95 / 201
第三部 エルフと龍族の里へ 第三章 龍と獅子と少年少女達
1.龍族
しおりを挟む
エルフの里に襲いかかった『闇の獣』達との戦いは熾烈を極めていた。
『彼女』を含む3体で、人型の『闇』こそ打ち止めのようだが、『闇の獣』は際限なく現れる。
一体一体を倒すのは、少なくともリラや僕やアル様にとってそこまで難しくはない。
僕の漆黒の刃やアル様の大剣で斬ればヤツらは消滅するし、リラの浄化の炎で数匹まとめて消すこともできる。
だが、だとしても数が多すぎる。
しかも、戦いが広範囲に広がっていて、とてもじゃないけど僕らだけでは全てのエルフを守りきれない。
僕の魔力やアル様の体力にも限界があるし、リラの浄化の炎だってだんだんと威力が弱まっている。
怪我をしたエルフが大勢いて、レイクさんやエルフの治癒師が回復魔法をかけているけど、そんな間もなく死んでしまった者も多い。
バラヌや元気なエルフ達はレイクさんの手伝いをしているようだ。
何より問題なのが、終わりが見えないということだ。
例えば、100匹倒せばそれで終わるというなら、僕らだって頑張れる。それが1000匹だろうと、10000匹だろうと、やれるだけやってやるって気持ちになる。
そのくらいの覚悟は、もう僕だって持っている。
――だけど。
何匹倒しても際限なく現れる敵。
これは気力が萎える。
冗談抜きに、ルシフは『闇の獣』を無限に生み出せる可能性だってあるのだ。
42.195km先にゴールがあるマラソンなら頑張れても、ゴールが永遠にやってこない持久走をいつまでも走り続けるのは無理だ。
「アル様、このままじゃっ」
「分かっている。だがっ」
アル様の顔にも疲労感が強い。
――その時。
リラに1匹の『闇の獣』が襲いかかる。
彼女は口を開き浄化の炎を吐こうとする。
――が。
!?
リラの口から光が出ない!?
「くっ」
どうやら、本当に浄化の力が限界らしい。
「リラっ」
僕は叫んでリラのそばに跳び寄り、『闇の獣』を殴り飛ばす。
「ありがとう、パド」
言うリラの顔にも疲労が強く出ていた。
「リラ、もういいからレイクさんのところに戻って」
「でもっ」
「炎が吐けるようになるまでは足手まといだ」
あえてハッキリ『足手まとい』と言い放つ。
「っく。わかったわ」
リラは一瞬悔しそうな顔をするが、すぐに頷いてくれた。
「アル様っ」
「わかっている。もう少しだけ耐えろ」
もう少しだけって……
いや、確かに逃亡もできる状況ではなさそうだけど。
襲いかかる『闇の獣』を蹴り飛ばしながら、僕は叫ぶ。
「そんなこと言ったって、このままじゃジリ貧ですよ」
「先ほどエルフの長に話した」
「でも、エルフには浄化の力はないって」
「ああ、だからヤツは龍族に援護を求めに走っている」
そうか。
龍族なら浄化の炎を使える。
おそらく、リラ以上の浄化の力で、この状況を打開できる。
だが、龍族が本当に助けてくれるのか、僕には分からない。
もし、助けが来なかったら……
そう思ったときだった。
「おおっ」
「龍の方々だ」
「ここまでやってきていただけるとは」
エルフ達が天を仰ぎ見て言い出す。
僕もつられて空を見あげると、そこには金色のドラゴン達の姿があった。
---------------
ドラゴン達は全部で20匹くらい。全長はは短いもので10メートル、長いものだと30メートルはありそうだ。
「すっごいな」
そこが戦場だと言うことも忘れて、僕はドラゴン達を呆然と見上げてしまっていた。
『闇の獣』達もドラゴンの前に戦慄していたからよかったようなものの、そうでなかったら僕はヤツラの爪でひどい目に遭っていただろう。
地上を確認すると、ドラゴン達が牙の生えた大きな口を開く。
息を吸い込み、そして光の――浄化の炎を吐き出した。
ドラゴン達の浄化の炎は、一瞬にして僕らを飲み込んだ。
あるいはエインゼルの森林全てを包み込んだのかもしれない。
むろん、浄化の炎に物理的な熱量はほとんどなく、『闇の獣』達だけが消滅していく。
それはすさまじい力だった。
リラの浄化の炎など比べものにもならない。
――やがて。
浄化の炎が消えた後には、『闇の獣』の姿はなくなっていたのだった。
ドラゴン達はそれを確認すると、今度は自身の体を光らせた。
僕がまぶしさに目を閉じ、再び開けたときには、ドラゴンと同じ角を持つ男女達が20名ほど空に浮かんでいた。
「おお」
「龍の方々が我らをお救いくださった」
「ありがたや、ありがたや~」
エルフ達は現人神が現れたとばかりに手をこすり合わせて祈る。
――彼らが龍族。
――人の姿とドラゴンの姿を自在に操る、大陸最強の種族。
龍族達は僕らの前に降り立ち、そして1番年上のように見える女性が口を開いた。
「エルフとの盟約に従い、この地より『闇』は討ち果たした」
その龍族に、いつの間にやらやってきていたエルフの長リーリアンが駆け寄る。
「ありがとうございます。これで里は救われます」
他のエルフ達も、土下座せんばかりの勢いで龍族に頭を下げている。
どうやら、エルフにとって龍族は神にも等しい存在らしい。
そんな、この地では神にも等しい存在に、不躾に声をかける者がいた。
「ふん、お前が龍族の長か」
誰あろう、アル様だ。
もう少し穏便というか、穏やかに話しかけられないものかな。
「ふむ、そなたは……人族か」
「その通り。人族の王の娘だ」
「ほう」
龍族の長が値踏みをするようにアル様をジロっと見る。
「人族の王の娘が、一体この地に何の用事だ?」
「私の父――人族の王がもうじきくたばりそうでな。私はその前に女王になりたい。そこで龍族に私の後ろ盾になってほしい」
大仰に言い放つアル様に、龍族の長は表情も変えない。
「ふむ。要件は分かった。だが、我らがそなたの後ろ盾にならねばならぬ理由を教えてほしい」
それはそうだ。
「そうだな」
アル王女は同意して頷く。
「龍族よ、それについては私から説明を……」
レイクさんが説明を始めようとする。おそらくリーリアンさんにしたのと同じ理屈を話すつもりだろうけど、それで彼らが動くか?
だがそんなレイクさんをアル様が押しとどめる。
「黙れ、レイク」
「え、いえ、しかし」
「私は私なりのやり方でヤツラを説得する」
しばし沈黙が流れ。
レイクさんはため息交じりに頷いた。
「わかりました、アル様の御随意のままに」
その様子を見守った後、龍族の長が言う。
「よかろう。そなた達がこの地を護るために尽力したことに敬意を払い、話は聞くとしよう」
こうして、アル様と龍族との交渉が始まった。
そのなかで、僕はアル様の壮大な計画を知ることになるのだった。
『彼女』を含む3体で、人型の『闇』こそ打ち止めのようだが、『闇の獣』は際限なく現れる。
一体一体を倒すのは、少なくともリラや僕やアル様にとってそこまで難しくはない。
僕の漆黒の刃やアル様の大剣で斬ればヤツらは消滅するし、リラの浄化の炎で数匹まとめて消すこともできる。
だが、だとしても数が多すぎる。
しかも、戦いが広範囲に広がっていて、とてもじゃないけど僕らだけでは全てのエルフを守りきれない。
僕の魔力やアル様の体力にも限界があるし、リラの浄化の炎だってだんだんと威力が弱まっている。
怪我をしたエルフが大勢いて、レイクさんやエルフの治癒師が回復魔法をかけているけど、そんな間もなく死んでしまった者も多い。
バラヌや元気なエルフ達はレイクさんの手伝いをしているようだ。
何より問題なのが、終わりが見えないということだ。
例えば、100匹倒せばそれで終わるというなら、僕らだって頑張れる。それが1000匹だろうと、10000匹だろうと、やれるだけやってやるって気持ちになる。
そのくらいの覚悟は、もう僕だって持っている。
――だけど。
何匹倒しても際限なく現れる敵。
これは気力が萎える。
冗談抜きに、ルシフは『闇の獣』を無限に生み出せる可能性だってあるのだ。
42.195km先にゴールがあるマラソンなら頑張れても、ゴールが永遠にやってこない持久走をいつまでも走り続けるのは無理だ。
「アル様、このままじゃっ」
「分かっている。だがっ」
アル様の顔にも疲労感が強い。
――その時。
リラに1匹の『闇の獣』が襲いかかる。
彼女は口を開き浄化の炎を吐こうとする。
――が。
!?
リラの口から光が出ない!?
「くっ」
どうやら、本当に浄化の力が限界らしい。
「リラっ」
僕は叫んでリラのそばに跳び寄り、『闇の獣』を殴り飛ばす。
「ありがとう、パド」
言うリラの顔にも疲労が強く出ていた。
「リラ、もういいからレイクさんのところに戻って」
「でもっ」
「炎が吐けるようになるまでは足手まといだ」
あえてハッキリ『足手まとい』と言い放つ。
「っく。わかったわ」
リラは一瞬悔しそうな顔をするが、すぐに頷いてくれた。
「アル様っ」
「わかっている。もう少しだけ耐えろ」
もう少しだけって……
いや、確かに逃亡もできる状況ではなさそうだけど。
襲いかかる『闇の獣』を蹴り飛ばしながら、僕は叫ぶ。
「そんなこと言ったって、このままじゃジリ貧ですよ」
「先ほどエルフの長に話した」
「でも、エルフには浄化の力はないって」
「ああ、だからヤツは龍族に援護を求めに走っている」
そうか。
龍族なら浄化の炎を使える。
おそらく、リラ以上の浄化の力で、この状況を打開できる。
だが、龍族が本当に助けてくれるのか、僕には分からない。
もし、助けが来なかったら……
そう思ったときだった。
「おおっ」
「龍の方々だ」
「ここまでやってきていただけるとは」
エルフ達が天を仰ぎ見て言い出す。
僕もつられて空を見あげると、そこには金色のドラゴン達の姿があった。
---------------
ドラゴン達は全部で20匹くらい。全長はは短いもので10メートル、長いものだと30メートルはありそうだ。
「すっごいな」
そこが戦場だと言うことも忘れて、僕はドラゴン達を呆然と見上げてしまっていた。
『闇の獣』達もドラゴンの前に戦慄していたからよかったようなものの、そうでなかったら僕はヤツラの爪でひどい目に遭っていただろう。
地上を確認すると、ドラゴン達が牙の生えた大きな口を開く。
息を吸い込み、そして光の――浄化の炎を吐き出した。
ドラゴン達の浄化の炎は、一瞬にして僕らを飲み込んだ。
あるいはエインゼルの森林全てを包み込んだのかもしれない。
むろん、浄化の炎に物理的な熱量はほとんどなく、『闇の獣』達だけが消滅していく。
それはすさまじい力だった。
リラの浄化の炎など比べものにもならない。
――やがて。
浄化の炎が消えた後には、『闇の獣』の姿はなくなっていたのだった。
ドラゴン達はそれを確認すると、今度は自身の体を光らせた。
僕がまぶしさに目を閉じ、再び開けたときには、ドラゴンと同じ角を持つ男女達が20名ほど空に浮かんでいた。
「おお」
「龍の方々が我らをお救いくださった」
「ありがたや、ありがたや~」
エルフ達は現人神が現れたとばかりに手をこすり合わせて祈る。
――彼らが龍族。
――人の姿とドラゴンの姿を自在に操る、大陸最強の種族。
龍族達は僕らの前に降り立ち、そして1番年上のように見える女性が口を開いた。
「エルフとの盟約に従い、この地より『闇』は討ち果たした」
その龍族に、いつの間にやらやってきていたエルフの長リーリアンが駆け寄る。
「ありがとうございます。これで里は救われます」
他のエルフ達も、土下座せんばかりの勢いで龍族に頭を下げている。
どうやら、エルフにとって龍族は神にも等しい存在らしい。
そんな、この地では神にも等しい存在に、不躾に声をかける者がいた。
「ふん、お前が龍族の長か」
誰あろう、アル様だ。
もう少し穏便というか、穏やかに話しかけられないものかな。
「ふむ、そなたは……人族か」
「その通り。人族の王の娘だ」
「ほう」
龍族の長が値踏みをするようにアル様をジロっと見る。
「人族の王の娘が、一体この地に何の用事だ?」
「私の父――人族の王がもうじきくたばりそうでな。私はその前に女王になりたい。そこで龍族に私の後ろ盾になってほしい」
大仰に言い放つアル様に、龍族の長は表情も変えない。
「ふむ。要件は分かった。だが、我らがそなたの後ろ盾にならねばならぬ理由を教えてほしい」
それはそうだ。
「そうだな」
アル王女は同意して頷く。
「龍族よ、それについては私から説明を……」
レイクさんが説明を始めようとする。おそらくリーリアンさんにしたのと同じ理屈を話すつもりだろうけど、それで彼らが動くか?
だがそんなレイクさんをアル様が押しとどめる。
「黙れ、レイク」
「え、いえ、しかし」
「私は私なりのやり方でヤツラを説得する」
しばし沈黙が流れ。
レイクさんはため息交じりに頷いた。
「わかりました、アル様の御随意のままに」
その様子を見守った後、龍族の長が言う。
「よかろう。そなた達がこの地を護るために尽力したことに敬意を払い、話は聞くとしよう」
こうして、アル様と龍族との交渉が始まった。
そのなかで、僕はアル様の壮大な計画を知ることになるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる