触れそうで触れない。
触れないのに、心臓が跳ねる。
跳ねているのに、彼は淡々としている。ずるい。
昼過ぎ。
私は庭へ出た。
今日は風が穏やかで、花の香りが濃い。
少しだけ落ち着く。
……はずだった。
「お嬢様」
背後から、ユリウスの声。
「……何ですの」
「日差しが強いので——日傘を差す許可を」
(許可、必要!?)
「勝手に差してください」
「承知しました。では——」
ユリウスが日傘を差しながら、穏やかに言う。
「お嬢様の隣を歩く許可も」
(もう全部許可にしてくる!!)
私は歩き出しながら、むっと言った。
「……勝手に歩いてください」
「承知しました。勝手に歩きます」
勝手に歩きます、って何。
宣言するな。
宣言されると、笑いそうになる。
私は笑いを堪えて、花の苗の前にしゃがんだ。
その時、ユリウスが静かに隣へしゃがむ。
「お嬢様。許可を」
私はもう、諦めた声で言った。
「……今度は何」
「お嬢様がしゃがむ姿を、可愛いと思ってもよい許可を」
(だめだこの人)
私は顔が熱くなって、土を見つめた。
見つめながら、ぽつりと言ってしまう。
「……許可します」
言った瞬間、ユリウスが静かに息を吐いた。
それが、嬉しそうだった。
「承知しました」
そして、小声。
「とても可愛いです」
(許可した私が悪い!!)
私は膝に土がついたのも気にせず立ち上がり、逃げようとした。
逃げようとしたのに——ユリウスが、さらりと追いかけてくる。
「お嬢様」
「……何ですの」
「今の“許可します”が」
やめて。分析するな。
「はい」
「とても、好きです」
私は足を止めた。
止めてしまった。
止めた瞬間、心臓が跳ねた。
跳ねたのに、あたたかい。
私は、声を落として言った。
「……あなたは、許可が好きなのではなく」
「はい」
即答。
私が続ける前に即答するな。
「あなたは——私が、言うのが好きなのでしょう」
言ってしまった。
言ってしまったら、ユリウスの目が柔らかく細まった。
「はい」
(また認めた!!)
ユリウスは淡々と、でも少しだけ耳が赤い。
「お嬢様が私に言う。
それが、私の返事になります」
——返事。
私は胸がきゅっとなった。
あの日の「承知しました」を思い出す。
私が返事をして、彼が返事をして、隣が確定した日。
私は、少しだけ勇気を出して言った。
「……では、私からも許可を出します」
「はい」
「あなたが……甘くする許可を」
言った瞬間、私は死ぬかと思った。
でも言った。
言えてしまった。
ユリウスが一瞬だけ目を見開いて、それから——ゆっくり笑った。
清楚に。甘く。
「承知しました」
そして、いつもの口癖を、今日いちばん優しく言った。
「隣にいます」
私は、許可を出した手のひらが熱くて、しばらく花の香りに顔を埋めた。
——札はなくなった。
でも「許可」が増えた。
そして私は気づいた。
私は、許可を出すたび、少しずつ“言える自分”になっている。
札が減ったのは、ありがたい。
あれは心臓に悪い。
悪いのに嬉しくて、さらに悪い。
——代わりに増えたものがある。
「許可」です。
(札より危険なのでは?)
その朝、私は食堂で紅茶を口に運びながら、嫌な予感を抱いていた。
ユリウスが、清楚な顔で近づいてきたからだ。
「お嬢様」
「……何ですの」
「本日もお美しいです。——許可を」
私はカップを止めた。
「何の許可ですの」
「褒める許可です」
(褒めるのに許可が必要!?)
「……勝手に褒めていらっしゃるでしょう」
「お嬢様が“許可”をくださると、より丁寧に褒められます」
(丁寧に褒めるって何。怖い)
私は目を細めた。
「却下です」
「承知しました」
即答。
なのに、引かない顔。
清楚な顔で、引かない。
ユリウスは淡々と紅茶を注ぎ直し、さらりと言った。
「では、控えめに褒めます」
「それも却下です」
「承知しました。では——」
彼が少しだけ間を置いた。
その間が怖い。
間が怖いのに、心臓が待ってしまう。
「“見ている”許可を」
「……見ている許可?」
「はい。お嬢様を見ていても、不敬ではないという許可です」
(何を言っているのこの人)
私はカップを置いた。
令嬢として。落ち着いて。
「執事長」
「はい」
「あなたは執事長です」
「はい」
「見ているのは業務です」
「では、業務ではない方も」
(やめて!!)
私は息を吸って、吐いて、そして言った。
「却下です」
「承知しました」
承知しました、と言いながら、普通に見ている。
目が合う。
私の心臓が、また働く。
朝食後、私は執務室へ。
ユリウスが隣に座る。隣が通常運転。
私は帳簿に集中しようとした。
——のに。
「お嬢様」
「……何ですの」
「本日は、隣に座る許可を」
(今さら!?)
「あなたの常駐位置は確定でしょう」
「はい。ですが——許可をいただくと、嬉しいので」
(嬉しいとか言うな!)
私はペンを握りしめた。
握りしめたまま、負けた声で言った。
「……許可します」
ユリウスの目が柔らかく細まった。
「承知しました」
……このやり取り、何?
私は赤くなった頬を誤魔化すために帳簿をめくった。
すると、紙が少しだけずれた。
ユリウスがすっと手を伸ばし、紙を整える。
整えながら、いつもの声。
「お嬢様。許可を」
また!?
私は警戒した。
「何の」
「触れてもよい許可を」
私は固まった。
(触れるって、紙でしょう!?
紙でしょうけど!!
言い方が!!!)
私は声が出ない。
出ないのに、ユリウスは待つ。
清楚に。逃げ道を塞いで。
私は……苦し紛れに言った。
「……紙なら」
「紙“なら”ですね」
ユリウスが、さらりと確認する。
確認するな。
確認されると、条件が生まれる。
「……紙なら、許可します」
「承知しました」
ユリウスが紙を整える。
整える指先が、私の指先に触れそうで触れない。
触れないのに、心臓が跳ねる。
跳ねているのに、彼は淡々としている。ずるい。
昼過ぎ。
私は庭へ出た。
今日は風が穏やかで、花の香りが濃い。
少しだけ落ち着く。
……はずだった。
「お嬢様」
背後から、ユリウスの声。
「……何ですの」
「日差しが強いので——日傘を差す許可を」
(許可、必要!?)
「勝手に差してください」
「承知しました。では——」
ユリウスが日傘を差しながら、穏やかに言う。
「お嬢様の隣を歩く許可も」
(もう全部許可にしてくる!!)
私は歩き出しながら、むっと言った。
「……勝手に歩いてください」
「承知しました。勝手に歩きます」
勝手に歩きます、って何。
宣言するな。
宣言されると、笑いそうになる。
私は笑いを堪えて、花の苗の前にしゃがんだ。
その時、ユリウスが静かに隣へしゃがむ。
「お嬢様。許可を」
私はもう、諦めた声で言った。
「……今度は何」
「お嬢様がしゃがむ姿を、可愛いと思ってもよい許可を」
(だめだこの人)
私は顔が熱くなって、土を見つめた。
見つめながら、ぽつりと言ってしまう。
「……許可します」
言った瞬間、ユリウスが静かに息を吐いた。
それが、嬉しそうだった。
「承知しました」
そして、小声。
「とても可愛いです」
(許可した私が悪い!!)
私は膝に土がついたのも気にせず立ち上がり、逃げようとした。
逃げようとしたのに——ユリウスが、さらりと追いかけてくる。
「お嬢様」
「……何ですの」
「今の“許可します”が」
やめて。分析するな。
「はい」
「とても、好きです」
私は足を止めた。
止めてしまった。
止めた瞬間、心臓が跳ねた。
跳ねたのに、あたたかい。
私は、声を落として言った。
「……あなたは、許可が好きなのではなく」
「はい」
即答。
私が続ける前に即答するな。
「あなたは——私が、言うのが好きなのでしょう」
言ってしまった。
言ってしまったら、ユリウスの目が柔らかく細まった。
「はい」
(また認めた!!)
ユリウスは淡々と、でも少しだけ耳が赤い。
「お嬢様が私に言う。
それが、私の返事になります」
——返事。
私は胸がきゅっとなった。
あの日の「承知しました」を思い出す。
私が返事をして、彼が返事をして、隣が確定した日。
私は、少しだけ勇気を出して言った。
「……では、私からも許可を出します」
「はい」
「あなたが……甘くする許可を」
言った瞬間、私は死ぬかと思った。
でも言った。
言えてしまった。
ユリウスが一瞬だけ目を見開いて、それから——ゆっくり笑った。
清楚に。甘く。
「承知しました」
そして、いつもの口癖を、今日いちばん優しく言った。
「隣にいます」
私は、許可を出した手のひらが熱くて、しばらく花の香りに顔を埋めた。
——札はなくなった。
でも「許可」が増えた。
そして私は気づいた。
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