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第3章 俺のスローライフ編
第82話 村の双眼鏡
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苦労して作ったレンズでやっと双眼鏡ができた。今日は完成した双眼鏡を物見やぐらに設置して、自警団に見てもらう。
ここに常設する物なので、双眼鏡をしっかりと固定する木製のポールも作った。カメラの三脚のように、レバー1つで双眼鏡を上下左右に動かせ、固定できるようにしている。
「こんな立派な魔道具を作ってくれるとは、ありがたいことだ」
今まで村の自警団にはチセの古い単眼鏡を使い、魔の森を監視してもらっている。これからはチセの大事な道具を借りて、迷惑にならずに済むと喜んでいる。
「いつも魔獣の監視をしてくれているんだ、俺達にできる事をしたまでだ。今後はこれを役立ててくれ」
「ここに座って両目で見てくださいね。すごく良く見えるんですよ」
疲れないように椅子を用意し、座って見れる高さに調整している。
「これはすごいな。まるで近づいて自分の目で見ているようだ!」
「双子の遠見ですからね。両眼で見るからすごく見やすいでしょう」
双眼鏡だと物が立体的に見え、視界も少し広くなった。それに改良したレンズで隅々までくっきり見えているはずだ。自分の目で見ているようだ、と言うのはその通りだな。
「本当だ、端から端まですごく綺麗に見えるぞ。……これはすごい魔道具だな」
「おい、俺にも早く見せてくれよ」
チセも先に完成させた新しい単眼鏡を初めて見た時、その改良のすごさに驚いていたからな。同じレンズを取り付けた双眼鏡を、初めて見る村人が驚くのも無理はない。
「ユヅキさんやチセさんは強い冒険者なのに、こんな魔道具まで作り出せるとは……。人族とドワーフ族の技術はすごいものだな」
確かに俺ひとりでは、これを作ることはできなかった。ほんとチセには感謝だな。
「これは、この共和国のどこを探しても無いだろうな。チセさん、あんたはこれを使わなくてもいいのかい」
「はい、あたしには改良した遠見の魔道具がありますから。こっちの方が持ち運びには便利なんですよ」
やぐらに双眼鏡を設置し、不要になった古い単眼鏡は俺が譲り受けた。
「お義父さんが作ったレンズだから、チセが記念に持っていてもいいんだぞ」
「使ってもらった方がお義父さんも喜びます。師匠とお揃いですね」
俺も魔獣の様子を見るのにチセの単眼鏡を借りることはよくある。俺は古い単眼鏡でも充分だ。新しいのは目のいいチセに使ってもらうのが一番いい。
翌日、レトゥナさんも双眼鏡を見に来てくれた。
「ええっ、何ですかこれ! これ私が作った物ですよね」
「ああ、しっかりした外枠を作ってくれてありがとう。調整も上手くいって立派な物ができたよ」
「私はユヅキさん達が作ったガラスを、固定するための外枠を作っただけですよ。なんで魔道具になっているんですか~」
そういえばレトゥナさんには鉄で作る外枠の話しかしてなかった。驚かせて、すまんな。
その後も、噂を聞きつけた村人が双眼鏡を見せてほしいと、物見やぐらに見学にやって来た。子供を連れた家族連れもいて大盛況だ。
農業をしている人が、天気を知るため遠くの雲を見たいとやぐらに登ってくることもある。なかなか役に立っているじゃないか。
数日後。俺とチセは物見やぐらから、双眼鏡で魔獣を監視しながらふたり話をする。
「こんなことなら、もっと早く作っておけば良かったですね」
「でもチセもアイシャのお産で忙しかったからな」
「師匠も子供の世話で、ゆっくりできませんでしたしね」
「そうだな。今度アキトとアキナのおもちゃも作ってやらんといかんしな」
「そういえば前に師匠が言っていた、ボウエン何とかというのは作らなくてもいいんですか?」
「それは完全に俺の趣味だからな。村の人にはあまり役に立たんだろうな」
「それでもいいじゃないですか。師匠は今まで村のために力を尽くしてきたんですから、自分のためだけの物を作っても誰も文句言いませんよ」
そうかもしれないな。だが今まで俺はチセやアイシャ達がこの村で住みやすくなるようにしただけだ。村人に感謝されるような事ではない。
「師匠。今度師匠が作ろうとしている物は、いったいどういう物なんですか?」
「一言で言うと、遠見の魔道具のもっと大きなものでな、これぐらい大っきいんだぞ」
俺は両手を広げて、作ろうとしている望遠鏡の長さを示す。
「空の星を見るための道具で、すごく遠くまで見えるんだぞ」
「へぇ~、そんな大きな魔道具なんですか。じゃあ遠見の魔道具のお父さんみたいなものですね」
「お父さんか、まあ、そんなものだな」
「あたしも手伝いますから、出来上がったらそれで星を見せてくださいね」
「勿論さ。アイシャやカリン達にも見せてやるよ。子供の世話もあるが暇を見つけて、そろそろ作り始めてもいいかもしれんな。アキトやアキナも大きくなって、望遠鏡を見たら喜ぶだろうしな」
俺が小学生の時に母さんに買ってもらった望遠鏡の事を思い出した。あの時はすごく嬉しかったものな。
「ユヅキさん~。夕食ができましたよ~」
「アイシャ、ありがとう。今行くよ」
夕食後、今夜は俺が赤ちゃんの世話をする番だ。夜にお乳を欲しがる赤ん坊に哺乳瓶のお乳をやったり、抱いてあやしたりする。
生後120日を超え、あんなに小さかった赤ん坊の体重も2倍程になった。すくすくと元気に育っている。まだまだ言葉は無理だが、目を見て笑ったり手を伸ばしたり体もよく動かすようになってきた。昼間に抱いて、外の散歩もしてあげている。
「まさか俺に、こんなかわいい子供ができるとは夢にも思わなかったな」
もしかしたら、前の世界でも結婚して子供ができていたかもしれない。だがオオカミ族と人族の子供を持てるなんて事は絶対になかった。まだモフモフではないが俺が愛した子供達と暮らせるなんて夢のようだ。
「大きくなったら、どんな大人になるんだろうな」
寝ているふたりの赤ん坊を見ながら呟く。
この子達には、暁に輝く星から暁斗、誰からも愛されて希望となるように愛希菜と名付けた。アイシャからも勇気ある青年と、花を愛する女神の名を持つ星座をもらっている。しかし今はとにかく元気に育ってくれることが一番だ。
この先、この子供達の育つ世界が幸せであることを願う。
ここに常設する物なので、双眼鏡をしっかりと固定する木製のポールも作った。カメラの三脚のように、レバー1つで双眼鏡を上下左右に動かせ、固定できるようにしている。
「こんな立派な魔道具を作ってくれるとは、ありがたいことだ」
今まで村の自警団にはチセの古い単眼鏡を使い、魔の森を監視してもらっている。これからはチセの大事な道具を借りて、迷惑にならずに済むと喜んでいる。
「いつも魔獣の監視をしてくれているんだ、俺達にできる事をしたまでだ。今後はこれを役立ててくれ」
「ここに座って両目で見てくださいね。すごく良く見えるんですよ」
疲れないように椅子を用意し、座って見れる高さに調整している。
「これはすごいな。まるで近づいて自分の目で見ているようだ!」
「双子の遠見ですからね。両眼で見るからすごく見やすいでしょう」
双眼鏡だと物が立体的に見え、視界も少し広くなった。それに改良したレンズで隅々までくっきり見えているはずだ。自分の目で見ているようだ、と言うのはその通りだな。
「本当だ、端から端まですごく綺麗に見えるぞ。……これはすごい魔道具だな」
「おい、俺にも早く見せてくれよ」
チセも先に完成させた新しい単眼鏡を初めて見た時、その改良のすごさに驚いていたからな。同じレンズを取り付けた双眼鏡を、初めて見る村人が驚くのも無理はない。
「ユヅキさんやチセさんは強い冒険者なのに、こんな魔道具まで作り出せるとは……。人族とドワーフ族の技術はすごいものだな」
確かに俺ひとりでは、これを作ることはできなかった。ほんとチセには感謝だな。
「これは、この共和国のどこを探しても無いだろうな。チセさん、あんたはこれを使わなくてもいいのかい」
「はい、あたしには改良した遠見の魔道具がありますから。こっちの方が持ち運びには便利なんですよ」
やぐらに双眼鏡を設置し、不要になった古い単眼鏡は俺が譲り受けた。
「お義父さんが作ったレンズだから、チセが記念に持っていてもいいんだぞ」
「使ってもらった方がお義父さんも喜びます。師匠とお揃いですね」
俺も魔獣の様子を見るのにチセの単眼鏡を借りることはよくある。俺は古い単眼鏡でも充分だ。新しいのは目のいいチセに使ってもらうのが一番いい。
翌日、レトゥナさんも双眼鏡を見に来てくれた。
「ええっ、何ですかこれ! これ私が作った物ですよね」
「ああ、しっかりした外枠を作ってくれてありがとう。調整も上手くいって立派な物ができたよ」
「私はユヅキさん達が作ったガラスを、固定するための外枠を作っただけですよ。なんで魔道具になっているんですか~」
そういえばレトゥナさんには鉄で作る外枠の話しかしてなかった。驚かせて、すまんな。
その後も、噂を聞きつけた村人が双眼鏡を見せてほしいと、物見やぐらに見学にやって来た。子供を連れた家族連れもいて大盛況だ。
農業をしている人が、天気を知るため遠くの雲を見たいとやぐらに登ってくることもある。なかなか役に立っているじゃないか。
数日後。俺とチセは物見やぐらから、双眼鏡で魔獣を監視しながらふたり話をする。
「こんなことなら、もっと早く作っておけば良かったですね」
「でもチセもアイシャのお産で忙しかったからな」
「師匠も子供の世話で、ゆっくりできませんでしたしね」
「そうだな。今度アキトとアキナのおもちゃも作ってやらんといかんしな」
「そういえば前に師匠が言っていた、ボウエン何とかというのは作らなくてもいいんですか?」
「それは完全に俺の趣味だからな。村の人にはあまり役に立たんだろうな」
「それでもいいじゃないですか。師匠は今まで村のために力を尽くしてきたんですから、自分のためだけの物を作っても誰も文句言いませんよ」
そうかもしれないな。だが今まで俺はチセやアイシャ達がこの村で住みやすくなるようにしただけだ。村人に感謝されるような事ではない。
「師匠。今度師匠が作ろうとしている物は、いったいどういう物なんですか?」
「一言で言うと、遠見の魔道具のもっと大きなものでな、これぐらい大っきいんだぞ」
俺は両手を広げて、作ろうとしている望遠鏡の長さを示す。
「空の星を見るための道具で、すごく遠くまで見えるんだぞ」
「へぇ~、そんな大きな魔道具なんですか。じゃあ遠見の魔道具のお父さんみたいなものですね」
「お父さんか、まあ、そんなものだな」
「あたしも手伝いますから、出来上がったらそれで星を見せてくださいね」
「勿論さ。アイシャやカリン達にも見せてやるよ。子供の世話もあるが暇を見つけて、そろそろ作り始めてもいいかもしれんな。アキトやアキナも大きくなって、望遠鏡を見たら喜ぶだろうしな」
俺が小学生の時に母さんに買ってもらった望遠鏡の事を思い出した。あの時はすごく嬉しかったものな。
「ユヅキさん~。夕食ができましたよ~」
「アイシャ、ありがとう。今行くよ」
夕食後、今夜は俺が赤ちゃんの世話をする番だ。夜にお乳を欲しがる赤ん坊に哺乳瓶のお乳をやったり、抱いてあやしたりする。
生後120日を超え、あんなに小さかった赤ん坊の体重も2倍程になった。すくすくと元気に育っている。まだまだ言葉は無理だが、目を見て笑ったり手を伸ばしたり体もよく動かすようになってきた。昼間に抱いて、外の散歩もしてあげている。
「まさか俺に、こんなかわいい子供ができるとは夢にも思わなかったな」
もしかしたら、前の世界でも結婚して子供ができていたかもしれない。だがオオカミ族と人族の子供を持てるなんて事は絶対になかった。まだモフモフではないが俺が愛した子供達と暮らせるなんて夢のようだ。
「大きくなったら、どんな大人になるんだろうな」
寝ているふたりの赤ん坊を見ながら呟く。
この子達には、暁に輝く星から暁斗、誰からも愛されて希望となるように愛希菜と名付けた。アイシャからも勇気ある青年と、花を愛する女神の名を持つ星座をもらっている。しかし今はとにかく元気に育ってくれることが一番だ。
この先、この子供達の育つ世界が幸せであることを願う。
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