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第244話 子供視点19⑦
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ガーネット 「これ良かったらどうぞ。」
アインス 「ぅ……これはなんですか?」
ガーネット 「我が家で大人気のプロテインパンケーキとプロテインジュースです。筋肉にとても良いんですよ。」
ガーネットさんはそう言ってムキムキの腕を僕達に見せてくる。
アインス 「そうなんですか…」
トロワ 「なんか変な色。」
ペンタ 「不味そう。」
アインス 「こら!トロワとペンタ、他所様の家で出されたものにケチつけるな!!」
トロワ 「だって~パンケーキにしては青黒くてキモいから。」
ペンタ 「ジュースだってオークの小便みたいな臭いがしてヤバい…鼻が溶ける。」
アインス 「お前等な~~!ガーネットさん本当にトロワとペンタが失礼なこといってすみません。」
ガーネット 「大丈夫ですよ、初見だと慣れませんよね。私もそうでしたから…」
アインス 「そうなんですか。でも重ねてトロワとペンタがすみません。」
ガーネット 「いえいえ…気にしないでください。今は無理だろうから皿とコップお下げしますね…」
アインス 「待ってください!ヌーヴァ家の家訓で『出されたものは最後まで完食、完飲せよ。それが出来ねば恥さらし』というものがあるので下げないでください。必ず完食、完飲させますので。」
ガーネット 「わかりました…でも無理はしないでくださいね…駄目ならば残しても問題ないので。」
アインス 「はい、お心遣いありがとうございます。お前等最後まで食って飲むぞ。」
トロワ&ペンタ 「はぁ……わかったよ。」
7つ子&ユイット 「〈パチッ〉いただきます……パクッ(ゴクッ)…」
ガーネット 「いかがですか…?」
トロワ 「……変な色なのに美味しい……なんで?」
ペンタ 「ジュースも臭いけど…美味い……クセになる。」
アインス 「ホントに美味しいです、ガーネットさん。他のみんなもそうだろ?」
ドゥーエ 「食べたことない味だけど美味い。」
フィーア 「うん…異国の料理って感じで全然アリ。」
アーニム 「おいらはもう全部食べ終わっちゃった。もっと食べたい。」
ヘプタ 「『人は見かけによらない』って言葉をお母さんから聞いたことがあるけど食べ物もそうなんだね…」
ユイット 「これ朝食にぴったりね。毎朝食べたい。」
ガーネット 「良かった…喜んでくれて。もっといります?」
7つ子&ユイット 「はい!」
ガーネット 「じゃあ持って来ますね。」
ガイヤ&ガーラ 「母さん、俺等の分は?」
ガーネット 「あなた達は毎日食べているのだからいいでしょ。それより学校の課題を早く終わらせなさい。」
ガイヤ 「そんなのとっくに終わってるよ。」
ガーラ 「俺も。」
ガーネット 「じゃあ体を鍛えてなさい。今日のノルマ終わってないでしょ。」
ガイヤ&ガーラ 「はーい。」
返事をした後、ガイヤさんとガーラさんはその場で上半身裸になり腕立てを始めた。
ガイヤとガーラ 「ふん…ふん…………」
アインス 「ガーネットさん、ガイヤさん達っていつもあんな感じで鍛えているんですか?」
ガーネット 「ええ…我が家は『筋肉至上主義』なので毎日鍛えていますよ。」
アインス 「そうなんですか…」
ガーネット 「アインス君、筋肉に関して興味がお有りで?」
アインス 「はい…僕も鍛えているのですが、なかなか筋肉がつかなくて…だからガイさんに筋肉の付け方を教わりたいです。」
ガーネット 「そうなんですか…それなら我が家に1ヶ月ぐらい滞在しますか?それなら自然と筋肉も今より増加しますよ。」
アインス 「いや…1ヶ月となるとお母さんに相談してからじゃないと。」
? 「いいわよ滞在して。」
アインス 「ありがと…ん?お母さんなんでいるの?」
ナーダ 「ガイさんがケイに連絡してくれてそれで私が迎えに来たのよ。」
アインス 「そうなんだ。で、滞在していいの?」
ナーダ 「いいわよ。存分に鍛えなさい。でも鍛え過ぎると身長が伸びなくなるから気を付けてね。」
アインス 「ありがとうお母さん。」
ナーダ 「他のみんなはもう帰りましょ。」
ドゥーエ 「えーパンケーキのおかわりしたい。」
トロワ 「ジュースのおかわりも…」
ナーダ 「食べ過ぎると夕食が入らないからもうやめときなさい。帰るわよ。」
ドゥーエ&トロワ 「はい…」
ナーダ 「では…お邪魔しました。」
ガーネット 「待ってください。」
ナーダ 「なんですか?」
ガーネット 「我が家のパンケーキとジュース持ち帰ってください。お子様達に凄い好評だったので。」
ナーダ 「ありがとうございます、いただきます。では…じゃあね、アインス。」
アインス 「うん…」
そう言ってお母さんは僕以外のきょうだい達を連れて瞬間移動魔法で帰っていった。
アインス 「ぅ……これはなんですか?」
ガーネット 「我が家で大人気のプロテインパンケーキとプロテインジュースです。筋肉にとても良いんですよ。」
ガーネットさんはそう言ってムキムキの腕を僕達に見せてくる。
アインス 「そうなんですか…」
トロワ 「なんか変な色。」
ペンタ 「不味そう。」
アインス 「こら!トロワとペンタ、他所様の家で出されたものにケチつけるな!!」
トロワ 「だって~パンケーキにしては青黒くてキモいから。」
ペンタ 「ジュースだってオークの小便みたいな臭いがしてヤバい…鼻が溶ける。」
アインス 「お前等な~~!ガーネットさん本当にトロワとペンタが失礼なこといってすみません。」
ガーネット 「大丈夫ですよ、初見だと慣れませんよね。私もそうでしたから…」
アインス 「そうなんですか。でも重ねてトロワとペンタがすみません。」
ガーネット 「いえいえ…気にしないでください。今は無理だろうから皿とコップお下げしますね…」
アインス 「待ってください!ヌーヴァ家の家訓で『出されたものは最後まで完食、完飲せよ。それが出来ねば恥さらし』というものがあるので下げないでください。必ず完食、完飲させますので。」
ガーネット 「わかりました…でも無理はしないでくださいね…駄目ならば残しても問題ないので。」
アインス 「はい、お心遣いありがとうございます。お前等最後まで食って飲むぞ。」
トロワ&ペンタ 「はぁ……わかったよ。」
7つ子&ユイット 「〈パチッ〉いただきます……パクッ(ゴクッ)…」
ガーネット 「いかがですか…?」
トロワ 「……変な色なのに美味しい……なんで?」
ペンタ 「ジュースも臭いけど…美味い……クセになる。」
アインス 「ホントに美味しいです、ガーネットさん。他のみんなもそうだろ?」
ドゥーエ 「食べたことない味だけど美味い。」
フィーア 「うん…異国の料理って感じで全然アリ。」
アーニム 「おいらはもう全部食べ終わっちゃった。もっと食べたい。」
ヘプタ 「『人は見かけによらない』って言葉をお母さんから聞いたことがあるけど食べ物もそうなんだね…」
ユイット 「これ朝食にぴったりね。毎朝食べたい。」
ガーネット 「良かった…喜んでくれて。もっといります?」
7つ子&ユイット 「はい!」
ガーネット 「じゃあ持って来ますね。」
ガイヤ&ガーラ 「母さん、俺等の分は?」
ガーネット 「あなた達は毎日食べているのだからいいでしょ。それより学校の課題を早く終わらせなさい。」
ガイヤ 「そんなのとっくに終わってるよ。」
ガーラ 「俺も。」
ガーネット 「じゃあ体を鍛えてなさい。今日のノルマ終わってないでしょ。」
ガイヤ&ガーラ 「はーい。」
返事をした後、ガイヤさんとガーラさんはその場で上半身裸になり腕立てを始めた。
ガイヤとガーラ 「ふん…ふん…………」
アインス 「ガーネットさん、ガイヤさん達っていつもあんな感じで鍛えているんですか?」
ガーネット 「ええ…我が家は『筋肉至上主義』なので毎日鍛えていますよ。」
アインス 「そうなんですか…」
ガーネット 「アインス君、筋肉に関して興味がお有りで?」
アインス 「はい…僕も鍛えているのですが、なかなか筋肉がつかなくて…だからガイさんに筋肉の付け方を教わりたいです。」
ガーネット 「そうなんですか…それなら我が家に1ヶ月ぐらい滞在しますか?それなら自然と筋肉も今より増加しますよ。」
アインス 「いや…1ヶ月となるとお母さんに相談してからじゃないと。」
? 「いいわよ滞在して。」
アインス 「ありがと…ん?お母さんなんでいるの?」
ナーダ 「ガイさんがケイに連絡してくれてそれで私が迎えに来たのよ。」
アインス 「そうなんだ。で、滞在していいの?」
ナーダ 「いいわよ。存分に鍛えなさい。でも鍛え過ぎると身長が伸びなくなるから気を付けてね。」
アインス 「ありがとうお母さん。」
ナーダ 「他のみんなはもう帰りましょ。」
ドゥーエ 「えーパンケーキのおかわりしたい。」
トロワ 「ジュースのおかわりも…」
ナーダ 「食べ過ぎると夕食が入らないからもうやめときなさい。帰るわよ。」
ドゥーエ&トロワ 「はい…」
ナーダ 「では…お邪魔しました。」
ガーネット 「待ってください。」
ナーダ 「なんですか?」
ガーネット 「我が家のパンケーキとジュース持ち帰ってください。お子様達に凄い好評だったので。」
ナーダ 「ありがとうございます、いただきます。では…じゃあね、アインス。」
アインス 「うん…」
そう言ってお母さんは僕以外のきょうだい達を連れて瞬間移動魔法で帰っていった。
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