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8話
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遠くそびえ立つ王都の白い城壁が見えたとき、氷壁騎士団の面々から安堵の溜息が漏れた。
数日間に及ぶ北方の遠征。例年なら疲労困憊で泥を啜るような帰路になるはずが、今や団員たちの顔には艶さえある。
それもこれも、部隊の最後尾をトコトコと歩く少年の功績だった。
「やっと着きましたね、団長さん!」
フィノは、自分の空間の「特等席」に鎮座する銀の匙の感触を、精神的な手触りで確認して微笑んだ。
体内空間に主の私物を預かっているという事実は、彼にとってどんな魔力回復薬よりも効能があった。
「ああ。……だが、門を潜るまでは気を抜くな。フィノ、お前は中身をぶちまけないように集中しておけ」
ウォルターは相変わらずの鉄面皮だが、その灰色の瞳は、街並みを見て目を輝かせるフィノを静かに追っている。
騎士団が中央広場へと差し掛かると、市民たちから歓声が上がった。
その賑やかさに圧倒され、フィノがウォルターのマントの端を無意識に握りしめた、その時だった。
「――おい。あれ、フィノじゃないか?」
聞き覚えのある、傲慢な響きを含んだ声。
フィノの体が、雷に打たれたように強張った。
広場の一角、噴水のそばに屯していたのは、きらびやかな、しかしどこか手入れの行き届いていない装備を纏った一団。
その中心にいるのは、金髪を乱暴に掻き揚げ、不機嫌そうに唇を尖らせた男――勇者エリックだった。
「エリック……さん」
フィノの声が震える。
エリックはフィノの姿を認めるなり、大股でこちらへ歩み寄ってきた。
彼の背後の仲間たちは、山のような荷物を不格好に背負い、足取りは重く、表情には隠しきれない苛立ちが張り付いている。
どうやらフィノという「便利なストレージ」を失った後、彼らの冒険は散々なものだったらしい。
「なんだ、生きてたのか。道端でくたばってると思ってたぜ。……ちょうどいい、戻ってこい。今の荷物持ち、要領が悪くてポーション一つ出すのに十分もかかるんだよ」
エリックは、当然のようにフィノの腕を掴もうと手を伸ばした。
その目はフィノを一人の人間としてではなく、道端に落ちている便利な道具を見つけた時と同じ、浅ましい輝きを宿している。
「あ、あの……私は今、こちらの騎士団で……」
「はあ? そんな無愛想な堅物どものところで、ただ飯でも食わせてもらってるのか? いいから来い。お前の空間に詰めなきゃいけない戦利品が山ほどあるんだ」
エリックの指先がフィノの袖に触れようとした、その瞬間。
視界が、巨大な黒い影に遮られた。
冷気。
周囲の温度が物理的に数度下がったような、圧倒的な殺気が広場を支配する。
ウォルターが、フィノを背後に隠すようにして、エリックの前に立ちはだかったのだ。
「……貴様、誰の許可を得て俺の部下に触れようとしている」
地響きのような低い声。
ウォルターの灰色の瞳は、今や氷点下の鋭さを秘め、エリックを射貫いている。
エリックは思わず数歩後退り、腰の剣に手をかけようとしたが、ウォルターの放つ威圧感に指先が凍りついたように動かない。
「な、なんだよおっさん!そいつは俺が拾った『道具』だ。返してもらうのは当然だろ!」
「道具、だと?」
ウォルターの眉間の皺が、かつてないほど深く刻まれた。
彼はゆっくりと一歩踏み出し、エリックを見下ろす。その体躯の差は歴然で、まるで巨像の前に立つ子犬のようだった。
「……フィノは、我が氷壁騎士団の専属補給官だ。王国の公文書にも、彼の名は騎士団の一員として記載されている。……それを『道具』と呼び、奪おうとする行為は、騎士団に対する宣戦布告と受け取って構わんのだな?」
「せ、宣戦布告!? たかが荷物入れ一匹で、大げさな……!」
「おっと、勇者様。言葉には気をつけた方がいいよ」
横からひょいと顔を出したのは、副官のカミルだ。
彼はいつものヘラヘラとした笑みを消し、ひどく冷めた目でエリックのパーティーを眺めている。
「君たちがフィノちゃんを捨てた現場、目撃者も証拠の品も揃ってるんだよね。……不法投棄、あるいは貴重な魔法生物の遺棄。これ報告したらライセンス剥奪ものだよ?」
「う……っ」
エリックの仲間の聖女や魔導師たちが、気まずそうに目を逸らした。
彼らは今、フィノがいなくなったことで生じた「生活能力の欠如」を嫌というほど味わっている。
整理されていないリュックからは異臭が漂い、予備の武器は錆び、回復薬はどこにあるかも分からない。
「……フィノ」
ウォルターが、背後に隠れている少年に声をかけた。
彼は振り返ることなく、しかしその大きな掌で、フィノの震える手をしっかりと包み込む。
ごつごつした、けれど何よりも温かい指先。
「お前は、この男の元へ帰りたいか。……俺が作ったスープを捨ててまで、そこのゴミ箱の中身を詰めたいか」
ウォルターの問いかけに、フィノは顔を上げた。
エリックの顔を見る。そこにあるのは、自分を「便利に使うこと」しか考えていない、空っぽな眼差しだ。
そして、自分の前で盾となっている、ウォルターの広い背中を見る。
この数日間、この人は自分の「中身」を気遣い、自分に美味しいものを食べさせ、雪の夜にはその体温で凍えた心を溶かしてくれた。
「……嫌です」
フィノは、はっきりと答えた。
エリックの顔が驚きと怒りで赤く染まる。
「私は、ウォルターさんの騎士団にいたいです。私の空間は、もう団長さんの美味しいお菓子でいっぱいですから。……エリックさんの荷物なんて、もう一つも入りません!」
「……っ、この、落ちこぼれのミミック風情が!」
エリックが逆上して手を振り上げたが、その腕は空中でウォルターに掴まれた。
ギリ、と骨が軋む音が広場に響く。
「失せろ。……二度と、俺のフィノの前に姿を見せるな。次は、騎士団の地下牢で『荷物の整理』をさせてやる」
ウォルターが手を放すと、エリックは情けなく地面に尻餅をついた。
周囲の市民たちの冷ややかな視線に耐えきれず、勇者一行は逃げるように広場から去っていった。
嵐が去った後のような静寂。
フィノは、まだ自分の手を握っているウォルターの手の熱さを感じていた。
「……大丈夫か」
ようやく振り返ったウォルターの顔は、先ほどまでの憤怒が嘘のように、どこか不安げに揺れていた。
フィノは、込み上げてくる安心感と、少しのくすぐったさに、満面の笑みを浮かべた。
「はい! あ、団長さん。今の『俺のフィノ』ってセリフ、とっても格好良かったです!」
「…………」
ウォルターは石像のように固まった。
みるみるうちに、彼の顔が沸騰した薬缶のように真っ赤に染まっていく。
「……記憶違いだ。俺は、俺の『部下』と言ったはずだ」
「ええー、絶対言いましたよ! カミルさんも聞きましたよね?」
「ああ、バッチリ聞いたよ。録音魔法の魔道具があれば、王都じゅうに流してあげたのに」
「カミル、貴様、今すぐ校庭百周だ!!」
ウォルターは照れ隠しに怒鳴り散らしながら、フィノの手を引いて団舎へと歩き出した。
その足取りは、先ほどまでよりもずっと速い。
けれど、繋がれた手は決して離されることはなかった。
王都の夕闇が二人を包み込む。
フィノの空間には、嫌な記憶の代わりに、主が守ってくれたという最高に甘い思い出が、また一つ大切に仕舞い込まれた。
数日間に及ぶ北方の遠征。例年なら疲労困憊で泥を啜るような帰路になるはずが、今や団員たちの顔には艶さえある。
それもこれも、部隊の最後尾をトコトコと歩く少年の功績だった。
「やっと着きましたね、団長さん!」
フィノは、自分の空間の「特等席」に鎮座する銀の匙の感触を、精神的な手触りで確認して微笑んだ。
体内空間に主の私物を預かっているという事実は、彼にとってどんな魔力回復薬よりも効能があった。
「ああ。……だが、門を潜るまでは気を抜くな。フィノ、お前は中身をぶちまけないように集中しておけ」
ウォルターは相変わらずの鉄面皮だが、その灰色の瞳は、街並みを見て目を輝かせるフィノを静かに追っている。
騎士団が中央広場へと差し掛かると、市民たちから歓声が上がった。
その賑やかさに圧倒され、フィノがウォルターのマントの端を無意識に握りしめた、その時だった。
「――おい。あれ、フィノじゃないか?」
聞き覚えのある、傲慢な響きを含んだ声。
フィノの体が、雷に打たれたように強張った。
広場の一角、噴水のそばに屯していたのは、きらびやかな、しかしどこか手入れの行き届いていない装備を纏った一団。
その中心にいるのは、金髪を乱暴に掻き揚げ、不機嫌そうに唇を尖らせた男――勇者エリックだった。
「エリック……さん」
フィノの声が震える。
エリックはフィノの姿を認めるなり、大股でこちらへ歩み寄ってきた。
彼の背後の仲間たちは、山のような荷物を不格好に背負い、足取りは重く、表情には隠しきれない苛立ちが張り付いている。
どうやらフィノという「便利なストレージ」を失った後、彼らの冒険は散々なものだったらしい。
「なんだ、生きてたのか。道端でくたばってると思ってたぜ。……ちょうどいい、戻ってこい。今の荷物持ち、要領が悪くてポーション一つ出すのに十分もかかるんだよ」
エリックは、当然のようにフィノの腕を掴もうと手を伸ばした。
その目はフィノを一人の人間としてではなく、道端に落ちている便利な道具を見つけた時と同じ、浅ましい輝きを宿している。
「あ、あの……私は今、こちらの騎士団で……」
「はあ? そんな無愛想な堅物どものところで、ただ飯でも食わせてもらってるのか? いいから来い。お前の空間に詰めなきゃいけない戦利品が山ほどあるんだ」
エリックの指先がフィノの袖に触れようとした、その瞬間。
視界が、巨大な黒い影に遮られた。
冷気。
周囲の温度が物理的に数度下がったような、圧倒的な殺気が広場を支配する。
ウォルターが、フィノを背後に隠すようにして、エリックの前に立ちはだかったのだ。
「……貴様、誰の許可を得て俺の部下に触れようとしている」
地響きのような低い声。
ウォルターの灰色の瞳は、今や氷点下の鋭さを秘め、エリックを射貫いている。
エリックは思わず数歩後退り、腰の剣に手をかけようとしたが、ウォルターの放つ威圧感に指先が凍りついたように動かない。
「な、なんだよおっさん!そいつは俺が拾った『道具』だ。返してもらうのは当然だろ!」
「道具、だと?」
ウォルターの眉間の皺が、かつてないほど深く刻まれた。
彼はゆっくりと一歩踏み出し、エリックを見下ろす。その体躯の差は歴然で、まるで巨像の前に立つ子犬のようだった。
「……フィノは、我が氷壁騎士団の専属補給官だ。王国の公文書にも、彼の名は騎士団の一員として記載されている。……それを『道具』と呼び、奪おうとする行為は、騎士団に対する宣戦布告と受け取って構わんのだな?」
「せ、宣戦布告!? たかが荷物入れ一匹で、大げさな……!」
「おっと、勇者様。言葉には気をつけた方がいいよ」
横からひょいと顔を出したのは、副官のカミルだ。
彼はいつものヘラヘラとした笑みを消し、ひどく冷めた目でエリックのパーティーを眺めている。
「君たちがフィノちゃんを捨てた現場、目撃者も証拠の品も揃ってるんだよね。……不法投棄、あるいは貴重な魔法生物の遺棄。これ報告したらライセンス剥奪ものだよ?」
「う……っ」
エリックの仲間の聖女や魔導師たちが、気まずそうに目を逸らした。
彼らは今、フィノがいなくなったことで生じた「生活能力の欠如」を嫌というほど味わっている。
整理されていないリュックからは異臭が漂い、予備の武器は錆び、回復薬はどこにあるかも分からない。
「……フィノ」
ウォルターが、背後に隠れている少年に声をかけた。
彼は振り返ることなく、しかしその大きな掌で、フィノの震える手をしっかりと包み込む。
ごつごつした、けれど何よりも温かい指先。
「お前は、この男の元へ帰りたいか。……俺が作ったスープを捨ててまで、そこのゴミ箱の中身を詰めたいか」
ウォルターの問いかけに、フィノは顔を上げた。
エリックの顔を見る。そこにあるのは、自分を「便利に使うこと」しか考えていない、空っぽな眼差しだ。
そして、自分の前で盾となっている、ウォルターの広い背中を見る。
この数日間、この人は自分の「中身」を気遣い、自分に美味しいものを食べさせ、雪の夜にはその体温で凍えた心を溶かしてくれた。
「……嫌です」
フィノは、はっきりと答えた。
エリックの顔が驚きと怒りで赤く染まる。
「私は、ウォルターさんの騎士団にいたいです。私の空間は、もう団長さんの美味しいお菓子でいっぱいですから。……エリックさんの荷物なんて、もう一つも入りません!」
「……っ、この、落ちこぼれのミミック風情が!」
エリックが逆上して手を振り上げたが、その腕は空中でウォルターに掴まれた。
ギリ、と骨が軋む音が広場に響く。
「失せろ。……二度と、俺のフィノの前に姿を見せるな。次は、騎士団の地下牢で『荷物の整理』をさせてやる」
ウォルターが手を放すと、エリックは情けなく地面に尻餅をついた。
周囲の市民たちの冷ややかな視線に耐えきれず、勇者一行は逃げるように広場から去っていった。
嵐が去った後のような静寂。
フィノは、まだ自分の手を握っているウォルターの手の熱さを感じていた。
「……大丈夫か」
ようやく振り返ったウォルターの顔は、先ほどまでの憤怒が嘘のように、どこか不安げに揺れていた。
フィノは、込み上げてくる安心感と、少しのくすぐったさに、満面の笑みを浮かべた。
「はい! あ、団長さん。今の『俺のフィノ』ってセリフ、とっても格好良かったです!」
「…………」
ウォルターは石像のように固まった。
みるみるうちに、彼の顔が沸騰した薬缶のように真っ赤に染まっていく。
「……記憶違いだ。俺は、俺の『部下』と言ったはずだ」
「ええー、絶対言いましたよ! カミルさんも聞きましたよね?」
「ああ、バッチリ聞いたよ。録音魔法の魔道具があれば、王都じゅうに流してあげたのに」
「カミル、貴様、今すぐ校庭百周だ!!」
ウォルターは照れ隠しに怒鳴り散らしながら、フィノの手を引いて団舎へと歩き出した。
その足取りは、先ほどまでよりもずっと速い。
けれど、繋がれた手は決して離されることはなかった。
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