83 / 352
第2章 街暮らし 冒険者編
第81話-1 シルスの魔道具3
しおりを挟む
王都の観光を満喫した翌日。私達は魔術師協会に行って審議会の日程を聞きに行く。それによつて今後の予定を決めないといけない。
「こんにちは。ヘテオトルさんはいますか?」
私の声を聞いて、事務所の奥からヘテオトルさんが慌ててこちらにやって来た。息を整えつつ、私に聞いてくる。
「シルスさん、こんにちは。実はあなた達の審議会が急遽2日後に決まりました。その日に来ることはできますか?」
前は2週間掛かると言っていたのに、一体どうしたのだろう。でもこちらとしては早いほうがありがたいわ。
「準備はできていますので、それは大丈夫ですけど、そんなに早く開催できるんですか」
「最高責任者直々の計らいでして、我々も驚いているんですよ」
この王都魔術師協会は、王国内の各地に広がる魔術師協会を束ねる大きな組織。国直轄でトップの協会長は国王が任命した貴族だったはず。
ここも魔術部門と魔道具部門の2つに分かれていて、その一方の最高責任者の方が、私の魔道具のために直接動いてくれるだなんて。
「2日後の鐘4つに審議会が開かれます。その前にここに来てもらえれば、私が案内しますので」
「ありがとうございます。審議会、よろしくお願いいたします」
これなら、アルヘナに帰らなくてもよくなったわ。
私達は審議会のための準備をし、2日後の鐘4つのかなり前に魔術師協会に到着した。仕事中だったヘテオトルさんが審議会の部屋に案内してくれる。
「ここで、しばらくお待ち願えますか」
「少し早すぎたか。誰もいないな」
「私、こういう場は初めてで……緊張をほぐしたいからちょうどいいです」
私達が案内された椅子の前に置かれた長机に、資料と実物を置いておく。
左隣にも同じように椅子と長机が並べられていて、正面の一段高い場所には大きめの机と椅子がいくつか置いてあった。
心の準備はできているつもりだったけど、部屋に入るとドキドキするわね。もう一度資料を手に取り確認しておく。
「アイシャは別に来なくても良かったんだぞ」
「ドライヤーの魔道具が認められるか決まるんだから、私もちゃんと見ておきたいの」
アイシャさんは、この魔道具が大好きだものね。彼女が居てくれるだけで心が落ち着いてくるわ。
しばらくしてヘテオトルさんが入ってきて説明をしてくれる。
「今日は私が審議会の進行役を務めます。私が指示したら意見を述べてください」
「はい、分かりました」
「正面の机に審議官が座ります。図面や資料は既に渡していますが、審議官に実物を見せる際は、私に手渡してください」
その説明の後、商人らしき人達3人が入ってきて左側に並べてある椅子に座る。
――ガラン ゴロン ガラン ゴロン
鐘4つの音が遠くに聞こえた。いよいよ、審議会が開かれる。
正面の一段高い場所に黒い服を着た審議官らしき人がふたりと、豪華な服の女性がひとり横の扉から入ってきた。
私達の斜め前に座っていたヘテオトルさんが立ち上がり、開会を宣言する。
「これより魔道具の登録に関する審議会を開きます。おふたりの審議官と、今回は魔道具部門の最高責任者、コルセイヤ・フォン・ブリンクス様に立ち会っていただきます」
この正面に座る豹族の女性が最高責任者のようだわ。
商業ギルドマスターのシェリルさんと同じくらいの年齢かしら。同じように美しい人だけど、キリッとした実務型の感じがする凛々しい方だわ。
「今回は魔道具登録の不採用に対する異議申し立てとなっています。不採用理由は既に同様の登録がなされているのが、その理由となっております」
今回の審議会の趣旨をヘテオトルさんが説明した後、左に座る商人達を紹介する。
「先に登録されたデヌークさんに来ていただいています。デヌークさん、登録した魔道具の説明をお願いします」
商人のひとりが立ち上り口を開く。
「ワシは貴族街の商店協会の会長を務めています、デヌークと申します。
この温風装置は、既に2年前に登録を済ませております。火と風を同時に扱い、温風を発生させる画期的な装置となっています。
温風で髪を乾かすことができ、貴族の方々の屋敷や美容院に設置され高評価を得ている製品です」
進行役のヘテオトルさんが、内部の動作について具体的な説明を促す。
「内部には風を起こす2つの中型の魔道部品が組み込まれており、発動した風は鉄製の渦巻き管を通ります。
内部の4ヶ所に取付けられた火の中型魔道部品で、急速に管内の風を温めて丸い穴から温風が出る仕組みとなっています。風が通過する間に急速に温めるのに苦労いたしました」
続いて、隣に座っていた従業員らしき人が立ち上り説明を続ける。
「実際の製品を見ていただければ、その優秀性が分かると思い実物を持ってきております。おい、持ってこい」
後ろの扉が開いて、ふたりの屈強な男達によって運ばれてきた大きな四角い箱。これが温風装置なの!! 人の背丈の半分程もあるじゃない! 確かに図面と同じ木の箱に丸い穴が開いているけど……。
「会長、あいつら驚いてますぜ」
「どこの田舎から出てきた連中か知らんが、王都の魔道具にかなうわけがないわい」
商人が前に出てきて、温風装置を動作させる。
「ここに指から魔力を入れますと、この穴から暖かな温風が出てきて前に座るお客様の髪を乾かします」
穴の前に細い紙の帯を持っていき、髪に見立てて風になびかせる。
動作はしているけど、なんだか耳障りな大きな音がしているわ。私が作った初期型の手に乗る木の箱とも、全然違っている。
「では、今回新たに登録申請をしたシルスさん。説明をお願いします」
「私達が登録しようとしている魔道具も温風を出すものですが、動作原理が全く違うものです」
よし! 声もうわずらずに、ちゃんと落ち着いて話すことができているわ。
「内部は火と風の中型魔道部品を重ねて温風の出口に向けています。
通常は同時に発動できない部品ですが、短時間に切り替えて交互に魔法を発動させることで、出口からは風と炎が順番に出る形となり、全体としては温風となります」
それに対して隣の商人が口を挟む。
「何をバカの事を言っている。交互に発動などすれば、炎が出た時に髪が燃えてしまうわい。笑わせるな」
そうね。普通はそう考えるでしょうね。
「こちらに現物があります。お確かめください」
「なんだ、あのデンデン貝は?」
いいえ、これが私のドライヤーの魔道具よ。あなた達の大きな装置とは、全く違う新しい魔道具なのよ。
「こんにちは。ヘテオトルさんはいますか?」
私の声を聞いて、事務所の奥からヘテオトルさんが慌ててこちらにやって来た。息を整えつつ、私に聞いてくる。
「シルスさん、こんにちは。実はあなた達の審議会が急遽2日後に決まりました。その日に来ることはできますか?」
前は2週間掛かると言っていたのに、一体どうしたのだろう。でもこちらとしては早いほうがありがたいわ。
「準備はできていますので、それは大丈夫ですけど、そんなに早く開催できるんですか」
「最高責任者直々の計らいでして、我々も驚いているんですよ」
この王都魔術師協会は、王国内の各地に広がる魔術師協会を束ねる大きな組織。国直轄でトップの協会長は国王が任命した貴族だったはず。
ここも魔術部門と魔道具部門の2つに分かれていて、その一方の最高責任者の方が、私の魔道具のために直接動いてくれるだなんて。
「2日後の鐘4つに審議会が開かれます。その前にここに来てもらえれば、私が案内しますので」
「ありがとうございます。審議会、よろしくお願いいたします」
これなら、アルヘナに帰らなくてもよくなったわ。
私達は審議会のための準備をし、2日後の鐘4つのかなり前に魔術師協会に到着した。仕事中だったヘテオトルさんが審議会の部屋に案内してくれる。
「ここで、しばらくお待ち願えますか」
「少し早すぎたか。誰もいないな」
「私、こういう場は初めてで……緊張をほぐしたいからちょうどいいです」
私達が案内された椅子の前に置かれた長机に、資料と実物を置いておく。
左隣にも同じように椅子と長机が並べられていて、正面の一段高い場所には大きめの机と椅子がいくつか置いてあった。
心の準備はできているつもりだったけど、部屋に入るとドキドキするわね。もう一度資料を手に取り確認しておく。
「アイシャは別に来なくても良かったんだぞ」
「ドライヤーの魔道具が認められるか決まるんだから、私もちゃんと見ておきたいの」
アイシャさんは、この魔道具が大好きだものね。彼女が居てくれるだけで心が落ち着いてくるわ。
しばらくしてヘテオトルさんが入ってきて説明をしてくれる。
「今日は私が審議会の進行役を務めます。私が指示したら意見を述べてください」
「はい、分かりました」
「正面の机に審議官が座ります。図面や資料は既に渡していますが、審議官に実物を見せる際は、私に手渡してください」
その説明の後、商人らしき人達3人が入ってきて左側に並べてある椅子に座る。
――ガラン ゴロン ガラン ゴロン
鐘4つの音が遠くに聞こえた。いよいよ、審議会が開かれる。
正面の一段高い場所に黒い服を着た審議官らしき人がふたりと、豪華な服の女性がひとり横の扉から入ってきた。
私達の斜め前に座っていたヘテオトルさんが立ち上がり、開会を宣言する。
「これより魔道具の登録に関する審議会を開きます。おふたりの審議官と、今回は魔道具部門の最高責任者、コルセイヤ・フォン・ブリンクス様に立ち会っていただきます」
この正面に座る豹族の女性が最高責任者のようだわ。
商業ギルドマスターのシェリルさんと同じくらいの年齢かしら。同じように美しい人だけど、キリッとした実務型の感じがする凛々しい方だわ。
「今回は魔道具登録の不採用に対する異議申し立てとなっています。不採用理由は既に同様の登録がなされているのが、その理由となっております」
今回の審議会の趣旨をヘテオトルさんが説明した後、左に座る商人達を紹介する。
「先に登録されたデヌークさんに来ていただいています。デヌークさん、登録した魔道具の説明をお願いします」
商人のひとりが立ち上り口を開く。
「ワシは貴族街の商店協会の会長を務めています、デヌークと申します。
この温風装置は、既に2年前に登録を済ませております。火と風を同時に扱い、温風を発生させる画期的な装置となっています。
温風で髪を乾かすことができ、貴族の方々の屋敷や美容院に設置され高評価を得ている製品です」
進行役のヘテオトルさんが、内部の動作について具体的な説明を促す。
「内部には風を起こす2つの中型の魔道部品が組み込まれており、発動した風は鉄製の渦巻き管を通ります。
内部の4ヶ所に取付けられた火の中型魔道部品で、急速に管内の風を温めて丸い穴から温風が出る仕組みとなっています。風が通過する間に急速に温めるのに苦労いたしました」
続いて、隣に座っていた従業員らしき人が立ち上り説明を続ける。
「実際の製品を見ていただければ、その優秀性が分かると思い実物を持ってきております。おい、持ってこい」
後ろの扉が開いて、ふたりの屈強な男達によって運ばれてきた大きな四角い箱。これが温風装置なの!! 人の背丈の半分程もあるじゃない! 確かに図面と同じ木の箱に丸い穴が開いているけど……。
「会長、あいつら驚いてますぜ」
「どこの田舎から出てきた連中か知らんが、王都の魔道具にかなうわけがないわい」
商人が前に出てきて、温風装置を動作させる。
「ここに指から魔力を入れますと、この穴から暖かな温風が出てきて前に座るお客様の髪を乾かします」
穴の前に細い紙の帯を持っていき、髪に見立てて風になびかせる。
動作はしているけど、なんだか耳障りな大きな音がしているわ。私が作った初期型の手に乗る木の箱とも、全然違っている。
「では、今回新たに登録申請をしたシルスさん。説明をお願いします」
「私達が登録しようとしている魔道具も温風を出すものですが、動作原理が全く違うものです」
よし! 声もうわずらずに、ちゃんと落ち着いて話すことができているわ。
「内部は火と風の中型魔道部品を重ねて温風の出口に向けています。
通常は同時に発動できない部品ですが、短時間に切り替えて交互に魔法を発動させることで、出口からは風と炎が順番に出る形となり、全体としては温風となります」
それに対して隣の商人が口を挟む。
「何をバカの事を言っている。交互に発動などすれば、炎が出た時に髪が燃えてしまうわい。笑わせるな」
そうね。普通はそう考えるでしょうね。
「こちらに現物があります。お確かめください」
「なんだ、あのデンデン貝は?」
いいえ、これが私のドライヤーの魔道具よ。あなた達の大きな装置とは、全く違う新しい魔道具なのよ。
210
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる