140 / 201
第四部 少年少女と王侯貴族達 第三章 王位継承戦
5.御前の戦い その4 神託の行方(3)
しおりを挟む
教皇はゆっくりと、苦々しい表情で語る。
「11年前。我が孫でもあるブラルド・テオデウス・レオノル殿下が死亡したことは、皆様ご存じのことと思います」
教皇の言葉に、フロール王女が初めて表情を変える。これから教皇が何を言い出すのか、悟ったかのような顔だ。
だが、フロール王女は口を挟めない。何しろ、神の言葉を教皇が国王陛下に告げているのだ。如何に王女といえど、口を出せるわけがない。
「私は毎日神に祈りました。一体、何故我が孫が死んだのかと」
フロール王女が動揺しだし、テミアール王妃が目を細める。
「その時、私に神託が下りました。我が孫ブダルド殿下の死の真相を告げる神託が」
そこまで教皇が語ったとき、フロール王女が鋭く遮る。
「お待ちください、教皇猊下。ブラルド王子は病死と公式に発表されているはずですわ」
それに、アル殿下が反論する。
「これは異な事を。私は詳細を知らぬが、聞くところによれば不審な点はあれど病死の可能性を否定できないというだけだったと記憶しているが?」
「それでも、国王陛下から正式に下った沙汰です」
「だが、国王陛下とて神ならぬ身。神の言葉があるというならば、それが1番真相に近かろう。
なにより、先ほど姉上もお認めになったではないか。神託は絶対だと」
フロール王女は何かを言おうとし、しかし反論できずに押し黙る。
本来なら、フロール王女には様々な反論が可能だったはずだ。
王家の問題に教会が口を挟むな。
神託は本当に証拠になるのか?
教皇は正しく神託を伝えているのか?
だが、そういった反論は、すでにフロール王女自身が封印してしまった。
他でもない、僕についての神託を使って、アル殿下を告発するために。
あれだけ、神託神託と国王陛下の御前で騒いでおきながら、いまさら神託など信頼できないと反論するわけにはいかないだろう。
アル殿下とフロール王女の争いに結論をつけたのは国王陛下だった。
「アルの言い分がもっともだな。そもそも、我が子、我が孫の死の真相が他にあるというならば、余も知りたいところ。教皇猊下、続きを頼む」
その国王の沙汰がその場の趨勢を決めた。
そして、教皇が口にする。11年前に下ったという神託について
「はい。神は仰りました。我が孫ブラルド殿下、さらにはシャルノール・カルタ・レオノル妃と、その皇子であらせられるキダル・カルタ・レオノル殿下、ミリル・カルタ・レオノル殿下、さらにキダル殿下の幼き皇子を殺したのは――」
そこで、教皇は言葉を区切る。
「――他ならぬ、テキルース・ミルキアス・レオノル殿下と、フロール・ミルキアス・レオノル殿下だと」
さあ、大変なことになった。
---------------
謁見の間はにわかに騒がしくなった。
国王の御前だというのに、貴族達は困惑して口々に騒ぎ立てる。
フロール王女は「でたらめです。なんの証拠があってそのようなことを」とかなんとか言っている。
テキルース王子の顔は真っ青だ。
一方、アル殿下は自信満々の表情でその場にたたずむ。キラーリアさんは混乱するなか、油断なく辺りを見張っている。レイクさんと教皇はふうっと大きく息を吐いた後、押し黙っていた。
何が起こるか分からない状態の謁見の間。僕にできるのはリラのそばにいることくらいだ。
混乱する室内を治めたのは、国王陛下の一言だった。
「皆の者、静まれ」
重々しい国王陛下の言葉に、さすがに貴族達も押し黙る。だが、未だそわそわした雰囲気は変わらない。
「教皇猊下、これは大変なことだ。あなたは我が娘と息子を、兄弟殺しとして告発されるのか?」
「私はただ神託を告げただけでございます。ご沙汰を下されるのは国王陛下のお役目かと」
それにしても、だ。
11年前の神託。
ハッキリ言って、僕も初耳だ。
そもそもおかしいじゃないか。
11年前にそんな神託があったなら、なぜ教皇はそれをその場で訴え出なかった?
その疑問にたどり着けたのは、僕だけではなかったようだ。
時間が経ち落ち着いたのか、フロール王女が語り出す。
「教皇猊下。大変面白いお話ではあります。が、同時に極めて不愉快かつ、無責任な話でもあるかと思いますわ。
仮にその神託が事実だとして、なぜ貴方はこれまで黙っておられたのですか?」
そう、その通りだ。
このタイミングで、いきなり11年前に神託が下っていたといわれても、『いやいや、今、都合良く創作しただろ』と思われてもしかたがない。
っていうか、わりとガチでその通りなんじゃないのか?
アル殿下――というか、このやり方はレイクさんか――レイクさんと教皇による出来レース的なお芝居に見えてきた。
「理由はいくつかございます。
まず、神託が下された時点で国王陛下より病死として正式な沙汰が出ておりました。如何に神の言葉といえど、国王陛下のお立場を考えればおいそれと口にはできませんでした」
それはちょっと無理がないかなぁ。
「そして、もう一つ。
当時、王家に残された皇子はテキルース殿下とフロール殿下、それにホーレリオ殿下のみでした。もしも、訴え出れば、おそらくホーレリオ王子が王位を継承することになったでしょう」
うん、まあそうなるかな。
「されど、ホーレリオ殿下は常日頃から仰られていました。自分は王位を継ぎたくないと。
そのような方に混乱する王家の舵取りをさせるのは難しいと判断しました。
むろん、これはあくまでも教会内部でそういうお話が出たということに過ぎませんが」
なにげに、ホーレリオ王子にひどいことを言っている気がするが、まあ、わからないでもない。
あの王子様、政治にはひたすら疎そうだったし。
「そして何よりも、私自身にわかには信じられませんでした。まさか、王子殿下同士で殺害など、ありえないだろうと。
神託は真実を告げるとはいえ、何かの間違いではないかと自問自答する日々でございました。されど……」
そこで教皇はいったん間を置いた。
「今日、確信いたしました。テキルース殿下とフロール殿下は神託にかこつけて妹君を告発するような画策をされるようなお方。
しかも、ベゼロニア領の前領主にアル殿下の抹殺を命じたという疑惑もあり、なによりも、我が娘テミアールに刃を向ける。
あの神託はやはり事実だったのだろうと確信するには十分でございます」
そこまで語り終え、教皇は一礼した。
「ふむ、テキルース、フロール、何か反論はあるか?」
テキルース王子は目をつぶり、何か言い出しそうになる。
だが、フロール王女がそれを押しとどめた。
「兄上はお黙りください。父上、反論ならばもちろんございます。
これは壮大なる茶番劇。教会とアルとが手を結び兄上と私を貶め、11年前の国王陛下のお沙汰すらないがしろにしているだけにございます」
フロール王女に、先ほどまでの動揺はすでにない。
実に堂々とそう反論して見せたのだった。
「11年前。我が孫でもあるブラルド・テオデウス・レオノル殿下が死亡したことは、皆様ご存じのことと思います」
教皇の言葉に、フロール王女が初めて表情を変える。これから教皇が何を言い出すのか、悟ったかのような顔だ。
だが、フロール王女は口を挟めない。何しろ、神の言葉を教皇が国王陛下に告げているのだ。如何に王女といえど、口を出せるわけがない。
「私は毎日神に祈りました。一体、何故我が孫が死んだのかと」
フロール王女が動揺しだし、テミアール王妃が目を細める。
「その時、私に神託が下りました。我が孫ブダルド殿下の死の真相を告げる神託が」
そこまで教皇が語ったとき、フロール王女が鋭く遮る。
「お待ちください、教皇猊下。ブラルド王子は病死と公式に発表されているはずですわ」
それに、アル殿下が反論する。
「これは異な事を。私は詳細を知らぬが、聞くところによれば不審な点はあれど病死の可能性を否定できないというだけだったと記憶しているが?」
「それでも、国王陛下から正式に下った沙汰です」
「だが、国王陛下とて神ならぬ身。神の言葉があるというならば、それが1番真相に近かろう。
なにより、先ほど姉上もお認めになったではないか。神託は絶対だと」
フロール王女は何かを言おうとし、しかし反論できずに押し黙る。
本来なら、フロール王女には様々な反論が可能だったはずだ。
王家の問題に教会が口を挟むな。
神託は本当に証拠になるのか?
教皇は正しく神託を伝えているのか?
だが、そういった反論は、すでにフロール王女自身が封印してしまった。
他でもない、僕についての神託を使って、アル殿下を告発するために。
あれだけ、神託神託と国王陛下の御前で騒いでおきながら、いまさら神託など信頼できないと反論するわけにはいかないだろう。
アル殿下とフロール王女の争いに結論をつけたのは国王陛下だった。
「アルの言い分がもっともだな。そもそも、我が子、我が孫の死の真相が他にあるというならば、余も知りたいところ。教皇猊下、続きを頼む」
その国王の沙汰がその場の趨勢を決めた。
そして、教皇が口にする。11年前に下ったという神託について
「はい。神は仰りました。我が孫ブラルド殿下、さらにはシャルノール・カルタ・レオノル妃と、その皇子であらせられるキダル・カルタ・レオノル殿下、ミリル・カルタ・レオノル殿下、さらにキダル殿下の幼き皇子を殺したのは――」
そこで、教皇は言葉を区切る。
「――他ならぬ、テキルース・ミルキアス・レオノル殿下と、フロール・ミルキアス・レオノル殿下だと」
さあ、大変なことになった。
---------------
謁見の間はにわかに騒がしくなった。
国王の御前だというのに、貴族達は困惑して口々に騒ぎ立てる。
フロール王女は「でたらめです。なんの証拠があってそのようなことを」とかなんとか言っている。
テキルース王子の顔は真っ青だ。
一方、アル殿下は自信満々の表情でその場にたたずむ。キラーリアさんは混乱するなか、油断なく辺りを見張っている。レイクさんと教皇はふうっと大きく息を吐いた後、押し黙っていた。
何が起こるか分からない状態の謁見の間。僕にできるのはリラのそばにいることくらいだ。
混乱する室内を治めたのは、国王陛下の一言だった。
「皆の者、静まれ」
重々しい国王陛下の言葉に、さすがに貴族達も押し黙る。だが、未だそわそわした雰囲気は変わらない。
「教皇猊下、これは大変なことだ。あなたは我が娘と息子を、兄弟殺しとして告発されるのか?」
「私はただ神託を告げただけでございます。ご沙汰を下されるのは国王陛下のお役目かと」
それにしても、だ。
11年前の神託。
ハッキリ言って、僕も初耳だ。
そもそもおかしいじゃないか。
11年前にそんな神託があったなら、なぜ教皇はそれをその場で訴え出なかった?
その疑問にたどり着けたのは、僕だけではなかったようだ。
時間が経ち落ち着いたのか、フロール王女が語り出す。
「教皇猊下。大変面白いお話ではあります。が、同時に極めて不愉快かつ、無責任な話でもあるかと思いますわ。
仮にその神託が事実だとして、なぜ貴方はこれまで黙っておられたのですか?」
そう、その通りだ。
このタイミングで、いきなり11年前に神託が下っていたといわれても、『いやいや、今、都合良く創作しただろ』と思われてもしかたがない。
っていうか、わりとガチでその通りなんじゃないのか?
アル殿下――というか、このやり方はレイクさんか――レイクさんと教皇による出来レース的なお芝居に見えてきた。
「理由はいくつかございます。
まず、神託が下された時点で国王陛下より病死として正式な沙汰が出ておりました。如何に神の言葉といえど、国王陛下のお立場を考えればおいそれと口にはできませんでした」
それはちょっと無理がないかなぁ。
「そして、もう一つ。
当時、王家に残された皇子はテキルース殿下とフロール殿下、それにホーレリオ殿下のみでした。もしも、訴え出れば、おそらくホーレリオ王子が王位を継承することになったでしょう」
うん、まあそうなるかな。
「されど、ホーレリオ殿下は常日頃から仰られていました。自分は王位を継ぎたくないと。
そのような方に混乱する王家の舵取りをさせるのは難しいと判断しました。
むろん、これはあくまでも教会内部でそういうお話が出たということに過ぎませんが」
なにげに、ホーレリオ王子にひどいことを言っている気がするが、まあ、わからないでもない。
あの王子様、政治にはひたすら疎そうだったし。
「そして何よりも、私自身にわかには信じられませんでした。まさか、王子殿下同士で殺害など、ありえないだろうと。
神託は真実を告げるとはいえ、何かの間違いではないかと自問自答する日々でございました。されど……」
そこで教皇はいったん間を置いた。
「今日、確信いたしました。テキルース殿下とフロール殿下は神託にかこつけて妹君を告発するような画策をされるようなお方。
しかも、ベゼロニア領の前領主にアル殿下の抹殺を命じたという疑惑もあり、なによりも、我が娘テミアールに刃を向ける。
あの神託はやはり事実だったのだろうと確信するには十分でございます」
そこまで語り終え、教皇は一礼した。
「ふむ、テキルース、フロール、何か反論はあるか?」
テキルース王子は目をつぶり、何か言い出しそうになる。
だが、フロール王女がそれを押しとどめた。
「兄上はお黙りください。父上、反論ならばもちろんございます。
これは壮大なる茶番劇。教会とアルとが手を結び兄上と私を貶め、11年前の国王陛下のお沙汰すらないがしろにしているだけにございます」
フロール王女に、先ほどまでの動揺はすでにない。
実に堂々とそう反論して見せたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる