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第二部 少年と王女と教皇と 第二章 決意の時
8.それぞれの戦い(4)キラーリア【挿絵あり】
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(三人称・キラーリア視点)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
キラーリア・ミ・スタンレード。
17歳の彼女は、かつて国王直近の貴族であったガラジアル・デ・スタンレード公爵の一人娘である。
父、ガラジアル公爵は彼女が6歳の時に亡くなっている。
その後、彼女は父公爵側近の手引きによって国王直参の騎士団に入れられた。
大人の男社会である騎士団に、幼女といってもいい彼女が入団したのには、それなりの理由がある。
父、ガラジアル公爵は謀殺が疑われた。
それも、諸侯連立派王子に近しい者の手引きによると考えられた。
万が一にも彼女に危害が加わらないようにするには、彼女から貴族号を剥奪するほかない。ガラジアル公爵の部下達はそう考えた。
とはいえ、平民に落とすのは亡きガラジアル公爵に対してあまりにも不忠。出家させ教会に保護させる手もなくはなかったが、この時点ではガラジアル公爵の謀殺は最大容疑者が諸侯連立派であるにせよ、教会派王子に近しい者の手引きという可能性も残っていた。
となれば、もはや貴族でなく、かつ国に保護させるためには名目だけでも騎士見習いとするしかない。
国王直参の騎士団であれば、王子達の手も伸びないだろう。
果たしてそのもくろみは上手くいった。
誤算があったとすれば、彼女が騎士としてたぐいまれなる素養を持っていたことである。
あくまで名目上の者であったはずの騎士団への入団。
ところが、彼女は7歳で大人の男の騎士に模擬戦で勝ったのを皮切りに、8歳で騎士団最強の男と互角に、9歳で騎士団内の武術大会で優勝してのけた。
7年前、10歳の彼女はアルと対面する。
彼女は知らなかったが、アルはその時ルシフより10倍の力と大剣を与えられていた。
本来ならば王女であるにもかかわらず、盗賊団の頭の義娘として育った当時12歳のアル。
本来ならば公爵家の娘として育つはずだった、騎士団最強の少女キラーリア。
ルシフの罠によって2人は対決し、そしてお互いを認め合う。
彼女たちにとって自分と同等レベルの少女とは、それだけで素晴らしき友となり得た。
キラーリアはその後も腕を上げていく。
パドやアルのような何倍もの力を何者かから与えられたわけではない。
あるいはパドにカルディが語った産まれながらの『ステータス』に補正があったのかもしれない。
が、彼女がここまで強くなったのは、父公爵の死が大きく影響している。
その後の展開を考えれば父公爵はやはり諸侯連立派の王子に殺されたのだろう。
(ならば、私は私のやり方で父上の敵を取る)
彼女には剣を振るう才能しか無かった。
今さら貴族の娘としてお淑やかに生きるなどできない。
かといって、騎士団としての正義を教育された彼女は、諸侯連立派の王子を暗殺するなどという選択肢は思いつきもしない。
貴族としての教育を受け損ねた彼女には、政治の現場で言論を使った丁々発止なども不可能だ。
ならば残された道はアルを女王として導くための剣になること。
友人であり、主でもある彼女の呪いを解くためにも、自分はただひたすら剣を振るう。
---------------
キラーリアが目を覚ましたとき、状況は緊迫していた。
アル王女が『闇の獣』相手に大剣を振り回す。
その横では枢機卿ラミサルが浄化の光を放つ。
何が起きているのかは分からない。
気を失う前、『闇』に向かって突っ込んだところまでは覚えているが、その後は記憶が白濁としている。
だが、そんなことはどうでもよかった。
今、キラーリアの主は戦っている。
ならば自分が横に立たないでどうする。
キラーリアは立ち上がる。
「ああ、まだ動いてはいけません」
隣にいた教皇がそう言うが、彼女は止まらない。
「どいてくれ、王女が戦っているのに騎士たる私が寝ているわけにはいかん」
多少体は重いが、十分動ける。
アル王女が大剣を振り回し、『闇の獣』をなぎ払う。
だが、相手はすぐ立ち上がる。
「王女!!」
キラーリアは走る。
アル王女の横に。
「大丈夫か?」
「はい」
その二言で十分だった。
7年の間に、彼女たちはそこまでの信頼感を持っていた。
「こいつら、強いぞ」
「はい。ですが、私たちも強いです」
「ふっ、それは同意だ」
そして、キラーリアも自らの剣を抜く。
アルの大剣とは違って細身の、しかしスタンレード家に代々伝わる名のある剣だ。
「ハァー」
キラーリアは気合い1発、近づいてきた『闇の獣』の1体を斬る。
が。
(手応えがない!?)
『闇』と同じだった。
剣は『闇の獣』をすり抜ける。
同時に『闇の獣』の鋭い爪が彼女を襲う。
反射的に爪を剣で受ける。
(当たった!?)
体を切ることはできなかったが、爪には手応えがあった。
その『闇の獣』の体を、アル王女の大剣が薙ぐ。
アル王女の大剣は、すり抜けることなく闇の獣を吹き飛ばした。
「光よ!!」
吹き飛んだ『闇の獣』に、枢機卿ラミサルの浄化の光が突き刺さる。
それで『闇の獣』の1体は消えた。
「やはり、こいつらにも魔力を帯びていない剣は通じないようだな」
アル王女が言う。
彼女の大剣は、パド達の話が正ならばルシフという謎の存在からもらった物。
あるいは魔力を帯びているのかもしれない。
が、そんな理屈などどうでもいい。研究は学者馬鹿のレイクか、教会の長たる教皇の仕事だ。
問題は自分の剣では『闇の獣』を倒せないこと。
王女の剣となるべき自分役に立たないのか。
(――いや、違う)
少なくとも爪を受けられた。
あの爪には実体があり、その爪攻撃からアル王女を守れる。
「王女!! 私が奴らの爪を防ぎます。とどめはよろしく」
「できるのか?」
「誰に聞いています?」
「だな」
アル王女はニヤッと笑って、枢機卿ラミサルへ一言。
「……おい、枢機卿。お前はもういいぞ。教皇の護衛でもしていろ」
「了解です。正直有り難いですね、そろそろ魔力も限界でしたから」
そして、始まるキラーリアとアル王女の戦い。
金の髪を靡かせ戦場を駆け巡るキラーリア。
赤き咆吼を上げ、『闇の獣』を薙ぎ倒すアル王女。
金髪の騎士と赤毛の王女は、次々に『闇の獣』の攻撃を捌いていく。
(思った通りだ。こいつらは所詮獣。動きは直線的だし、駆け引きもない)
確かに爪以外に剣が通じないというのは脅威である。
だが、それだけだ。
本質的には狼20匹に囲まれたのと変わらない。
もちろん通常の人間にとっては――いや、一般的な騎士や戦士にとっても――たった2人で20匹の獣に囲まれれば死を覚悟すべきところだ。しかし、この場の2人は一般的な騎士や戦士ではない。
キラーリアは確実に爪をはじき、アルは効果的に薙ぐ。
(――しかし、キリが無いな)
状況を見れば、キラーリアとアル王女は『闇の獣』を圧倒している。
相手の攻撃は当たらず、こちらの攻撃は当たっているのだから当然だ。
問題は相手がダメージを受けているかが分からないことだ。
確かにアル王女の大剣は相手を吹き飛ばしてはいるのだが、奴らは流血しないらしく、息切れもみられない。むしろ息をしていない。
アル王女の攻撃は効いているのだろうが、一方で倒すには至っていない。
(やはり、浄化でないとだめなのか?)
それならば、枢機卿ラミサルに再び協力してもらうしかないが――
――と。
その時だった。
『闇の獣』の動きが止まった。
明らかに不自然なその挙動に、キラーリア達も警戒して距離を取る。
だが、『闇の獣』はきびすを返して別の方向へと走り去る。
「逃げた?」
呟いたのは枢機卿ラミサルだったか。
アル王女が言う。
「かもしれんが、どうにも唐突だな」
「ええ、奴らの動きは獣のそれでした。致命傷を負ったわけでもないのに、一斉に逃げ出すのはやや不自然に感じます」
キラーリアもアル王女に呼応して答える。
「ふむ、だとすると?」
「奴らが走り去った方角は、私たちがやってきた方向ではありませんか?」
「つまり、狙いは、あの婆さん達か」
戦いは、まだ終わってはいなかった。
(三人称・キラーリア視点)
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キラーリア・ミ・スタンレード。
17歳の彼女は、かつて国王直近の貴族であったガラジアル・デ・スタンレード公爵の一人娘である。
父、ガラジアル公爵は彼女が6歳の時に亡くなっている。
その後、彼女は父公爵側近の手引きによって国王直参の騎士団に入れられた。
大人の男社会である騎士団に、幼女といってもいい彼女が入団したのには、それなりの理由がある。
父、ガラジアル公爵は謀殺が疑われた。
それも、諸侯連立派王子に近しい者の手引きによると考えられた。
万が一にも彼女に危害が加わらないようにするには、彼女から貴族号を剥奪するほかない。ガラジアル公爵の部下達はそう考えた。
とはいえ、平民に落とすのは亡きガラジアル公爵に対してあまりにも不忠。出家させ教会に保護させる手もなくはなかったが、この時点ではガラジアル公爵の謀殺は最大容疑者が諸侯連立派であるにせよ、教会派王子に近しい者の手引きという可能性も残っていた。
となれば、もはや貴族でなく、かつ国に保護させるためには名目だけでも騎士見習いとするしかない。
国王直参の騎士団であれば、王子達の手も伸びないだろう。
果たしてそのもくろみは上手くいった。
誤算があったとすれば、彼女が騎士としてたぐいまれなる素養を持っていたことである。
あくまで名目上の者であったはずの騎士団への入団。
ところが、彼女は7歳で大人の男の騎士に模擬戦で勝ったのを皮切りに、8歳で騎士団最強の男と互角に、9歳で騎士団内の武術大会で優勝してのけた。
7年前、10歳の彼女はアルと対面する。
彼女は知らなかったが、アルはその時ルシフより10倍の力と大剣を与えられていた。
本来ならば王女であるにもかかわらず、盗賊団の頭の義娘として育った当時12歳のアル。
本来ならば公爵家の娘として育つはずだった、騎士団最強の少女キラーリア。
ルシフの罠によって2人は対決し、そしてお互いを認め合う。
彼女たちにとって自分と同等レベルの少女とは、それだけで素晴らしき友となり得た。
キラーリアはその後も腕を上げていく。
パドやアルのような何倍もの力を何者かから与えられたわけではない。
あるいはパドにカルディが語った産まれながらの『ステータス』に補正があったのかもしれない。
が、彼女がここまで強くなったのは、父公爵の死が大きく影響している。
その後の展開を考えれば父公爵はやはり諸侯連立派の王子に殺されたのだろう。
(ならば、私は私のやり方で父上の敵を取る)
彼女には剣を振るう才能しか無かった。
今さら貴族の娘としてお淑やかに生きるなどできない。
かといって、騎士団としての正義を教育された彼女は、諸侯連立派の王子を暗殺するなどという選択肢は思いつきもしない。
貴族としての教育を受け損ねた彼女には、政治の現場で言論を使った丁々発止なども不可能だ。
ならば残された道はアルを女王として導くための剣になること。
友人であり、主でもある彼女の呪いを解くためにも、自分はただひたすら剣を振るう。
---------------
キラーリアが目を覚ましたとき、状況は緊迫していた。
アル王女が『闇の獣』相手に大剣を振り回す。
その横では枢機卿ラミサルが浄化の光を放つ。
何が起きているのかは分からない。
気を失う前、『闇』に向かって突っ込んだところまでは覚えているが、その後は記憶が白濁としている。
だが、そんなことはどうでもよかった。
今、キラーリアの主は戦っている。
ならば自分が横に立たないでどうする。
キラーリアは立ち上がる。
「ああ、まだ動いてはいけません」
隣にいた教皇がそう言うが、彼女は止まらない。
「どいてくれ、王女が戦っているのに騎士たる私が寝ているわけにはいかん」
多少体は重いが、十分動ける。
アル王女が大剣を振り回し、『闇の獣』をなぎ払う。
だが、相手はすぐ立ち上がる。
「王女!!」
キラーリアは走る。
アル王女の横に。
「大丈夫か?」
「はい」
その二言で十分だった。
7年の間に、彼女たちはそこまでの信頼感を持っていた。
「こいつら、強いぞ」
「はい。ですが、私たちも強いです」
「ふっ、それは同意だ」
そして、キラーリアも自らの剣を抜く。
アルの大剣とは違って細身の、しかしスタンレード家に代々伝わる名のある剣だ。
「ハァー」
キラーリアは気合い1発、近づいてきた『闇の獣』の1体を斬る。
が。
(手応えがない!?)
『闇』と同じだった。
剣は『闇の獣』をすり抜ける。
同時に『闇の獣』の鋭い爪が彼女を襲う。
反射的に爪を剣で受ける。
(当たった!?)
体を切ることはできなかったが、爪には手応えがあった。
その『闇の獣』の体を、アル王女の大剣が薙ぐ。
アル王女の大剣は、すり抜けることなく闇の獣を吹き飛ばした。
「光よ!!」
吹き飛んだ『闇の獣』に、枢機卿ラミサルの浄化の光が突き刺さる。
それで『闇の獣』の1体は消えた。
「やはり、こいつらにも魔力を帯びていない剣は通じないようだな」
アル王女が言う。
彼女の大剣は、パド達の話が正ならばルシフという謎の存在からもらった物。
あるいは魔力を帯びているのかもしれない。
が、そんな理屈などどうでもいい。研究は学者馬鹿のレイクか、教会の長たる教皇の仕事だ。
問題は自分の剣では『闇の獣』を倒せないこと。
王女の剣となるべき自分役に立たないのか。
(――いや、違う)
少なくとも爪を受けられた。
あの爪には実体があり、その爪攻撃からアル王女を守れる。
「王女!! 私が奴らの爪を防ぎます。とどめはよろしく」
「できるのか?」
「誰に聞いています?」
「だな」
アル王女はニヤッと笑って、枢機卿ラミサルへ一言。
「……おい、枢機卿。お前はもういいぞ。教皇の護衛でもしていろ」
「了解です。正直有り難いですね、そろそろ魔力も限界でしたから」
そして、始まるキラーリアとアル王女の戦い。
金の髪を靡かせ戦場を駆け巡るキラーリア。
赤き咆吼を上げ、『闇の獣』を薙ぎ倒すアル王女。
金髪の騎士と赤毛の王女は、次々に『闇の獣』の攻撃を捌いていく。
(思った通りだ。こいつらは所詮獣。動きは直線的だし、駆け引きもない)
確かに爪以外に剣が通じないというのは脅威である。
だが、それだけだ。
本質的には狼20匹に囲まれたのと変わらない。
もちろん通常の人間にとっては――いや、一般的な騎士や戦士にとっても――たった2人で20匹の獣に囲まれれば死を覚悟すべきところだ。しかし、この場の2人は一般的な騎士や戦士ではない。
キラーリアは確実に爪をはじき、アルは効果的に薙ぐ。
(――しかし、キリが無いな)
状況を見れば、キラーリアとアル王女は『闇の獣』を圧倒している。
相手の攻撃は当たらず、こちらの攻撃は当たっているのだから当然だ。
問題は相手がダメージを受けているかが分からないことだ。
確かにアル王女の大剣は相手を吹き飛ばしてはいるのだが、奴らは流血しないらしく、息切れもみられない。むしろ息をしていない。
アル王女の攻撃は効いているのだろうが、一方で倒すには至っていない。
(やはり、浄化でないとだめなのか?)
それならば、枢機卿ラミサルに再び協力してもらうしかないが――
――と。
その時だった。
『闇の獣』の動きが止まった。
明らかに不自然なその挙動に、キラーリア達も警戒して距離を取る。
だが、『闇の獣』はきびすを返して別の方向へと走り去る。
「逃げた?」
呟いたのは枢機卿ラミサルだったか。
アル王女が言う。
「かもしれんが、どうにも唐突だな」
「ええ、奴らの動きは獣のそれでした。致命傷を負ったわけでもないのに、一斉に逃げ出すのはやや不自然に感じます」
キラーリアもアル王女に呼応して答える。
「ふむ、だとすると?」
「奴らが走り去った方角は、私たちがやってきた方向ではありませんか?」
「つまり、狙いは、あの婆さん達か」
戦いは、まだ終わってはいなかった。
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