CORE

氷星凪

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最終章

最終話:一歩

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 柔らかな青緑色のクッションが付随した木製のロングチェアから、腰を上げる。女性がいるのが物珍しいのか、議員達の視線は一際アルラに集まっているような気がして、少々歩きづらいがもうそれも慣れた。フロックコートを羽織り、その下のウエストコート、ブリーヂスはいずれも山吹色。フィアウスにいた頃を彷彿とさせるその姿のまま中央テーブルへと歩き出し、彼女は机上の台の上に紙を広げる。二階の傍聴席の民衆の幾人かと目を合わせた後、首元の白い布を手で一度整えてから。
「推進派のアルラ・プロナスです。今回はこれからのライクアと共生する社会に向けて、我々人間が今何をすべきなのか、その再考をしていただきたくこのような機会を設けさせていただきました。現在、このヘルネティシャという国では導入されたライクアが粗雑に使われているように私は感じます。それはただ単に不法投棄が多いとか、そういう類の問題ではなく、ライクアへの接し方そのものが粗雑なのです。彼らは、確かに電池です。ですが、それ以前に意識や、感情があります。故に我々は彼らを無機質な物体としてではなく、新たな生命体として双方がお互いを認め合い、共に生活するのが自然な環境となるでしょう」
「そんなの無理に決まってるだろ!」
「フィアウスでの事例を忘れたのか!」
「人間を破滅させる気か!」
 反対側の席からヤジが飛んでくる。彼らはライクア抑制派の人々。雄々しい声で気圧されながらも、彼女は声を張り上げて続けた。
「それを踏まえ、私はライクアと人間が接触する機会を増やす娯楽施設の創設を提案させていただきます。是非ともライクア部門への予算拡張を、検討していただければ幸いです」
 答弁が終わり、席に戻る。次に立ち上がったのは向かい側の席に座っていた老翁の議員。台に紙をおくと、こちらに目を合わせたまま口を開く。
「えーまあ、何度も申しておりますが、ライクアの孕む危険性というのにはどうしても排除しきれないものがあります。アルラさん、でしたっけ? あなた、どうやらフィアウスの出身らしいじゃないですか。ということはあのライクアによって引き起こされた惨劇を間近に見たのでしょう。それなのになぜライクアとの共生なんていうことを望むのですか。刃物は使い方次第で、人々を生かしたり、また殺したりします。ライクアも同じでしょう。我々が逆に彼らを物として割り切り、本来の用途以外では自主的に動くことのないよう抑圧することが、この社会にとって必要とされることではないでしょうか。以上です」
 アルラは議長へ目線を向ける。許可されたのを確認し、立ち上がってテーブルの近くに戻ると、目の前に座る抑制派の人々全員と目を合わせてから彼女は言葉を紡いだ。
「確かにあの惨劇で国は滅びました。そしてそれを引き起こしたのもライクアの組織『インス』のメンバーの一人でした。彼らは日常的に人間を殺し、私の両親も彼らに殺されました」
「それが何よりも裏付ける証拠じゃないか!」
 反対派のヤジの勢いが強まる。応戦するように、背中から推進派の議員のヤジも飛んできた。声と声の乱闘。議会内が熱気に包まれて喧騒が場を支配すると、議長が一喝する。再び静寂が訪れた時。彼女は顔を前へと向けた。
「でも、あの日! あの滅びかけていた国を救ってくれたのも、ライクアでした。私の友人で、最初は人間嫌いだと言い表していた彼です。人間を殺そうとするライクアは全員、自分達へ非道な行為をした人間達への復讐なんです! だから環境次第で彼らはいとも簡単に変わってしまう……。それって、我々人間と同じではないでしょうか」
 彼女は上を見上げる。天井から垂れ下がった大きなライトが、議会全体を照らしており。
「隠されているけど、今私達を照らしているのもまた一人のライクアなんです。そんな彼にも意思があり、感情がある。それを、知ってください」


 今日の答弁もいまいち手応えが無かった。革の鞄を片手で持ち、赤い眼鏡を上げながら街を歩く。丁寧に舗装された道路と、石造りの建物群。ぱっと見はフィアウスと変わらない。だが、一つ一つの建物の壁が滑らかで、そして先進的。馬車を使っているものなどはおらず、みなライクアを原動力としたバイクやスクーターで道路を走り去っている。夜には大通りで毎日中規模の祭りのようなものが行われていた。どこを見ても人。孤島で国土が狭い故に路地が圧迫されていたのとは異なり、多くの老若男女が辺りを遊覧している。海沿いで潮風が吹くこの街並みも、レイルベルとはうってかわって土地代がかかる国民の憧れの的だ。それでも、人々に混じって歩くライクアの姿は無い。施設内や住宅内での電源として普及はしているのだが、いかんせんそれ止まり。裏路地に捨てられている彼らと目が合うこともしばしばだ。ため息をつきながら、彼女は特別帰路を急ぐ。早歩きで道路と革靴のぶつかる音が体の中を響いて。
 見えてきた。この道の角の建物。扉を開け、中にいる光景を目に映す。両脇には電気屋らしく家電と部品が立ち並ぶ。店の奥にあるカウンターもフィアウスにあったものとそっくりでなんだかあの頃を思い出す。その手前には複数のテーブルが乱雑に並べられていて、そこに今日も預けられた子ども達が来ていた。彼らは近くについているうちの専属ライクアと、それぞれ手遊びをしたり、ゲームをしたり、はたまたライクアの電力を使った玩具で楽しんでいたりしている。アルラが来たことに気づくと、子ども達とライクアはこちらを向いてすぐに反応した。
「あ、アルラお姉ちゃんだ!」
「わー! 遊ぼ遊ぼ!」
 子どもは即座に膝下へ集まってきて抱きつくようにしてくる。その勢いに彼女は思わず狼狽えてしまい一瞬後ずさるが、すぐに笑顔を浮かべてしゃがむと彼らを抱き返す。そのまま優しく、それでいて控え目な声で呟いた。
「ごめんねお姉ちゃん、ちょっとこの後用事あるから……。フィラメ、ケルバン。この子達任せられる?」
「もちろん! ケルバンも、うちと同じゲームする?」
「あ、いいね。それじゃあフィラメ、みんなで集まってやろうよ……」
 フィラメが大きく頷くと二人のライクアは笑顔で子ども達の手を取り、壁際にあるテレビまで彼らを案内した。ゲームを始めようと笑顔で向き合う人間とライクア。彼女はその背中を見て思わず口角を上げてしまう。あ、忘れていた。そういえば用事があったんだった。歩き出した途端、丁度タイミングが合うようにカウンター裏の扉が開く。中から出てきたのは自身の体躯が隠れるほど積んだ段ボールを運ぶ、青年だった。彼は彼女を見て、目を見開くとそのままカウンターにそれを下ろす。腕で汗を拭うと、あくびをしたその口でそのまま話した。
「おかえりなさい、アルラさん。あれ? でも今日は確か用事があるって……」
「そう。なんだけど、ちょっと忘れ物しちゃって。あ、あとトロンさぁ、今日私多分遅くなるからさ、あの子らの親来たらちょっと引き渡してやってくれない?」
「分かりました。……というかアルラさん、なんかまた疲れた顔してないですか」
 言われて、思わず顔を両手で触る。
「え、そう?」
「そうですよ! もしかして、あれですか。今日の議会も……」
「……まぁ、ね」
 右手の鞄に降り注がれているトロンの視線と声色が、察したように静かに空気に消えていく。それに返す、ため息混じりの返事。彼女は思わず顔を俯かせそうになる。だが、彼は勇ましく声を上げた。それも彼女の背後に広がる、子供達とライクアの景色を見ながら。
「でも、僕叶うと思ってます。アルラさんの言う、ライクアと人間が共存出来る社会。絶対……。その日が来るまで、僕はここを守り続けるつもりでやってますから」
「……ありがとう、トロン。それってやっぱり……シルバさんの影響?」
「もちろん、祖母の影響もあります……けど。それ以上に……」
 彼は彼女の目を見て、しばし沈黙を続ける。思わず困惑した顔を見せると、彼は神妙な顔を少し崩し、微笑を交えて続けた。
「いや、これは今度にしましょう」
「え? 何よそれ、気になるんだけど」
「ふふ。そういえばアルラさん、時間大丈夫ですか?」
 言われて、思わず腕時計を確認する。予定時刻まであと二十分。
「あ、やっば! ちょっと話しすぎた。それじゃあ、さっきの件お願いね!」
「了解です。なんなら……今日は泊まってきてもいいですからね」
「あ~……お気遣いありがとう。もし予定が変わったら連絡するから!」
 アルラも笑って返す。倉庫へ入り、ボタンを出さずともそこに続いている階段を降りて地下室に行く。書類で埋まる棚の引き出しを開けたり閉めたりしながらどこにやったかと必死に探していると、一番下の棚にそれがあるのを発見した。ビニール袋に包まれた、白いネリネの花。花びらを潰さないようにそっと鞄に入れる。引き出しを閉めようとした時、彼女の目にはその花の隣にあった売り物ではない玩具が目についた。恐らくトロンのものと思われるそれは、年齢に合わない子ども向けのメリーゴーランドの玩具。台の下からはコードが伸びていて、電気で動くようになっているのだろうとすぐに察せた。なぜここにこんなものがあるのだろうか。疑問は浮かぶものの、思っていたよりも時計の針の進みが早かったため、それはまた今度聞こうと思った。玩具を戻し、階段を駆け上がる。店内の人々に手を降って、外へ出るとその足で港へと駆け出した。昼過ぎの強い太陽光が頭上で照っていて汗を流させる。
 
 なんとか予定の時刻に到着し、同じ推進派の議員数人と合流出来た。比較的小さな、いわゆるプライベートボートと言われるような船。中から運転手と同時にこの船の動力であるライクアのジェルが出てきて、彼女達はその二人にそれぞれ挨拶を交わす。じきに船へ全員が乗り込み、船内に伸びるプラグをジェルがうなじへと挿すと、船はかなりの速度で移動を始めた。波が外の景色を半分隠す中、アルラは船内の揺れを感じながら、頬杖をついて思いを馳せる。もう、あの日から十年が経った。ノードのおかげで多くの国民が守られ、インスのメンバーは全員プルを消費し尽くして、事実上の組織崩壊をした。だが、国土全体は雷による被害が大きく、ほとんどの場所が更地となってしまった。実質的なビッグコアの破壊。国王もとい王族は死亡。様々な苦難が重なり人々が到底住めるような環境とは言えなくなったフィアウスはすぐに見限られた。迷える国民は用意されたわずかな船に乗り、海へと出る。そこで先駆者達は遠く離れた隣国のヘルネティシャの船と偶然出会ったのだ。事情を話すと、彼らヘルネティシャの政府はその国を破壊した「ライクア」という未知の存在に興味を持ち始める。この地に来て初めて知ったことだが、どうやらフィアウスのロット国王は利益を独占したいがためか、他国にライクアの情報を漏らさないように画策していたそうだった。閉鎖された土地で醸成された技術は他国の偉い方の目を引き、全ての者がそれらに関する技術や知的財産、その他様々な情報を提供すると条件の元に、フィアウス国民は晴れてヘルネティシャ国民として迎え入れられることとなったのだ。そのおかげで、私は今この頬にかかる飛沫の冷たさを感じられている。
「もうすぐ着きますよ」
 運転手に言われて、反対側の席の方へ視線を映す。そこには愛すべき故郷、フィアウスの孤島が見えてきていた。船は旋回し、そのまま沖に停泊すると、自分含めて推進派の人々が船から降りた。唯一、土地を知っているアルラを先頭にして列は進んでいく。レイルベル、ネスメイ、ナーリブ、それらの境界はもはやほとんど無かった。各地に纏められた瓦礫の山。歩きやすいようある程度の道が担保されている。その故はまさに、フィアウスを復興をしようとしてくれている元国民のボランティア達のおかげだった。視線の先に見える立派なテントの近くで今日も瓦礫を運んでいる方々に近づき、挨拶を交わす。
「こんにちは。本日もよろしくお願いします」
「あ、アルラさん。それに他の推進派の方々も……わざわざ。いつも協力していただきありがとうございます」
 流暢に話す彼の声にはどこか既視感があった。それもそのはず、彼はノードが雷を手で受け止めた時、その足を手で支えていた数少ない人間達の中の一人だったのだ。彼はヘルネティシャに来てから推進派の党首であるアルラに声をかけ、フィアウスの復興プロジェクトを自ら提案してくれた。彼はあの時の体験がどうも忘れられないらしく、更にはノードがカメラに向かって訴えるのを見て、何か感じるものがあったと会う度いつも語ってくれる。ここにいる他のボランティアの方々も彼と同じ動機の人が多い。アルラはそれがとにかく嬉しかった。彼が残した何かが、世界を少しずつだが動かしていくのを。彼女はその歯車を更に動かしたいと思い、党を上げて彼らに貢献することにしたのだ。瓦礫を運んでくれる人々、残った家の清掃をしてくれる人々。一人一人に行脚をして、感謝を述べる。
「それから、復興の調子はどうですか?」
「あ、聞いてくださいよアルラさん。大ニュースなんですけど、あの元々ビッグコアがあった場所に刺さってる彫像あるじゃないですか。実はあそこから電気が発されてて、ビッグコア由来の電気のライフラインがまだ残っていたんですよ」
「それは本当ですか……? ということは……」
「はい。ここでまた暮らせるのも、もしかしたら遠い話では無いかもしれないです」
 彼女は深く礼をした。しばらく頭を上げず、ただ「ありがとうございます」という十文字を相手に沁みさせるように。手伝い含めその島で過ごしていると気づけば夜が更けていた。カモメが空を飛び回り、甲高く鳴いている。結局電話してトロンにその旨を伝え、その日は用意してくれた人数分のテントにそれぞれ泊まることにした。申し訳ないと述べる彼女に、「一緒に未来を作るんですから」とポランティア達は返す。胸が熱くなり、うまく寝付けなかった深夜〇時。彼女は鞄からネリネの花を引っ張り出し、山吹色のフロックコートのポケットに携帯だけ入れて、テントを出た。瓦礫や砂が混じった地面を踏みしめる感触。ジャリ、ジャリ、という足音と共に、遮る建物がないからか強い潮風が体に吹いてくる。……懐かしい。よくバイクに乗っている時、浴びていた風だ。足を進める。どんどんと中心へ。
 月明かりは、偶然か必然か、ビッグコアがあった場所を照らしていた。かつて帝国を象徴とする荘厳な王城が堂々と聳え立ち、他を寄せ付けない迫力を見せつけていた国の中心。そこには面影すら無い。気安くナーリブの地を踏めるのが、まさかここまで崩壊した後だとは正直想像もついていなかった。足を進め、進め、とうとうその月光の照らす先へと彼女は辿り着く。そこにあるのは、全身を紺藍色に染めた、一人の救世主の彫像だった。潮風に晒されているにも関わらず、表面の光沢は風化することなく未だ色褪せずにいる。ただ目を瞑り、両肩へ手を乗せるその姿勢はどこか神々しさまで感じれる雰囲気……。いや、違う。彼は、不器用で、乱暴で、沢山悩んで。それでも一生懸命に生きて、誰かを救いたいと思い続けた、相棒だ。別に見るのが初めてな訳じゃない。ただ落ち着いて直視出来たのが、今日で初めてだったのだ。彼の足元に花をそっと置く。手を合わせようと、両手を掲げる。だが、手のひらと手のひらが近づこうとしない。本能が拒んでいる。なぜなら、約束したからだ。彼は言ったからだ。
「必ず、帰ってくる」
 そう、言葉にしてくれたから……。また、涙が出そうになる。でも、だめなんだ。またここで泣いてしまったら、きっと彼に心配されてしまう。進まないといけない。彼女はポケットから携帯を取り出す。そして今まで聞けていなかった、あの日、恐らく雷の柱の中で録音されたと思われる音声のファイルを開く。指を震わせながら、ボタンを押す。再生。
「……ルラ。……アルラ。わりぃ……。俺、少し帰るの遅くなりそうだ……。でも、俺は必ず帰る……。必ずだ。必ず、絶対、何がなんでも、お前の前に現れて、そしたら……あのワンピース……突きつけてやるよ。それを着てさ……適当なところ歩こうぜ……。今度は戦いなんて、気にせずに」
 携帯を持つ手が震える。思わず片手で口を押さえる。溢れていたものが一気にこぼれ落ち、彼の足元の色を変えてしまう。
「その時は……お互い顔なんて隠さなくていいような……そんな世界だったらな……。なぁ、アルラ。俺が帰ってくる時には、もう人間とライクアが共存出来る世界になってるのかな……。いや……なってるだろう。だって、お前が信じたものなんだから。俺も、そんな世界を願い続けるよ」
 激しい電撃音。その中に混じる彼の声が、彼女にはあまりにも鮮明に聞こえた。そして、音声が終わると。彼女その静けさを感じた。そのまま携帯を地面に落とし、頭を地面につけながら嗚咽する。言葉にならない慟哭。その気持ちを代弁するかのように双眸から零れ落ちるそれらが、更に地面へ染み込んでいく。顔を上げられない。彼がいるから。そこに確かに、彼はいるから。まだそこで彼は生きているから。倒れるようにしてその場に泣き崩れ、しばらく。疲労と共に襲いかかる眠気。彼女はそんな閉じかける瞼を、自分の意思でゆっくりと開く。視界に広がる満点の星空。それぞれが輝きを見せ、それぞれが等しい。これだ。自分が求めているものは。アルラは手のひらを地面につけ、丁寧に体を起き上がらせていく。手についた砂を払い、携帯を拾い上げてポケットにしまう。
「待ってるから。ずっと」
 瞑る彼の目に合わせるようにしながら、言葉を紡いだ。一度手向けた白いネリネの花を拾い上げ、彼女はそれを手に収めて振り返る。一度、大きな深呼吸。そして、彼女は一歩を踏み出した。彼の望む、そして彼女自身の望む世界を叶えるために。たった小さな一歩を、今。
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