40 / 52
執念深さは獲物を追い詰めるシャチのようなレインが中途半端にレオンと揉めようとする回 △
しおりを挟む
「たまには喧嘩して、けれどまた仲良くなる、
そんな関係も素敵だと思いませんか?」
レインにそう言われた時、レオンは「またなんか変なエロ本でも読んだのかな」と思った。
それくらい、レオンの中ですでにレインも奇人、というより頭の緩いメス男にカテゴライズされていたのである。
ちなみにレオンの中で一番「終わっているメス男」の扱いであるスノウは隣で理想の夕飯のメニューを考えていた。
「うん、それで?」
「けれど、僕はレオンを怒らせたり嫌われるくらいならレオン殺して僕も死んでしまうでしょう?」
「えっ?俺も死ぬの?」
「はい。
……なので、レオンに悪口とかで僕を怒らせて欲しくって」
(この話した後に怖くて怒らせられないんだけど)
レオンは急に自身が死と隣り合わせで生きていることを自覚し、
それでも生きることは何かを選ぶことだ、と決意するととりあえずレインをほどほどに怒らせる悪口を考える。
「ふふ、でもレオンになら何を言われても嬉しくなってしまうんですけれど♡」
「うー……ん?や、痩せたシャチ…?」
「痩せたシャチ」
そして、照れるレインが受けたのはなんだかよくわからない悪口だった。
そもそも、
レオンは日頃のチンピラのような言動や素行からは想像できないほど育ちがいいので、あまり相手の根本を否定するようば罵倒を思い付かず、その上でギリギリ相手が怒らなさそうな単語を並べるとこうなって“しまった”のだが、
少し離れた位置からやり取りを聞いていたイリアは
(俺相手にはクソほど暴言を思いつくくせに)と密かに眉間に皺を寄せた。
「……」
「レイン?」
だが、
レイン的には割とダメージがあったようで、イリア以上に露骨に眉間に皺が寄る。
なんだかレインが思っていたのと違ったのだ。
「レオ様。
私も罵倒してほしい、いや、思い切り蹴ってくれ」
「失せなメス犬」
「きゃいん♡」
その上でなんだかスノウの方が希望に近しい方向性の悪口を受けていたのも羨ましくて拗ねてしまった。
「……もう少し、筋肉をつける事にする」
「ひい!?」
一瞬レインが立ち上がった時にはもしかして殺される?とレオンは不安になったが、
レインは幽霊らしくふらふらと虚な足取りでどこかへ出かけてしまう。
(言いすぎたかなぁ)
頼まれたとは言え、悪口を言おうとして吐いた言葉で相手が傷ついてしまったので、
レオンは悲しそうな猫背を見送りつつ罪悪感を抱いていた。
===
そして翌日、
レインはイリアが頭領をしていた山賊団に混ぜていただき薪割りや武器を使った魔物の討伐など、力仕事を教わっていた。
スノウに最初は一緒に運動してもらおうと思ったが、
水も休みも与えず長距離を走らせようとしたり怖かったのですぐに諦めてイリアの方を頼る事にしたのだ。
「……あの」
「あ゛ーーー!?んだよにいちゃん、声小せえなぁ!
ほら腹から声出せ声!!!」
「えっと」
「なんて!?」
「……」
だが、せっかく人見知りに耐え山賊の皆さんに混ぜてもらおうが元々家庭の事情と元来の気質で引きこもって育ってきたレインに粗暴、もとい豪快な気質の彼らは全く合わず、
今も山賊の1人が喋る勢いに負け、すっかり心を閉ざし遠いところを見てしまっている。
「レイン、後で体力作りのメニューでも考えてやるから家に戻ってろ」
「……レオン……レオン…」
見かねたイリアが声をかける頃には完全にストレスで発狂し、レオンの写真をむしゃむしゃ食べていた。
「お゛ぇっ!?ごぇええ……っ!?」
同じ頃、レオンも限界を迎えていた。
レインはスノウ式スパルタ運動と強めのストレスでの消耗を補うため、うっかり大量のレオンの精気を吸い取り、
それが物凄い吐き気としてレオン襲っていたのである。
「うっぷ……(このままだと胃袋ごと出る)」
天井がぐわんぐわんと回転し、鏡に映る美しい自分が蝋人形のように青ざめているのを見て、
レオンはこの状況を打破するためにも1度英気を養おうとソファへ突っ伏し瞼を閉じた。
====
「……レオン?」
それから少しして、レインがある程度情緒を落ち着けてから帰宅すると、不意に後ろからぎゅ、とレオンに身体を抱きしめられる。
「あー…よかった、レインが帰ってきてくれた」
そしてレオンは自己流「大体こんな感じにしといたらみんな機嫌直すメソッド」に従い、
レインの首筋へ額をぐりぐり擦り付けた。
「……っ!?」
もちろんこれはレインには効果抜群で、
普段あまり見ることのできない自分に甘えてくるレオンに混乱しつつ激しく興奮し、
立ち尽くしたままなんとか声を絞り出す。
「どっ……した、……で、す……か」
「いや、……なんかもし、このままレインが帰って来なかったらどうしようかなー……って考えて」
ここで不安げにレインを抱く腕に少し力を込める、
「っ!?……っえ?……っ!!?」
レインは想像すらできなかったレオンの弱気な一面に、なんとかレオンは今どんな顔をしているのか確認したかったが、
こうやって自分に縋る可哀想な恋人を無碍にしては絶対にいけないので必死に動く事を耐え、
その上で限界までキリキリ首を捻って頭だけでも後ろを向こうとした。
「……っ!?
あ、……ん゛んっ、ご、ごめん。
……レインに酷いこと言って……許してくれる?」
一瞬、人が曲げていい角度か怪しい位置まで首が捩れたレインと目があってレオンは動揺したが、
なんとか気を取り直していい声で囁きレインへ甘える。
背中越しに伝わってくる心臓のとんでもない鼓動が、レインの答えを物語っていた。
「ごめんね?」
「……」
首を正面に戻し、レオンの手の甲をなぞりながらレインは自分の行動を深く反省した。
「あっ、……い、いえ……、
僕の方こそ、ごめんね?あ、あなたを……こんなに、不安にさせてしまうなんて」
こんな、優しい繊細な恋人を傷つけてしまうなんて。
レインの胸が痛み、どうしようもない悲しみが込み上げてくるのと同時に、
「レオンはこんなにも自分を愛してくれていたんだ」と実感しと死体のように冷えたレインの身体へ熱が灯る。
ついでにふわりと香る清潔な香りに「そういう雰囲気」を感じ取り、
レオンとの仲直りセックスの気配に下半身もむらむらときめかせてレオンもたれ、こっそりとその感触を楽しんだ。
「うん?あー、いいよいいよ。
これから身体で弁償?してもらうし。
ふひゃ、頑張ろうな」
「っ♡うん、ありがとう
(あぁ、レオンは優しいなぁ……こんな、僕なんかを許してくれるなんて、やっぱり…レオンも僕のことが好きなんです、っ!?♡
あっ♡あっ♡レオンの格好いい綺麗な手が胸、触ってる♡僕、女性じゃないのに胸撫でられて、
また“レオンの”メス扱いしてもらえるのかな……♡)」
レオンはメソッドが通用したと悟ると途端に元の調子に戻ってレインの尻をむに♡と揉みながら笑ったが、
レインはなぜか立場が逆転し、自分の方が償う立場に変わったのを疑問に思うことは無い。
レインが正常な判断を抱けなくなる程度に先ほどのレオンの態度は“良かった”のだ。
意識は平らな胸の上をいやらしく、服越しにゆっくり這うレオンの両腕に注がれ、
そっと足を開いた途端に間にねじ込まれたレオンの太ももへ軽く体重を預けた。
レインがゆっくりと息を吐き、マゾメスとして行為を受け入れ大人しくなった事を確認するとレオンはレインの頭を撫でてから、その細身を引いて一緒にソファへ腰掛けもう一度後ろからぎゅう、とレインを抱きしめる。
「れ、レオンっ♡こんな、だめ、です……っ!
(結婚したい結婚したい結婚したい♡)」
座ったまま、後ろから抱きしめられるレイン的いい感じの恋人のいちゃいちゃポーズを取ってもらい、
大層気に入ったレインの思考は静かに暴走して無抵抗のまま顔を赤くする。
「またダメ、って言う。
何がダメなの?教えて」
レインの肩を抱いていた腕は囁きと共に首筋をくすぐりって上がり、
この行為を噛み締めていたレインの赤く熟れた唇をとんとんと突いて遊んだ。
「あ、んむ♡んぁ……♡ちゅ、レオン♡仲直りの、んむ♡キスしたぅ、んむ♡なるのれぇ……♡
はぁ♡♡おいひ、ん……きすがいい♡♡んむっ、ちゅう♡」
レインが愛しい指へ口付けようと唇を開くと、無遠慮にその指は口内へ差し込まれ、
にゅる♡と二本指が舌を挟んで引っ張った。
口内を異物が這いずる感触は当然あまり慣れたものでは無かったが、すっかり発情している中で、湿った粘膜の中を指がくちゅ♡と音を立ててくすぐる音が頭に響くと、
レインは日頃好き放題レオンにアナルを弄られる感覚を思い出して人知れずアナルをくぱくぱ開閉させ腸液を滲ませた。
「ん♡んむ♡ちゅう、ふぅう♡♡
おいひ♡んむ♡れほんのゆび♡はふ♡おいひいれふ♡♡じゅるる♡♡」
じゅぽ♡じゅぽ♡と指を出し入れして、されるがままに唇を尖らせたレインに丁寧にしゃぶらせる。
鼻の下が伸びるほどちゅう♡と吸い付いて、はふはふ喘ぎまじりにレオンの指をどろどろにしてメス声を出すレインの表情はすっかり中性的で可憐な形(なり)を潜め、
指フェラに下半身を疼かせる下品なすけべ顔に成り果てており、
綺麗なお兄さんが下品に淫交に耽る醜態が大好きという悪趣味を持つレオンは、その蕩けた表情へバキバキに陰茎を怒張させた。
「可愛い顔~♡
レインは良い子だな、じゃあキスしよっか」
「……っ♡ん゛♡」
レオンの指を甘噛みするレインの顔はすでに、とてもよそにはお出しできないようなすけべメスのものだったがそれをしている事に当人は気づかずむしろ、
咥えていないほうの手でよしよし黒髪を撫でられ、さらに表情を崩して笑いレオンの方へ振り向く。
「ん」
レオンが舌をべ、と軽く突き出し、
それを見たレインは「何をすれば良いのか」をこれまでの経験から察して、
衝動のまま今度は美味しそうなレオンの舌へ吸い付いた。
(あ……♡レオンの舌、あまい……♡
ん♡かぷ♡ってしたらレオンも噛んでくれる♡気持ちいい♡あまくておいしい♡♡♡もっと吸わせて♡おいしい♡アメみたいなレオンの舌♡)
2人の唾液でべとべとの口元は摩擦なく、ぬる♡ぬる♡と重なり合っては、皮膚の薄い唇や粘膜に吐息の触れる感触や甘い刺激を届ける。
「んー……♡はふ♡ちゅ、んぅ♡はむ、んっ♡んぅ♡」
かぷ♡かぷ♡とレオンに唇を甘噛みされ、舌同士が擦れ合う独特のくすぐったくぬめる感触にレインの意識は朦朧として、
火照る頭で何も考えず声を出した方が気持ちいいから、と情けない喘ぎを漏らしてしまう。
「んぅっ♡っはぁ……、んぁ♡じゅるる♡ふっ♡んん♡
あっ、レオン……いや、です……♡」
せっかくレオンの襟元を掴んでいた手首を掴まれ、指を絡め手を繋ごうとしたがそれもかわされてしまう。
淋しい、と思う前に下へ降ろされた手のひらへ熱く硬いものが触れ、
淋しさが消えた代わりに、身体がかっと熱くなる。
レインは布越しに自分が何を撫でているのかを理解すると、前をくつろげて直接熱の塊に長い指を絡めてゆっくり上下に手を動かした。
「あー……すげぇ可愛い」
キスを楽しんでいたレオンの息が詰まり、低く掠れた声と一緒に頬を撫で、
青い瞳でじっと見つめられる。
「……~~~っ♡」
さっきからキスや軽い体へ触れ合う行為にすらくぱ♡くぱっ♡と尿道もアナルも開閉し淫液を垂れ流しているのに、
綺麗な顔でじっと見つめながら、そんな風に褒められてしまうとレインはときめきの末、
愛する恋人のためになんでもしてほしいしなんでもされたくなってしまう。
惚けている間に手早く服を脱がされひん剥かれ、相変わらず女物の下着一枚残し、
レインだけすっ裸にされてしまうのも仕方のない事だった。
「またこんなエロ下着着けて。
やっぱ好きなの?こんなの全部丸見えじゃん」
「ち、違います♡……っお゛ー……っ♡♡♡
れ、レオンにセックスしてもらえる♡って思った時しか履いてない、ですっ♡」
糸数の少ない透けたレースで構成された白い下着は今や、レインの淫液を吸ってぴったり肌に張り付き、無毛の陰部全体を晒してしまっている。
ほとんどおもちゃ扱いで甚振られる用途でしか使われず、色素がち染みないままの敏感メスちんぽはサイズはの腹で柔らかく撫でられるだけで腰をヘコつかせ緩イキしてしまうのに、
今度は腰を抱き寄せられ、レオンの上に膝立ちで跨るとにちゅ♡と玉から萎えたままの竿までをレオンの肉棒でねっとり潰され、白目を剥いてのけぞってしまう。
「おっ♡おぉっ♡れお、っ♡♡♡」
直接的な性器への刺激もさることながら、男としての機能を忘れた只の敏感な肉の芽は、
つよつよ勃起おちんぽ研磨で完全降伏してぷぴ♡と無様に薄い精液を吐き出し、敗北宣言と一緒にレインへ快感をもたらした。
「けどいつ見ても履いてない?いつもセックスできる思ってんの?」
「ん゛ぉおっ♡♡しょ、れはぁ……!♡」
こりゅ♡こりゅっ♡
布面積の少ない下着のせいで露出した尻を、
レオンは両手で包んで丁寧にむにむにと揉みながらレインの逃げる腰を捕まえ引き寄せなおし、
たまに穴ごと左右に尻たぶを割り開いて、かぱ♡かぱ♡と後ろにも軽い刺激を与える。
そうしてレインが口を半開きにしてアクメ待ちの顔を晒しているところに、陰茎を先ほどまでより強くごりゅっ♡と突き上げると、
レインは逃げることも出来ず、自身の陰茎が弄ばれる惨めな刺激に涙を浮かべながら、レオンへもっと下半身をおもちゃにしてもらうべく腰を差し出した。
「おっ♡♡おっ♡レオンっ♡ほおぉっ♡
ゆび、ちゅぽちゅぽしないでっ♡っんお♡」
落ち着きなくレオンのシャツを握り、
ただでメスちんぽを弄ばれる刺激に耐え震えていたのに尻肉を揉みしだいていた指がにちゅ♡と第一関節だけ捩じ込まれ、
くぱくぱ穴を引っ張り拡げて、さらにレインを苛む。
「もっと自分で腰落とせる?」
「~~~っ♡う、うん……、はっ゛♡あ、あ゛ぁっ♡」
だが、レオンに優しい声で、
自らが腰を振って行うちんズリオナニーを命じられれば、レオンのお嫁さんとして本能レベルで媚びて言うことを聞かざるを得ない。
レオンは、レインが情けない動きでへこへこ自身のメスちんぽをレオンの陰茎で押し潰し、ぷしっ♡ぷしっ♡と潮を噴くのを繰り返すことを確認すると、
薄く肋骨の浮いた胴へ顔を寄せて舐めながら上へ辿っていき、
ぷるぷる勃ち上がっている乳首を唇で挟んで甘噛みするとちゅう♡と強く吸い上げた。
「おっ!?♡♡♡ほっおぉっ♡……ん゛っお゛ぉお……♡」
ただでさえ限界に近い中、器用に全ての弱点を凌辱されレインは言葉として成立していないおほ声と一緒にアナルで指ちゃむちゃむとしゃぶり、これまでで一番深いアクメを遂げてしまう。
「……っ♡」
脱力しても指をきゅう♡きゅう♡と締めてしゃぶり、イキ疲れの倦怠感でレインは意識を手放そうとしたが、
レオンは休憩を許さず、こちゅ♡こちゅっ♡とイキ立ての敏感ちんぽを突き上げた。
「んぉお゛おっ!?♡♡♡
レ゛オンっ♡い゛まっ♡♡おちんち、あ゛ぁっ♡♡♡
やめ゛でぇっ♡
おっ♡お♡おぉっ♡つぶ、れ゛っ、ん♡お゛ぉ~~~っ♡♡♡」
もはや拷問じみた陰茎への快感にレインは半狂乱で喚き、
ついには内腿を突っ張って力んだまま、しゃぶられ勃起乳首がつん♡と存在を主張している胸を反らし、
じょぼじょぼと見せつけるようなポーズで潮を噴き上げレオンの服や下半身まで汚してしまった。
「……は、ぁ……、?♡♡
あっ!?あぁ゛っ、レオ、ごめんなさい!僕、なんてこと、を゛っ?♡♡♡
今拭き、ぉっ♡……いま、……い、まはぁ♡ゆるじ、て♡くだ、……ぉお゛~~~っ!?♡♡♡」
レオンの責め苦のせいとはいえ、自身の体液でレオンを汚してしまいレインは一瞬青ざめ正気に戻りかけたが、
イキたてで敏感に締まる肉穴をちゅぽちゅぽ♡曲がった二本指が抉りながら蹂躙し、
あっという間に追いアクメでぐちゃぐちゃになった頭で、罪悪感も何も抱けなくなる。
「れおん♡ゆるひてっ♡おぉっほぉ♡ゆる、っぉ♡
……♡」
ごりごりと二本指でメスしこりを乱暴に潰され、あっさり口の端から唾液まで垂らした無様な顔でメスイキすると、
今度こそ疲れ果て、身体を倒してレオンにもたれかかり大人しくなってしまう。
「レイン」
「……んー…♡」
さりげなくべちゃべちゃの下着まで剥がれ、名前を呼ばれも気だるげに返事をするので精一杯だ。
身長が高く、細長い身体を無理やり折り曲げ無理やりレオンの腕の中へおさまると、
首筋へぐりぐり顔を埋めて大好きないい香りに包まれた。
髪を撫でる手の感触が心地よくて、胸がドキドキしてしまう。
徐々に冷静になると今更レインは自分だけが裸の事実を思い出して恥ずかしくなったが、
もう一度名前を呼ばれ正面を向くと、唇同士が軽く触れる柔らかいキスをしてもらえ、
お返しにレオンの陰茎を伸ばし捏ねながらキスに応えてイチャイチャ甘える時間が酷く心地いい。
服を着たまま触れ合うよりむしろ、素肌のままレオンの身体にしがみつく事に無性に満たされた。
「……素敵な、柔らかい髪」
空いた手でレオンのうなじの金髪を指に絡めてくるくる毛束を捻って遊ぶとレオンは苦笑して、レインの頬を撫でる。
「何遊んでんの?」
「ふふ」
頬に手を添えたまま、レオンはさらにレインの頬、目尻、額といろんな箇所を唇でなぞり、
レインはあまりの愛しさに、死に絶えつつある表情筋をなんとか酷使してうっすら笑い、その行為への喜びを伝えた。
「もう疲れた?」
「いえ、そんな……わけ、ないでしょう?
……レオンに、もっと、体力のあるところ見せないと」
(あ、まだ根に持ってるな)
レインの返答へ、レオンが一瞬顔を顰めたがレインはそれに気付かずレオンの足元へ降りてしゃがむと、
ちゅ♡と先ほどまで撫でていた陰茎に手を添え、カリ首に顔を寄せ陰茎に口付ける。
「見ててね?ちゅ、はむ♡」
レインは自分を見下ろすレオンの視線を独占できている喜びと、
自身が潮や先走りで汚してしまった脈の浮き出るバキバキちんぽに興奮して小さく身体を震わせる。
唾液を絡めた舌で裏筋をべろぉ♡と、
熱い息を吐きかけながら怒張ちんぽを舐め上げ、淫液をこそぐ代わりに唾液で汚しては口づける。
「……っ」
「(あ♡今気持ちよかったのかな♡
ペニスもぴく♡ってしてた♡可愛い♡もっと気持ちよくしてあげるからね♡)」
頬擦りをしながらちゅ♡ちゅ♡と根本から亀頭までをゆっくり唇で啄んで辿り、
ようやくつるんと張った亀頭へ辿り着くと、レインは顎がはずれそうなほど口を大きく開き、ぱっくり竿にしゃぶりついたまま竿を喉奥まで咥え込んだ。
「ん゛、ぐっ♡うゔ……♡♡
(レオンは、どこもかしこも甘くておいしい♡本当に素敵だなぁ♡
それに、っ♡こんないやらしい香り♡♡ちゅ♡って亀頭を舐めるとまた出てくる♡うれしい♡
じゅぽじゅぽするともっと硬くなるね♡
ふふ、かっこいいつよつよ旦那様ペニス♡もっと尽くさせて♡僕のこと好きになって♡♡♡)」
唾液をローションのようにどろどろと垂らして竿を滑りよくしごき、じっと愛しさを込めてレオンを見つめながらにゅりゅ♡にゅる♡と舌で亀頭を捏ねる。
その丁寧な動きももちろんだが、
犬のちんちんポーズで太ももに両手を添えへばりつき、せっかくの綺麗な顔を歪めてちゅむちゅむ心を込めた献身ひょっとこフェラに勤しむレインの下品なメス顔に、レオンの陰茎は興奮し、ぐ♡と質量を増していた。
「ぐっお゛♡お゛っ!?♡ぐぅう♡♡♡」
不意に黒髪にレオンの指が絡みレインの頭の位置を固定したかと思うと、
腰が竿をぬるぬるの口内の天井へ擦り付けるよう、じゅぽっ♡じゅぽ♡激しく打ち付けられた。
「ん゛っお゛っ♡お゛ぉお゛……♡ふ、ぐぅ♡♡」
レインは息苦しさと、咽頭に異物が差し込まれては出ていく感覚へ眉を顰め、今にも吐きそうなくぐもった声を出すが、
根元へキスしてしまうほど深く咥え込まされた陰茎が今にも射精しそうに膨らんで、どろ♡と喉奥へ熱い先走りを刷り込んでいるのを感じると姿勢を直し、
逃げるどころか唇で竿を包み精液を吐き出させようと裏筋をべろべろと竿を舐めてレオンへ奉仕する。
「ん゛ぐぅ♡ふっ、ぐぅ♡」
物にするよう口内を使われ、酸欠でレインの顔が真っ赤になり、朦朧とした意識のままちんぽに媚びてアナルくぱつかせて緩イキしてしまった頃、
びゅるる、と突然勢いよく雄臭い粘液が喉奥に放たれ、その熱にレインの意識が戻る。
「ぐぉっ♡んぐ、っぶ♡♡んぐう♡♡♡」
熱く独特の塩味のあるそれをレインは喉を鳴らして飲み下し、
竿が引き抜かれた後も、もごもごと口内に残った液を噛み締め唾液と混ぜてレオンの自分への愛情の証としてゆっくり飲み込んだ。
「げほっ、……ぇ♡」
ごきゅっ、と最後に大きく喉仏を上下にして、
レオンに「一滴も無駄にしていません♡」という気持ちで空になった口内を見せつけると、
レオンは苦笑しつつも両腕を広げておいで、と声をかけてくれる。
「ん♡
レオン♡好き、愛しています♡
もっと仲良くしよう?一緒に居た……ううん、セックスしたいなぁ♡」
せっかく射精で落ち着いていたレオンの陰茎が、耳たぶをちゅ♡ちゅ♡と喰みながら甘い声を出し、
もう一度陰茎を立たせようと優しく竿を撫でるレインの動きで徐々に復活してしまう。
レインが、いっそ自分からケツハメに勤しもうとレオンの上にまたがり、
にちゅ♡と陰茎を求めてヒクつくアナルヘ先端をあてがった瞬間、
ぐるりと視界が変わり、気がつけばレインはソファの上に寝転がされていた。
「狭くない?」
レインに片足を上げた横抱きのポーズを取らせレオンはソファから降りると、
もう一度アナルヘ亀頭をぴと♡と触れさせては、具合を確かめるように軽く食い込ませて腰を引いてしまう。
「はぁあ……♡だ、大丈夫です♡からっ♡はやく♡はやく挿れて♡っぉ♡我慢できないです♡ん゛っ♡おぉ♡
レオン♡」
恋人の、自分に負担をかけないようする優しい気遣いに感動しつつ、
レインは淫穴で早急に肉棒を味わおうと甘えた声を出し、はしたなく腰を振って自ら足を大きく開くが時折、
にゅぷ♡と太い亀頭でアナルを拡張される感覚に思わず口を開き素の汚いおほ声で喘いでしまう。
「ん゛っ……お♡……ふーっ♡れ、レオン♡はやくセックスしよ?キスしてほしい、お願いですか、ら゛っ!?♡♡♡」
レインの媚びる声に応えるよう、陰茎が肉穴をにちゅ……♡とゆっくり割り開き、
圧迫感とともに痛痒いような痺れる快感がぐねぐね蠢く肉穴を通じて下腹からレインの全身へ拡がっていく。
「……おっ♡♡♡おぉ!?♡……ふ、うぉ゛っ♡♡♡うぅ……」
「声、我慢しないでよ」
一突き毎に肉穴がきゅん♡と締まり、レインはメスイキでぷらぷら揺れる陰茎からぷしっ♡ぷしっと間抜けに潮を噴き、同時にいやらしい悲鳴を上げてしまいそうになるがなんとか口を手で塞ぎそれに耐える。
だが、レオンに腕を上げさせられ、脇を舐めながらにゅぷっ♡にゅぷっ♡とモロ感肉穴を掘削されれば嬌声を防ぐ術はなくなってしまい、
むしろ皮膚の薄い脇で性感帯のように股間へ直接届く快感を
得てレオンには聞かせたくなかった無様な声と共にメスイキを繰り返して肉穴を締めていた。
「ん゛ぉおっ♡れぉっ♡ほぉおっ♡♡♡
お゛っ♡おっ♡おぉっ♡
じゅぽじゅぽしゅるの、っほぉ♡♡らめ!……~~~っ♡
あ゛ぁあ゛っ!?♡だめ、ってい゛っだの、に♡♡お゛ぉおっ♡♡♡」
「そうそう、いい子良い子。
ちゃんと声出せて偉いね~」
肉穴でじゅぽじゅぽ陰茎をしゃぶり、泣き喚いてケツアクメに咽ぶレインに対しレオンの言い草はあんまりな物だったが、
恋愛経験0と言っていいほど少ない中で自称初恋に目が曇り、
レオンを全肯定しているレインには耳元でいやらしく囁き、自分の陰茎をくにくに♡手で包んで扱いてくれるかっこいい恋人は「最高」以外の何物でもなく、
きゅんきゅんメス穴を喜ばせて感謝を伝えてしまう以外思いつかない。
「んっ♡ふぅうっ、ぶ♡んむぅ♡♡♡」
ついには唇を重ねて舌を絡め取られ、声すら出せない状況でメスしこりをにゅぽにゅぽ突き上げられ、
レインはアクメするしかない肉塊と化してレオンの嗜虐心を煽るのと同時に、
雑魚まんアナルで陰茎へ絡みつき、自らの弱点を研磨される快感につま先を丸めてメスイキしてはレオンの陰茎を締め付けた。
「…ん゛っ!?♡ぐぅ、うゔううっ♡♡♡」
結腸口をどちゅどちゅノックされた時には流石におかしくなりそうな快感に手足をばたつかせて暴れてしまったが、
レオンの手で陰嚢をぎゅ♡と強く握って強制射精と共に動きを封じられれば、
やはり大人しくレオンのちんハメに咽び、メスとして肉穴をときめかせる事に集中してしまう。
こうして今日も長めのケツハメで(本人の希望通り)レオンのメスにされてしまったレインはこの後も、
レオンの上に座って体重の分だけ陰茎をしゃぶりつつ、
ゆるゆる腰を回して結腸口を捏ねられ、甘イキしては締まる肉穴とイキっぱなしで辛いと泣く顔を延々楽しむ騎乗位セックスや、
お互いが落ち着くまで寝バックでメスしこりを抉られる惰性セックスで肉穴をちゅうちゅう締めてはレオンの竿にキスし、
精子飲み干す代わりに自身の陰茎からとろ♡と濃い精子を少しだけ垂らすメス射精で最後までレオンを喜ばせたのだった。
===
「体力」
「ん?」
レインは行為が終わると疲れた体をレオンに巻きつけ、ちゅ♡ちゅ♡と唇を吸いながら合間合間にゆっくり話す。
「ごめんね、体力つけられなくて」
「なんで謝ってんの?別にそのままのレインで可愛いのに」
(……あぁ…♡)
イタズラっぽく笑うレオンを見て、
レインはいつも彼が自分と目を合わせ、自分が話終わるまでうんうんと話を聞いてくれることを思い出す。
奇行も声が小さいのも、レイン本人すら疎ましく思う、
自分の要素全てをレオンは許容し愛してくれる。
少し離れている間に、レオンの大切さを強く再認識できたことが嬉しい。
「……もう、喧嘩なんてしたくないですけれど……こうして仲直り出来たんですから。
今回は良かったのかも」
「……?」
きっとレオンも同じ気持ちだろう、そう確信して手を繋ぐ傍ら、レオンは(あれって喧嘩に入るんだ)と首を傾げていたが、
レインが嬉しそうなので余計なことは言わなかった。
そんな関係も素敵だと思いませんか?」
レインにそう言われた時、レオンは「またなんか変なエロ本でも読んだのかな」と思った。
それくらい、レオンの中ですでにレインも奇人、というより頭の緩いメス男にカテゴライズされていたのである。
ちなみにレオンの中で一番「終わっているメス男」の扱いであるスノウは隣で理想の夕飯のメニューを考えていた。
「うん、それで?」
「けれど、僕はレオンを怒らせたり嫌われるくらいならレオン殺して僕も死んでしまうでしょう?」
「えっ?俺も死ぬの?」
「はい。
……なので、レオンに悪口とかで僕を怒らせて欲しくって」
(この話した後に怖くて怒らせられないんだけど)
レオンは急に自身が死と隣り合わせで生きていることを自覚し、
それでも生きることは何かを選ぶことだ、と決意するととりあえずレインをほどほどに怒らせる悪口を考える。
「ふふ、でもレオンになら何を言われても嬉しくなってしまうんですけれど♡」
「うー……ん?や、痩せたシャチ…?」
「痩せたシャチ」
そして、照れるレインが受けたのはなんだかよくわからない悪口だった。
そもそも、
レオンは日頃のチンピラのような言動や素行からは想像できないほど育ちがいいので、あまり相手の根本を否定するようば罵倒を思い付かず、その上でギリギリ相手が怒らなさそうな単語を並べるとこうなって“しまった”のだが、
少し離れた位置からやり取りを聞いていたイリアは
(俺相手にはクソほど暴言を思いつくくせに)と密かに眉間に皺を寄せた。
「……」
「レイン?」
だが、
レイン的には割とダメージがあったようで、イリア以上に露骨に眉間に皺が寄る。
なんだかレインが思っていたのと違ったのだ。
「レオ様。
私も罵倒してほしい、いや、思い切り蹴ってくれ」
「失せなメス犬」
「きゃいん♡」
その上でなんだかスノウの方が希望に近しい方向性の悪口を受けていたのも羨ましくて拗ねてしまった。
「……もう少し、筋肉をつける事にする」
「ひい!?」
一瞬レインが立ち上がった時にはもしかして殺される?とレオンは不安になったが、
レインは幽霊らしくふらふらと虚な足取りでどこかへ出かけてしまう。
(言いすぎたかなぁ)
頼まれたとは言え、悪口を言おうとして吐いた言葉で相手が傷ついてしまったので、
レオンは悲しそうな猫背を見送りつつ罪悪感を抱いていた。
===
そして翌日、
レインはイリアが頭領をしていた山賊団に混ぜていただき薪割りや武器を使った魔物の討伐など、力仕事を教わっていた。
スノウに最初は一緒に運動してもらおうと思ったが、
水も休みも与えず長距離を走らせようとしたり怖かったのですぐに諦めてイリアの方を頼る事にしたのだ。
「……あの」
「あ゛ーーー!?んだよにいちゃん、声小せえなぁ!
ほら腹から声出せ声!!!」
「えっと」
「なんて!?」
「……」
だが、せっかく人見知りに耐え山賊の皆さんに混ぜてもらおうが元々家庭の事情と元来の気質で引きこもって育ってきたレインに粗暴、もとい豪快な気質の彼らは全く合わず、
今も山賊の1人が喋る勢いに負け、すっかり心を閉ざし遠いところを見てしまっている。
「レイン、後で体力作りのメニューでも考えてやるから家に戻ってろ」
「……レオン……レオン…」
見かねたイリアが声をかける頃には完全にストレスで発狂し、レオンの写真をむしゃむしゃ食べていた。
「お゛ぇっ!?ごぇええ……っ!?」
同じ頃、レオンも限界を迎えていた。
レインはスノウ式スパルタ運動と強めのストレスでの消耗を補うため、うっかり大量のレオンの精気を吸い取り、
それが物凄い吐き気としてレオン襲っていたのである。
「うっぷ……(このままだと胃袋ごと出る)」
天井がぐわんぐわんと回転し、鏡に映る美しい自分が蝋人形のように青ざめているのを見て、
レオンはこの状況を打破するためにも1度英気を養おうとソファへ突っ伏し瞼を閉じた。
====
「……レオン?」
それから少しして、レインがある程度情緒を落ち着けてから帰宅すると、不意に後ろからぎゅ、とレオンに身体を抱きしめられる。
「あー…よかった、レインが帰ってきてくれた」
そしてレオンは自己流「大体こんな感じにしといたらみんな機嫌直すメソッド」に従い、
レインの首筋へ額をぐりぐり擦り付けた。
「……っ!?」
もちろんこれはレインには効果抜群で、
普段あまり見ることのできない自分に甘えてくるレオンに混乱しつつ激しく興奮し、
立ち尽くしたままなんとか声を絞り出す。
「どっ……した、……で、す……か」
「いや、……なんかもし、このままレインが帰って来なかったらどうしようかなー……って考えて」
ここで不安げにレインを抱く腕に少し力を込める、
「っ!?……っえ?……っ!!?」
レインは想像すらできなかったレオンの弱気な一面に、なんとかレオンは今どんな顔をしているのか確認したかったが、
こうやって自分に縋る可哀想な恋人を無碍にしては絶対にいけないので必死に動く事を耐え、
その上で限界までキリキリ首を捻って頭だけでも後ろを向こうとした。
「……っ!?
あ、……ん゛んっ、ご、ごめん。
……レインに酷いこと言って……許してくれる?」
一瞬、人が曲げていい角度か怪しい位置まで首が捩れたレインと目があってレオンは動揺したが、
なんとか気を取り直していい声で囁きレインへ甘える。
背中越しに伝わってくる心臓のとんでもない鼓動が、レインの答えを物語っていた。
「ごめんね?」
「……」
首を正面に戻し、レオンの手の甲をなぞりながらレインは自分の行動を深く反省した。
「あっ、……い、いえ……、
僕の方こそ、ごめんね?あ、あなたを……こんなに、不安にさせてしまうなんて」
こんな、優しい繊細な恋人を傷つけてしまうなんて。
レインの胸が痛み、どうしようもない悲しみが込み上げてくるのと同時に、
「レオンはこんなにも自分を愛してくれていたんだ」と実感しと死体のように冷えたレインの身体へ熱が灯る。
ついでにふわりと香る清潔な香りに「そういう雰囲気」を感じ取り、
レオンとの仲直りセックスの気配に下半身もむらむらときめかせてレオンもたれ、こっそりとその感触を楽しんだ。
「うん?あー、いいよいいよ。
これから身体で弁償?してもらうし。
ふひゃ、頑張ろうな」
「っ♡うん、ありがとう
(あぁ、レオンは優しいなぁ……こんな、僕なんかを許してくれるなんて、やっぱり…レオンも僕のことが好きなんです、っ!?♡
あっ♡あっ♡レオンの格好いい綺麗な手が胸、触ってる♡僕、女性じゃないのに胸撫でられて、
また“レオンの”メス扱いしてもらえるのかな……♡)」
レオンはメソッドが通用したと悟ると途端に元の調子に戻ってレインの尻をむに♡と揉みながら笑ったが、
レインはなぜか立場が逆転し、自分の方が償う立場に変わったのを疑問に思うことは無い。
レインが正常な判断を抱けなくなる程度に先ほどのレオンの態度は“良かった”のだ。
意識は平らな胸の上をいやらしく、服越しにゆっくり這うレオンの両腕に注がれ、
そっと足を開いた途端に間にねじ込まれたレオンの太ももへ軽く体重を預けた。
レインがゆっくりと息を吐き、マゾメスとして行為を受け入れ大人しくなった事を確認するとレオンはレインの頭を撫でてから、その細身を引いて一緒にソファへ腰掛けもう一度後ろからぎゅう、とレインを抱きしめる。
「れ、レオンっ♡こんな、だめ、です……っ!
(結婚したい結婚したい結婚したい♡)」
座ったまま、後ろから抱きしめられるレイン的いい感じの恋人のいちゃいちゃポーズを取ってもらい、
大層気に入ったレインの思考は静かに暴走して無抵抗のまま顔を赤くする。
「またダメ、って言う。
何がダメなの?教えて」
レインの肩を抱いていた腕は囁きと共に首筋をくすぐりって上がり、
この行為を噛み締めていたレインの赤く熟れた唇をとんとんと突いて遊んだ。
「あ、んむ♡んぁ……♡ちゅ、レオン♡仲直りの、んむ♡キスしたぅ、んむ♡なるのれぇ……♡
はぁ♡♡おいひ、ん……きすがいい♡♡んむっ、ちゅう♡」
レインが愛しい指へ口付けようと唇を開くと、無遠慮にその指は口内へ差し込まれ、
にゅる♡と二本指が舌を挟んで引っ張った。
口内を異物が這いずる感触は当然あまり慣れたものでは無かったが、すっかり発情している中で、湿った粘膜の中を指がくちゅ♡と音を立ててくすぐる音が頭に響くと、
レインは日頃好き放題レオンにアナルを弄られる感覚を思い出して人知れずアナルをくぱくぱ開閉させ腸液を滲ませた。
「ん♡んむ♡ちゅう、ふぅう♡♡
おいひ♡んむ♡れほんのゆび♡はふ♡おいひいれふ♡♡じゅるる♡♡」
じゅぽ♡じゅぽ♡と指を出し入れして、されるがままに唇を尖らせたレインに丁寧にしゃぶらせる。
鼻の下が伸びるほどちゅう♡と吸い付いて、はふはふ喘ぎまじりにレオンの指をどろどろにしてメス声を出すレインの表情はすっかり中性的で可憐な形(なり)を潜め、
指フェラに下半身を疼かせる下品なすけべ顔に成り果てており、
綺麗なお兄さんが下品に淫交に耽る醜態が大好きという悪趣味を持つレオンは、その蕩けた表情へバキバキに陰茎を怒張させた。
「可愛い顔~♡
レインは良い子だな、じゃあキスしよっか」
「……っ♡ん゛♡」
レオンの指を甘噛みするレインの顔はすでに、とてもよそにはお出しできないようなすけべメスのものだったがそれをしている事に当人は気づかずむしろ、
咥えていないほうの手でよしよし黒髪を撫でられ、さらに表情を崩して笑いレオンの方へ振り向く。
「ん」
レオンが舌をべ、と軽く突き出し、
それを見たレインは「何をすれば良いのか」をこれまでの経験から察して、
衝動のまま今度は美味しそうなレオンの舌へ吸い付いた。
(あ……♡レオンの舌、あまい……♡
ん♡かぷ♡ってしたらレオンも噛んでくれる♡気持ちいい♡あまくておいしい♡♡♡もっと吸わせて♡おいしい♡アメみたいなレオンの舌♡)
2人の唾液でべとべとの口元は摩擦なく、ぬる♡ぬる♡と重なり合っては、皮膚の薄い唇や粘膜に吐息の触れる感触や甘い刺激を届ける。
「んー……♡はふ♡ちゅ、んぅ♡はむ、んっ♡んぅ♡」
かぷ♡かぷ♡とレオンに唇を甘噛みされ、舌同士が擦れ合う独特のくすぐったくぬめる感触にレインの意識は朦朧として、
火照る頭で何も考えず声を出した方が気持ちいいから、と情けない喘ぎを漏らしてしまう。
「んぅっ♡っはぁ……、んぁ♡じゅるる♡ふっ♡んん♡
あっ、レオン……いや、です……♡」
せっかくレオンの襟元を掴んでいた手首を掴まれ、指を絡め手を繋ごうとしたがそれもかわされてしまう。
淋しい、と思う前に下へ降ろされた手のひらへ熱く硬いものが触れ、
淋しさが消えた代わりに、身体がかっと熱くなる。
レインは布越しに自分が何を撫でているのかを理解すると、前をくつろげて直接熱の塊に長い指を絡めてゆっくり上下に手を動かした。
「あー……すげぇ可愛い」
キスを楽しんでいたレオンの息が詰まり、低く掠れた声と一緒に頬を撫で、
青い瞳でじっと見つめられる。
「……~~~っ♡」
さっきからキスや軽い体へ触れ合う行為にすらくぱ♡くぱっ♡と尿道もアナルも開閉し淫液を垂れ流しているのに、
綺麗な顔でじっと見つめながら、そんな風に褒められてしまうとレインはときめきの末、
愛する恋人のためになんでもしてほしいしなんでもされたくなってしまう。
惚けている間に手早く服を脱がされひん剥かれ、相変わらず女物の下着一枚残し、
レインだけすっ裸にされてしまうのも仕方のない事だった。
「またこんなエロ下着着けて。
やっぱ好きなの?こんなの全部丸見えじゃん」
「ち、違います♡……っお゛ー……っ♡♡♡
れ、レオンにセックスしてもらえる♡って思った時しか履いてない、ですっ♡」
糸数の少ない透けたレースで構成された白い下着は今や、レインの淫液を吸ってぴったり肌に張り付き、無毛の陰部全体を晒してしまっている。
ほとんどおもちゃ扱いで甚振られる用途でしか使われず、色素がち染みないままの敏感メスちんぽはサイズはの腹で柔らかく撫でられるだけで腰をヘコつかせ緩イキしてしまうのに、
今度は腰を抱き寄せられ、レオンの上に膝立ちで跨るとにちゅ♡と玉から萎えたままの竿までをレオンの肉棒でねっとり潰され、白目を剥いてのけぞってしまう。
「おっ♡おぉっ♡れお、っ♡♡♡」
直接的な性器への刺激もさることながら、男としての機能を忘れた只の敏感な肉の芽は、
つよつよ勃起おちんぽ研磨で完全降伏してぷぴ♡と無様に薄い精液を吐き出し、敗北宣言と一緒にレインへ快感をもたらした。
「けどいつ見ても履いてない?いつもセックスできる思ってんの?」
「ん゛ぉおっ♡♡しょ、れはぁ……!♡」
こりゅ♡こりゅっ♡
布面積の少ない下着のせいで露出した尻を、
レオンは両手で包んで丁寧にむにむにと揉みながらレインの逃げる腰を捕まえ引き寄せなおし、
たまに穴ごと左右に尻たぶを割り開いて、かぱ♡かぱ♡と後ろにも軽い刺激を与える。
そうしてレインが口を半開きにしてアクメ待ちの顔を晒しているところに、陰茎を先ほどまでより強くごりゅっ♡と突き上げると、
レインは逃げることも出来ず、自身の陰茎が弄ばれる惨めな刺激に涙を浮かべながら、レオンへもっと下半身をおもちゃにしてもらうべく腰を差し出した。
「おっ♡♡おっ♡レオンっ♡ほおぉっ♡
ゆび、ちゅぽちゅぽしないでっ♡っんお♡」
落ち着きなくレオンのシャツを握り、
ただでメスちんぽを弄ばれる刺激に耐え震えていたのに尻肉を揉みしだいていた指がにちゅ♡と第一関節だけ捩じ込まれ、
くぱくぱ穴を引っ張り拡げて、さらにレインを苛む。
「もっと自分で腰落とせる?」
「~~~っ♡う、うん……、はっ゛♡あ、あ゛ぁっ♡」
だが、レオンに優しい声で、
自らが腰を振って行うちんズリオナニーを命じられれば、レオンのお嫁さんとして本能レベルで媚びて言うことを聞かざるを得ない。
レオンは、レインが情けない動きでへこへこ自身のメスちんぽをレオンの陰茎で押し潰し、ぷしっ♡ぷしっ♡と潮を噴くのを繰り返すことを確認すると、
薄く肋骨の浮いた胴へ顔を寄せて舐めながら上へ辿っていき、
ぷるぷる勃ち上がっている乳首を唇で挟んで甘噛みするとちゅう♡と強く吸い上げた。
「おっ!?♡♡♡ほっおぉっ♡……ん゛っお゛ぉお……♡」
ただでさえ限界に近い中、器用に全ての弱点を凌辱されレインは言葉として成立していないおほ声と一緒にアナルで指ちゃむちゃむとしゃぶり、これまでで一番深いアクメを遂げてしまう。
「……っ♡」
脱力しても指をきゅう♡きゅう♡と締めてしゃぶり、イキ疲れの倦怠感でレインは意識を手放そうとしたが、
レオンは休憩を許さず、こちゅ♡こちゅっ♡とイキ立ての敏感ちんぽを突き上げた。
「んぉお゛おっ!?♡♡♡
レ゛オンっ♡い゛まっ♡♡おちんち、あ゛ぁっ♡♡♡
やめ゛でぇっ♡
おっ♡お♡おぉっ♡つぶ、れ゛っ、ん♡お゛ぉ~~~っ♡♡♡」
もはや拷問じみた陰茎への快感にレインは半狂乱で喚き、
ついには内腿を突っ張って力んだまま、しゃぶられ勃起乳首がつん♡と存在を主張している胸を反らし、
じょぼじょぼと見せつけるようなポーズで潮を噴き上げレオンの服や下半身まで汚してしまった。
「……は、ぁ……、?♡♡
あっ!?あぁ゛っ、レオ、ごめんなさい!僕、なんてこと、を゛っ?♡♡♡
今拭き、ぉっ♡……いま、……い、まはぁ♡ゆるじ、て♡くだ、……ぉお゛~~~っ!?♡♡♡」
レオンの責め苦のせいとはいえ、自身の体液でレオンを汚してしまいレインは一瞬青ざめ正気に戻りかけたが、
イキたてで敏感に締まる肉穴をちゅぽちゅぽ♡曲がった二本指が抉りながら蹂躙し、
あっという間に追いアクメでぐちゃぐちゃになった頭で、罪悪感も何も抱けなくなる。
「れおん♡ゆるひてっ♡おぉっほぉ♡ゆる、っぉ♡
……♡」
ごりごりと二本指でメスしこりを乱暴に潰され、あっさり口の端から唾液まで垂らした無様な顔でメスイキすると、
今度こそ疲れ果て、身体を倒してレオンにもたれかかり大人しくなってしまう。
「レイン」
「……んー…♡」
さりげなくべちゃべちゃの下着まで剥がれ、名前を呼ばれも気だるげに返事をするので精一杯だ。
身長が高く、細長い身体を無理やり折り曲げ無理やりレオンの腕の中へおさまると、
首筋へぐりぐり顔を埋めて大好きないい香りに包まれた。
髪を撫でる手の感触が心地よくて、胸がドキドキしてしまう。
徐々に冷静になると今更レインは自分だけが裸の事実を思い出して恥ずかしくなったが、
もう一度名前を呼ばれ正面を向くと、唇同士が軽く触れる柔らかいキスをしてもらえ、
お返しにレオンの陰茎を伸ばし捏ねながらキスに応えてイチャイチャ甘える時間が酷く心地いい。
服を着たまま触れ合うよりむしろ、素肌のままレオンの身体にしがみつく事に無性に満たされた。
「……素敵な、柔らかい髪」
空いた手でレオンのうなじの金髪を指に絡めてくるくる毛束を捻って遊ぶとレオンは苦笑して、レインの頬を撫でる。
「何遊んでんの?」
「ふふ」
頬に手を添えたまま、レオンはさらにレインの頬、目尻、額といろんな箇所を唇でなぞり、
レインはあまりの愛しさに、死に絶えつつある表情筋をなんとか酷使してうっすら笑い、その行為への喜びを伝えた。
「もう疲れた?」
「いえ、そんな……わけ、ないでしょう?
……レオンに、もっと、体力のあるところ見せないと」
(あ、まだ根に持ってるな)
レインの返答へ、レオンが一瞬顔を顰めたがレインはそれに気付かずレオンの足元へ降りてしゃがむと、
ちゅ♡と先ほどまで撫でていた陰茎に手を添え、カリ首に顔を寄せ陰茎に口付ける。
「見ててね?ちゅ、はむ♡」
レインは自分を見下ろすレオンの視線を独占できている喜びと、
自身が潮や先走りで汚してしまった脈の浮き出るバキバキちんぽに興奮して小さく身体を震わせる。
唾液を絡めた舌で裏筋をべろぉ♡と、
熱い息を吐きかけながら怒張ちんぽを舐め上げ、淫液をこそぐ代わりに唾液で汚しては口づける。
「……っ」
「(あ♡今気持ちよかったのかな♡
ペニスもぴく♡ってしてた♡可愛い♡もっと気持ちよくしてあげるからね♡)」
頬擦りをしながらちゅ♡ちゅ♡と根本から亀頭までをゆっくり唇で啄んで辿り、
ようやくつるんと張った亀頭へ辿り着くと、レインは顎がはずれそうなほど口を大きく開き、ぱっくり竿にしゃぶりついたまま竿を喉奥まで咥え込んだ。
「ん゛、ぐっ♡うゔ……♡♡
(レオンは、どこもかしこも甘くておいしい♡本当に素敵だなぁ♡
それに、っ♡こんないやらしい香り♡♡ちゅ♡って亀頭を舐めるとまた出てくる♡うれしい♡
じゅぽじゅぽするともっと硬くなるね♡
ふふ、かっこいいつよつよ旦那様ペニス♡もっと尽くさせて♡僕のこと好きになって♡♡♡)」
唾液をローションのようにどろどろと垂らして竿を滑りよくしごき、じっと愛しさを込めてレオンを見つめながらにゅりゅ♡にゅる♡と舌で亀頭を捏ねる。
その丁寧な動きももちろんだが、
犬のちんちんポーズで太ももに両手を添えへばりつき、せっかくの綺麗な顔を歪めてちゅむちゅむ心を込めた献身ひょっとこフェラに勤しむレインの下品なメス顔に、レオンの陰茎は興奮し、ぐ♡と質量を増していた。
「ぐっお゛♡お゛っ!?♡ぐぅう♡♡♡」
不意に黒髪にレオンの指が絡みレインの頭の位置を固定したかと思うと、
腰が竿をぬるぬるの口内の天井へ擦り付けるよう、じゅぽっ♡じゅぽ♡激しく打ち付けられた。
「ん゛っお゛っ♡お゛ぉお゛……♡ふ、ぐぅ♡♡」
レインは息苦しさと、咽頭に異物が差し込まれては出ていく感覚へ眉を顰め、今にも吐きそうなくぐもった声を出すが、
根元へキスしてしまうほど深く咥え込まされた陰茎が今にも射精しそうに膨らんで、どろ♡と喉奥へ熱い先走りを刷り込んでいるのを感じると姿勢を直し、
逃げるどころか唇で竿を包み精液を吐き出させようと裏筋をべろべろと竿を舐めてレオンへ奉仕する。
「ん゛ぐぅ♡ふっ、ぐぅ♡」
物にするよう口内を使われ、酸欠でレインの顔が真っ赤になり、朦朧とした意識のままちんぽに媚びてアナルくぱつかせて緩イキしてしまった頃、
びゅるる、と突然勢いよく雄臭い粘液が喉奥に放たれ、その熱にレインの意識が戻る。
「ぐぉっ♡んぐ、っぶ♡♡んぐう♡♡♡」
熱く独特の塩味のあるそれをレインは喉を鳴らして飲み下し、
竿が引き抜かれた後も、もごもごと口内に残った液を噛み締め唾液と混ぜてレオンの自分への愛情の証としてゆっくり飲み込んだ。
「げほっ、……ぇ♡」
ごきゅっ、と最後に大きく喉仏を上下にして、
レオンに「一滴も無駄にしていません♡」という気持ちで空になった口内を見せつけると、
レオンは苦笑しつつも両腕を広げておいで、と声をかけてくれる。
「ん♡
レオン♡好き、愛しています♡
もっと仲良くしよう?一緒に居た……ううん、セックスしたいなぁ♡」
せっかく射精で落ち着いていたレオンの陰茎が、耳たぶをちゅ♡ちゅ♡と喰みながら甘い声を出し、
もう一度陰茎を立たせようと優しく竿を撫でるレインの動きで徐々に復活してしまう。
レインが、いっそ自分からケツハメに勤しもうとレオンの上にまたがり、
にちゅ♡と陰茎を求めてヒクつくアナルヘ先端をあてがった瞬間、
ぐるりと視界が変わり、気がつけばレインはソファの上に寝転がされていた。
「狭くない?」
レインに片足を上げた横抱きのポーズを取らせレオンはソファから降りると、
もう一度アナルヘ亀頭をぴと♡と触れさせては、具合を確かめるように軽く食い込ませて腰を引いてしまう。
「はぁあ……♡だ、大丈夫です♡からっ♡はやく♡はやく挿れて♡っぉ♡我慢できないです♡ん゛っ♡おぉ♡
レオン♡」
恋人の、自分に負担をかけないようする優しい気遣いに感動しつつ、
レインは淫穴で早急に肉棒を味わおうと甘えた声を出し、はしたなく腰を振って自ら足を大きく開くが時折、
にゅぷ♡と太い亀頭でアナルを拡張される感覚に思わず口を開き素の汚いおほ声で喘いでしまう。
「ん゛っ……お♡……ふーっ♡れ、レオン♡はやくセックスしよ?キスしてほしい、お願いですか、ら゛っ!?♡♡♡」
レインの媚びる声に応えるよう、陰茎が肉穴をにちゅ……♡とゆっくり割り開き、
圧迫感とともに痛痒いような痺れる快感がぐねぐね蠢く肉穴を通じて下腹からレインの全身へ拡がっていく。
「……おっ♡♡♡おぉ!?♡……ふ、うぉ゛っ♡♡♡うぅ……」
「声、我慢しないでよ」
一突き毎に肉穴がきゅん♡と締まり、レインはメスイキでぷらぷら揺れる陰茎からぷしっ♡ぷしっと間抜けに潮を噴き、同時にいやらしい悲鳴を上げてしまいそうになるがなんとか口を手で塞ぎそれに耐える。
だが、レオンに腕を上げさせられ、脇を舐めながらにゅぷっ♡にゅぷっ♡とモロ感肉穴を掘削されれば嬌声を防ぐ術はなくなってしまい、
むしろ皮膚の薄い脇で性感帯のように股間へ直接届く快感を
得てレオンには聞かせたくなかった無様な声と共にメスイキを繰り返して肉穴を締めていた。
「ん゛ぉおっ♡れぉっ♡ほぉおっ♡♡♡
お゛っ♡おっ♡おぉっ♡
じゅぽじゅぽしゅるの、っほぉ♡♡らめ!……~~~っ♡
あ゛ぁあ゛っ!?♡だめ、ってい゛っだの、に♡♡お゛ぉおっ♡♡♡」
「そうそう、いい子良い子。
ちゃんと声出せて偉いね~」
肉穴でじゅぽじゅぽ陰茎をしゃぶり、泣き喚いてケツアクメに咽ぶレインに対しレオンの言い草はあんまりな物だったが、
恋愛経験0と言っていいほど少ない中で自称初恋に目が曇り、
レオンを全肯定しているレインには耳元でいやらしく囁き、自分の陰茎をくにくに♡手で包んで扱いてくれるかっこいい恋人は「最高」以外の何物でもなく、
きゅんきゅんメス穴を喜ばせて感謝を伝えてしまう以外思いつかない。
「んっ♡ふぅうっ、ぶ♡んむぅ♡♡♡」
ついには唇を重ねて舌を絡め取られ、声すら出せない状況でメスしこりをにゅぽにゅぽ突き上げられ、
レインはアクメするしかない肉塊と化してレオンの嗜虐心を煽るのと同時に、
雑魚まんアナルで陰茎へ絡みつき、自らの弱点を研磨される快感につま先を丸めてメスイキしてはレオンの陰茎を締め付けた。
「…ん゛っ!?♡ぐぅ、うゔううっ♡♡♡」
結腸口をどちゅどちゅノックされた時には流石におかしくなりそうな快感に手足をばたつかせて暴れてしまったが、
レオンの手で陰嚢をぎゅ♡と強く握って強制射精と共に動きを封じられれば、
やはり大人しくレオンのちんハメに咽び、メスとして肉穴をときめかせる事に集中してしまう。
こうして今日も長めのケツハメで(本人の希望通り)レオンのメスにされてしまったレインはこの後も、
レオンの上に座って体重の分だけ陰茎をしゃぶりつつ、
ゆるゆる腰を回して結腸口を捏ねられ、甘イキしては締まる肉穴とイキっぱなしで辛いと泣く顔を延々楽しむ騎乗位セックスや、
お互いが落ち着くまで寝バックでメスしこりを抉られる惰性セックスで肉穴をちゅうちゅう締めてはレオンの竿にキスし、
精子飲み干す代わりに自身の陰茎からとろ♡と濃い精子を少しだけ垂らすメス射精で最後までレオンを喜ばせたのだった。
===
「体力」
「ん?」
レインは行為が終わると疲れた体をレオンに巻きつけ、ちゅ♡ちゅ♡と唇を吸いながら合間合間にゆっくり話す。
「ごめんね、体力つけられなくて」
「なんで謝ってんの?別にそのままのレインで可愛いのに」
(……あぁ…♡)
イタズラっぽく笑うレオンを見て、
レインはいつも彼が自分と目を合わせ、自分が話終わるまでうんうんと話を聞いてくれることを思い出す。
奇行も声が小さいのも、レイン本人すら疎ましく思う、
自分の要素全てをレオンは許容し愛してくれる。
少し離れている間に、レオンの大切さを強く再認識できたことが嬉しい。
「……もう、喧嘩なんてしたくないですけれど……こうして仲直り出来たんですから。
今回は良かったのかも」
「……?」
きっとレオンも同じ気持ちだろう、そう確信して手を繋ぐ傍ら、レオンは(あれって喧嘩に入るんだ)と首を傾げていたが、
レインが嬉しそうなので余計なことは言わなかった。
3
あなたにおすすめの小説
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる