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超勇者の章
超勇者と超賢者
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「ここはどこだ?」
僕は気が付いたらどこか知らない場所にいた。
石で出来た床や、壁に天井。それが、今現在僕が横になっている場所だ。
「あれ、高校の文化祭をさぼって教室で寝てたはずだよな……」
僕は立ち上がって辺りを見回してみる。
すると、足元に西洋の剣が置いてある事に気がついた。
「これ……剣だよな、なんでこんな所に落ちてるんだ?」
それを拾って持つと、意外と軽かった。
そして、その重さ以上に特徴があった。
「ライトセイバーみたいに輝いてる……」
剣の刃からは青い光が溢れるように湧き出ており、切れ味抜群に見える。
僕は試しに、近くの石柱を斬ってみた。
ヴュンッと音が鳴り、軌跡が剣先に走る。
たったそれだけの事で石柱は真っ二つになり、静かに崩れ落ちた。
「すごい……なんだこの剣は」
僕は、ここはよくある異世界なんじゃないかと思った。
なので、試しに呟いてみた。
「ステータスウィンドウ!」
すると僕の目の前に透明な板状の画面が現れて、僕のステータスが表示された。
陸奥七彦(むつななひこ)
レベル:77
年齢:17歳
ジョブ:超勇者
力:7777
身の守り:7777
素早さ:7777
魔力:7777
運の良さ:777
スキル:肉体強化レベル5 魔法威力強化レベル5 超加速
魔法:炎魔法レベル5 水魔法レベル5 雷魔法レベル5
特殊能力:相手のスキルと魔法を奪う 相手のレベルの一桁目と二桁目を入れ替える
「なんだこれ……バグレベルに強いじゃないか僕」
「ふふ。気が付いたのね?」
後ろを振り返ると、可愛い女の子が立っていた。
「今可愛い女の子が立っていたって思ったでしょ? 褒めてくれてありがと」
そう言うと、金髪でツインテールのその少女は、羽織っているマントを畳んで床に置いた。
短いスカートと白いキャミソール姿がとても似合っている。
「君は? 僕より年下に見えるけど?」
「私は七彦をこの異世界の天空の塔に呼んだ張本人よ。大賢者ミミエール、それが私の名前よ。歳はあなたと同じ17歳」
「大賢者ミミエール……ミミって呼んでいい?」
「いいわよ。私も七彦って呼び捨てだし」
と僕達が話していると、部屋の外から大きな物音がした。
「なんの音?」
「ゴブリン達に見付かったようね。もうすぐこの部屋に来るわよ、聖剣ヴァングレイトを構えて」
「聖剣ヴァングレイト……このライトセイバーの事か!」
言われるがままに剣を構えていると、ミミが置いたマントの上に座り出した。
短いスカートからしなやかに伸びる太ももを僕が見ていると、ミミが言っていた通りこの部屋に大量のゴブリンが入ってきた。
「ミミ! なんで座ったの!」
「私は休憩してるから、七彦が倒して。七彦なら簡単に勝てる相手よ」
僕は迫って来る大量のゴブリンの先頭にいる奴を剣で斬った。
ビュンっと音を立てたその剣の軌跡は、そのゴブリンだけじゃなくその後ろにいた奴までも斬った。
「凄いなこの剣」
「凄いのはあなたよ。聖剣は普通の人には扱えないわ」
「そうなの?」
「うん。試しに、天翔光陣斬! って叫びながら斬ってみて」
「分った。天翔光陣斬!」
僕がそう言いながら横に斬り払うと、光の魔法陣みたいなのが出てきて、大量のゴブリンを殲滅した。
残りのゴブリンには直接剣戟をお見舞いしてやった。
「勝ったわね。さすが私が見込んだ超勇者様だわ」
「超勇者って僕の事?」
「そうよ。あなたはこの世界で最強の超勇者。この天空の塔の一番上まで登ってこの世界を救う人よ」
ミミは再び立ち上がり、マントを羽織ってからそう言った。
僕は気が付いたらどこか知らない場所にいた。
石で出来た床や、壁に天井。それが、今現在僕が横になっている場所だ。
「あれ、高校の文化祭をさぼって教室で寝てたはずだよな……」
僕は立ち上がって辺りを見回してみる。
すると、足元に西洋の剣が置いてある事に気がついた。
「これ……剣だよな、なんでこんな所に落ちてるんだ?」
それを拾って持つと、意外と軽かった。
そして、その重さ以上に特徴があった。
「ライトセイバーみたいに輝いてる……」
剣の刃からは青い光が溢れるように湧き出ており、切れ味抜群に見える。
僕は試しに、近くの石柱を斬ってみた。
ヴュンッと音が鳴り、軌跡が剣先に走る。
たったそれだけの事で石柱は真っ二つになり、静かに崩れ落ちた。
「すごい……なんだこの剣は」
僕は、ここはよくある異世界なんじゃないかと思った。
なので、試しに呟いてみた。
「ステータスウィンドウ!」
すると僕の目の前に透明な板状の画面が現れて、僕のステータスが表示された。
陸奥七彦(むつななひこ)
レベル:77
年齢:17歳
ジョブ:超勇者
力:7777
身の守り:7777
素早さ:7777
魔力:7777
運の良さ:777
スキル:肉体強化レベル5 魔法威力強化レベル5 超加速
魔法:炎魔法レベル5 水魔法レベル5 雷魔法レベル5
特殊能力:相手のスキルと魔法を奪う 相手のレベルの一桁目と二桁目を入れ替える
「なんだこれ……バグレベルに強いじゃないか僕」
「ふふ。気が付いたのね?」
後ろを振り返ると、可愛い女の子が立っていた。
「今可愛い女の子が立っていたって思ったでしょ? 褒めてくれてありがと」
そう言うと、金髪でツインテールのその少女は、羽織っているマントを畳んで床に置いた。
短いスカートと白いキャミソール姿がとても似合っている。
「君は? 僕より年下に見えるけど?」
「私は七彦をこの異世界の天空の塔に呼んだ張本人よ。大賢者ミミエール、それが私の名前よ。歳はあなたと同じ17歳」
「大賢者ミミエール……ミミって呼んでいい?」
「いいわよ。私も七彦って呼び捨てだし」
と僕達が話していると、部屋の外から大きな物音がした。
「なんの音?」
「ゴブリン達に見付かったようね。もうすぐこの部屋に来るわよ、聖剣ヴァングレイトを構えて」
「聖剣ヴァングレイト……このライトセイバーの事か!」
言われるがままに剣を構えていると、ミミが置いたマントの上に座り出した。
短いスカートからしなやかに伸びる太ももを僕が見ていると、ミミが言っていた通りこの部屋に大量のゴブリンが入ってきた。
「ミミ! なんで座ったの!」
「私は休憩してるから、七彦が倒して。七彦なら簡単に勝てる相手よ」
僕は迫って来る大量のゴブリンの先頭にいる奴を剣で斬った。
ビュンっと音を立てたその剣の軌跡は、そのゴブリンだけじゃなくその後ろにいた奴までも斬った。
「凄いなこの剣」
「凄いのはあなたよ。聖剣は普通の人には扱えないわ」
「そうなの?」
「うん。試しに、天翔光陣斬! って叫びながら斬ってみて」
「分った。天翔光陣斬!」
僕がそう言いながら横に斬り払うと、光の魔法陣みたいなのが出てきて、大量のゴブリンを殲滅した。
残りのゴブリンには直接剣戟をお見舞いしてやった。
「勝ったわね。さすが私が見込んだ超勇者様だわ」
「超勇者って僕の事?」
「そうよ。あなたはこの世界で最強の超勇者。この天空の塔の一番上まで登ってこの世界を救う人よ」
ミミは再び立ち上がり、マントを羽織ってからそう言った。
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