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窓から差し込む午後の陽光が、埃の舞う室内を斜めに切り取っていた。
王国北端の辺境、枯れ草村。そのさらに外れに建つ古びた平屋が、元SSSランク傭兵ガンツの「終の棲家」だ。
身長一九〇センチメートルを超える巨躯を、村の家具屋で買った安物の木製椅子に無理やり押し込む。ギシギシと悲鳴を上げる椅子に構わず、ガンツは岩のような指先で繊細な陶器のカップを摘み上げた。
中身は、村の老婆から分けてもらった野草茶だ。
「……静かだ」
低く、地響きのような声が漏れる。
かつて「魔王を素手で引き裂いた」「戦場に彼が現れるだけで死神が逃げ出す」とまで謳われた最強の傭兵は、今、人生で初めての「平和」を噛み締めていた。
顔の右半分を縦に切り裂く無骨な古傷が、温かい湯気に触れてわずかに弛む。
この村の連中は、ガンツの顔を見ただけで腰を抜かして逃げ出すか、あるいは「熊が出た!」と騒ぎ立てるかの二択だった。だが、それでいい。
誰も俺を、便利な殺戮兵器として見ない。
血の臭いも、絶叫も、鋼がぶつかり合う不快な音もここにはない。
明日からは裏の畑を耕し、秋には森で摘んだ木の実でジャムを作る。夜には好きなだけ刺繍をして過ごすのだ。
そんな幸福な計画を頭の中で描いていた、その時だった。
――ドォォォォォンッ!
凄まじい衝撃音と共に、ガンツが昨日修繕したばかりの玄関扉が、派手に内側へと蹴り倒された。
蝶番が弾け飛び、乾いた土埃が室内に舞い上がる。
「ッ、敵か!?」
瞬時に傭兵の顔に戻ったガンツは、茶を零すことなく椅子から跳ね起きた。
武器はない。だが、その太い腕一本あれば並の騎士なら首の骨を折るまで三秒もかからない。
鋭い眼光が、入り口に立つ「侵入者」を射抜いた。
しかし、そこにいたのは重装備の刺客でも、恨みを持った同業者でもなかった。
「……はぁっ、はぁっ、やっと……やっと見つけました……っ!」
逆光の中に立っていたのは、この寂れた村にはおよそ不釣り合いな、輝くばかりの美青年だった。
快活な印象を与える、程よく整えられた金色の短髪。朝露を含んだ宝石のように煌めく青い瞳。
着ているのは、最高級のシルクで仕立てられた見事な旅装束だ。もっとも、その裾は泥に汚れ、豪華なマントも枝に引っ掛けたのか無残に裂けている。
青年は、手にした大きな薔薇の花束をぎゅっと抱きしめると、ガンツの威圧感に気圧される様子もなく、ふらふらと室内へ足を踏み入れた。
「おい、あんた……。ここを誰の家だと思ってやがる。扉の修理代を払ってもらうぞ」
ガンツが低く威嚇するように言った。
普通なら、この声を聞いただけで大抵の人間は失禁して逃げ出す。
だが、青年は違った。
彼はガンツの古傷だらけの顔をじっと見つめると、その端正な顔立ちをこれ以上ないほどに輝かせたのだ。
「その傷、その声、その圧倒的な覇気……!間違いありません、ガンツ様!」
「あ?」
「僕です!ルカです!十年前、国境付近の森で誘拐犯に捕まっていた僕を助けてくれた、あの時の……!」
ルカ、と名乗った青年は、感極まった様子で花束を床に放り出すと、ガンツの逞しい腹部に全力でダイブしてきた。
ドムッ、と鈍い音が響く。
鍛え抜かれたガンツの肉体は微動だにしなかったが、飛び込んできたルカの方は、自分の突進の衝撃で「うぐっ」と呻き、そのままガンツの足元でへなへなと崩れ落ちた。
「……何してんだ、あんた」
「あいたた。相変わらず、岩のようなお体ですね……。素敵ですっ」
ルカは床に膝をついたまま、潤んだ瞳でガンツを見上げた。
「ガンツ様。あの日、返り血を浴びながら僕を抱き上げてくれたあなたの背中を、僕は一秒たりとも忘れたことはありません。あれは、そう……僕の初恋なんです!」
「…………は?」
ガンツの脳が、状況を理解することを拒否した。
初恋。
この、王国の至宝と呼んでも差し支えない美形王子が、今、自分のような強面の中年男に向かって何を言ったのか。
「あんた、頭でも打ったか?俺はあの時、ただの依頼でガキを拾っただけだ。礼ならもう親父の国王から腐るほどもらった。さっさと帰れ」
「嫌です!あなたに会うために、僕は王宮を抜け出してきたんです。もう、護衛の兵士たちを撒くのは限界でした……っ」
ルカはガンツのズボンの裾を、壊れ物を扱うような手つきで握りしめる。
「お願いです、ガンツ様。僕をここで雇ってください。何でもします。掃除でも、洗濯でも、あなたの身の回りの世話でも!」
「断る。俺は今日から、誰にも邪魔されずに一人で静かに暮らすって決めてるんだ」
「そんな……っ!僕を、こんな何もない辺境に放り出すのですか?僕は外では一人で服も着替えられないし、火の起こし方だって知らないんですよ!?」
「威張って言うことじゃねえだろうが。いいから、とっとと失せろ」
ガンツは冷たく突き放し、彼を物理的に外へ放り出そうと、その細い腕を掴もうとした。
その瞬間。
ルカの大きな瞳に、みるみるうちに涙が溜まっていく。
「ひっ……うぅ、うわぁぁぁぁん!!」
「うおっ!?」
突然の爆音のような泣き声に、ガンツは思わず飛び退いた。
「ガンツ様が冷たい!十年も想い続けたのに、ひどいです!薄情者!鬼!古傷の魔王ーっ!!」
ルカは子供のように床を叩いて号泣し始めた。
その泣き顔は、絶世の美貌が台無しになるほどの、全力の「泣き虫」そのものだった。
ガンツは、戦場では決して見せることのない動揺を顔に浮かべた。
彼は、強い敵にはどこまでも強いが、自分より弱い生き物の涙には、致命的に弱かった。
特に、この世の終わりだと言わんばかりに泣きじゃくる美形を前にして、ガンツの右目の傷が困惑でピクリと跳ねる。
「おい……泣くな。分かった、分かったから! 声がデカいんだよ、村中に聞こえるだろうが!」
「うぐっ、ひっ……じゃあ、置いて、くれるんですか……?」
ルカが、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら、期待に満ちた目で見上げてくる。
ガンツは、自らの平穏な隠居生活が、音を立てて崩れ去る幻聴を聞いた。
「……一晩だけだ。明日には必ず叩き出すからな」
「はい!大好きです、ガンツ様!」
さっきまでの号泣が嘘のように、ルカはパッと花が咲くような笑顔を見せた。
立ち上がろうとしたルカは、案の定、自分の足に引っ掛けて派手に転倒し、せっかく持ってきた花束を下敷きにした。
「あうっ!鼻を……鼻を打ちました……っ」
「…………」
ガンツは深く、深く溜息をついた。
一人用の静かな家。
淹れ直す必要のある、冷めた野草茶。
そして、床で鼻を押さえて丸まっている、世界一美しくて世界一邪魔な王子様。
ガンツの隠居生活は、開始からわずか一時間で、予測不能な混沌へと叩き落とされたのだった。
王国北端の辺境、枯れ草村。そのさらに外れに建つ古びた平屋が、元SSSランク傭兵ガンツの「終の棲家」だ。
身長一九〇センチメートルを超える巨躯を、村の家具屋で買った安物の木製椅子に無理やり押し込む。ギシギシと悲鳴を上げる椅子に構わず、ガンツは岩のような指先で繊細な陶器のカップを摘み上げた。
中身は、村の老婆から分けてもらった野草茶だ。
「……静かだ」
低く、地響きのような声が漏れる。
かつて「魔王を素手で引き裂いた」「戦場に彼が現れるだけで死神が逃げ出す」とまで謳われた最強の傭兵は、今、人生で初めての「平和」を噛み締めていた。
顔の右半分を縦に切り裂く無骨な古傷が、温かい湯気に触れてわずかに弛む。
この村の連中は、ガンツの顔を見ただけで腰を抜かして逃げ出すか、あるいは「熊が出た!」と騒ぎ立てるかの二択だった。だが、それでいい。
誰も俺を、便利な殺戮兵器として見ない。
血の臭いも、絶叫も、鋼がぶつかり合う不快な音もここにはない。
明日からは裏の畑を耕し、秋には森で摘んだ木の実でジャムを作る。夜には好きなだけ刺繍をして過ごすのだ。
そんな幸福な計画を頭の中で描いていた、その時だった。
――ドォォォォォンッ!
凄まじい衝撃音と共に、ガンツが昨日修繕したばかりの玄関扉が、派手に内側へと蹴り倒された。
蝶番が弾け飛び、乾いた土埃が室内に舞い上がる。
「ッ、敵か!?」
瞬時に傭兵の顔に戻ったガンツは、茶を零すことなく椅子から跳ね起きた。
武器はない。だが、その太い腕一本あれば並の騎士なら首の骨を折るまで三秒もかからない。
鋭い眼光が、入り口に立つ「侵入者」を射抜いた。
しかし、そこにいたのは重装備の刺客でも、恨みを持った同業者でもなかった。
「……はぁっ、はぁっ、やっと……やっと見つけました……っ!」
逆光の中に立っていたのは、この寂れた村にはおよそ不釣り合いな、輝くばかりの美青年だった。
快活な印象を与える、程よく整えられた金色の短髪。朝露を含んだ宝石のように煌めく青い瞳。
着ているのは、最高級のシルクで仕立てられた見事な旅装束だ。もっとも、その裾は泥に汚れ、豪華なマントも枝に引っ掛けたのか無残に裂けている。
青年は、手にした大きな薔薇の花束をぎゅっと抱きしめると、ガンツの威圧感に気圧される様子もなく、ふらふらと室内へ足を踏み入れた。
「おい、あんた……。ここを誰の家だと思ってやがる。扉の修理代を払ってもらうぞ」
ガンツが低く威嚇するように言った。
普通なら、この声を聞いただけで大抵の人間は失禁して逃げ出す。
だが、青年は違った。
彼はガンツの古傷だらけの顔をじっと見つめると、その端正な顔立ちをこれ以上ないほどに輝かせたのだ。
「その傷、その声、その圧倒的な覇気……!間違いありません、ガンツ様!」
「あ?」
「僕です!ルカです!十年前、国境付近の森で誘拐犯に捕まっていた僕を助けてくれた、あの時の……!」
ルカ、と名乗った青年は、感極まった様子で花束を床に放り出すと、ガンツの逞しい腹部に全力でダイブしてきた。
ドムッ、と鈍い音が響く。
鍛え抜かれたガンツの肉体は微動だにしなかったが、飛び込んできたルカの方は、自分の突進の衝撃で「うぐっ」と呻き、そのままガンツの足元でへなへなと崩れ落ちた。
「……何してんだ、あんた」
「あいたた。相変わらず、岩のようなお体ですね……。素敵ですっ」
ルカは床に膝をついたまま、潤んだ瞳でガンツを見上げた。
「ガンツ様。あの日、返り血を浴びながら僕を抱き上げてくれたあなたの背中を、僕は一秒たりとも忘れたことはありません。あれは、そう……僕の初恋なんです!」
「…………は?」
ガンツの脳が、状況を理解することを拒否した。
初恋。
この、王国の至宝と呼んでも差し支えない美形王子が、今、自分のような強面の中年男に向かって何を言ったのか。
「あんた、頭でも打ったか?俺はあの時、ただの依頼でガキを拾っただけだ。礼ならもう親父の国王から腐るほどもらった。さっさと帰れ」
「嫌です!あなたに会うために、僕は王宮を抜け出してきたんです。もう、護衛の兵士たちを撒くのは限界でした……っ」
ルカはガンツのズボンの裾を、壊れ物を扱うような手つきで握りしめる。
「お願いです、ガンツ様。僕をここで雇ってください。何でもします。掃除でも、洗濯でも、あなたの身の回りの世話でも!」
「断る。俺は今日から、誰にも邪魔されずに一人で静かに暮らすって決めてるんだ」
「そんな……っ!僕を、こんな何もない辺境に放り出すのですか?僕は外では一人で服も着替えられないし、火の起こし方だって知らないんですよ!?」
「威張って言うことじゃねえだろうが。いいから、とっとと失せろ」
ガンツは冷たく突き放し、彼を物理的に外へ放り出そうと、その細い腕を掴もうとした。
その瞬間。
ルカの大きな瞳に、みるみるうちに涙が溜まっていく。
「ひっ……うぅ、うわぁぁぁぁん!!」
「うおっ!?」
突然の爆音のような泣き声に、ガンツは思わず飛び退いた。
「ガンツ様が冷たい!十年も想い続けたのに、ひどいです!薄情者!鬼!古傷の魔王ーっ!!」
ルカは子供のように床を叩いて号泣し始めた。
その泣き顔は、絶世の美貌が台無しになるほどの、全力の「泣き虫」そのものだった。
ガンツは、戦場では決して見せることのない動揺を顔に浮かべた。
彼は、強い敵にはどこまでも強いが、自分より弱い生き物の涙には、致命的に弱かった。
特に、この世の終わりだと言わんばかりに泣きじゃくる美形を前にして、ガンツの右目の傷が困惑でピクリと跳ねる。
「おい……泣くな。分かった、分かったから! 声がデカいんだよ、村中に聞こえるだろうが!」
「うぐっ、ひっ……じゃあ、置いて、くれるんですか……?」
ルカが、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら、期待に満ちた目で見上げてくる。
ガンツは、自らの平穏な隠居生活が、音を立てて崩れ去る幻聴を聞いた。
「……一晩だけだ。明日には必ず叩き出すからな」
「はい!大好きです、ガンツ様!」
さっきまでの号泣が嘘のように、ルカはパッと花が咲くような笑顔を見せた。
立ち上がろうとしたルカは、案の定、自分の足に引っ掛けて派手に転倒し、せっかく持ってきた花束を下敷きにした。
「あうっ!鼻を……鼻を打ちました……っ」
「…………」
ガンツは深く、深く溜息をついた。
一人用の静かな家。
淹れ直す必要のある、冷めた野草茶。
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