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再び深淵の森
アルファ3
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【アルファ】
『神聖樹と契約すれば、きっとカノン様という人の役に立つ力が手に入るよ』
私が神聖樹と契約する事に決めた一言だ。
カノン様のために私は神聖樹の契約者になった。
『おめでとう! 新たな契約者の誕生だよ』
「……」
『あれ? どうしたの?』
「ねえ、レナ。あなたは神聖樹の契約者になったら、アバターではなくなるって言ってたよね?」
『うん。分身体としての存在より神聖樹の契約者としての存在が上位にくるはずだから、アルファは神聖樹の契約者として世界に認識され、分身体ではなくなるよ』
「今の私は、いまだに分身体のままなんだけど?」
私としてはカノン様のアバターでいる事は誇りなので嬉しいが理由が分からないのは気持ち悪い。
『えっ!? そんなはずは……アルファの本体が神聖樹よりも上位存在でなければ、ありえないよ……え、カノン様って本当に人族? 神様じゃないの?』
「カノン様は人族です。異世界出身ではありますが」
「ん? 異世界出身? 異世界召喚者ってこと?」
私はレナにカノン様の事や私達の戦いを教えた。
『……死に戻りスキルだなんて、反則級のスキルだね。でも、それでも神聖樹よりも上位存在になれるとは思えないんだけど……神様のスキルを使えるってだけだからね。私にもよく分からないなぁ~』
「それよりも知りたい事があるの」
私はカノン様が24日に死んでしまう謎や死因が神気の枯渇だということを話した。
『神気の枯渇だけで死ぬ事は普通はないよ。神気が枯渇して死ぬというか消滅する存在はいるけど』
「消滅? それを詳しく教えて」
カノン様の死因に関係している気がする。
『それは私達、精霊や神聖樹とかは神気が人で言う生命力になるから、それが枯渇すれば当然消えるわ』
「なるほど……」
やっぱりカノン様は、何かしらの原因で神気が枯渇して死んだのね。
カノン様は精霊化しているってエルフ達に言われていたものね。
あとは、何故カノン様の神気が枯渇したのか……。
カノン様には全く心当たりがなく、24日の夜に眠るように死んでしまう。
そして、眷属達が封印状態になったのも無関係ではない気がする。
私の固有スキルは剣に特化しているし……あれ?
私のスキルはカノン様のコピーなのに、何故か今……固有スキル【剣帝】を持ち、剣の国《エルバー》の女帝だった時の記憶が……。
なに、この記憶は……私はカノン様の分身体。
女帝だった記憶なんてあるはずがない。
しかし、女帝だった記憶が嘘とも思えない。
「ねえ、レナ。私の記憶がおかしいの……」
『記憶がおかしい? それってアルファの魂に刻まれた過去の記憶じゃない?』
「私に過去の記憶なんてあるはずがないわ!」
『私はアルファを見て不思議に思っていたの。分身体が神聖樹を何故見られたのか? そして、アルファの知らない記憶の話を聞いて、ひとつの可能性を思い出しました』
「ひとつの可能性って?」
「アルファは現在、カノン様のアバターですが、アバターは死んだ英雄の魂を再利用しているのではないかと……死んだ英雄の魂は神々の世界へ行き、輪廻転生すると聞いた事がありますので、アルファは死んだ女帝の魂を元にアバター化したのではないでしょうか?」
「そんな事が……」
『神聖樹と契約すれば、きっとカノン様という人の役に立つ力が手に入るよ』
私が神聖樹と契約する事に決めた一言だ。
カノン様のために私は神聖樹の契約者になった。
『おめでとう! 新たな契約者の誕生だよ』
「……」
『あれ? どうしたの?』
「ねえ、レナ。あなたは神聖樹の契約者になったら、アバターではなくなるって言ってたよね?」
『うん。分身体としての存在より神聖樹の契約者としての存在が上位にくるはずだから、アルファは神聖樹の契約者として世界に認識され、分身体ではなくなるよ』
「今の私は、いまだに分身体のままなんだけど?」
私としてはカノン様のアバターでいる事は誇りなので嬉しいが理由が分からないのは気持ち悪い。
『えっ!? そんなはずは……アルファの本体が神聖樹よりも上位存在でなければ、ありえないよ……え、カノン様って本当に人族? 神様じゃないの?』
「カノン様は人族です。異世界出身ではありますが」
「ん? 異世界出身? 異世界召喚者ってこと?」
私はレナにカノン様の事や私達の戦いを教えた。
『……死に戻りスキルだなんて、反則級のスキルだね。でも、それでも神聖樹よりも上位存在になれるとは思えないんだけど……神様のスキルを使えるってだけだからね。私にもよく分からないなぁ~』
「それよりも知りたい事があるの」
私はカノン様が24日に死んでしまう謎や死因が神気の枯渇だということを話した。
『神気の枯渇だけで死ぬ事は普通はないよ。神気が枯渇して死ぬというか消滅する存在はいるけど』
「消滅? それを詳しく教えて」
カノン様の死因に関係している気がする。
『それは私達、精霊や神聖樹とかは神気が人で言う生命力になるから、それが枯渇すれば当然消えるわ』
「なるほど……」
やっぱりカノン様は、何かしらの原因で神気が枯渇して死んだのね。
カノン様は精霊化しているってエルフ達に言われていたものね。
あとは、何故カノン様の神気が枯渇したのか……。
カノン様には全く心当たりがなく、24日の夜に眠るように死んでしまう。
そして、眷属達が封印状態になったのも無関係ではない気がする。
私の固有スキルは剣に特化しているし……あれ?
私のスキルはカノン様のコピーなのに、何故か今……固有スキル【剣帝】を持ち、剣の国《エルバー》の女帝だった時の記憶が……。
なに、この記憶は……私はカノン様の分身体。
女帝だった記憶なんてあるはずがない。
しかし、女帝だった記憶が嘘とも思えない。
「ねえ、レナ。私の記憶がおかしいの……」
『記憶がおかしい? それってアルファの魂に刻まれた過去の記憶じゃない?』
「私に過去の記憶なんてあるはずがないわ!」
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「ひとつの可能性って?」
「アルファは現在、カノン様のアバターですが、アバターは死んだ英雄の魂を再利用しているのではないかと……死んだ英雄の魂は神々の世界へ行き、輪廻転生すると聞いた事がありますので、アルファは死んだ女帝の魂を元にアバター化したのではないでしょうか?」
「そんな事が……」
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