61 / 201
第二部 少年と王女と教皇と 第二章 決意の時
7.三度目のルシフ
しおりを挟む
漆黒の世界。
僕が望んだわけでも同意したわけでもないのに、いつの間にか連れ込まれていた。
いずれにせよ、ルシフは相変わらず桜稔の姿でそこにいた。
『やあ、お久しぶりお兄ちゃん。3ヶ月ぶりかな?』
ニヤニヤと笑うその笑みは、『闇』のそれとそっくりだ。
今さら何の用だというのだろう。
『いや、なに。お兄ちゃんが頑張っているから拍手しようかなぁと』
そういって、ルシフは両手を打ち鳴らす。
この世界は空気がないはずなのに、僕の意識の中にはちゃんとパチパチと音が聞こえる。
『あはっ、気に入ってもらえたかな?』
別に。
大体、それが本題じゃないんだろう?
『いやー、本題さ。まさか、アイツ――お兄ちゃんのいうところの『闇』をあんなにあっさり倒すなんて。お兄ちゃんって凄いんだね。ボクの魔法も役に立っていて嬉しいよ』
コイツは相変わらず白々しい。
よく言うな。
大体、あの『闇』を送り込んできたのはお前じゃないのか!?
7年前、アル王女達をはめたのも、教会の神託も、全部お前のしわさだろ!!
僕がそう心の中で叫ぶと、ルシフの視線が一気に冷たくなった。
『はぁ、しょうがないなぁ』
ため息をつくルシフ。
『ま、その質問に対する解答をいうなら、正解率は3分の2ってところかな』
3分の2?
『認めるよ。『闇』はボクが送り込んだ』
やっぱり。
僕は警戒心と敵愾心をルシフに向ける。
『そして、確かに7年前、あの王女や侯爵、盗賊のお頭さんにアドバイスしたのもボクだ。
だけど、神託は違う。アレは本当に神様がやったことだよ。もっとも、君が会った下級神なんかじゃなくて、やつらの元締めの大神だけどね。下級神はお兄ちゃんに200倍の力と魔力を与えたことで罰を受けたみたいだね』
おねーさん女神様大丈夫かな。僕が気にしてもどうにもならないけど。
それにしても、元締めって神様相手にずいぶんだ。
『ふん、あいつらは神なんて名乗っているけど、所詮世界を創って管理しているだけだ』
いや、それを神様っていうんじゃないかと。
『じゃあ、神様を創ったのは誰さ? その神様を創った者を作ったのは? 神様を創った者を創った者は?』
いや、そんなことを言われても……
『あるいは、日本では小説や漫画やゲームといった世界を創っている人がたくさんいたけど、そういう人達も神様なわけ?』
いや、小説や漫画やゲームと実際の世界は違うだろう。
『本質的には同じさ。お兄ちゃんが神様と呼んでいる連中にとって、お兄ちゃん達が生きる1つ1つの世界は所詮ネットRPGと同じ程度の遊び場でしかない。
いわば、ボクや200倍の魔力を持ったお兄ちゃんは、ネトゲに入り込んだイレギュラー現象なのさ。だから、奴らはボクらを排除しようとしている。
神様に従う教会というワクチンを使ってね』
僕は世界にとってのバグ。
その意味で、ルシフと同じ。
……いや。
でも、お姉さん神様は僕のために泣いてくれた。
とても、彼女が僕らのことをゲームのキャラクターと感じているとは思えない。
『そりゃあ、そういう甘ちゃんだから下級神なのさ。それに、お兄ちゃん達だって、小説や漫画のキャラに感情移入して泣くことはあるだろう』
そうかもしれない。
そうかもしれないけどっ。
僕はお前とは違う。
『ほう、どう違うんだい?』
僕は世界を壊そうなんて考えていない。
誰かを傷つけたいとも思わない。
お前みたいに、お母さんや皆を苦しめたりしない。
『そう言いながら村を崩壊させ、襲ってきた異端審問官を殺したくないから、もう少しでリラちゃんまで死なせかけたんだね。大した博愛主義だ』
確かに、僕は甘ちゃんだと思う。
アル王女が怒るのも無理はない。
だけど。
それでも。
お前にだけは言われたくない!!
『ふーん。まあいいや。そんなことより、ボクも1つ尋ねたいんだけど』
なんだよ?
『お兄ちゃんはどうしてボクの厚意を無に帰するのかな?』
厚意?
お前のどこに厚意があるっていうんだ?
『あのさぁ、お兄ちゃんあのままだったら教皇達に殺されていたよ。アル王女に認められればともかく、それも望み薄だったし。その自覚ある?』
それはそうだけど。
『だからさ、ボクは貴重な駒を――『闇』を送り込んだんだよ』
意味が分からない。
まさか、『闇』に教皇や王女達を殺させて、僕を助けようとしたとでも?
『あはは、お兄ちゃんってたまにボクよりも過激なこと言うよね。そうじゃなくてさ。『闇』を倒せるのはお兄ちゃんだけ。お師匠さん達の魔法はせいぜい人間でいえば『柱の角に小指をぶつけた』程度のダメージでしかなかったからね』
で?
『だからぁ。人類を襲う『闇』を唯一倒せる人間となれば、お兄ちゃんの価値はうなぎ登り!! 教会も王女も味方にならざるをえない。
バンバンザーイ!!』
そういって、嬉しそうにルシフは両手を挙げてみせる。
『それなのに、お兄ちゃんってば肝心の倒す時に1人だけになるんだもん。意味ないじゃん』
ぷぅっと両頬を膨らませて不満を現わすルシフ。
コイツはっ!!
ふざけるな!!
キラーリアさんは怪我をしたんだぞ。
大体、お母さんのことだってっ!!
『大を生かすには小さな犠牲は仕方ないだろう?』
さらっと言ってのけるルシフ。
『そうだ。1つ教えてあげる。お母さんの心を戻したかったら、王家秘伝の解呪法しかないね。アル王女とお兄ちゃんの利害は無事一致したね』
――まさか。
僕の頭の中で1つの推理が出来上がる。
そうだ。アル王女にコイツが接触したのは7年前。
つまり、僕がこの世界に転生した頃。
だとしたら、まさかルシフの目的って。
『ま、それも目的の1つかな』
僕の想像に呼応して、ニヤニヤするルシフ。
クソっ、全てコイツの掌の上なのか!?
まさか、獣人達がリラを襲ったのも!?
『それは深読みが過ぎるよ。ま、アベックニクスがリラ以外の子ども達を襲うようにちょっと操作したりはしたかもね』
どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか。
どこまでが真実で、どこからが深読みのしすぎなのか。
コイツと話しているとわけが分からなくなる。
『そうそう。実はね人型の『闇』は貴重なんだけどさ、獣型の『闇』はそうでもないんだ。
――だから……』
ルシフがその先続けた言葉に、僕は戦慄する。
『お兄ちゃんが離れた後、『闇の獣』に、皆を襲わせてみたよん』
――なっ。
その瞬間、僕の頭の中にイメージが流れ込む。
『闇の獣』――狼のような姿をした『闇』と戦い、囲まれるお師匠様やリラたち。
同時に、アル王女達も囲まれ、彼女は大剣を抜く。
そんな、数枚の画像のような。
ルシフっ!!
僕は怒りに震える。
声を出せないことが本当に憎たらしい。
『さあ、どうする? 博愛主義のお兄ちゃん。全員を救うには刃じゃ無理だ。別の魔法が必要だねぇ。でも、今度はもう譲歩はしない。お兄ちゃんの家族の命をボクによこし……』
ふざけるなっ!!
『うん?』
そんな契約絶対にしない。
今、条件をのんだら、今後もことあるごとに同じ目にあう。
『じゃあ、皆が死んでもいいって言うの?』
死なない。
『なんだと?』
お師匠様はそんなに弱くない。
アル王女達だって――よくは知らないけど、僕がこの期に及んでお前に頼ったりしたら、それこそ認めてなんてもらえない。
お前と契約する意味なんて、これっぽちもあるもんかっ!!
ルシフの顔から笑みが消えた。
代わりに憎々しげな表情が浮かぶ。
桜稔は絶対に浮かべないであろう、そんな顔。
『わかった。なら好きにしろ。そして後悔するがいい』
ルシフがそう言い放つと、僕は漆黒の世界から追い出されたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(以下、三人称)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ルシフの目の前に巨大な獣が現れあざ笑う。
『ふん、こうなったか。これもお前の作戦通りなのか、ルシフよ』
『うるさい、黙れ、犬っコロがっ!!!』
『おお、恐い恐い』
獣は消え、ルシフは1人呟く。
『それにしても、世界一の魔法使いアラブシ・カ・ミランテか。邪魔だな』
僕が望んだわけでも同意したわけでもないのに、いつの間にか連れ込まれていた。
いずれにせよ、ルシフは相変わらず桜稔の姿でそこにいた。
『やあ、お久しぶりお兄ちゃん。3ヶ月ぶりかな?』
ニヤニヤと笑うその笑みは、『闇』のそれとそっくりだ。
今さら何の用だというのだろう。
『いや、なに。お兄ちゃんが頑張っているから拍手しようかなぁと』
そういって、ルシフは両手を打ち鳴らす。
この世界は空気がないはずなのに、僕の意識の中にはちゃんとパチパチと音が聞こえる。
『あはっ、気に入ってもらえたかな?』
別に。
大体、それが本題じゃないんだろう?
『いやー、本題さ。まさか、アイツ――お兄ちゃんのいうところの『闇』をあんなにあっさり倒すなんて。お兄ちゃんって凄いんだね。ボクの魔法も役に立っていて嬉しいよ』
コイツは相変わらず白々しい。
よく言うな。
大体、あの『闇』を送り込んできたのはお前じゃないのか!?
7年前、アル王女達をはめたのも、教会の神託も、全部お前のしわさだろ!!
僕がそう心の中で叫ぶと、ルシフの視線が一気に冷たくなった。
『はぁ、しょうがないなぁ』
ため息をつくルシフ。
『ま、その質問に対する解答をいうなら、正解率は3分の2ってところかな』
3分の2?
『認めるよ。『闇』はボクが送り込んだ』
やっぱり。
僕は警戒心と敵愾心をルシフに向ける。
『そして、確かに7年前、あの王女や侯爵、盗賊のお頭さんにアドバイスしたのもボクだ。
だけど、神託は違う。アレは本当に神様がやったことだよ。もっとも、君が会った下級神なんかじゃなくて、やつらの元締めの大神だけどね。下級神はお兄ちゃんに200倍の力と魔力を与えたことで罰を受けたみたいだね』
おねーさん女神様大丈夫かな。僕が気にしてもどうにもならないけど。
それにしても、元締めって神様相手にずいぶんだ。
『ふん、あいつらは神なんて名乗っているけど、所詮世界を創って管理しているだけだ』
いや、それを神様っていうんじゃないかと。
『じゃあ、神様を創ったのは誰さ? その神様を創った者を作ったのは? 神様を創った者を創った者は?』
いや、そんなことを言われても……
『あるいは、日本では小説や漫画やゲームといった世界を創っている人がたくさんいたけど、そういう人達も神様なわけ?』
いや、小説や漫画やゲームと実際の世界は違うだろう。
『本質的には同じさ。お兄ちゃんが神様と呼んでいる連中にとって、お兄ちゃん達が生きる1つ1つの世界は所詮ネットRPGと同じ程度の遊び場でしかない。
いわば、ボクや200倍の魔力を持ったお兄ちゃんは、ネトゲに入り込んだイレギュラー現象なのさ。だから、奴らはボクらを排除しようとしている。
神様に従う教会というワクチンを使ってね』
僕は世界にとってのバグ。
その意味で、ルシフと同じ。
……いや。
でも、お姉さん神様は僕のために泣いてくれた。
とても、彼女が僕らのことをゲームのキャラクターと感じているとは思えない。
『そりゃあ、そういう甘ちゃんだから下級神なのさ。それに、お兄ちゃん達だって、小説や漫画のキャラに感情移入して泣くことはあるだろう』
そうかもしれない。
そうかもしれないけどっ。
僕はお前とは違う。
『ほう、どう違うんだい?』
僕は世界を壊そうなんて考えていない。
誰かを傷つけたいとも思わない。
お前みたいに、お母さんや皆を苦しめたりしない。
『そう言いながら村を崩壊させ、襲ってきた異端審問官を殺したくないから、もう少しでリラちゃんまで死なせかけたんだね。大した博愛主義だ』
確かに、僕は甘ちゃんだと思う。
アル王女が怒るのも無理はない。
だけど。
それでも。
お前にだけは言われたくない!!
『ふーん。まあいいや。そんなことより、ボクも1つ尋ねたいんだけど』
なんだよ?
『お兄ちゃんはどうしてボクの厚意を無に帰するのかな?』
厚意?
お前のどこに厚意があるっていうんだ?
『あのさぁ、お兄ちゃんあのままだったら教皇達に殺されていたよ。アル王女に認められればともかく、それも望み薄だったし。その自覚ある?』
それはそうだけど。
『だからさ、ボクは貴重な駒を――『闇』を送り込んだんだよ』
意味が分からない。
まさか、『闇』に教皇や王女達を殺させて、僕を助けようとしたとでも?
『あはは、お兄ちゃんってたまにボクよりも過激なこと言うよね。そうじゃなくてさ。『闇』を倒せるのはお兄ちゃんだけ。お師匠さん達の魔法はせいぜい人間でいえば『柱の角に小指をぶつけた』程度のダメージでしかなかったからね』
で?
『だからぁ。人類を襲う『闇』を唯一倒せる人間となれば、お兄ちゃんの価値はうなぎ登り!! 教会も王女も味方にならざるをえない。
バンバンザーイ!!』
そういって、嬉しそうにルシフは両手を挙げてみせる。
『それなのに、お兄ちゃんってば肝心の倒す時に1人だけになるんだもん。意味ないじゃん』
ぷぅっと両頬を膨らませて不満を現わすルシフ。
コイツはっ!!
ふざけるな!!
キラーリアさんは怪我をしたんだぞ。
大体、お母さんのことだってっ!!
『大を生かすには小さな犠牲は仕方ないだろう?』
さらっと言ってのけるルシフ。
『そうだ。1つ教えてあげる。お母さんの心を戻したかったら、王家秘伝の解呪法しかないね。アル王女とお兄ちゃんの利害は無事一致したね』
――まさか。
僕の頭の中で1つの推理が出来上がる。
そうだ。アル王女にコイツが接触したのは7年前。
つまり、僕がこの世界に転生した頃。
だとしたら、まさかルシフの目的って。
『ま、それも目的の1つかな』
僕の想像に呼応して、ニヤニヤするルシフ。
クソっ、全てコイツの掌の上なのか!?
まさか、獣人達がリラを襲ったのも!?
『それは深読みが過ぎるよ。ま、アベックニクスがリラ以外の子ども達を襲うようにちょっと操作したりはしたかもね』
どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか。
どこまでが真実で、どこからが深読みのしすぎなのか。
コイツと話しているとわけが分からなくなる。
『そうそう。実はね人型の『闇』は貴重なんだけどさ、獣型の『闇』はそうでもないんだ。
――だから……』
ルシフがその先続けた言葉に、僕は戦慄する。
『お兄ちゃんが離れた後、『闇の獣』に、皆を襲わせてみたよん』
――なっ。
その瞬間、僕の頭の中にイメージが流れ込む。
『闇の獣』――狼のような姿をした『闇』と戦い、囲まれるお師匠様やリラたち。
同時に、アル王女達も囲まれ、彼女は大剣を抜く。
そんな、数枚の画像のような。
ルシフっ!!
僕は怒りに震える。
声を出せないことが本当に憎たらしい。
『さあ、どうする? 博愛主義のお兄ちゃん。全員を救うには刃じゃ無理だ。別の魔法が必要だねぇ。でも、今度はもう譲歩はしない。お兄ちゃんの家族の命をボクによこし……』
ふざけるなっ!!
『うん?』
そんな契約絶対にしない。
今、条件をのんだら、今後もことあるごとに同じ目にあう。
『じゃあ、皆が死んでもいいって言うの?』
死なない。
『なんだと?』
お師匠様はそんなに弱くない。
アル王女達だって――よくは知らないけど、僕がこの期に及んでお前に頼ったりしたら、それこそ認めてなんてもらえない。
お前と契約する意味なんて、これっぽちもあるもんかっ!!
ルシフの顔から笑みが消えた。
代わりに憎々しげな表情が浮かぶ。
桜稔は絶対に浮かべないであろう、そんな顔。
『わかった。なら好きにしろ。そして後悔するがいい』
ルシフがそう言い放つと、僕は漆黒の世界から追い出されたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(以下、三人称)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ルシフの目の前に巨大な獣が現れあざ笑う。
『ふん、こうなったか。これもお前の作戦通りなのか、ルシフよ』
『うるさい、黙れ、犬っコロがっ!!!』
『おお、恐い恐い』
獣は消え、ルシフは1人呟く。
『それにしても、世界一の魔法使いアラブシ・カ・ミランテか。邪魔だな』
1
あなたにおすすめの小説
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる