異世界大家族〜お母さんは大変です

第8話 子供視点⑤

ナーダ　「アンタ達ー朝食出来たわよぉー。早く降りて来なさーい。」

「へい。」砕けた返事をした俺の名前はペンタ·ヌーヴァ（7）、7つ子の3男 。

　性格は陽気で空気を読むことが得意。

　クラスの人にはチャラ男と呼ばれている。

　その呼ばれ方は気に入ってないが、否定してもクラスの空気が悪くなるので否定はしない。
　逆に吹っ切れてチャラ男を演じている。

　·····はぁお腹空いたし食べに行こう。

〈ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ··········〉

　朝食を食べて身支度、そして学校に向かう。

　学校はワイバーンで通う。

「グリ（俺が乗るワイバーンの名前）今日も可愛いね。君の華奢な背中に乗せてもらうよ。」

「ギャワーグ、ギャガギャワ。」
　
　ペンタはお世辞がお上手何だからと言っている気がした。

〈ビュー····ﾊﾞｻ····ﾊﾞｻ··········〉

　·····到着。

　グリは馬屋に預けて教室に向かった。

〈ｶﾞﾗｶﾞﾗ〉

7つ子　「おはよう。」

他　「おはよう。」

〈ｽｯﾄﾞｻｯ〉

　1時限は魔法研究だったので、魔法研究用の服装に魔法で変身した。

　
　数十分後


〈ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ〉
　
　······授業が始まった。

　魔法を使い、植物の種を成長させるのが今日の課題だった。

　説明のとき、失敗すると魔物化してしまうと先生が言っていたのでびびった。
　しかし初等部の生徒ぐらいの魔力では魔物化しても種のサイズにしかならないとも言っていたので安心した。

　
「ふう」と一呼吸して植物の種に魔法をかけた。

　どんどん成長してきれいな白い花が咲いた。

　·····やったー　成功だ。
　
　周囲を見たら、クラスの半数は成功していた。

　俺のきょうだいは全員成功していた。

　·····A級冒険者のお母さんの子供だから当たり前か。

　終わったらレポートを書いて先生に提出して終わった。

　
　2時間後。

　お昼。

　······お腹空いた。

　今日はヒュドラの蒲焼丼、お吸い物、おひたし、マンドラゴラの漬け物か美味しそう。

　1時間後。

ペンタ　「ご馳走様でした。」
　
　·····美味しかった。


　数時間後。

　放課後。

　放課後は他のクラスの人と交友する。

　交友関係が広い方が便利だから意識してやっている。

　今日は珍しく他のクラスのつてで1ーBの人達との交友。

　交友する前は、貴族しかいないから話が合うのか不安だった。

　しかし話してみると意外と仲良くなれた。
　
　貴族の人は偉そうで取っつきにくいと思っていたのに、意外とフレンドリーで平民と変わらなかったから。

　それから仲良くなり、平民の間で流行っている歌とダンスを歌ったり踊ったりして楽しんだ。

　
　数時間後。

　夕方になったので解散した。

　きょうだい達と合流して帰った。

〈ビュー·······ﾊﾞｻ·······ﾊﾞｻ··········〉
　
　······到着。

　クンクン今日は肉料理か。

〈ｶﾞﾁｬ〉

7つ子　「ただいま。」

ナーダ　「おかえり、今日の夕食はロック鳥の焼き鳥よ。買い物途中で美味しそうな焼き鳥の屋台を見つけて買っちゃった。その前にさっさと風呂に入りなさい。」

7つ子　「はーい。」

　1時間後

ナーダ　「焼き鳥は1人10本ね。手を合わせて·····」

全員　「いただきます。」

　1時間後。

全員　「ご馳走様でした。」

ナーダ　「食べ終わったんだから、しっかり歯磨きを磨きなさいね。」

7つ子　「はーい。」

　数分後。

7つ子　「もう寝るね、おやすみ。」

ナーダ　「おやすみ。」

〈ｶﾞﾁｬ〉
　
　······今日宿題を終わらせるか。

　1時間後。

　·······終わった。
　次は日記を書こう。

　日記は客観的に自分のことをみるために毎日書いている。

　1時間後。

　······書き終わった。
　マジックボックスに保存しよう。
　
〈ｼｭｯ〉　　

　······終わったもう寝よう。　　

ペンタ　「·············zzz」