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第2章
第36話 慰安旅行2
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「今日はもう遅いから、みんなボクの家に泊まっていってよ」
「では、坊ちゃん。私は飛行機の点検がありますので、あそこの馬車で家に向かってください」
滑走路の先にあった馬車は、貴族が乗るような箱型の馬車だけど細長くてガラス窓が沢山ついている物だった。荷物を持って乗り込むと、馬車の側面に長い椅子が取り付けてあって、向かい合わせで座るようだ。全部で10人ぐらい座ることができるようになっている。
「こんな馬車、初めてだわ」
「王都の路線馬車とは、全然違いますね」
「やはり王国は進んでいるのだな。こんな大きなガラス窓の馬車があるとは」
貴族の馬車のように豪華じゃないけど、椅子はクッションが付いていて柔らかだ。大きなガラス窓で明るいし景色が良く見える。持ってきた荷物を足元に置いても十分余裕のある広さで、人を乗せて走るために造られた無駄のない馬車だわ。
御車と話をしていたユイトが車内に入って来て、馬車が動き出した。
「家まで少し遠いから時間は掛かるけど、真っ暗になるまでには着けるよ」
そう言って私の隣に座った。外の景色は滑走路を離れ、田園風景に変わっている。
「この馬車、静かに走るのね」
2頭立ての馬車で結構速く走ってるけど、全然揺れない。一度貴族の馬車に乗った事があるけど、それよりも静かに走っているわ。
「村で走ってる馬車は、いつもこんなんだよ。あっ、あそこの少し高台にある家がボクの家なんだ」
ユイトが指差した家は、家というより砦と言った方がふさわしい。大きな家が木の壁に囲まれていて物見やぐらまである。
「あんな砦に住んでんの。あんたの家は村長さんじゃなかったの」
「ボクの家は代々、村の自警団の団長をしてるんだよ。今は村長さんもしてるけど」
「自警団の団長? その息子のあんたはすごく弱いわよね」
「ボクはね。でもお姉ちゃんはすごく強いんだよ」
「あんた。お姉さんがいたの?」
聞くと姉と弟がいる3人兄弟だそうだ。お姉さんは今、遠くに仕事で出かけていて家にはいないそうだ。
「ユイト殿、失礼ではあるが、お父上のお名前は何と申される」
「父さんは、ゲンブ。ゲンブ ミカセって言うんだ」
なんだか強そうな名前ね。ちなみにお母さんの名前も教えてもらった。サユリという名前で、とある花の名前が由来だそうでこちらは優しそうな名前ね。
「さあ、着いたよ」
大きな木の門が開いて、馬車が敷地へと入り家の前で停まる。
「おかえりなさい。お兄ちゃん」
「おかえりなさいませ」
出迎えてくれたのは狐族の弟さんと、ダークエルフ族の女の人だった。恰好からするとメイドさんのようね。
カワイイ感じの人と言えば失礼に当たるかもしれないわね。多分私より年上の人でしょうけど、褐色の肌はハリがあり美しく整った顔立ちに尖った耳、肩まで伸びた紫色の髪が煌めいている。
こんなところにダークエルフ族なんて珍しいわね。
「さあ、皆様はこちらの部屋へどうぞ。坊ちゃんは荷物を置いたら奥様のところへ行ってください」
「お兄ちゃん。ぼくが荷物を持つよ」
弟さんと仲がいいのね。笑いながら奥の部屋へと二人歩いて行った。
私達が案内されたのは2階の部屋で、こぢんまりとした部屋にベッドが3つ並んでいる。
「まもなく食事の用意ができます。それまでゆっくりお寛ぎください」
中に入り、荷物を降ろしてミルチナが部屋の中を見て回る。
「ねえ、ねえ、メアリィさん。これ3面鏡の鏡台ですよ。すごいですね」
カラス製品は高価だ。こんな大きな鏡、なんて贅沢なんだろう。馬車もそうだったけど、この部屋の窓ガラスも大きい。それほど大きな部屋じゃないけど、部屋が広く感じるわね。ゆったり座れる椅子も用意されていて寛げるわ。
荷物をクローゼットにしまって部屋着に着替える。私も部屋をあれこれ見て回っていると、さっきのメイドさんが食事の用意ができたと呼びに来た。
1階に降りて案内された食堂には食卓テーブルを2つ並べたのか、大きいなテーブルに私達の席が用意されていた。白いテーブルクロスが掛けられているけど、貴族の食卓というより、少しお金持ちの一般家庭という感じだわ。ユイトもコップをテーブルに並べて食事の用意をしてくれている。
「みなさん良く来てくれましたね。ユイトがいつもお世話になっています」
挨拶したのはユイトのお母さん。狐族の綺麗な顔立ちで、金色にも似た薄い黄色の髪が背中まで伸びている。
「まだ、お父さんは帰って来てませんが、先に食事をしましょう。長旅でお腹も減っているでしょう」
エルフのメイドさんがコップにワインを注いでくれた。
「いただきます」
「いただきま~す」
ユイトの家族の人が、いつもユイトがしているお祈りをして食べ始める。私もそれに習って手を合わせてからお皿に盛られた料理を食べる。
「すごく美味しいわね」
ユイトが作ってくれる料理も美味しいけど、これも絶品ね。ミルチナは何も喋らず料理をガツガツと食べている。
「メアリィさん。ユイトがご迷惑かけていないかしら。この子、魔獣討伐は得意じゃないのに何でも屋に入って」
「最初は全然ダメでしたけど、最近は良くやってくれてますよ。キイエ様にも助けてもらってますし」
「メアリィ。全然って酷いよ~。ボク最初から魔獣討伐してたよね」
「あら、そうだったかしら」
和やかに近況を話していたら、奥からユイトのお父さんだろうか、人族の男の人が入ってきた。
「いや~、遅れてすまんな。お帰り、ユイト」
「父さん。もう仕事はいいの?」
「ああ、やっと終わったよ。これだから村長なんてするもんじゃないな」
あはは、と笑いながら席に着いた。なんだか気さくな人ね。村長さんだから、もっと威厳があるのかと思っていたわ。
「メアリィさん。うちの息子が世話になっている。この村にいる間はのんびりしてくれ。ユイト。明日は観光施設の方に行くんだったな」
「はい、午前中はみんなと一緒に回ろうと思います」
「午後からはすまんが、鍛冶屋のセブンスさんの所に行ってくれ」
「はい、ボクの甲冑ができたから来てくれって連絡をもらいました」
「ユイトの甲冑?」
「うん、そうなんだ。足手まといにならないようにって、父さんが特注してくれてたのが出来たんだって」
そうなんだ。王都じゃ甲冑は高価だからまだ買えてなかったわね。お父さんは自警団の団長さんって言ってたから、特別に用意してくれたんでしょうね。
「今日はお疲れになったでしょう。お風呂を用意してますので入ってくださいね」
食事の後は、水浴びできるみたい。オフロは暖かい水浴びってユイトが言ってたけど、寝る前にさっぱりできそうで良かったわ。
「では、坊ちゃん。私は飛行機の点検がありますので、あそこの馬車で家に向かってください」
滑走路の先にあった馬車は、貴族が乗るような箱型の馬車だけど細長くてガラス窓が沢山ついている物だった。荷物を持って乗り込むと、馬車の側面に長い椅子が取り付けてあって、向かい合わせで座るようだ。全部で10人ぐらい座ることができるようになっている。
「こんな馬車、初めてだわ」
「王都の路線馬車とは、全然違いますね」
「やはり王国は進んでいるのだな。こんな大きなガラス窓の馬車があるとは」
貴族の馬車のように豪華じゃないけど、椅子はクッションが付いていて柔らかだ。大きなガラス窓で明るいし景色が良く見える。持ってきた荷物を足元に置いても十分余裕のある広さで、人を乗せて走るために造られた無駄のない馬車だわ。
御車と話をしていたユイトが車内に入って来て、馬車が動き出した。
「家まで少し遠いから時間は掛かるけど、真っ暗になるまでには着けるよ」
そう言って私の隣に座った。外の景色は滑走路を離れ、田園風景に変わっている。
「この馬車、静かに走るのね」
2頭立ての馬車で結構速く走ってるけど、全然揺れない。一度貴族の馬車に乗った事があるけど、それよりも静かに走っているわ。
「村で走ってる馬車は、いつもこんなんだよ。あっ、あそこの少し高台にある家がボクの家なんだ」
ユイトが指差した家は、家というより砦と言った方がふさわしい。大きな家が木の壁に囲まれていて物見やぐらまである。
「あんな砦に住んでんの。あんたの家は村長さんじゃなかったの」
「ボクの家は代々、村の自警団の団長をしてるんだよ。今は村長さんもしてるけど」
「自警団の団長? その息子のあんたはすごく弱いわよね」
「ボクはね。でもお姉ちゃんはすごく強いんだよ」
「あんた。お姉さんがいたの?」
聞くと姉と弟がいる3人兄弟だそうだ。お姉さんは今、遠くに仕事で出かけていて家にはいないそうだ。
「ユイト殿、失礼ではあるが、お父上のお名前は何と申される」
「父さんは、ゲンブ。ゲンブ ミカセって言うんだ」
なんだか強そうな名前ね。ちなみにお母さんの名前も教えてもらった。サユリという名前で、とある花の名前が由来だそうでこちらは優しそうな名前ね。
「さあ、着いたよ」
大きな木の門が開いて、馬車が敷地へと入り家の前で停まる。
「おかえりなさい。お兄ちゃん」
「おかえりなさいませ」
出迎えてくれたのは狐族の弟さんと、ダークエルフ族の女の人だった。恰好からするとメイドさんのようね。
カワイイ感じの人と言えば失礼に当たるかもしれないわね。多分私より年上の人でしょうけど、褐色の肌はハリがあり美しく整った顔立ちに尖った耳、肩まで伸びた紫色の髪が煌めいている。
こんなところにダークエルフ族なんて珍しいわね。
「さあ、皆様はこちらの部屋へどうぞ。坊ちゃんは荷物を置いたら奥様のところへ行ってください」
「お兄ちゃん。ぼくが荷物を持つよ」
弟さんと仲がいいのね。笑いながら奥の部屋へと二人歩いて行った。
私達が案内されたのは2階の部屋で、こぢんまりとした部屋にベッドが3つ並んでいる。
「まもなく食事の用意ができます。それまでゆっくりお寛ぎください」
中に入り、荷物を降ろしてミルチナが部屋の中を見て回る。
「ねえ、ねえ、メアリィさん。これ3面鏡の鏡台ですよ。すごいですね」
カラス製品は高価だ。こんな大きな鏡、なんて贅沢なんだろう。馬車もそうだったけど、この部屋の窓ガラスも大きい。それほど大きな部屋じゃないけど、部屋が広く感じるわね。ゆったり座れる椅子も用意されていて寛げるわ。
荷物をクローゼットにしまって部屋着に着替える。私も部屋をあれこれ見て回っていると、さっきのメイドさんが食事の用意ができたと呼びに来た。
1階に降りて案内された食堂には食卓テーブルを2つ並べたのか、大きいなテーブルに私達の席が用意されていた。白いテーブルクロスが掛けられているけど、貴族の食卓というより、少しお金持ちの一般家庭という感じだわ。ユイトもコップをテーブルに並べて食事の用意をしてくれている。
「みなさん良く来てくれましたね。ユイトがいつもお世話になっています」
挨拶したのはユイトのお母さん。狐族の綺麗な顔立ちで、金色にも似た薄い黄色の髪が背中まで伸びている。
「まだ、お父さんは帰って来てませんが、先に食事をしましょう。長旅でお腹も減っているでしょう」
エルフのメイドさんがコップにワインを注いでくれた。
「いただきます」
「いただきま~す」
ユイトの家族の人が、いつもユイトがしているお祈りをして食べ始める。私もそれに習って手を合わせてからお皿に盛られた料理を食べる。
「すごく美味しいわね」
ユイトが作ってくれる料理も美味しいけど、これも絶品ね。ミルチナは何も喋らず料理をガツガツと食べている。
「メアリィさん。ユイトがご迷惑かけていないかしら。この子、魔獣討伐は得意じゃないのに何でも屋に入って」
「最初は全然ダメでしたけど、最近は良くやってくれてますよ。キイエ様にも助けてもらってますし」
「メアリィ。全然って酷いよ~。ボク最初から魔獣討伐してたよね」
「あら、そうだったかしら」
和やかに近況を話していたら、奥からユイトのお父さんだろうか、人族の男の人が入ってきた。
「いや~、遅れてすまんな。お帰り、ユイト」
「父さん。もう仕事はいいの?」
「ああ、やっと終わったよ。これだから村長なんてするもんじゃないな」
あはは、と笑いながら席に着いた。なんだか気さくな人ね。村長さんだから、もっと威厳があるのかと思っていたわ。
「メアリィさん。うちの息子が世話になっている。この村にいる間はのんびりしてくれ。ユイト。明日は観光施設の方に行くんだったな」
「はい、午前中はみんなと一緒に回ろうと思います」
「午後からはすまんが、鍛冶屋のセブンスさんの所に行ってくれ」
「はい、ボクの甲冑ができたから来てくれって連絡をもらいました」
「ユイトの甲冑?」
「うん、そうなんだ。足手まといにならないようにって、父さんが特注してくれてたのが出来たんだって」
そうなんだ。王都じゃ甲冑は高価だからまだ買えてなかったわね。お父さんは自警団の団長さんって言ってたから、特別に用意してくれたんでしょうね。
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