【完結】ダンジョンに置き去りにされたのでダンジョンに潜りません!【本編・番外編】

夏見颯一

文字の大きさ
328 / 329

番外編130.【結末は取り戻せない】

しおりを挟む

 取り戻したいものとは何だったのか?

 反王家派は王家の体制に不満と言いつつも過去の栄光を取り戻したいと願っていたからだ。
 最初の切っ掛けは正しく理詰めな話だった。
 でも、人間は取り戻したいものが、後悔が多過ぎた。

 悪意を持つ精霊から生まれた精霊キノコ。それ自体は人間の悪感情を吸い取るものだったが、キノコから振りまかれた胞子は人間の持つ後悔を、心の奥深く眠ったものまでも大きく揺さ振るものだった。
 後悔のない人間なんていない。
 怪しい物を食べすぎて人間らしい機能を一部失った珍味ハンターは胞子には左右されなかったが、新都の人間達は強い後悔に苛まれ自宅に引きこもっている者も何人もいた。

 フォルクロア家は王都外である時点で、新都の住人を守る必要はなかった。
 これまでは新都で何かしら問題が起きても新都を認めた王家や騎士団任せで、フォルクロア家が介入する事はなかった。元々アイルが決着の場所を新都と定めた理由もそこにあり、何かあっても心の痛む事のない場所だった。
 今は旧都と変わらない数の精霊が新都中を飛び回り、新都にいた人間達を守っていた。

 初代の契約からアイルの契約に変わった事で、新都は王都の一部としてフォルクロア家から認められたのだ。
 住民は今後王都の者として守護を受ける事になり、アイルは王都内のように自由に活動が出来るようになってしまった。
 周囲の人間には残念ながら、なってしまったのだ。

 胸ポケットに入れていた下の姉女神である丸の羽を手に取り、アイルは指先でクルクルと回した。

「ねえ、ベルネさん。僕はもしもキノコ人間(駆除対象)が王都まで来なくて何処かに逃げたとしたら、それで終わろうとしたんだよ」

 王都に来るよう誘導はしたが、そもそも逃げ出す事も出来た。
 この地に来る事を選んだのは本人の欲からだ。
 だけど、フォルクロア家に向ける欲は、ただただ身を滅ぼすだけ。

 フォルクロア家を利用しようとした者はこれまでにも何十人、何百人いて、結局キノコ人間(モブ)もフォルクロアの心を動かせなかった一人に過ぎなかった。
 過去にも現在でも精霊の心を動かした人間はたった一人きりだ。
 最初のフォルクロアを動かした初代国王は壮大でちっぽけな欲しか持たなかった。

『比べてはいけないね』

 精霊の女王の声がした。
 その近くに精霊王もいる気配があった。
「ピンクドレス達を宜しく」
 その言葉で王と女王に代わり、上級精霊達が動いた。


 廃菌床になったピンクドレス達には助けてくれる者など存在せず、王都の屋敷内で孤独に震えるだけだった。
 ここに至っても、彼らには自分達の何処が悪かったのか理解していなかった。
 フォルクロア家の身内を殺してしまっても意にも介さない、横暴を絵に描いたような本物の前ペルパ辺境伯を追い出したまでは、一族を守ったとして彼らにも一分の理があった。
 ただ、欲をかいてしまった。
 精霊とフォルクロア家を騙せた事実に調子付いてしまい、フォルクロア家を利用して国をも手に入れようとした。ゆくゆくは隣国も、隣々国も飲み込んで、巨大な王国の頂点に立てるのではないかと夢見てしまった。
 精霊を欺くだけでなく、精霊を嘲り利用し尽くそうとした愚かしい者達。
 最早精霊からすれば、どうしてそれが悪くなかったと思えるのかが分からない。

『じゃ、もう行くね』

 上級精霊からアイルの許可を伝え聞き、人間の目に見えない金のミミズ達がピンクドレス達を取り囲むと、そのままピンクドレスごと地中に消えた。
 他の誰も最後の処分には巻き込まれなかった。
 精霊、もしくは女神の裁きはただの人間が受けるには過ぎたものだ。罰を受けるのは実行犯のみでいいとアイルが頑張った通り、積極的に関わったピンクドレス達だけが二度と戻れない場所に連れて行かれた。

 精霊や女神達の目を欺き利用しようとした罪は、重い。
 この先、ピンクドレス達は大地母神の元で存在が擦り切れるまで精霊キノコを生えさせ、もう2度と精霊から慈悲を得られないよう地の果てで彷徨う事になる。

 ピンクドレス達から恩恵を受けていた家族達はアイルから慈悲を与えられた事も知らないまま、人間の世界で王家から当主の責に連座する形で表舞台からは去る予定だった。
 身分を失った事でフォルクロア家を恨んでも、王家の怒りをも買った彼らの血筋は2度と栄光を掴めず王都の地さえ踏めない。
 最早ペルパ辺境伯家の血族にとって取り戻す事の出来ない事態になっている事を知るのは、夜が明けてからであろう。

 かつて物凄い幸運で精霊剣を手に入れただけの一族は、驕りと過信だけで順当に没落したと、王国の歴史には記される事になる。



 支配域となった新都をアイルが歩くと、精霊達が周囲に祝福を振りまく。

『この地に住む者に活力を』
『この地で眠る者に健康を』
『この地で生きる者に取り敢えず笑顔を』

 初代フォルクロアがこの地を与えた初代国王は、何も持たない王子だった。
 何も持たない王子でも良くしてくれる人々がいて、彼らと一緒にいつまでも平和に暮らせたらと願い続けていた。
 精霊からしたら大きいのか小さいのか、よく分からない望みだった。

「この地を愛する者に平和を」

 フォルクロア家は最初の契約が更新された今も初代と同じで、王子と心を同じにする者しか守る気はなかった。
 王子の願った理想郷に、その願いを否定する異物はよく『目立った』。
 新都を覆う精霊達の群れの中で、1箇所だけぽつんと取り残された場所はアイルの目にははっきりと映っていた。


 取り逃している反王家派の隠れ家に、偽の前ペルパ辺境伯はいた。
「未来の王を迎えに来てくれたのか?」
 部屋の扉を開けたアイルを笑顔で迎えた。
 手となる者を潰し、目となる者を取り上げ、足となる者を切り……そうやって全てをアイルと騎士団から奪われた、偽物でしかない男は、その隠れ家にたった1人だった。

 きっちり仕事をした『何か』によりキノコを食い尽くされ、キノコ人間(仮名)ではなくなっていた。
 ただ、キノコがなくなっただけで、夥しいほどの数の『何か』に取り囲まれながら、まるでアイル以外の何も目には映っていない様子の人物は、アイルの全く知らない顔をした人物だった。
 恐らくアイルの認識を歪められていたのが治った所為でもなく、年齢の他に降りかかる代償や、身の丈に合わない辺境伯としての仕事が顔を変えただけだろう。
 真の名前も知らない訳の分からない人物に対して呼びかける言葉を、アイルは持ち合わせていなかった。

「アイル、私達の王国であるペルパ辺境伯家に帰ろうか。コルティアも待っている」

 顔の半分は優しく、半分は怒りに満ちた表情だった。
 より関係のない者を巻き込むのを恐れたアイルは到達するのが遅過ぎたのだ。
 偽の前ペルパ辺境伯は代償だけでなく、壊れた精霊剣の影響をピンクドレス達以上に受けており、人間としての存在ごと壊れかけていた。
 欲深い者の末路に、アイルはため息をつくのを堪えた。

「……王国は兎も角、コルティアは僕の祖母ではありませんよ」
「お前はコルティアの孫であり、ひいてはコルティアの夫である私の孫だろう?」
「僕は『コルティア』の名を借りた、貴方方の聖女の遺産の代償を引き受けた女性の孫ですよ」

 壊れているからか、一層都合の悪い事は理解しなくなっていた。
 ペルパ辺境伯一族に共通する面倒な問答だと思っていたアイルだが、孫ではないとはっきり言うとキノコ人間(キノコ部分消滅)の顔色が俄に変わって少し驚いた。

「お前は、コルティアの孫ではない……?」
「同じ名前と立場を使っていた、貴方も御存知の別の女性が僕の祖母ですよ。上手い事精霊をも勘違いさせたようですが、私はコルティアの孫ではないと判明しております」
「コルティア!!」
 それはまさしく吠えたと言わんばかりの叫びだった。

「私をまた騙したのか!」

 アイルが思っていたよりも、キノコ人間(本名不詳)が知るよりも、コルティアと言う人物は実に浅慮で質の悪い人間だった。
 ペルパ辺境伯家の血族の誰もが偽りなくコルティアがフォルクロアの子を産んだと思っていた。
 キノコ人間(当時人間)の子を産んだときに日数的にも分かりそうなものではあるが、前ペルパ辺境伯夫人が産んだとされた為に指摘する者はいなかった。フォルクロア家を騙すやり方を気に入らなかった夫人もまた沈黙を貫いたので、この時点までキノコ人間(現在廃菌床)もアイルが血縁者ではないと知らなかったのだ。

 女神の下でしかない精霊の家の子供など、聖女である事に驕っていたコルティアが生むわけがなかったのだ。
 あくまでも王家が重要視するフォルクロア家の妻の肩書きが欲しかっただけ。
 徹頭徹尾我欲しか持たないコルティアの嘘は、ペルパ辺境伯家の計画を最初から破綻させていた。

 偽り偽られていた男はボロボロと涙を流し始めた。
「……それでも、私の孫だ。私の、可愛い、孫だ」
 返す事も忘れたペンダントを強く握りしめ、訴えるようにアイルに語りかける。
 精霊の主であるアイルを前にして、幾人かの人生を弄んだ精霊剣もどきのペンダントの機能は停止していた。
「取り戻したい、私の、孫」

 近付こうとする男の動きを遮るように『何か』は男の足に体当たりする。
 2、3度体当たりされれば、男は無様に床に尻をついた。
 精霊剣の加護は失われ、男に残っているのは本来持って生まれた分だけの痩せた非力な体だけだった。

 最後の結末は私怨でしかないので、騎士団を置いてきたのは正解だった。
 けれど、1人だったからこそ非力な男に慈悲をかけそうでアイルは怖かった。
 腕の中のベルネが男に強い警戒を示すうなり声を上げるから、アイルは何とか決着をつける意志を持ち続ける事が出来た。

「僕は貴方を祖父だと思った事はありませんよ」
 精霊を私欲で利用する方法を探る為に実験されていた思い出は、アイルからはなくならない。
「私は、孫だと」
「違います。僕は僕を利用しようとした人を祖父とは思えません」
「違う。違うんだ。アイルもお前の父同様フォルクロアでなくなれば、私の孫で良いだろう?」
「良くありません」
「フォルクロアでなければお前は1人で生きられるのか? 私達のおかげで大きくなれたのだろう」
 追い込んだ本人が感謝しろと言うのはあまりに滑稽だった。
 積もり積もった代償で自身の情報すら断片となった男の言葉をそのまま受け取る気はアイルにはなかった。
 ただ、フォルクロアでなくなれば、それを言った者はもう1人いた。

「ああ、やっと分かりました。コルティアも貴方も、僕を支配したかったんですね」

 コルティアが嘘をついたのは、フォルクロア家もペルパ辺境伯家も自分の下に置きたかったからだった。
 実に強欲で単純な話に、何処まで振り回されたのやら。
 その振り回しに巻き込まれ、支配の夢はとんちんかんの妄想となってしまった男は気の毒とも言えるだろう。

 処罰をどうしようかと思っていたアイルは、丸が置いていった羽を強欲な女に騙された哀れな男に向けた。
 遺産に宿っていた聖女の呪いは、男の心も今も砕き続けている。
 聖女は自分を利用した者を、許さない。
 アイルも自分達を利用しようとした者を許さない。

「アイル?」
「貴方は本当は何を求めていたのですか?」

 最早、本当は何を願って、何を取り戻したかったか、男本人にも分からなくなっているだろう。
 哀れであった。
 けれど、この男を哀れと思ってしまうならば、ほとんどの人間が哀れになってしまう。
 初代国王は『幸運だけで王になった』のだから自分だって運があればと思うのは、フォルクロア家からしたらただの妄想だ。

「貴方に王位はあげませんよ」
 フォルクロアの選んだ者が王位に就く。
 たまたまずっと王族が選ばれていたにせよ、アイルは既にルードルフを選んでいた。

 それがただの幸運だと思っている者は、いつだって納得しない。
「違う! 王位は私のもので、取り返すべきものなんだ!」
 自分が選ばれなかった事を不運だと過剰評価して、フォルクロアに願う。

 けれど、幸運や不運など精霊の判断に関係するわけではない。
 精霊に愛されたかったら、誠実な心さえ見せれば良い。

 精霊を利用しようとする過剰なる欲は、精霊の助力なしに生きられない人間の持っていいものではなかった。
 丸の羽を咥えたベルネが男に向かって飛びついた。
 怠惰達の眷属であるベルネは何ともないが、ただの人間でしかない男には強烈な痛みを伴う死と、
『さあ、永遠の死の夢を繰り返しなさい』
 怠惰達の祝福として永遠に痛みと苦しみしかない人生の人間に何度も繰り返し生まれ変わるだろう。
 樽のような怠惰の手が男を掴み、そのまま死の国へ引きずり込んでいった。

 直接女神の手を用いられたのは、幸運?

 仕事を終えたベルネがアイルの胸に飛び込んだときには丸の羽は消えていた。
 無闇に人間界に危険な物を置いておけないと、怠惰が長女の責任として回収していった。


 精霊剣があれば、と願っただけの男は消えた。
 男には男が考えていた幸運は訪れず、精霊の失望を買っただけだった。

 精霊剣だけを望んだペルパ辺境伯家初代と違い、精霊剣の力さえあればもっと上に行けると、王位を望めると過信した者達の結末は、ほぼ自滅だった。
 アイルの慈悲があって色々より悲惨になった事実は、王家とウォーゲンだけが重く受け止めていた。

『慈悲も程々にしないとね』

 フォルクロア家の地下書庫の精霊は、精霊剣を巡る記録を書き記しながら、そう呟いた。


しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜

みおな
ファンタジー
 私の名前は、瀬尾あかり。 37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。  そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。  今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。  それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。  そして、目覚めた時ー

老聖女の政略結婚

那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。 六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。 しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。 相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。 子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。 穏やかな余生か、嵐の老後か―― 四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。

巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!

あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!? 資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。 そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。 どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。 「私、ガンバる!」 だったら私は帰してもらえない?ダメ? 聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。 スローライフまでは到達しなかったよ……。 緩いざまああり。 注意 いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。

お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~

みつまめ つぼみ
ファンタジー
 17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。  記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。  そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。 「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」  恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!

【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。 ※この作品は、カクヨムでも掲載しています。

聖女やめます……タダ働きは嫌!友達作ります!冒険者なります!お金稼ぎます!ちゃっかり世界も救います!

さくしゃ
ファンタジー
職業「聖女」としてお勤めに忙殺されるクミ 祈りに始まり、一日中治療、時にはドラゴン討伐……しかし、全てタダ働き! も……もう嫌だぁ! 半狂乱の最強聖女は冒険者となり、軟禁生活では味わえなかった生活を知りはっちゃける! 時には、不労所得、冒険者業、アルバイトで稼ぐ! 大金持ちにもなっていき、世界も救いまーす。 色んなキャラ出しまくりぃ! カクヨムでも掲載チュッ ⚠︎この物語は全てフィクションです。 ⚠︎現実では絶対にマネはしないでください!

生活魔法は万能です

浜柔
ファンタジー
 生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。  それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。  ――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします

藤なごみ
ファンタジー
※2025年12月に第4巻が発売されました  2024年6月中旬に第一巻が発売されます  2024年6月16日出荷、19日販売となります  発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」 中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。 数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。 また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています 戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています そんな世界の田舎で、男の子は産まれました 男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました 男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります 絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて…… この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです 各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております

処理中です...