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第八章 国家エスカルド
電光石火
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此処は強盗団のアジト、三人の軽装の男達が上半身裸の紫髪の男と話している、半裸の男は大きな岩に腰掛け、三人の軽装の男はその前に立っている
「旦那、それで報酬の方は……?」
「ちょっと待ってろよ、これが本物かどうか確かめてるんだからよ」
旦那と呼ばれた半裸の男がカーナ達が持っていた聖剣を持ちマジマジと見つめている、そしてこの聖剣には刀身が存在しない有るのは柄と鍔のみ
「確かに本物みたいだな、よくやったぞお手柄だ」
「じゃあ、早く――」
「分かってる、報酬が欲しいってんだろ?」
旦那が三人をチラッと見ると岩から立ち上がる
「これがお待ちかねの報酬だ」
そう言い腰から腰巾着を取り出し「ほれっ」と差し出す。
それを強盗団の一人が急ぎ取る
「おいおい、そんな急ぐなよ、金は逃げはしないんだからよ」
中身を確認する
「お、おい! 何だよこれ! 金じゃねぇじゃねぇか!!」
中に入っていたのは石ころ
「あ~それは石だな、なんの変哲も無い石だ。一銭の価値も無い」
「な、舐めやがって!!」
盗賊団三人は腰の剣を取り出し半裸の男に向けた瞬間、半裸の男は手を翳す……すると何かが破裂した。
破裂という事はその破片が縦横無尽に飛び散ったという事である、そしてその破片は強盗団を貫いた。
声も無くその場で倒れる三人、まさに即死、頭部の一部が消し飛んだ者も居る
「目撃者を生かす訳が無いだろ? 少しは考えな……と言っても考える脳も吹き飛んだら考えられんわな、アッハハッハ」
こういう状況になれているのか男は無惨な死体三体を目の前にしても怖気づかずそれどころか高笑いをしている
「しかし馬鹿は操られ易くて助かるな、何の疑いもしやがらねぇだから馬鹿なんだよ」
死体に言い残しその場を後にする
その様子を木の影から覗いていたジョン
(……面倒な奴に出会っちまったな、どうやって剣を取り返すか……)
カーラ達はメイヴィスを護衛に付けている
つまり今ジョンは一人なのである
半裸の男が立ち去った後強盗団の遺体に近付く別に救命の為に近付いたのではなく謎解きの為にしゃがんで男達を探る
何が彼等を貫通したのか? それをジョンは探っている
(恐らくあれは魔法だろう、俺の予定では俺は奴と戦う事になる、戦うには奴の属性を知って置く必要がある)
ジョンは破裂した時に微かに視えた。あれは石だ。石が破裂しその破片が強盗団を襲ったのだ。
(という事は奴は石属性か破裂属性か……本当にそんな属性が有るのか知らんが今考えられる属性はそれくらいだろう、メイヴィスに聞いてみるか? いやそんな時間は無いな、奴を追おう、追って始末する)
ジョンは血にまみれた石の破片をコロッと地面に落とすと旦那と呼ばれていた男を追って樹海の奥へと消えて行くのだった。
半裸の男は鼻歌を歌いながら樹海の中を歩いて居た。その男の命を狙うは黒服の殺し屋、半裸の男はまだジョンの気配に気が付いてはいない
そこは殺し屋なだけあって中々気配を察知させなかった。
(これ以上接近すれば奴は俺に気が付くだろう、不意打ちは奴には難しそうだな、中々の手練れ、此処からナイフを投げても受け止められるだろう、上手く行っても掠り傷程度……やはり中遠距離用の武器が欲しいな、ナイフだけじゃ心許無い)
ジョンはまず敵に近付かなければお話にならない、何故なら近付かなければ攻撃が出来ないからだ。彼の装備には遠くの動物を殺傷出来る武器は無い
あるとすれば一発だけ入ったハンドガンのみ、しかしこれは使えない、なんせ一発しかないのだから使いどころを見極めなければならないのだ。
なので気付かれる前に出来るだけ近付いてから戦いを始めたい
ナイフを投げるジョン、それが通用しないのは知っている、別の思惑が有るのだ。
「!?」
行き成りの攻撃に驚くが半裸の男は何とかナイフを避けきる、そこまではジョンの思惑通り、避けるという動作を挟んだ事でジョンの発見と臨戦態勢に入るまでの動作が一瞬遅れる、これがジョンの目的だった。一瞬でもいいから彼の行動を遅らせたかったのだ。
「あ!? お前……何のつもりだ?」
ジョンは半裸の男の眼の前に現れた。ジョンは走っている
距離は十メートル
「答えると思うのか?」
ナイフは避けたが半裸の男にはジョンが不気味に映っていた。
(なんだ? こいつは? あいつ等の仲間? 仲間の報復の為に俺を……? クソ! 仲間の数はちゃんと把握しておくべきだったぜ……まさか四人目が居るとはな)
半裸の男は勘違いをしていた。ジョンをあの強盗団の仲間だと思って居るのだ。
しかしその勘違いはこの戦闘に置いては一切ジョンに有利を与えるモノでは無い
ジョンは男に向かって真っ直ぐに突撃する
「真っ直ぐ突撃かよ!! いい的だぜ!!!」
半裸の男は小石を取り出しジョンに投げる
(来た……! この石を破裂されたら俺は死ぬ、だが……!!)
彼が石を破裂させるとき必ずしなければならない動作が有る、それは……手を翳す事、ジョンは強盗団が殺された時にそれを見て居た。
魔法を発動されたくなければ手を翳させなければいい、なのでナイフを一本投げる、それを避けながら手を翳そうとするがもう一本ナイフが自分の方に飛んで来ていた。
「ぐっ!?」
致し方なく手を翳すのを諦めナイフを避けるのに専念し避ける
(こいつ……! 俺の避ける場所を予測していたのか!? やりやがる……認めたくないが……こいつ強い!!)
半裸の男はジョンから離れる為後ろへ後退する
(俺に近付こうとするって事は恐らくこいつは恐らく近距離型の魔術師……なら近付くのは不味い、それにこいつはさっきの動きからして俺の属性を知っている……さっきのを見て居たのか? ケッ迂闊だったぜ)
射程距離まで残り五メートル
半裸の男は此処でようやく腰の剣を取り出す。右手に剣、左手に石、これが彼の本来の戦闘スタイル
(こいつ、速い……! 逃げ切れねぇ、だがさっきの様に石をがむしゃらに投げても手を翳せなければ意味が無い……このまま接近されるしかないのか? クソッ! 一か八かだ……!)
半裸の男は立ち止まりジョンを待ち受ける
(ほぉ、今まで逃げていたのに立ち止まった……奴は恐らく剣術に長けていないか俺を魔術師だと勘違いをしていた。だから逃げていたんだろう、それを止めたという事は何か考えが有るな? あの眼は諦めの眼じゃない、受けて立ってやる……!)
ジョンは透明の短剣を半裸の男に向かって振る
その一撃、簡単に受け止められると思って居た半裸の男だがそれは間違いだったと知る、自分の剣がいとも簡単にその短剣に斬られてしまったのだ。
バターか何かの様に簡単に斬られてしまった自分の剣に動揺する暇は無く半裸の男の胸に短剣が迫る
そこで半裸の男は魔法を発動した。
左手に握られている石を破裂させたのだ。元々握られているモノなのならば手を翳さなくても魔法は発動できる、しかし自分の左手は犠牲にしなければならない
石の破片と共に左手の破片も飛ぶ、しかしそのどちらの破片もジョンには直撃しなかった。
ジョンは破裂した左手とは反対の半裸の男の右手側に移動し半裸の男を盾にする様に立っていたのだ。
ジョンは半裸に斬りかかりはしたが半裸の胸に到達する程、深くは斬らず半裸の右側に回り込んだのだ。
(な、何!? ま、まさか予測してやがったのか!? 俺の……俺の切り札を!? ば、馬鹿な!)
左手が吹き飛びその痛みが脳に到達する前、半裸はそう思考していた。そうその動きは半裸のこの攻撃を予測していなければ到底無理な反応
「やっぱり、破片を何処に飛ばすかをある程度操作出来る様だな……幾ら破裂させてもお前に破片が飛んで行かなかったからな、此処に居れば絶対に破片は飛んで来ない、俺の推理が当たったな、クククッ」
ジョンがあの時感じた半裸の覚悟の眼がジョンを手に持っている石を左手ごと吹き飛ばすつもりなのではないか? という考えまで導いた。
あれがなければジョンも此処まで考えなかっただろう
「ぐっ……うぅぅ」
(左手を犠牲にして攻撃したのに……!? クソッ! クソッ! クソッ!! この俺がこんな所でぇ!!)
自分の左手が吹き飛んだので痛みで悶える半裸、戦う所では無く戦闘不能
「残念だったなぁ俺の勝ちだ」
と言い悶える半裸の男の傍に落ちている聖剣に眼をやる
「あの剣は私達ウルシテッド家の者しか扱えない様にされているのです……だから何故盗まれたのか……私にも分かりません」
そうカーナがカーナ達と出会ったあの森からあの宿の有る村まで移動する間に話していた。
(俺が拾う訳には行かねぇよな、メイヴィスを呼ぶか……)
「旦那、それで報酬の方は……?」
「ちょっと待ってろよ、これが本物かどうか確かめてるんだからよ」
旦那と呼ばれた半裸の男がカーナ達が持っていた聖剣を持ちマジマジと見つめている、そしてこの聖剣には刀身が存在しない有るのは柄と鍔のみ
「確かに本物みたいだな、よくやったぞお手柄だ」
「じゃあ、早く――」
「分かってる、報酬が欲しいってんだろ?」
旦那が三人をチラッと見ると岩から立ち上がる
「これがお待ちかねの報酬だ」
そう言い腰から腰巾着を取り出し「ほれっ」と差し出す。
それを強盗団の一人が急ぎ取る
「おいおい、そんな急ぐなよ、金は逃げはしないんだからよ」
中身を確認する
「お、おい! 何だよこれ! 金じゃねぇじゃねぇか!!」
中に入っていたのは石ころ
「あ~それは石だな、なんの変哲も無い石だ。一銭の価値も無い」
「な、舐めやがって!!」
盗賊団三人は腰の剣を取り出し半裸の男に向けた瞬間、半裸の男は手を翳す……すると何かが破裂した。
破裂という事はその破片が縦横無尽に飛び散ったという事である、そしてその破片は強盗団を貫いた。
声も無くその場で倒れる三人、まさに即死、頭部の一部が消し飛んだ者も居る
「目撃者を生かす訳が無いだろ? 少しは考えな……と言っても考える脳も吹き飛んだら考えられんわな、アッハハッハ」
こういう状況になれているのか男は無惨な死体三体を目の前にしても怖気づかずそれどころか高笑いをしている
「しかし馬鹿は操られ易くて助かるな、何の疑いもしやがらねぇだから馬鹿なんだよ」
死体に言い残しその場を後にする
その様子を木の影から覗いていたジョン
(……面倒な奴に出会っちまったな、どうやって剣を取り返すか……)
カーラ達はメイヴィスを護衛に付けている
つまり今ジョンは一人なのである
半裸の男が立ち去った後強盗団の遺体に近付く別に救命の為に近付いたのではなく謎解きの為にしゃがんで男達を探る
何が彼等を貫通したのか? それをジョンは探っている
(恐らくあれは魔法だろう、俺の予定では俺は奴と戦う事になる、戦うには奴の属性を知って置く必要がある)
ジョンは破裂した時に微かに視えた。あれは石だ。石が破裂しその破片が強盗団を襲ったのだ。
(という事は奴は石属性か破裂属性か……本当にそんな属性が有るのか知らんが今考えられる属性はそれくらいだろう、メイヴィスに聞いてみるか? いやそんな時間は無いな、奴を追おう、追って始末する)
ジョンは血にまみれた石の破片をコロッと地面に落とすと旦那と呼ばれていた男を追って樹海の奥へと消えて行くのだった。
半裸の男は鼻歌を歌いながら樹海の中を歩いて居た。その男の命を狙うは黒服の殺し屋、半裸の男はまだジョンの気配に気が付いてはいない
そこは殺し屋なだけあって中々気配を察知させなかった。
(これ以上接近すれば奴は俺に気が付くだろう、不意打ちは奴には難しそうだな、中々の手練れ、此処からナイフを投げても受け止められるだろう、上手く行っても掠り傷程度……やはり中遠距離用の武器が欲しいな、ナイフだけじゃ心許無い)
ジョンはまず敵に近付かなければお話にならない、何故なら近付かなければ攻撃が出来ないからだ。彼の装備には遠くの動物を殺傷出来る武器は無い
あるとすれば一発だけ入ったハンドガンのみ、しかしこれは使えない、なんせ一発しかないのだから使いどころを見極めなければならないのだ。
なので気付かれる前に出来るだけ近付いてから戦いを始めたい
ナイフを投げるジョン、それが通用しないのは知っている、別の思惑が有るのだ。
「!?」
行き成りの攻撃に驚くが半裸の男は何とかナイフを避けきる、そこまではジョンの思惑通り、避けるという動作を挟んだ事でジョンの発見と臨戦態勢に入るまでの動作が一瞬遅れる、これがジョンの目的だった。一瞬でもいいから彼の行動を遅らせたかったのだ。
「あ!? お前……何のつもりだ?」
ジョンは半裸の男の眼の前に現れた。ジョンは走っている
距離は十メートル
「答えると思うのか?」
ナイフは避けたが半裸の男にはジョンが不気味に映っていた。
(なんだ? こいつは? あいつ等の仲間? 仲間の報復の為に俺を……? クソ! 仲間の数はちゃんと把握しておくべきだったぜ……まさか四人目が居るとはな)
半裸の男は勘違いをしていた。ジョンをあの強盗団の仲間だと思って居るのだ。
しかしその勘違いはこの戦闘に置いては一切ジョンに有利を与えるモノでは無い
ジョンは男に向かって真っ直ぐに突撃する
「真っ直ぐ突撃かよ!! いい的だぜ!!!」
半裸の男は小石を取り出しジョンに投げる
(来た……! この石を破裂されたら俺は死ぬ、だが……!!)
彼が石を破裂させるとき必ずしなければならない動作が有る、それは……手を翳す事、ジョンは強盗団が殺された時にそれを見て居た。
魔法を発動されたくなければ手を翳させなければいい、なのでナイフを一本投げる、それを避けながら手を翳そうとするがもう一本ナイフが自分の方に飛んで来ていた。
「ぐっ!?」
致し方なく手を翳すのを諦めナイフを避けるのに専念し避ける
(こいつ……! 俺の避ける場所を予測していたのか!? やりやがる……認めたくないが……こいつ強い!!)
半裸の男はジョンから離れる為後ろへ後退する
(俺に近付こうとするって事は恐らくこいつは恐らく近距離型の魔術師……なら近付くのは不味い、それにこいつはさっきの動きからして俺の属性を知っている……さっきのを見て居たのか? ケッ迂闊だったぜ)
射程距離まで残り五メートル
半裸の男は此処でようやく腰の剣を取り出す。右手に剣、左手に石、これが彼の本来の戦闘スタイル
(こいつ、速い……! 逃げ切れねぇ、だがさっきの様に石をがむしゃらに投げても手を翳せなければ意味が無い……このまま接近されるしかないのか? クソッ! 一か八かだ……!)
半裸の男は立ち止まりジョンを待ち受ける
(ほぉ、今まで逃げていたのに立ち止まった……奴は恐らく剣術に長けていないか俺を魔術師だと勘違いをしていた。だから逃げていたんだろう、それを止めたという事は何か考えが有るな? あの眼は諦めの眼じゃない、受けて立ってやる……!)
ジョンは透明の短剣を半裸の男に向かって振る
その一撃、簡単に受け止められると思って居た半裸の男だがそれは間違いだったと知る、自分の剣がいとも簡単にその短剣に斬られてしまったのだ。
バターか何かの様に簡単に斬られてしまった自分の剣に動揺する暇は無く半裸の男の胸に短剣が迫る
そこで半裸の男は魔法を発動した。
左手に握られている石を破裂させたのだ。元々握られているモノなのならば手を翳さなくても魔法は発動できる、しかし自分の左手は犠牲にしなければならない
石の破片と共に左手の破片も飛ぶ、しかしそのどちらの破片もジョンには直撃しなかった。
ジョンは破裂した左手とは反対の半裸の男の右手側に移動し半裸の男を盾にする様に立っていたのだ。
ジョンは半裸に斬りかかりはしたが半裸の胸に到達する程、深くは斬らず半裸の右側に回り込んだのだ。
(な、何!? ま、まさか予測してやがったのか!? 俺の……俺の切り札を!? ば、馬鹿な!)
左手が吹き飛びその痛みが脳に到達する前、半裸はそう思考していた。そうその動きは半裸のこの攻撃を予測していなければ到底無理な反応
「やっぱり、破片を何処に飛ばすかをある程度操作出来る様だな……幾ら破裂させてもお前に破片が飛んで行かなかったからな、此処に居れば絶対に破片は飛んで来ない、俺の推理が当たったな、クククッ」
ジョンがあの時感じた半裸の覚悟の眼がジョンを手に持っている石を左手ごと吹き飛ばすつもりなのではないか? という考えまで導いた。
あれがなければジョンも此処まで考えなかっただろう
「ぐっ……うぅぅ」
(左手を犠牲にして攻撃したのに……!? クソッ! クソッ! クソッ!! この俺がこんな所でぇ!!)
自分の左手が吹き飛んだので痛みで悶える半裸、戦う所では無く戦闘不能
「残念だったなぁ俺の勝ちだ」
と言い悶える半裸の男の傍に落ちている聖剣に眼をやる
「あの剣は私達ウルシテッド家の者しか扱えない様にされているのです……だから何故盗まれたのか……私にも分かりません」
そうカーナがカーナ達と出会ったあの森からあの宿の有る村まで移動する間に話していた。
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